51 / 70
51 聖騎士団
しおりを挟む
「デジレ!」
誰かが名を叫んだ。
はっと我に返ると、わたしは叢の真ん中でバートラフを抱えて仁王立ちしていた。肩甲骨の辺りと膝の裏を支点にして、両腕でしっかり彼を抱えている。
「…え?」
バートラフは人型に戻っていた。わたしの腕の中で、黒かった髪が、みるみるうちにもとの水色に脱色していく。
「うげ。重っ!」
自分が彼を姫だっこしていると気がついた途端、成人男性の重みが急にのしかかってきた。彼を抱いたまま、わたしは情けなくもへたりと草の上に尻もちをついてしまった。
それでも、腕に抱いたバートラフを落とさなかった自分を褒めてあげたい。
「デジレ、大丈夫か?」
さっき名を呼んだ声が問いかけた。セティだ。抜き身の剣をぶら下げたまま、セティが駆けつけてくる。
「大丈夫よ」
「よかった」
声には、明らかにわかる安堵が含まれていた。でも、油断は禁物だ。小説のように、セティはバートラフを殺すかもしれない。
「なにをしてるんだ。そいつをそこに置いて、こっちへこい」
そう命じるセティの傍らには、きれいな女性が寄り添っていた。金の縁取りのあるドレスに、白い頭巾を被っている。
聖女だ。
二人を追うように、聖騎士団の面々が走り寄ってきた。
「帝王ワッツァの息子は髪と目の色を変えて偽名を名乗り、聖騎士団に潜り込んで、わたしたちの様子をずっと探っていました。彼は、父親のスパイだったのです」
驚くほど冷静な声で聖女が告げた。
美しい彼女を見上げ、わたしは激しく首を横に振った。
「いいえ、聖女様。バートラフはもはや、父親の傀儡などではありません。彼は明白な意志をもって父を離れ、わたしたち人間を救済する為に聖騎士団に入団したのです」
「馬鹿な。父に疎まれた半竜は、帝王の信頼を得る為なら、どんなことでもするものだ」
ツェルニー公国の徽章を付けた騎士が剣を突き付ける。公子だろう。バートラフの気持ちも知らないで、この騎士はなんてひどいことを言うのだろう。
突き出された剣の切っ先は、バートラフを抱えてへたり込んだままのわたしに、今にも触れそうなところにあった。
すかさずセティが公子の剣を掴んで下ろした。
「デジレには手を出さないでくれ。彼女は俺の幼馴染だ。さ、デジレ。こっちへ来るんだ」
「貴方たちは、バートラフをどうするつもり?」
集まった騎士たちを順繰りに睨みつけながら、わたしは問うた。
最後に目を据えた聖女が、口を開いた。
「竜たちを閉じ込め、テリトワル・デュ・ドラゴンの結界は、たった今、閉じられたばかりです。人類の復興と繁栄のために、この地上に竜は存在してはならない。ワッツァの息子には死んでもらうしかありません」
……聖女は何を言っているのだ? ワッツァの息子? バートラフのことね。彼は死ぬしかないというの?
「いいえいいえ!」
力いっぱい私は叫んだ。
「彼は人間の味方です。父に疎まれ、人間の従者に囲まれて育ちました。バートラフは、従者たちに好かれていたわ。それは彼がいつだって弱い者の味方だったから。成竜になってからも、従者たちを害さないように、それはそれは気を使っていた!」
「それでも彼は、ワッツァの血を引いている。あの暴君竜である皇帝のね」
聖女のわからず屋! と思った。血の継承がなんだというのか。竜人の皇帝を父にもつがゆえに、バートラフの立場は複雑で、臣下の竜たちからいわれのない中傷を受け続けてきたというのに。
「誰の息子でも関係ないわ! バートラフはバートラフよ!」
「とにかく、デジレ。こっちへ来い。君まで傷つけるわけにはいかない」
焦ったようなセティの声。
「いや。バートラフは渡さない。あっちへ行って」
「デジレ!」
「もう一度言います。今より以降、竜の血を引く者が地上に存在することは許されません。バートラフは死なねばなりません」
冷徹に聖女が言い放つ。
騎士たちがわずかに動揺したのがわかった。中の一人、黒いマントで全身を覆った騎士が首を傾げた。魔術師だ。
「しかし、聖女。彼女の言うことにも一理ある。さきほど、竜に変化したバーサプロン……失礼、バートラフは、緑色の竜に体当たりして、浮島の中へ押し込んだ。緑の竜は、仲間の竜がテリトワル・デュ・ドラゴンに入っていく邪魔をしようとしていた」
「確かに、あの緑の竜は邪悪だった。あのままでは、竜たちは回れ右をして地上に戻ってきてしまったろう。竜たちが最後の一体まで浮島に入っていったのは、突然現れた白い竜の介入があったからだ。あれが、ジョスだったというのか?」
魔術師の隣にいた騎士が問う。ジョスと名で呼ぶからには、バートラフと親しかったに違いない。
「そうよ!」
わずかに光明が見えた気がして、わたしは食いついた。
「バートラフは、聖騎士団に迎え入れられて、多くの仲間と知り合い、人の輪の尊さを知ったと言っていた。彼にとって、あなた方との友情は、掛け替えのない宝だった。聖騎士団を裏切るわけがない!」
そこだけは、小説『ツェデイの聖女』と同じだ。バートラフは、父への敬慕と服従の気持ちに苦しみながらも、決して聖女と聖騎士団を裏切らなかった。
小説と違い、彼を、仲間の騎士に処刑させてはならない。セティにトドメを刺させるわけにはいかない。
座ったまま膝にバートラフを抱いた姿勢で下から騎士たちを睥睨し、わたしは一歩も譲らない。
聖騎士たちの間に困惑が広がった。
「いかがしますか、聖女」
赤い甲冑の騎士が問う。すでに彼は、剣を下ろしていた。
深いため息を聖女はついた。
「しばらくの間、わたしをこの方と二人きりにして下さい」
誰かが名を叫んだ。
はっと我に返ると、わたしは叢の真ん中でバートラフを抱えて仁王立ちしていた。肩甲骨の辺りと膝の裏を支点にして、両腕でしっかり彼を抱えている。
「…え?」
バートラフは人型に戻っていた。わたしの腕の中で、黒かった髪が、みるみるうちにもとの水色に脱色していく。
「うげ。重っ!」
自分が彼を姫だっこしていると気がついた途端、成人男性の重みが急にのしかかってきた。彼を抱いたまま、わたしは情けなくもへたりと草の上に尻もちをついてしまった。
それでも、腕に抱いたバートラフを落とさなかった自分を褒めてあげたい。
「デジレ、大丈夫か?」
さっき名を呼んだ声が問いかけた。セティだ。抜き身の剣をぶら下げたまま、セティが駆けつけてくる。
「大丈夫よ」
「よかった」
声には、明らかにわかる安堵が含まれていた。でも、油断は禁物だ。小説のように、セティはバートラフを殺すかもしれない。
「なにをしてるんだ。そいつをそこに置いて、こっちへこい」
そう命じるセティの傍らには、きれいな女性が寄り添っていた。金の縁取りのあるドレスに、白い頭巾を被っている。
聖女だ。
二人を追うように、聖騎士団の面々が走り寄ってきた。
「帝王ワッツァの息子は髪と目の色を変えて偽名を名乗り、聖騎士団に潜り込んで、わたしたちの様子をずっと探っていました。彼は、父親のスパイだったのです」
驚くほど冷静な声で聖女が告げた。
美しい彼女を見上げ、わたしは激しく首を横に振った。
「いいえ、聖女様。バートラフはもはや、父親の傀儡などではありません。彼は明白な意志をもって父を離れ、わたしたち人間を救済する為に聖騎士団に入団したのです」
「馬鹿な。父に疎まれた半竜は、帝王の信頼を得る為なら、どんなことでもするものだ」
ツェルニー公国の徽章を付けた騎士が剣を突き付ける。公子だろう。バートラフの気持ちも知らないで、この騎士はなんてひどいことを言うのだろう。
突き出された剣の切っ先は、バートラフを抱えてへたり込んだままのわたしに、今にも触れそうなところにあった。
すかさずセティが公子の剣を掴んで下ろした。
「デジレには手を出さないでくれ。彼女は俺の幼馴染だ。さ、デジレ。こっちへ来るんだ」
「貴方たちは、バートラフをどうするつもり?」
集まった騎士たちを順繰りに睨みつけながら、わたしは問うた。
最後に目を据えた聖女が、口を開いた。
「竜たちを閉じ込め、テリトワル・デュ・ドラゴンの結界は、たった今、閉じられたばかりです。人類の復興と繁栄のために、この地上に竜は存在してはならない。ワッツァの息子には死んでもらうしかありません」
……聖女は何を言っているのだ? ワッツァの息子? バートラフのことね。彼は死ぬしかないというの?
「いいえいいえ!」
力いっぱい私は叫んだ。
「彼は人間の味方です。父に疎まれ、人間の従者に囲まれて育ちました。バートラフは、従者たちに好かれていたわ。それは彼がいつだって弱い者の味方だったから。成竜になってからも、従者たちを害さないように、それはそれは気を使っていた!」
「それでも彼は、ワッツァの血を引いている。あの暴君竜である皇帝のね」
聖女のわからず屋! と思った。血の継承がなんだというのか。竜人の皇帝を父にもつがゆえに、バートラフの立場は複雑で、臣下の竜たちからいわれのない中傷を受け続けてきたというのに。
「誰の息子でも関係ないわ! バートラフはバートラフよ!」
「とにかく、デジレ。こっちへ来い。君まで傷つけるわけにはいかない」
焦ったようなセティの声。
「いや。バートラフは渡さない。あっちへ行って」
「デジレ!」
「もう一度言います。今より以降、竜の血を引く者が地上に存在することは許されません。バートラフは死なねばなりません」
冷徹に聖女が言い放つ。
騎士たちがわずかに動揺したのがわかった。中の一人、黒いマントで全身を覆った騎士が首を傾げた。魔術師だ。
「しかし、聖女。彼女の言うことにも一理ある。さきほど、竜に変化したバーサプロン……失礼、バートラフは、緑色の竜に体当たりして、浮島の中へ押し込んだ。緑の竜は、仲間の竜がテリトワル・デュ・ドラゴンに入っていく邪魔をしようとしていた」
「確かに、あの緑の竜は邪悪だった。あのままでは、竜たちは回れ右をして地上に戻ってきてしまったろう。竜たちが最後の一体まで浮島に入っていったのは、突然現れた白い竜の介入があったからだ。あれが、ジョスだったというのか?」
魔術師の隣にいた騎士が問う。ジョスと名で呼ぶからには、バートラフと親しかったに違いない。
「そうよ!」
わずかに光明が見えた気がして、わたしは食いついた。
「バートラフは、聖騎士団に迎え入れられて、多くの仲間と知り合い、人の輪の尊さを知ったと言っていた。彼にとって、あなた方との友情は、掛け替えのない宝だった。聖騎士団を裏切るわけがない!」
そこだけは、小説『ツェデイの聖女』と同じだ。バートラフは、父への敬慕と服従の気持ちに苦しみながらも、決して聖女と聖騎士団を裏切らなかった。
小説と違い、彼を、仲間の騎士に処刑させてはならない。セティにトドメを刺させるわけにはいかない。
座ったまま膝にバートラフを抱いた姿勢で下から騎士たちを睥睨し、わたしは一歩も譲らない。
聖騎士たちの間に困惑が広がった。
「いかがしますか、聖女」
赤い甲冑の騎士が問う。すでに彼は、剣を下ろしていた。
深いため息を聖女はついた。
「しばらくの間、わたしをこの方と二人きりにして下さい」
13
あなたにおすすめの小説
お堅い公爵様に求婚されたら、溺愛生活が始まりました
群青みどり
恋愛
国に死ぬまで搾取される聖女になるのが嫌で実力を隠していたアイリスは、周囲から無能だと虐げられてきた。
どれだけ酷い目に遭おうが強い精神力で乗り越えてきたアイリスの安らぎの時間は、若き公爵のセピアが神殿に訪れた時だった。
そんなある日、セピアが敵と対峙した時にたまたま近くにいたアイリスは巻き込まれて怪我を負い、気絶してしまう。目が覚めると、顔に傷痕が残ってしまったということで、セピアと婚約を結ばれていた!
「どうか怪我を負わせた責任をとって君と結婚させてほしい」
こんな怪我、聖女の力ですぐ治せるけれど……本物の聖女だとバレたくない!
このまま正体バレして国に搾取される人生を送るか、他の方法を探して婚約破棄をするか。
婚約破棄に向けて悩むアイリスだったが、罪悪感から求婚してきたはずのセピアの溺愛っぷりがすごくて⁉︎
「ずっと、どうやってこの神殿から君を攫おうかと考えていた」
麗しの公爵様は、今日も聖女にしか見せない笑顔を浮かべる──
※タイトル変更しました
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
婚約破棄された元聖女、魔王の息子に攫われて溺愛されています
百合川八千花
恋愛
魔王を討伐し、十年にわたる戦いを終えた聖女アルティア。
帰還した王国で待っていたのは、王太子からの婚約破棄と――その子供だった。
絶望の中、現れたのはかつて共に戦った魔王の息子、ヴェルグ。
「君はもう自由だ。だったら僕が攫うよ」
突然の求婚(という名の略奪)と共に、アルティアは隣国・アシュフォード帝国へ連れ去られる。
辺境伯となったヴェルグの領地で始まるのは、
「君のために用意してた」
と語られる豪華すぎる“同棲部屋”、
壁一面に飾られた聖女の肖像画コレクション、
そして、「僕のもの」発言が止まらない溺愛×執着ラブ生活!
しかしその頃、聖女を失った王国では、魔王の呪いによる異変が始まっていて――
これは、運命に選ばれ続けた聖女と、ただ彼女だけを愛した元魔王の息子の、
甘くて狂おしい、世界と愛の再構築ラブファンタジー。
【完結】追放された大聖女は黒狼王子の『運命の番』だったようです
天咲リンネ
恋愛
聖女アンジェリカは平民ながら聖王国の王妃候補に選ばれた。
しかし他の王妃候補の妨害工作に遭い、冤罪で国外追放されてしまう。
契約精霊と共に向かった亜人の国で、過去に自分を助けてくれたシャノンと再会を果たすアンジェリカ。
亜人は人間に迫害されているためアンジェリカを快く思わない者もいたが、アンジェリカは少しずつ彼らの心を開いていく。
たとえ問題が起きても解決します!
だって私、四大精霊を従える大聖女なので!
気づけばアンジェリカは亜人たちに愛され始める。
そしてアンジェリカはシャノンの『運命の番』であることが発覚し――?
逃げたい悪役令嬢と、逃がさない王子
ねむたん
恋愛
セレスティーナ・エヴァンジェリンは今日も王宮の廊下を静かに歩きながら、ちらりと視線を横に流した。白いドレスを揺らし、愛らしく微笑むアリシア・ローゼンベルクの姿を目にするたび、彼女の胸はわずかに弾む。
(その調子よ、アリシア。もっと頑張って! あなたがしっかり王子を誘惑してくれれば、私は自由になれるのだから!)
期待に満ちた瞳で、影からこっそり彼女の奮闘を見守る。今日こそレオナルトがアリシアの魅力に落ちるかもしれない——いや、落ちてほしい。
氷の魔術師(引きこもり)のはずなのに、溺愛されても困ります。
入海月子
恋愛
「もう、なんですぐ石になるのよ〜!」
没落貴族のサナリは突然、天才だけど人嫌いの魔術師シーファから世話係に指名された。面識もないのにと疑問に思うが、騙し取られた領地を取り戻すために引き受けることにする。
シーファは美形。でも、笑顔を見たことがないと言われるほどクール……なはずなのに、なぜかサナリには蕩ける笑みを見せる。
そのくせ、演習に出てくださいとお願いすると「やだ」と石(リアル)になって動かない。
なんでよ!?
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
私生児聖女は二束三文で売られた敵国で幸せになります!
近藤アリス
恋愛
私生児聖女のコルネリアは、敵国に二束三文で売られて嫁ぐことに。
「悪名高い国王のヴァルター様は私好みだし、みんな優しいし、ご飯美味しいし。あれ?この国最高ですわ!」
声を失った儚げ見た目のコルネリアが、勘違いされたり、幸せになったりする話。
※ざまぁはほんのり。安心のハッピーエンド設定です!
※「カクヨム」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる