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第2話「勇者召喚」
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「痛え…」
目覚めの第一声はこれだった。何故かと言われれば答えは簡単、女神エリスが開いた穴から落ちてお尻を地面に勢い良くぶつけたからだ。石だったから余計痛かった。よくよく、周りを見渡すと中央に居るのは王様っぽい人物、また周りには鎧を着た者たちが大勢いた。
「え?これってどういう───まぶっ!!」
突如俺の隣で眩い光が差し込む。俺は咄嗟に防御姿勢に入ったが徐々に光は弱まって行った。
「ここは?」「何これ映画?」「うわっ!あの王冠の人の横にたってる女の子可愛い!」「ほんとだ!超可愛い」
光が納まったのはいいが一気に騒々しくなる広場。よく見ると格好からして高校生みたいだ。てか、あの制服うちの高校の制服じゃねぇか。面倒だな。
「急に呼び出してすまない、勇者諸君。混乱していることであろうが一先ず自己紹介をさせてもらう。ワシはこのエネスティ王国の王『 エネスティ・エレオノーレ』だ。諸君ら勇者を召喚したものだ。」
軽いテンプレを交えつつ、『 エネスティ・エレオノーレ』と名乗る王様は、召喚した経緯を話し出した。
「今から半年ほど前の話だが、魔王が復活したみたいなのだ。女神様からの神託によれば既に人間の村を幾つか焼いているらしい。細かな情報がないのは、わしの治めるこの地ではなく他の国々で起こった出来事だからだ。諸君らには、願わくば勇者となりて魔王を討ち取って頂きたいのだ。全て事が済めば女神様に頼み元の世界への帰還方法を聞き、帰すことを約束しよう」
口達者に喋る王様に対して生徒達の反応は様々だった。異世界転移に喜ぶもの、不安になるもの、説明を聞いて納得し出すもの等。生徒の1人が王様に対して質問をした。
「それで、この世界には俺たちの強さみたいな物が具体的に現れるものってありますか?所謂ステータス表示と言うやつです。」
「あるぞ、『ステータス』と言ってみるとよい」
すると、生徒達が一斉に言葉を放った。生徒達の声を盗み聞きすると彼等にはジョブが最初から決まっており『勇者』が初期状態からあるらしい。それと『女神エリス』の加護が着いてあるみたいだ。
勇者のジョブは、Lvが上がりやすくなることや初期値が高いと言ったチートで加護の効果は同じく成長促進系の能力みたいだった。すると、周りが騒々しいにも関わらず1人イケメン君が王様に話し掛けている。
「俺は、勇者として魔王を討ち取りたいと考えています。そうすれば元の世界に帰してもらえるんですよね?」
「そうだ、ところで君の名はなんと言うのだ?」
「申し遅れました、私は『枯島暮人』です」
王様の前に跪きながらそう答えるイケメン。無論俺は、この人物を知っている。何故なら、かつての俺の友だった男の一人だからだ。
この男何を隠そう変態である。成人女性に対して興味を持たない素振りから俺は最初コイツの事をホモだと思っていた。だが、この変態は違ったのだ。
高校1年生のある日、たまたま友達のためにロリ系の本を仕入れてきて学校で受け渡しをしていた場面をこの男たまたま見ていたのである。しかもその本、期間内でしか買うことの出来ない物らしく販売直後に売り切れ店舗が続出していたらしい。
その為、あの残念イケメンも手に入れることが叶わなかったのだが運良く俺たちを見かけ何とか譲っては貰えないだろうかと頼んできた。結果、友達が倍の値段で売り付け交渉は成立していたみたいだが、その後の関係性はと言うと度々話しかけてきてはロリの素晴らしさを俺に教えてくるという始末。ジャンルとしてはいいと思うが画面の中だけにしておいてくれよ…。
「そうか、して他の者達はどうだろう?やってくれるか?」
「暮人がやるなら俺も!」「私もやるわ!」「我らがリーダー!」
壮絶な人気を誇っている残念イケメン。その後彼らは兵士達に連れられどこかへ行った。俺は1人残されるとようやく、王様から話しかけられる。
「女神様から聞いている、君も異世界から来たものだろう?君はどうする、勇者達と一緒に行くか?」
「いえ、ご心配には及びません。私は彼らのように強くはありませんし、私個人としましても冒険者になってみたいので直ぐに旅立つ予定です。」
「そうか、何もやらない訳にも行くまい。剣と金を渡しておく。予備武器があった方が良いだろうしな。あとこの世界の通貨について話しておく。」
王様の説明を纏めると、黄金金貨、白金貸、金貨、銀貨、銅貨と言った順にあり知識的には黄金金貨が1枚で10万円と同価値。
────────
黄金金貨 10万円
白金貸 1万円
金貨 1000円
銀貨 100円
銅貨 10円
────────
と言った感じらしい。説明を受け終え王様にお礼を言って王宮を出る。ここから、俺の異世界ライフが始まる。
目覚めの第一声はこれだった。何故かと言われれば答えは簡単、女神エリスが開いた穴から落ちてお尻を地面に勢い良くぶつけたからだ。石だったから余計痛かった。よくよく、周りを見渡すと中央に居るのは王様っぽい人物、また周りには鎧を着た者たちが大勢いた。
「え?これってどういう───まぶっ!!」
突如俺の隣で眩い光が差し込む。俺は咄嗟に防御姿勢に入ったが徐々に光は弱まって行った。
「ここは?」「何これ映画?」「うわっ!あの王冠の人の横にたってる女の子可愛い!」「ほんとだ!超可愛い」
光が納まったのはいいが一気に騒々しくなる広場。よく見ると格好からして高校生みたいだ。てか、あの制服うちの高校の制服じゃねぇか。面倒だな。
「急に呼び出してすまない、勇者諸君。混乱していることであろうが一先ず自己紹介をさせてもらう。ワシはこのエネスティ王国の王『 エネスティ・エレオノーレ』だ。諸君ら勇者を召喚したものだ。」
軽いテンプレを交えつつ、『 エネスティ・エレオノーレ』と名乗る王様は、召喚した経緯を話し出した。
「今から半年ほど前の話だが、魔王が復活したみたいなのだ。女神様からの神託によれば既に人間の村を幾つか焼いているらしい。細かな情報がないのは、わしの治めるこの地ではなく他の国々で起こった出来事だからだ。諸君らには、願わくば勇者となりて魔王を討ち取って頂きたいのだ。全て事が済めば女神様に頼み元の世界への帰還方法を聞き、帰すことを約束しよう」
口達者に喋る王様に対して生徒達の反応は様々だった。異世界転移に喜ぶもの、不安になるもの、説明を聞いて納得し出すもの等。生徒の1人が王様に対して質問をした。
「それで、この世界には俺たちの強さみたいな物が具体的に現れるものってありますか?所謂ステータス表示と言うやつです。」
「あるぞ、『ステータス』と言ってみるとよい」
すると、生徒達が一斉に言葉を放った。生徒達の声を盗み聞きすると彼等にはジョブが最初から決まっており『勇者』が初期状態からあるらしい。それと『女神エリス』の加護が着いてあるみたいだ。
勇者のジョブは、Lvが上がりやすくなることや初期値が高いと言ったチートで加護の効果は同じく成長促進系の能力みたいだった。すると、周りが騒々しいにも関わらず1人イケメン君が王様に話し掛けている。
「俺は、勇者として魔王を討ち取りたいと考えています。そうすれば元の世界に帰してもらえるんですよね?」
「そうだ、ところで君の名はなんと言うのだ?」
「申し遅れました、私は『枯島暮人』です」
王様の前に跪きながらそう答えるイケメン。無論俺は、この人物を知っている。何故なら、かつての俺の友だった男の一人だからだ。
この男何を隠そう変態である。成人女性に対して興味を持たない素振りから俺は最初コイツの事をホモだと思っていた。だが、この変態は違ったのだ。
高校1年生のある日、たまたま友達のためにロリ系の本を仕入れてきて学校で受け渡しをしていた場面をこの男たまたま見ていたのである。しかもその本、期間内でしか買うことの出来ない物らしく販売直後に売り切れ店舗が続出していたらしい。
その為、あの残念イケメンも手に入れることが叶わなかったのだが運良く俺たちを見かけ何とか譲っては貰えないだろうかと頼んできた。結果、友達が倍の値段で売り付け交渉は成立していたみたいだが、その後の関係性はと言うと度々話しかけてきてはロリの素晴らしさを俺に教えてくるという始末。ジャンルとしてはいいと思うが画面の中だけにしておいてくれよ…。
「そうか、して他の者達はどうだろう?やってくれるか?」
「暮人がやるなら俺も!」「私もやるわ!」「我らがリーダー!」
壮絶な人気を誇っている残念イケメン。その後彼らは兵士達に連れられどこかへ行った。俺は1人残されるとようやく、王様から話しかけられる。
「女神様から聞いている、君も異世界から来たものだろう?君はどうする、勇者達と一緒に行くか?」
「いえ、ご心配には及びません。私は彼らのように強くはありませんし、私個人としましても冒険者になってみたいので直ぐに旅立つ予定です。」
「そうか、何もやらない訳にも行くまい。剣と金を渡しておく。予備武器があった方が良いだろうしな。あとこの世界の通貨について話しておく。」
王様の説明を纏めると、黄金金貨、白金貸、金貨、銀貨、銅貨と言った順にあり知識的には黄金金貨が1枚で10万円と同価値。
────────
黄金金貨 10万円
白金貸 1万円
金貨 1000円
銀貨 100円
銅貨 10円
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と言った感じらしい。説明を受け終え王様にお礼を言って王宮を出る。ここから、俺の異世界ライフが始まる。
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