勇者の才能が無さそうなので諦めて冒険者の道を選びました。

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第3話「ギルドと自宅」

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王宮から出てとりあえず街の方に行ってみることにした。便利な事に街全体の地図が掲示板に貼っており、幸いにも迷わずに冒険者ギルドに到着することが出来た。

「ここが、冒険者ギルドか。実物は意外とでかいな」

画面上でしか見た事のなかったため、喜びよりも驚いたという気持ちの方が強い。中に入ると、筋肉ムキムキのやつ、魔道士みたいな格好をしているやつ等様々だ。入って左側が受付と書いてあるため進んでみる。

「こんにちは、私は受け付けのメリッサと言います。今回はどのような案件で来られたのでしょうか?」

「あ、実は冒険者になりたいのですが方法が分からなくて」

なるほどと言った様子で紙とペンを素早く用意するメリッサさん。

「では、こちらのほうにですね名前とジョブの記入をお願い致します。それから発行手数料として銀貨1枚を頂きます。」

素早く記入しメリッサさんに、銀貨と一緒に渡す。すると別のものを渡された。

「ありがとうございます、こちらがギルドカードになっております。冒険者はS~Fランクまでランク付けされておりましてランクに応じて受けられる依頼なども変わってきますので注意してください。それから、依頼完了の報告の際にはこちらのギルドカードをお持ち頂ければ依頼に応じたポイントをカードに送り込み蓄積されることによってランクを上昇させることができますので、是非ご利用ください。」

一通りの説明を受けクエストボードへ移動し依頼を見ると薬草採取のクエストがみえる。これなら危険性は少ないし、何とかなるのではと言った感じであるため依頼を受ける。依頼を受けた後宿に行き風呂無し、朝夜食事付きの宿を1週間ほど取る。風呂は無いが宿から少し離れたところに井戸があるらしくそこで身を清めるらしい。

「さて、宿も取ったし街から出て薬草採取しに行きますか」

街から出て2キロほど歩くところにある大樹の森へ向かう。魔物が出れば倒して素材をギルドに納品する事で換金する事も可能だそうだ。最も俺はステータスが低いのでまともに戦うと死ぬ。そのため工夫して戦うことは必然的に普通になってしまう。Lvが上がり強くなれば違うかもしれんが。

「おっ、なんかコレっぽくね?依頼書にも書いてあったし確か5本採取だったな。」

順調に4本摘んだ後、最後の1本を見つけると最悪な事にゴブリンがその横で寝ていた。俺は色々と考えたが所持している物が剣2本しか持ち合わせていないため心臓と頭を突き刺すことにした。穏便に花を摘むという考えもあったがもしも、こいつが起きて仲間を呼ばれた方が厄介な事になる為現実作である殺すという手段が最も最適だと考え行動に移した。

「ふんっ!!」

「グギャァ!グギャァァァ!」

ゴブリンはジタバタしながら苦しそうに、もがいていたが、剣を複数回刺すと数秒で死んだ。

「南無」

俺は、横の花を摘んだあと殺したゴブリンを引きづりながら街へと帰還した。

「魔物の買取と依頼の達成の報酬をお願いします」

メリッサさんに受け付けをしてもらい、ゴブリン一体の討伐と薬草5本の採取で銀貨6枚の稼ぎだった。

宿の人からタオルを購入して井戸へと移動。体を清潔にしたあと宿に戻り食事を取る。スクランブルエッグもどきが出てきたがまぁまぁ美味しかった。

────────────────
名前:木場玲翔
種族:人間
ジョブ:無し

Lv:2
HP:23
MP:34
力   :12
耐久:11
魔力:6
器用:13
敏捷:14

《スキル》
・無し

《固有スキル》
・自動翻訳

《称号》
・異世界から来たもの

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