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宇宙閻魔
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そしてレンスの実を食べ終わるとすぐに天から声が聞こえて来た。
『覚悟を決めた太陽系銀河の神たち、そして季節の神たちよ。試しは終わった。光の方へ進むが良い。』
今まで真っ暗だった道の前方が光り輝き出した。
「行きましょう!」
プルートが立ち上がり、みんなも立ち上がった。
そして光りの道を進み出した。
数分歩くと、扉があって、まるであたしたちに気づいたかのように、前に立つと扉が開いた。
「ようこそ。宇宙閻魔界へ。そなたたちの行動はずっと見ていた。」
若いツノの生えている男が、あたしたちを迎えた。
「あの、、、?宇宙閻魔様は?」
あたしは戸惑いながらもその男に聞いた。
「僕が閻魔だよ。」
にっこり笑う宇宙閻魔様は、どう見てもあたしぐらいの歳だった。
「聞きたいことがあって来たんだろ?なんだい?」
「え、えっと、、、あの、、、あたしたちは、、、」
あたしは自己紹介をしようとして、どもってしまった。
*
そんなあたしの様子を見て、宇宙閻魔様はにっこり笑って言った。
「君は可愛い子だね。」
(か、可愛い、、、?)
ツノが生えているのだからきっと鬼なんだろうけど。
かなりのイケメンで、あたしは顔を真っ赤にして下を向いた。
「奈津!バカやってないで、美鈴のことを聞いてくれ!」
不機嫌そうに秋時が言った。
「アース様。僕もそう思うよ!」
ムーンも不機嫌だった。
「君はモテるんだね?それで?」
宇宙閻魔様は笑いをこらえながら言った。
モテるって、、、ムーンはともかく秋時はあたしのことなんてなんとも思っていない。
ただ美鈴さんのことが知りたいだけなのに。
あたしはそう思って、宇宙閻魔様をちらりと見てまた下を向いた。
「話が進みませんね?わたくしが話しましょう。」
見かねたプルートが助け船を出した。
「太陽系銀河のサターンとシーズン銀河にいた美鈴、もといビューティーベルのことについてなのですが、、、」
プルートは宇宙閻魔様に話し出した。
*
「ふーん?その太陽系銀河のサターンとシーズン銀河のビューティベルの関係について知りたいわけ?」
宇宙閻魔様はニコニコ笑いながら言った。
「で?どうなんだよ!」
秋時は宇宙閻魔様のその態度が気に入らないようだ。
確かにあたしにも不真面目に見えた。
「それはおいといて。プルート、君も綺麗だけど俺の好みはアース、そなたかな?知りたいのならば俺と一緒に来て欲しい。」
宇宙閻魔様はにっこり笑って言った。
「えっ、、、?」
あたしは目が点になった。
「てめー!!ふざけんなよな!!奈津が行くわけないだろ?どこ行くっつーんだよ!!」
秋時は声を荒げるが、宇宙閻魔様は素知らぬ顔で言った。
「じゃ、教えなーい。」
さすがにプルートも呆れたようだ。
「あの?宇宙閻魔様?お言葉ですが、少し不真面目なのでは?」
すると宇宙閻魔様は言った。
「別に取って食いはしないさ。少し話したいことがあってね?いいよね?アース?」
「は、はぁ?」
あたしはぎこちなく答えた。
*
「じゃ、決まり!」
宇宙閻魔様がそう言うと同時に、あたしは眩しい光に包み込まれた。
「ちょっ!まてよ、こらー!」
秋時があたしの腕を掴もうとしたが、それは空を切ったのだった。
*
「もう目を開けても平気だよ?」
宇宙閻魔様のその言葉であたしは目を開けた。
周りを見渡してみると、ただの洋風の部屋だった。
「それにしてもどう思う?あのプルートの態度。」
宇宙閻魔様が口にしたのはプルートのことだった。
「は?」
あたしは思わず呟いた。
「確かに記憶を消したのは俺だけど、本当に忘れてるってどういうものかと思って。」
あたしは話が見えなかった。
ただ分かったのは宇宙閻魔様とプルートが昔知り合いだったということだけ。
「あの、、、?プルートと知り合いなのですか?」
あたしは恐る恐る聞いてみる。
「知り合いっていうか、俺、前プルートだもん。」
えっ?
あたしは言葉を失った。
*
「全く、今回だって俺に会いに来たのかと思っていたのにさー。」
ちょっと待って。
最初に記憶を消したって言ってたよね?
しかも元プルートってどういうこと?
あたしはなんだか訳が分からなくなった。
「ねぇ?アース聞いてる?」
「へ?」
いきなり話をふられて動揺するあたし。
「プルートから俺の話聞いたことない?」
横目で部屋のソファーに寝そべりながら話す宇宙閻魔様は、全く威厳というものが感じられない。
「あ、あの、、、?プルートの記憶を消したって言ってましたよね?それじゃあ覚えてないのも無理ないのでは?」
すると宇宙閻魔様は鋭い目つきになって言った。
「あいつは忘れても、必ず思い出すと言ったんだよ!俺はもうずっと待っていたんだ!今回やっと来たと思ったらサターンのことだって。ひどくないか?」
「は、はぁ?」
こいつ、、、むちゃくちゃ言ってる。
でも。
「プルートのことが好きなんですね?あたしを選んだのもプルートにヤキモチ焼いてもらいたかったんですよね?」
そう。
宇宙閻魔様はプルートのことが好きなんだ。
あたしはそう思った。
*
「なっ!!何言ってんだ!プルートが俺のこと好きなんだよ!!」
真っ赤になって言い訳している宇宙閻魔様はどこか可愛いと思ってしまって。
思わずあたしは吹き出した。
「何笑ってるんだよ!本当なんだよ!!プルートが俺に好きだと言ったんだからな!」
「分かりましたよ。プルートがね。ふふっ」
「信じてないだろう?本当に本当なんだからな!!」
「はいはい。分かりましたって。」
あたしは笑いながら答えた。
それから宇宙閻魔様ののろけ話を聞かされて。
*
「聞いてる?」
「はいはい?」
のろけ話が始まって3時間。
いい加減聞いてられない。
あたしは生返事して、あくびをした。
「それでその木の下でな?」
あたしのあくびを見てものろけをやめないあたりかなり図太い。
「接吻をしてな?」
「はいはい?」
接吻って全くいつの時代のことなんだか。
「やっぱ聞いてないだろ?」
「へ?」
宇宙閻魔様の声が間近に聞こえ、あたしは驚いた。
『覚悟を決めた太陽系銀河の神たち、そして季節の神たちよ。試しは終わった。光の方へ進むが良い。』
今まで真っ暗だった道の前方が光り輝き出した。
「行きましょう!」
プルートが立ち上がり、みんなも立ち上がった。
そして光りの道を進み出した。
数分歩くと、扉があって、まるであたしたちに気づいたかのように、前に立つと扉が開いた。
「ようこそ。宇宙閻魔界へ。そなたたちの行動はずっと見ていた。」
若いツノの生えている男が、あたしたちを迎えた。
「あの、、、?宇宙閻魔様は?」
あたしは戸惑いながらもその男に聞いた。
「僕が閻魔だよ。」
にっこり笑う宇宙閻魔様は、どう見てもあたしぐらいの歳だった。
「聞きたいことがあって来たんだろ?なんだい?」
「え、えっと、、、あの、、、あたしたちは、、、」
あたしは自己紹介をしようとして、どもってしまった。
*
そんなあたしの様子を見て、宇宙閻魔様はにっこり笑って言った。
「君は可愛い子だね。」
(か、可愛い、、、?)
ツノが生えているのだからきっと鬼なんだろうけど。
かなりのイケメンで、あたしは顔を真っ赤にして下を向いた。
「奈津!バカやってないで、美鈴のことを聞いてくれ!」
不機嫌そうに秋時が言った。
「アース様。僕もそう思うよ!」
ムーンも不機嫌だった。
「君はモテるんだね?それで?」
宇宙閻魔様は笑いをこらえながら言った。
モテるって、、、ムーンはともかく秋時はあたしのことなんてなんとも思っていない。
ただ美鈴さんのことが知りたいだけなのに。
あたしはそう思って、宇宙閻魔様をちらりと見てまた下を向いた。
「話が進みませんね?わたくしが話しましょう。」
見かねたプルートが助け船を出した。
「太陽系銀河のサターンとシーズン銀河にいた美鈴、もといビューティーベルのことについてなのですが、、、」
プルートは宇宙閻魔様に話し出した。
*
「ふーん?その太陽系銀河のサターンとシーズン銀河のビューティベルの関係について知りたいわけ?」
宇宙閻魔様はニコニコ笑いながら言った。
「で?どうなんだよ!」
秋時は宇宙閻魔様のその態度が気に入らないようだ。
確かにあたしにも不真面目に見えた。
「それはおいといて。プルート、君も綺麗だけど俺の好みはアース、そなたかな?知りたいのならば俺と一緒に来て欲しい。」
宇宙閻魔様はにっこり笑って言った。
「えっ、、、?」
あたしは目が点になった。
「てめー!!ふざけんなよな!!奈津が行くわけないだろ?どこ行くっつーんだよ!!」
秋時は声を荒げるが、宇宙閻魔様は素知らぬ顔で言った。
「じゃ、教えなーい。」
さすがにプルートも呆れたようだ。
「あの?宇宙閻魔様?お言葉ですが、少し不真面目なのでは?」
すると宇宙閻魔様は言った。
「別に取って食いはしないさ。少し話したいことがあってね?いいよね?アース?」
「は、はぁ?」
あたしはぎこちなく答えた。
*
「じゃ、決まり!」
宇宙閻魔様がそう言うと同時に、あたしは眩しい光に包み込まれた。
「ちょっ!まてよ、こらー!」
秋時があたしの腕を掴もうとしたが、それは空を切ったのだった。
*
「もう目を開けても平気だよ?」
宇宙閻魔様のその言葉であたしは目を開けた。
周りを見渡してみると、ただの洋風の部屋だった。
「それにしてもどう思う?あのプルートの態度。」
宇宙閻魔様が口にしたのはプルートのことだった。
「は?」
あたしは思わず呟いた。
「確かに記憶を消したのは俺だけど、本当に忘れてるってどういうものかと思って。」
あたしは話が見えなかった。
ただ分かったのは宇宙閻魔様とプルートが昔知り合いだったということだけ。
「あの、、、?プルートと知り合いなのですか?」
あたしは恐る恐る聞いてみる。
「知り合いっていうか、俺、前プルートだもん。」
えっ?
あたしは言葉を失った。
*
「全く、今回だって俺に会いに来たのかと思っていたのにさー。」
ちょっと待って。
最初に記憶を消したって言ってたよね?
しかも元プルートってどういうこと?
あたしはなんだか訳が分からなくなった。
「ねぇ?アース聞いてる?」
「へ?」
いきなり話をふられて動揺するあたし。
「プルートから俺の話聞いたことない?」
横目で部屋のソファーに寝そべりながら話す宇宙閻魔様は、全く威厳というものが感じられない。
「あ、あの、、、?プルートの記憶を消したって言ってましたよね?それじゃあ覚えてないのも無理ないのでは?」
すると宇宙閻魔様は鋭い目つきになって言った。
「あいつは忘れても、必ず思い出すと言ったんだよ!俺はもうずっと待っていたんだ!今回やっと来たと思ったらサターンのことだって。ひどくないか?」
「は、はぁ?」
こいつ、、、むちゃくちゃ言ってる。
でも。
「プルートのことが好きなんですね?あたしを選んだのもプルートにヤキモチ焼いてもらいたかったんですよね?」
そう。
宇宙閻魔様はプルートのことが好きなんだ。
あたしはそう思った。
*
「なっ!!何言ってんだ!プルートが俺のこと好きなんだよ!!」
真っ赤になって言い訳している宇宙閻魔様はどこか可愛いと思ってしまって。
思わずあたしは吹き出した。
「何笑ってるんだよ!本当なんだよ!!プルートが俺に好きだと言ったんだからな!」
「分かりましたよ。プルートがね。ふふっ」
「信じてないだろう?本当に本当なんだからな!!」
「はいはい。分かりましたって。」
あたしは笑いながら答えた。
それから宇宙閻魔様ののろけ話を聞かされて。
*
「聞いてる?」
「はいはい?」
のろけ話が始まって3時間。
いい加減聞いてられない。
あたしは生返事して、あくびをした。
「それでその木の下でな?」
あたしのあくびを見てものろけをやめないあたりかなり図太い。
「接吻をしてな?」
「はいはい?」
接吻って全くいつの時代のことなんだか。
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「へ?」
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