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1章
初めての……★
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「こ、この体勢ですんのか……?」
「この方がやりやすいんですよ。さすがに私も他人のペニスを弄るのは初めてですから、向きが変わるとやりにくい」
ベッドの上で胡座をかいたジョゼに、後ろから抱き込まれる形で膝に乗せられる。肩にあごを乗せてしゃべられると耳に吐息が掛かって、妙に身体がぞわぞわした。
「ジョゼ魔道士、絶対痛くしちゃ駄目ですからね。巧斗さんにはこれが気持ちいいことだと、身体で覚えてもらわないといけませんから」
「……最初が肝心だってことは、身に染みて分かってますよ。今回は手練の限りを尽くして可愛がってあげればいいんでしょう。任せて下さい」
「いや、待って二人とも、何か気合い入ってるけど……た、多分、俺こういうの免疫ないから、触られたらすぐイっちゃうと思う……」
二人の意気込みに困って告げると、正面にいるギースはにこりとすこぶる良い笑顔を見せた。
「ああ、初々しくて結構ですねえ。報酬が出れば取引は成立ですし、最初はすぐにイっちゃっていいですよ、巧斗さん。次に僕がたっぷり可愛がって差し上げますから」
一方、耳元でジョゼが舌打ちをする。
「ちっ……、巧斗、少しは堪える努力をして下さい。秒殺なんてことになったら、ここまで我慢している私に対する宣戦布告みたいなものですよ。後で代償を払うことになりますからね」
「えええ……早めに報酬出したら怒られるって、何それ……」
「結果だけではなく、プロセスも重視するということです」
そう言ったジョゼの右手が、俺が股間を隠している両手の上に添えられた。
「とりあえず始めましょう。この手を退けて下さい。足も開いて」
「ま、待って……! あの、ギース様……真っ正面にいるのやめてもらえませんか……。すごく恥ずかしいんですけど……」
「ああ、お気になさらず。感じている巧斗さんの様子をつぶさに観察したいだけですから」
「いや、気にな……っ、あ!」
ギースの視線に後込みしていると、ジョゼの左手でいきなり後ろから左足の膝裏を持ち上げられて、閉じた足に隙間ができた。同時に彼の右手が大事なところを隠した俺の手の下に潜り込む。
当然自分以外の誰かがそこに触れるのは初めてで、俺はびくりと身体を震わした。
「……巧斗、今あなたと取引しているのは私ですよ。ギース様のことを気にしていないで、私に意識を集中して下さい」
「あっ……ぅ、んっ!」
ジョゼに手のひらで直に大きく数度擦られただけで、自分では全然反応しなかった竿が立ち上がる。ああくそ、『女神の加護』の影響があるとはいえ、何て堪え性のない。
「は、ああっ……、身体が、熱っ……、あ!」
腹の底にマグマ溜まりができたみたいだ。ジョゼに触れられた場所から次々に熱が発生して、そこに溜まっていく。特に敏感なところを弄られると、身体の中で波立つ熱に俺は堪らず身悶えた。
「あー、すごいフェロモンのいい匂い……。僕の息子がだいぶマッチョに成長しちゃって、抑えるのが大変だ……」
「そこを堪えられないと『女神の加護』とは付き合って行けませんよ。過去の『女神の加護』喪失は、このご馳走の奪い合いから始まっていますから」
「もちろん分かってますけど。感じてよがる巧斗さん、可愛いんですもん」
こんなおっさんの痴態を可愛いとは趣味の悪い。そう突っ込みたいけれど、今はそれどころじゃなかった。
俺のペニスを握りこんだジョゼの指使いが巧みすぎるのだ。
先端の敏感な部分を親指で揉まれて、裏筋を辿るように撫でられて、くびれを擽られる。時折陰嚢まで指先で転がされて、未知の感覚に堪らず背を反らした。
「っあ、ジョゼ、っ、それ、だめ……っ!」
俺が過去にしてきた自慰なんて、竿を擦って終わるだけのものだったのだ。こんな技巧を尽くされては、快感に抗いようがない。
ペニスからは先走りの粘液も絶えず溢れていて、そのぬるぬるした感触からくる羞恥も俺の身体を熱くした。
「そんな気持ちよさそうな顔をしてペニスをおっ勃てていながら、何が駄目なんですか?」
手は止めずに、ジョゼが耳元で楽しげに問い返す。
俺の竿をなぶる指先は存外に優しいが、やっぱり吐く言葉は意地悪だ。
「き、気持ちいいから、駄目なんだってば……! さっき堪えろって言われたけど、こんなの、すぐ出ちゃうっ……」
困り果てて正直に弱音を吐くと、ジョゼが一瞬動きを止めた。
そして何故か、大きく深いため息をこぼす。
一体どうしたんだろう。
正面ではギースが苦笑をしていた。
「……好きな人にこんな可愛いこと言われたら、観念するしかないですよねえ?」
「もう少し時間を掛けて弄り倒そうと思っていたのに……まあ、仕方がない。巧斗、今回は負けてあげますから、いいですよ、イっても」
「ひゃ、ああっ……!」
言いつつ再び動き出した右手に左手も加わり、今度は両手で追い立てられる。その手練が容赦ない。
裏筋を擦りながら亀頭を丹念に弄られて、勝手にビクビクと腰が跳ねた。
「あっ、それ、すご……っ」
「ふふ、これが好きなんですね。また今度、してあげますからね」
今度って何だ、などと思考を向ける余裕もない。
すぐに射精を促すように竿を扱かれ始めると、俺はもうジョゼの腕に縋るしかなかった。彼の技量もあるのだろうけれど、誰かにされるってこんなにすごいのか。
ああもう、ヤバいくらい気持ちいい。
下腹に溜まった熱が、出口を求めて渦巻いている。
「はっ……あぁ……っ! ジョゼ、も、出そうっ……!」
「どうぞ、イって下さい。……それとも、最後にもう一押し刺激が欲しいですか?」
「あっ!?」
少し掠れた声が耳元で訊ね、しかし俺の返事を待たずに、竿を扱いているのと反対の手の指先が先端の粘膜に触れた。
そのまま亀頭の溝をなぞるようにぬるぬると撫でられ、最後に尿道口を爪の先で軽く抉られて。
その痛みとも快感ともつかない刺激は、パンパンに膨らんだ風船に針を刺すように、的確に俺の熱の芯を突いた。
「ぅあっ、イっちゃ、ああ……っ、はぁ……!」
下腹が引きつり、激しい射精感に思わずきゅっと目を瞑る。
次の瞬間、俺は大きく喘いで身体を震わせながら吐精を果たした。
何だこれ、自分でした時の比ではない。
まぶたの裏がチカチカして、勝手に甘ったるい嬌声が漏れる。
イっている最中も搾り取るように擦られて、膝がガクガクと揺れた。そんなジョゼの手の動きに合わせるみたいに、俺のペニスが何度も粘液を噴き出す。ちょっと、歳の割に元気すぎないか俺のち○こ……!
そうして強ばった身体に溜まった熱をジョゼの手の中に吐き出し切ると、途端にふつりと全身から力が抜けた。
「……っあ……ふ、ぅ……」
後ろのジョゼに身体を預け、解放の余韻に思わず愉悦のため息を零す。
正直、想像してたのよりずっとすごかった……。自慰より誰かにしてもらう方が効果が高いというのは、こういうことか……。
俺は浅く荒くなってしまっていた息を整えながら、ようやくここで薄く目を開いた。
するとちょうど俺の肩口のところで、ジョゼが手に溜まった俺の精液に口を付けて舐め取っているところだった。
それにかあっと頬が熱くなる。
いや、報酬だから最初から分かっていたことだけど! いざ目の前でされると、羞恥心が半端ない!
「ちょ、そんなの不味いし、ひと舐めで十分だろ!? 後はもう拭き取って捨てて……」
「そんなもったいないことしませんよ。摂取量によって検証結果が変わるかもしれませんし。それに、あなたの精液はフェロモンと同じ甘い香りで……こう言うのも変態っぽくてあれですが、正直蜜のように美味しい」
「……巧斗さん、僕にも味わわせて下さい!」
しばらく黙っていたギースが、突然正面からベッドに乗り上げてきた。何かものすごい意気込みだ。
「大変な眼福でしたけども! エロ可愛い声を聞かされて、色っぽいイキ顔見せられて、控えめサイズの可愛いち○こ目の前に晒されて、もう辛抱堪らんです!」
「ひ、控えめサイズって言わないで下さい!」
「小さいことを気にしている巧斗きゅんがまた可愛い……!」
言いつつ膝に手を掛けられて、一度目の解放で力の抜けていた両足を左右に開かれた。
「ちょ、ちょっと、ギース様!」
「あー……素晴らしく美味しそうですね」
ギースの視線の先の俺のペニスは、熱を吐き出し切って静かになっている。それを見ながら、彼はぺろりと自身の唇を舐めた。
「この方がやりやすいんですよ。さすがに私も他人のペニスを弄るのは初めてですから、向きが変わるとやりにくい」
ベッドの上で胡座をかいたジョゼに、後ろから抱き込まれる形で膝に乗せられる。肩にあごを乗せてしゃべられると耳に吐息が掛かって、妙に身体がぞわぞわした。
「ジョゼ魔道士、絶対痛くしちゃ駄目ですからね。巧斗さんにはこれが気持ちいいことだと、身体で覚えてもらわないといけませんから」
「……最初が肝心だってことは、身に染みて分かってますよ。今回は手練の限りを尽くして可愛がってあげればいいんでしょう。任せて下さい」
「いや、待って二人とも、何か気合い入ってるけど……た、多分、俺こういうの免疫ないから、触られたらすぐイっちゃうと思う……」
二人の意気込みに困って告げると、正面にいるギースはにこりとすこぶる良い笑顔を見せた。
「ああ、初々しくて結構ですねえ。報酬が出れば取引は成立ですし、最初はすぐにイっちゃっていいですよ、巧斗さん。次に僕がたっぷり可愛がって差し上げますから」
一方、耳元でジョゼが舌打ちをする。
「ちっ……、巧斗、少しは堪える努力をして下さい。秒殺なんてことになったら、ここまで我慢している私に対する宣戦布告みたいなものですよ。後で代償を払うことになりますからね」
「えええ……早めに報酬出したら怒られるって、何それ……」
「結果だけではなく、プロセスも重視するということです」
そう言ったジョゼの右手が、俺が股間を隠している両手の上に添えられた。
「とりあえず始めましょう。この手を退けて下さい。足も開いて」
「ま、待って……! あの、ギース様……真っ正面にいるのやめてもらえませんか……。すごく恥ずかしいんですけど……」
「ああ、お気になさらず。感じている巧斗さんの様子をつぶさに観察したいだけですから」
「いや、気にな……っ、あ!」
ギースの視線に後込みしていると、ジョゼの左手でいきなり後ろから左足の膝裏を持ち上げられて、閉じた足に隙間ができた。同時に彼の右手が大事なところを隠した俺の手の下に潜り込む。
当然自分以外の誰かがそこに触れるのは初めてで、俺はびくりと身体を震わした。
「……巧斗、今あなたと取引しているのは私ですよ。ギース様のことを気にしていないで、私に意識を集中して下さい」
「あっ……ぅ、んっ!」
ジョゼに手のひらで直に大きく数度擦られただけで、自分では全然反応しなかった竿が立ち上がる。ああくそ、『女神の加護』の影響があるとはいえ、何て堪え性のない。
「は、ああっ……、身体が、熱っ……、あ!」
腹の底にマグマ溜まりができたみたいだ。ジョゼに触れられた場所から次々に熱が発生して、そこに溜まっていく。特に敏感なところを弄られると、身体の中で波立つ熱に俺は堪らず身悶えた。
「あー、すごいフェロモンのいい匂い……。僕の息子がだいぶマッチョに成長しちゃって、抑えるのが大変だ……」
「そこを堪えられないと『女神の加護』とは付き合って行けませんよ。過去の『女神の加護』喪失は、このご馳走の奪い合いから始まっていますから」
「もちろん分かってますけど。感じてよがる巧斗さん、可愛いんですもん」
こんなおっさんの痴態を可愛いとは趣味の悪い。そう突っ込みたいけれど、今はそれどころじゃなかった。
俺のペニスを握りこんだジョゼの指使いが巧みすぎるのだ。
先端の敏感な部分を親指で揉まれて、裏筋を辿るように撫でられて、くびれを擽られる。時折陰嚢まで指先で転がされて、未知の感覚に堪らず背を反らした。
「っあ、ジョゼ、っ、それ、だめ……っ!」
俺が過去にしてきた自慰なんて、竿を擦って終わるだけのものだったのだ。こんな技巧を尽くされては、快感に抗いようがない。
ペニスからは先走りの粘液も絶えず溢れていて、そのぬるぬるした感触からくる羞恥も俺の身体を熱くした。
「そんな気持ちよさそうな顔をしてペニスをおっ勃てていながら、何が駄目なんですか?」
手は止めずに、ジョゼが耳元で楽しげに問い返す。
俺の竿をなぶる指先は存外に優しいが、やっぱり吐く言葉は意地悪だ。
「き、気持ちいいから、駄目なんだってば……! さっき堪えろって言われたけど、こんなの、すぐ出ちゃうっ……」
困り果てて正直に弱音を吐くと、ジョゼが一瞬動きを止めた。
そして何故か、大きく深いため息をこぼす。
一体どうしたんだろう。
正面ではギースが苦笑をしていた。
「……好きな人にこんな可愛いこと言われたら、観念するしかないですよねえ?」
「もう少し時間を掛けて弄り倒そうと思っていたのに……まあ、仕方がない。巧斗、今回は負けてあげますから、いいですよ、イっても」
「ひゃ、ああっ……!」
言いつつ再び動き出した右手に左手も加わり、今度は両手で追い立てられる。その手練が容赦ない。
裏筋を擦りながら亀頭を丹念に弄られて、勝手にビクビクと腰が跳ねた。
「あっ、それ、すご……っ」
「ふふ、これが好きなんですね。また今度、してあげますからね」
今度って何だ、などと思考を向ける余裕もない。
すぐに射精を促すように竿を扱かれ始めると、俺はもうジョゼの腕に縋るしかなかった。彼の技量もあるのだろうけれど、誰かにされるってこんなにすごいのか。
ああもう、ヤバいくらい気持ちいい。
下腹に溜まった熱が、出口を求めて渦巻いている。
「はっ……あぁ……っ! ジョゼ、も、出そうっ……!」
「どうぞ、イって下さい。……それとも、最後にもう一押し刺激が欲しいですか?」
「あっ!?」
少し掠れた声が耳元で訊ね、しかし俺の返事を待たずに、竿を扱いているのと反対の手の指先が先端の粘膜に触れた。
そのまま亀頭の溝をなぞるようにぬるぬると撫でられ、最後に尿道口を爪の先で軽く抉られて。
その痛みとも快感ともつかない刺激は、パンパンに膨らんだ風船に針を刺すように、的確に俺の熱の芯を突いた。
「ぅあっ、イっちゃ、ああ……っ、はぁ……!」
下腹が引きつり、激しい射精感に思わずきゅっと目を瞑る。
次の瞬間、俺は大きく喘いで身体を震わせながら吐精を果たした。
何だこれ、自分でした時の比ではない。
まぶたの裏がチカチカして、勝手に甘ったるい嬌声が漏れる。
イっている最中も搾り取るように擦られて、膝がガクガクと揺れた。そんなジョゼの手の動きに合わせるみたいに、俺のペニスが何度も粘液を噴き出す。ちょっと、歳の割に元気すぎないか俺のち○こ……!
そうして強ばった身体に溜まった熱をジョゼの手の中に吐き出し切ると、途端にふつりと全身から力が抜けた。
「……っあ……ふ、ぅ……」
後ろのジョゼに身体を預け、解放の余韻に思わず愉悦のため息を零す。
正直、想像してたのよりずっとすごかった……。自慰より誰かにしてもらう方が効果が高いというのは、こういうことか……。
俺は浅く荒くなってしまっていた息を整えながら、ようやくここで薄く目を開いた。
するとちょうど俺の肩口のところで、ジョゼが手に溜まった俺の精液に口を付けて舐め取っているところだった。
それにかあっと頬が熱くなる。
いや、報酬だから最初から分かっていたことだけど! いざ目の前でされると、羞恥心が半端ない!
「ちょ、そんなの不味いし、ひと舐めで十分だろ!? 後はもう拭き取って捨てて……」
「そんなもったいないことしませんよ。摂取量によって検証結果が変わるかもしれませんし。それに、あなたの精液はフェロモンと同じ甘い香りで……こう言うのも変態っぽくてあれですが、正直蜜のように美味しい」
「……巧斗さん、僕にも味わわせて下さい!」
しばらく黙っていたギースが、突然正面からベッドに乗り上げてきた。何かものすごい意気込みだ。
「大変な眼福でしたけども! エロ可愛い声を聞かされて、色っぽいイキ顔見せられて、控えめサイズの可愛いち○こ目の前に晒されて、もう辛抱堪らんです!」
「ひ、控えめサイズって言わないで下さい!」
「小さいことを気にしている巧斗きゅんがまた可愛い……!」
言いつつ膝に手を掛けられて、一度目の解放で力の抜けていた両足を左右に開かれた。
「ちょ、ちょっと、ギース様!」
「あー……素晴らしく美味しそうですね」
ギースの視線の先の俺のペニスは、熱を吐き出し切って静かになっている。それを見ながら、彼はぺろりと自身の唇を舐めた。
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