幼馴染みのセクハラに耐えかねています。

世咲

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第3章:最強ヤンキーはコスプレが苦手?

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 冬牙は怪訝そうにスマホを見ると、床に放り投げた。

「空気の読めないやつは嫌いなんだよ」
「お前なぁ……つか、このブレスレット? じゃねーよな? 手首についてるこのフリフリしたやつ、やけに重くねーか?」

 見た目の可愛らしさとは違い、腕を持ち上げるのもだるいくらいに重い。

「そりゃな。抵抗できないように、わざと重り入れてるから」
「は?」

 冬牙は立ち上がると俺を抱き寄せて、片手で顎をくいっと持ち上げた。

「メイドが主人に抵抗するとか、ありえねーだろ?」
「……何考えてんだよ、お前は」
「ん? 俺は悠雨の可愛い姿が見たいってだけ」

 するりと冬牙の手がスカートの下に入ってきて、抱きしめられたまま尻を撫でられる。

「お、おい! 変なとこ触んな!!」
「メイドは主人に従順じゃねーとな?」
「お前のメイドになった覚えはねえ!」

 さっきまで悪魔みたいな笑みを浮かべていた冬牙の顔が、別人みたいに変わった。

「俺以外とか許すわけねーだろ」

 後ろの壁に抑えつけるように両腕を掴まれ、殴る暇もなくキスをされた。それも俺がドラマで見たことあるような、触れるだけのキスじゃない。

 無理やり口をこじ開けられ、舌を絡められる。幼稚園のころから一緒にいて、何度も体を触られたことはあったが、キスをされたのは初めてだった。

 頭が真っ白になり、体が動くなくなる。

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