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「あーこれは……しょーがねーじゃん」
クセのある髪をクシャクシャ掻き回しながら、ダミアンは腰に手を当ててふんぞり返る。開き直ったようだ。
「女のまんこが目の前にあったら、健全な若い男なら誰だってこうなるって。……例え男だと思ってた奴が相手でも」
ダミアンはニコラウスを観察するように見詰めた。彼女はダミアンの下半身を見ないように、必死に顔をそむけている。
肩まで真っ赤に染め上げて懸命に見ないように頑張る彼女に、ダミアンはニヤリと口の端を上げた。
イタズラを思いついた悪ガキのような表情で、ダミアンはニコラウスに近付く。
「ニッキーって、女だったんだ?」
「……っ」
顔を強張らせるニコラウスに、ダミアンは一瞬表情を柔らかくして、フッと笑った。
「別に誰にも言わねーし」
口調だけぶっきらぼうに呟くと、その変化にニコラウスが気付く前にダミアンは表情を戻す。
「ダン……わっ!?」
パッと前を向いたニコラウスだが、目前に迫るダミアンのダミアンに、また慌てて顔を逸らした。彼はいつの間にか、膝立ちでニコラウスに跨っていたのだ。
「……なあ、これ、見るの初めて?」
妙に艶を含んだ声で、ダミアンが問う。ニコラウスは彼のこんな声を初めて聞いた。顔を見なくとも、彼がニヤついている事が声色から聞き分けられる。
窮地に陥っているというのに、ニコラウスは新たな彼の一面を発見出来た事に胸を躍らせた。
「お前がここに来て、もう二年くらい経つよな? その間全然見る機会なかったの?」
ニコラウスは何も答えていないが、ダミアンは沈黙を肯定と受け取ったらしい。実際、見た事はないのだが。
「ほら、こっち見ろよ」
ダミアンは自身を掴み、ニコラウスの頬にペチペチと当てる。
「ひぅっ……」
ビクつくニコラウスではあるが、青褪めたりはせず、むしろ更に全身を火照らせている。顔などはまるで完熟した林檎のようだ。
「…………」
彼女の反応を見たダミアンは少し考えて、柔らかな頬をもう一度男根でペチンと打つ。
「こっち向いて」
有無を言わさぬ口調に、ニコラウスは渋々前を向く。そうすると当然、目の前にソレがそそり勃っていた。
反り返り、血管の浮き出るソレに、彼女の胸は更にうるさく騒ぎ出す。その理由はただの緊張や動揺だけでない。
「舐めろよ」
「えっ?」
「お前のせいで収まりつかねーだろ。……責任、とれよ」
「う……」
榛色はしばみいろの大きな目をキョロキョロさせて動揺しながらも、ニコラウスはおずおずと舌を伸ばす。
ペロ……と、飴を舐めるようにしてみた。嫌な臭いや味はない。いつもの時間帯に、すでに一度シャワーを浴びたのだろう。清潔な石鹸の匂いがした。
「へたー」
ペチン!
ニコラウスがダミアンの香りにドキドキしていると、また頬を打たれる。彼女の稚拙な舐め方は、ダミアンのお気に召さなかったらしい。
「あと滑りが足りない。舌にもっと唾液まぶして」
言われた通り、彼女は口の中に唾液を溜め、たっぷり舌に纏わせてから舐め始めた。だがまだ子猫がミルクを舐めているようにしか感じないダミアンは、またニコラウスの頬を打つ。唾液で濡れた陰茎が肌に当たると、ベチャッと水気のある音がした。
「んー、ただペロペロするんじゃなくてさ、ぬるぬるを舌で伸ばして擦る感じ? やってみて」
ニコラウスは、彼の根元から先端までを行き来し、唾液を擦なすりつける事を意識して舌を動かす。
「……っ……咥えろ」
ダミアンの命令に、彼女は躊躇なくパクリと先端を口に入れた。つるんとした先の感触が口に入り、たまらない気持ちになったニコラウスは、自身の限界までダミアンを咥え込む。
「歯、当てるなよ?」
聞いているのかいないのか、ニコラウスはとろんと蕩けた表情で愛おしげに舐めしゃぶっている。
そんな彼女の顔を、ダミアンは目を細めて見詰めた。
「……そろそろ出る」
ダミアンは唐突に言うと、彼女の短いおかっぱの金髪をぎゅっと掴み、喉の奥にガツガツ突き入れ始めた。
「んむっ!? んっ!」
びゅっ……びゅびゅっ
射精が始まる。ダミアンは彼女の頭を押さえる手に力を込め、最後の一滴を出し終えるまで離さなかった。
「は……はぁ……全部、飲めよ?」
生臭い精の香りに嘔吐きそうになりながらも、ニコラウスは数回に分けて全てを飲み下す。
ダミアンは彼女の口の端から垂れた雫を指で掬い、唇に捩じ込んだ。
「なぁニッキー、オレはお前が何で男のフリしてこんなとこに居るかなんてしらねぇ。……でも、黙ってて欲しいんだろ?」
「う、うん……」
目を逸らすニコラウスに、ダミアンは小さく舌打ちして続ける。
「チッ……じゃ、また明日同じ時間にここで」
「え?!!」
「るせ……来いよ? 黙ってて欲しいんだろ?」
「わ……わかった……」
なぜか苛ついた様子のダミアンに、ニコラウスは戸惑いながらも頷く。普段無邪気で明るくお調子者な彼がこんな態度を取るところを、彼女は初めて目にした。
「……早く服着て行け」
そう言うと、ダミアンは別の個室へと消えた。少ししてシャワーの音が聞こえ始める。
ニコラウスは急いで服を着込むと、その場から足早に走り去った。
自室に着きベッドに潜り込んだ彼女の胸は、切なさや苦しさと共に、甘酸っぱい疼きでいっぱいだ。
「こんなの、おかしいよね……」
独りごち、ニコラウスは先ほどからモジモジ擦り合わせている太腿の間に、そっと手を伸ばした。
クセのある髪をクシャクシャ掻き回しながら、ダミアンは腰に手を当ててふんぞり返る。開き直ったようだ。
「女のまんこが目の前にあったら、健全な若い男なら誰だってこうなるって。……例え男だと思ってた奴が相手でも」
ダミアンはニコラウスを観察するように見詰めた。彼女はダミアンの下半身を見ないように、必死に顔をそむけている。
肩まで真っ赤に染め上げて懸命に見ないように頑張る彼女に、ダミアンはニヤリと口の端を上げた。
イタズラを思いついた悪ガキのような表情で、ダミアンはニコラウスに近付く。
「ニッキーって、女だったんだ?」
「……っ」
顔を強張らせるニコラウスに、ダミアンは一瞬表情を柔らかくして、フッと笑った。
「別に誰にも言わねーし」
口調だけぶっきらぼうに呟くと、その変化にニコラウスが気付く前にダミアンは表情を戻す。
「ダン……わっ!?」
パッと前を向いたニコラウスだが、目前に迫るダミアンのダミアンに、また慌てて顔を逸らした。彼はいつの間にか、膝立ちでニコラウスに跨っていたのだ。
「……なあ、これ、見るの初めて?」
妙に艶を含んだ声で、ダミアンが問う。ニコラウスは彼のこんな声を初めて聞いた。顔を見なくとも、彼がニヤついている事が声色から聞き分けられる。
窮地に陥っているというのに、ニコラウスは新たな彼の一面を発見出来た事に胸を躍らせた。
「お前がここに来て、もう二年くらい経つよな? その間全然見る機会なかったの?」
ニコラウスは何も答えていないが、ダミアンは沈黙を肯定と受け取ったらしい。実際、見た事はないのだが。
「ほら、こっち見ろよ」
ダミアンは自身を掴み、ニコラウスの頬にペチペチと当てる。
「ひぅっ……」
ビクつくニコラウスではあるが、青褪めたりはせず、むしろ更に全身を火照らせている。顔などはまるで完熟した林檎のようだ。
「…………」
彼女の反応を見たダミアンは少し考えて、柔らかな頬をもう一度男根でペチンと打つ。
「こっち向いて」
有無を言わさぬ口調に、ニコラウスは渋々前を向く。そうすると当然、目の前にソレがそそり勃っていた。
反り返り、血管の浮き出るソレに、彼女の胸は更にうるさく騒ぎ出す。その理由はただの緊張や動揺だけでない。
「舐めろよ」
「えっ?」
「お前のせいで収まりつかねーだろ。……責任、とれよ」
「う……」
榛色はしばみいろの大きな目をキョロキョロさせて動揺しながらも、ニコラウスはおずおずと舌を伸ばす。
ペロ……と、飴を舐めるようにしてみた。嫌な臭いや味はない。いつもの時間帯に、すでに一度シャワーを浴びたのだろう。清潔な石鹸の匂いがした。
「へたー」
ペチン!
ニコラウスがダミアンの香りにドキドキしていると、また頬を打たれる。彼女の稚拙な舐め方は、ダミアンのお気に召さなかったらしい。
「あと滑りが足りない。舌にもっと唾液まぶして」
言われた通り、彼女は口の中に唾液を溜め、たっぷり舌に纏わせてから舐め始めた。だがまだ子猫がミルクを舐めているようにしか感じないダミアンは、またニコラウスの頬を打つ。唾液で濡れた陰茎が肌に当たると、ベチャッと水気のある音がした。
「んー、ただペロペロするんじゃなくてさ、ぬるぬるを舌で伸ばして擦る感じ? やってみて」
ニコラウスは、彼の根元から先端までを行き来し、唾液を擦なすりつける事を意識して舌を動かす。
「……っ……咥えろ」
ダミアンの命令に、彼女は躊躇なくパクリと先端を口に入れた。つるんとした先の感触が口に入り、たまらない気持ちになったニコラウスは、自身の限界までダミアンを咥え込む。
「歯、当てるなよ?」
聞いているのかいないのか、ニコラウスはとろんと蕩けた表情で愛おしげに舐めしゃぶっている。
そんな彼女の顔を、ダミアンは目を細めて見詰めた。
「……そろそろ出る」
ダミアンは唐突に言うと、彼女の短いおかっぱの金髪をぎゅっと掴み、喉の奥にガツガツ突き入れ始めた。
「んむっ!? んっ!」
びゅっ……びゅびゅっ
射精が始まる。ダミアンは彼女の頭を押さえる手に力を込め、最後の一滴を出し終えるまで離さなかった。
「は……はぁ……全部、飲めよ?」
生臭い精の香りに嘔吐きそうになりながらも、ニコラウスは数回に分けて全てを飲み下す。
ダミアンは彼女の口の端から垂れた雫を指で掬い、唇に捩じ込んだ。
「なぁニッキー、オレはお前が何で男のフリしてこんなとこに居るかなんてしらねぇ。……でも、黙ってて欲しいんだろ?」
「う、うん……」
目を逸らすニコラウスに、ダミアンは小さく舌打ちして続ける。
「チッ……じゃ、また明日同じ時間にここで」
「え?!!」
「るせ……来いよ? 黙ってて欲しいんだろ?」
「わ……わかった……」
なぜか苛ついた様子のダミアンに、ニコラウスは戸惑いながらも頷く。普段無邪気で明るくお調子者な彼がこんな態度を取るところを、彼女は初めて目にした。
「……早く服着て行け」
そう言うと、ダミアンは別の個室へと消えた。少ししてシャワーの音が聞こえ始める。
ニコラウスは急いで服を着込むと、その場から足早に走り去った。
自室に着きベッドに潜り込んだ彼女の胸は、切なさや苦しさと共に、甘酸っぱい疼きでいっぱいだ。
「こんなの、おかしいよね……」
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