【完結】鳳凰抱鳳雛 ~鳳凰は鳳雛を抱く~

銀タ篇

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然后鳳凰抱鳳雛(そして鳳凰は鳳雛を抱く)

162:多生曠劫(三)

「でもさ。あのあと、蓬静嶺ほうせいりょうの門弟がやってきて『原始の谷が大変なことになった』って言うからさ。本当に慌てたんだ」

 凰黎ホワンリィは黙って煬鳳ヤンフォンの言葉を聞いている。

「俺……なんでか分からないけど、気づいたら原始の谷にいてさ。それで……」

 夢の中の出来事。
 弟である凰黎ホワンリィを庇って倒れた、凰神偉ホワンシェンウェイの姿。
 原始の谷に現れた強力な仙界せんかいの兵士。
 夢の最後に焼き付けた、翳黒明イーヘイミン凰神偉ホワンシェンウェイの姿。
 それから――手を取って走り出す、凰黎ホワンリィと己の後ろ姿。

 全ては夢。
 けれど……夢と言い切るにはあまりにも鮮明で、あまりにも切なかった。

(どうしてあんな夢を見たんだろう? それに、どこまでが夢だったんだろう?)

 原始の谷に行ったことが夢であるのならば……その前の黒炎山こくえんざんでの出来事は夢ではない。
 ならば疑問は一つ残ってしまう。

「なあ、黒炎山こくえんざん蓬静嶺ほうせいりょうの門弟が来たこと。原始の谷が大変なことになった、って言ったこと。あれも夢なのか?」

 穏やかな笑みを湛えた凰黎ホワンリィは、煬鳳ヤンフォンの問いに答えることはなく、ただ彼を見つめている。
 その瞳はどこか秋然としていて、煬鳳ヤンフォンの心は何故だかざわついた。

凰黎ホワンリィ……?」

 煬鳳ヤンフォンの心に電撃が走る。

 ――何かが違う。

 急激に煬鳳ヤンフォンの思考は回り始め、目の前にいるのが本当に彼であるのか分からなくなったのだ。
 僅かに、けれど確かに感じる違和感がある。煬鳳ヤンフォンはその直感を信じて凰黎ホワンリィの襟をつかんだ。

「お前は……誰だ!?」

 電光朝露に見開かれた凰黎ホワンリィの瞳は、緩やかに沈みゆき瞑目めいもくした。
 辺りを覆っていた暗闇が霧散し、目が眩むほどの光が降り注ぐ。眩しさに煬鳳ヤンフォンは目を細めたが、慣れてくるにつれ、己のいる場所が慣れ親しんだ清瑞山せいずいさんの小屋であると気づいた。

「そんな……なんでだ……?」

 煬鳳ヤンフォンは目の前の人物に問いかける。

「なんでお前がここにいるんだ……? 鸞快子らんかいし……!」

 目の前にいるのは鸞快子らんかいしだった。
 仮面をつけ、寂し気な笑みを湛え、煬鳳ヤンフォンを腕の中に抱いている。
 煬鳳ヤンフォンは反射的に鸞快子らんかいしを突き飛ばすと、今度はもう一度彼に掴みかかった。
 ここは凰黎ホワンリィと過ごすための大切な場所だ。客人を招くことはあっても我が物顔で彼が居座っていい場所ではない。

 煬鳳ヤンフォンを抱き、さも凰黎ホワンリィであるかのようなふるまいをする鸞快子らんかいし煬鳳ヤンフォンは憤った。
 掴んだ襟を引き寄せて、鸞快子らんかいしに問い詰める。

「なんでお前が、凰黎ホワンリィの振りをしているんだ! 答えろ!」

 しかし鸞快子らんかいしは答えない。
 煬鳳ヤンフォンがどれだけ彼を怒鳴っても罵倒しても、彼は一顧だに謝罪の言葉一つ口にすることはなかった。それが余計に煬鳳ヤンフォンを苛立たせる。

「答えろ! 鸞快子らんかいし!」

 煬鳳ヤンフォン鸞快子らんかいしを殴ろうと右手を振り上げた。しかし――なぜか彼を殴る気にはなれなかった。

(おかしい……)

 感じた違和感は別の違和感へと変わり、煬鳳ヤンフォンの心に蟠りを残す。
 なぜそう感じたのか?
 その根源が知りたくて、煬鳳ヤンフォンはもう一度目覚めてからの出来事を辿る。
 煬鳳ヤンフォンに流れ込んで来た冷気、そして煬鳳ヤンフォンを抱いた温かい腕。確かに自分は『凰黎ホワンリィのものだ』と思ったのではないか?

 違和感を感じたのは事実。
 しかし、それでもだ。

 ――俺が凰黎ホワンリィと誰かを間違えるなんて、あるだろうか……?

 辿り着いた結論に恐れながら煬鳳ヤンフォン鸞快子らんかいしを見上げた。鸞快子らんかいしは先ほどから表情を崩すことはなく、寂し気な笑みを変わらず湛えている。
 煬鳳ヤンフォンは恐る恐る鸞快子らんかいしの顔に手を伸ばし、彼の仮面にそっと触れた。
 それでも鸞快子らんかいし煬鳳ヤンフォンの手を払い除けることはなく、煬鳳ヤンフォンは彼の仮面をゆっくりと取り外す。

「そんな……」

 信じられないものを見ている。煬鳳ヤンフォンは二度三度と瞬きを繰り返したが、目の前の人物の顔が変わることはない。

「ほんとうなのか? ……………………」

 その後は声も出ず、唇だけが彼の名を描く。
 その人は煬鳳ヤンフォンの言葉にじっと耳を傾け、否定する様子は無い。
 煬鳳ヤンフォンの知る凰黎ホワンリィとは少し異なってはいるが、紛れもなく目の前の人物は凰黎ホワンリィその人だった。
 凰黎ホワンリィよりも背が高く、少しほっそりとしている。煬鳳ヤンフォンの知る凰黎ホワンリィよりも大人びた表情をしていることから、恐らくは煬鳳ヤンフォンが思うより、年月を重ねているのだろう。

 煬鳳ヤンフォンの知る凰黎ホワンリィは、時折意地悪ながらも愛らしい微笑みを浮かべることがあるが、目の前にいる凰黎ホワンリィの微笑みは憂秋ゆうしゅうを帯び、どことなく寂しさが漂っている。
 彼の左目は閉じられていて、片目だけ見れば眠っているようにも見えた。
 目の前の凰黎ホワンリィはいったい何者なのか、なぜこんなにも自分の知る凰黎ホワンリィと違うのか。なぜいまこうして煬鳳ヤンフォンと共に清瑞山せいずいさんの小屋にいるのか。

 何もかも、全てが分からなかった。

「――貴方は私のことを、その名で呼んでくれるのですね」

 微かな幸甚こうじんまなじりに滲ませて、凰黎ホワンリィの口元は弧を描く。やはり、紛れもなく彼は凰黎ホワンリィなのだ、煬鳳ヤンフォンは確信した。

「目はどうしたんだ?」

 凰黎ホワンリィの頬に掌で触れ、煬鳳ヤンフォンは問う。

「少し――万晶鉱ばんしょうこうに触れ過ぎてしまったのです」

 彼が自ら進んで万晶鉱ばんしょうこうに触れるはずはない、きっと何かそうしなければならない理由があったのだ。

「さっきの夢、あれは本当に夢だったのか?」
「そう、夢。二度と起こることのない――夢」

 どこか含みのある返答。口では夢だと言っているが、もしかしたらあれは現実だったのかもしれないと思わせる口ぶりだった。

「なら、凰神偉ホワンシェンウェイ黒明ヘイミンたちは!? 小黄シャオホワンは無事なのか!? 原始の谷に押し寄せた門派の奴らは!?」

 大丈夫、と凰黎ホワンリィ煬鳳ヤンフォンを包み込むように抱きしめ、頭を撫でる。

「兄上には私の素性を明かし、そのうえで原始の谷での対策をあらかじめ話し合いました。翳黒明イーヘイミンの身体は彼の双子の弟の身体に蓬莱ほうらいが手を加えたもの。それゆえ兄上と二人なら問題なく原始の谷の封印を操ることができるでしょう。そして、中に入ったあと他の門派の者たちが入ってこられぬよう閉じることもできたはずです。どんな力を持っていたとしても、邪魔者が入る隙はありません」
「でも……もしも万が一、原始の谷の封印を無理やり誰かがこじ開けたら!? だって、蓬静嶺ほうせいりょうの門弟が原始の谷が大変なことになったって言ったのは……あれは夢じゃなかっただろ!?」

 あの辛すぎる夢が脳裏に蘇る。
 原始の谷で立ちはだかった恐ろしい黄鋼力士こうごうりきしの姿。
 煬鳳ヤンフォンたちを行かせるため、黄鋼力士こうごうりきしに立ち向かった凰神偉ホワンシェンウェイと黒明の後ろ姿。
 あの夢が本当になって欲しくない。その一心で煬鳳ヤンフォン凰黎ホワンリィに呼びかけた。
 凰黎ホワンリィ煬鳳ヤンフォンの涙を優しく拭うと、穏やかな表情を浮かべる。

「原始の谷は絶対に大丈夫。あの言葉は過去……の再現のようなものです。我々は仙界せんかいに一杯食わせるために少々策略を巡らせました」
「策略?」
「そう。我々は彩鉱門さいこうもんからあらかじめ使用済みの万象図ばんしょうずの一部を借り受けました。それを使って、万晶鉱ばんしょうこうを求めて詰めかけた門派の方々に原始の谷の幻を見せたのです。魔界まかいの皇帝陛下の力をお借りして、その幻の威力を限界まで引き上げたのです。それが事実起こった出来事だと錯覚させるように。そして……仙界せんかいの者たちにそう思わせるように」
「そんなこと、できるのか……?」

 凰黎ホワンリィは小さく頷く。

「元々彩鉱門さいこうもん万晶鉱ばんしょうこうを扱うことのできる門派。彼らは誤って万晶鉱ばんしょうこうに触れた者の記憶を全て万象図ばんしょうずに取り込んで、彼らが死に至るのを何度も防いだそうです。万象図ばんしょうずの見せる地獄は、実際に起こった出来事の再現」

 よもや万象図ばんしょうずにはそのような役目があったとは。
 彩藍方ツァイランファン瞋九龍チェンジューロンから逃げるために万象図ばんしょうずに封じた災害を呼び出したことにも驚いたが、万晶鉱ばんしょうこうに触れた人々の記憶を抜き取って暴走を防ぐとは。全く予想もできない使い方に煬鳳ヤンフォンは驚く。

「さらにそこに魔界まかいの皇帝陛下のお力を加えれば、仙界せんかいをも欺くことも不可能ではありません。……黒炎山こくえんざん蓬静嶺ほうせいりょうの門弟がやってきたのは、作戦が概ね成功したことを伝える合図。ですから、あれは裏返せば『問題は起こらなかった』という報せなのです」
「そ、そうだったのか……」

 己の知らないところで、こんなにも沢山のことが動いていたなどと、誰が思うだろうか。

「でも、なんでそこまでする必要があったんだ?」

 凰黎ホワンリィの顔が曇る。
 言いようもない悲哀の表情が、そこには込められていた。

「……夢を、見たでしょう? 仙界せんかいはいつでも我々の様子を窺っています。幸い今回は翳黒明イーヘイミンが封印を扱う力を持っていたので、彼らは原始の谷にこそ侵入することができませんでしたが、もしも無傷で全員が原始の谷から出てきてしまったら、全てのものが万晶鉱ばんしょうこうに触れ無傷で帰ってきたと思い、自分たちの求める人材を奪うためにやってくるでしょう。……私を仙界せんかいに連れていこうとしたように」

 誰よりも仙界せんかいのものがどう行動するかを、凰黎ホワンリィは熟知しているのだ。
 幼い頃から蓬莱ほうらいに振り回され、家族と離れ離れに暮らさなければならなかった凰黎ホワンリィ
 そして、再び彼らとまみえたとき、煬鳳ヤンフォンを狙う彼らを恐れた凰黎ホワンリィ

「なら……なら、みんな無事なのか!? でも、あの巨大な兵士が……仙界せんかいの……」

 煬鳳ヤンフォンはそこまで言ったあと、重大なことに気づいた。

凰黎ホワンリィは……、もう一人の凰黎ホワンリィはいま、どこにいるんだ!?」

 必死で呼びかける煬鳳ヤンフォンの眼差しに、凰黎ホワンリィは目を伏せる。僅かに逡巡したのち、彼はゆっくり口を開いた。

「貴方のよく知る凰黎ホワンリィは……仙界せんかいへ行きました。蓬莱ほうらいと決着をつけるために」
「なんだって!?」

 目の前が真っ暗になり、煬鳳ヤンフォンは倒れそうになる。凰黎ホワンリィがすぐに彼を支え、煬鳳ヤンフォンは彼の胸に抱き留められた。
 煬鳳ヤンフォン凰黎ホワンリィの肩を掴み、訴える。

「なんで、なんで凰黎ホワンリィ仙界せんかいに!? なんで俺を置いていくんだ!? 俺たち、ずっと一緒だったじゃないか!」

 凰黎ホワンリィは再び目を伏せ、首を振った。

「どうして、教えてくれないんだ!? 凰黎ホワンリィは……………………」

 煬鳳ヤンフォンの脳裏に恒凰宮こうおうきゅうで見た夢の光景が蘇る。
 淡青たんせいの衣を真っ赤に染めて座り込む凰黎ホワンリィの姿。
 彼が何度も呼んでいた自分の名前。

『――かつて私はとても後悔したことがある。後悔と言うには辛すぎて、とても苦しい思い出だ。取り戻すことができるのなら、私はどんな犠牲をも厭わない。いかなる手段でも行使してみせる』

 そして、以前鸞快子らんかいし霧谷関むこくかん煬鳳ヤンフォンに言った決意の言葉。
 彼の後悔が何であったのか、ようやく解ったのだ。

「もしかして……俺が死ぬから……。だから凰黎ホワンリィは俺を置いていったのか!?」

 凰黎ホワンリィの眉が微かに跳ねたのを、煬鳳ヤンフォンは見逃さない。
 あれは夢などではなく――鸞快子らんかいしのかつての記憶。

「そうなんだな……」

 暫くのあいだ凰黎ホワンリィの動きが止まった。
 なんと言おうか迷ったのかもしれないし、困っていたのかもしれない。
 僅かなあいだだったが、気が遠くなるほどの時間に煬鳳ヤンフォンには感じられた。
 そのあとで凰黎ホワンリィは眉尻を下げ大きく溜め息をつく。

「貴方には負けました。……騙し通すつもりだったのに、私の正体に気づき、ここまで言い当てるなんて」

 諦めたような口調で凰黎ホワンリィは言った。しかし、自分のことを凰黎ホワンリィであると見破ったことについては嬉しかったのか、彼の口元は微かに微笑んでいた。

「教えてくれ。どうやったら仙界せんかいに行ける?」

 凰黎ホワンリィ一人で蓬莱ほうらいと戦おうなど、死ぬために行くようなものだ。せめて自分だけでも凰黎ホワンリィの力になりたい。その一心で煬鳳ヤンフォンは目の前の凰黎ホワンリィに尋ねた。

仙界せんかいは地続きの魔界まかいとは違い、我々のいる人界とは異なる次元にあります。星霓峰せいげつほうの向こうにある崑崙こんろんから仙界せんかいに行くことができますが……それも、特別な佩玉はいぎょくが無ければ到達することはできません」
「それでも俺は凰黎ホワンリィのところにいかなきゃいけないんだ。教えてくれ、どうしたらいい?」

 凰黎ホワンリィは静かに首を振る。

「方法が無いからこそ、凰黎ホワンリィは貴方を残して一人で向かったのです。貴方が追いかけてこないように」
「なんでだよ!」
「自分一人で、蓬莱ほうらいを倒すためにです」
「そんなの、無茶だ! 勝てるわけがない!」

 蓬莱ほうらいの異常なほどの強さを煬鳳ヤンフォンも目の当たりにした。
 もしも蓬莱ほうらい凰黎ホワンリィが勝てるというのなら、初めから凰黎ホワンリィはそうしていたはずだ。しなかったのは、できない理由があるからに他ならない。

「それでも、凰黎ホワンリィはその選択をしました」

 全て分かっているような、彼の声。
 いや、目の前の凰黎ホワンリィは全て分かっているのだ。
 だからこそ覚悟を決めもう一人の凰黎ホワンリィを送り出し、煬鳳ヤンフォンを残した。
 それでも……と煬鳳ヤンフォンは唇を噛む。

「俺はそんなの、嫌だ! 凰黎ホワンリィが死ぬなんて、絶対に嫌だ! 俺はなんとしても仙界せんかいに行く! 凰黎ホワンリィに会うんだ!」

 もしかしたらこのまま凰黎ホワンリィに会えなくなってしまうのではないか。そんな不安が煬鳳ヤンフォンの中で駆け巡っていた。

「それでも私は貴方を行かせるわけにはいきません。何のために凰黎ホワンリィが貴方を置いてまで命を懸けて仙界せんかいに行ったのか。その気持ちを考えて下さい」

 凰黎ホワンリィの言葉に胸を突かれ、涙がこみ上げる。
 旅を始めたのは煬鳳ヤンフォンのためだった。
 他人として接していた兄と再会したのも、煬鳳ヤンフォンのためだった。
 魔界まかいに赴いたのも煬鳳ヤンフォンのため。
 翳冥宮えいめいきゅうを訪れたのだって煬鳳ヤンフォンのためだ。
 それに……瞋九龍チェンジューロンと対峙したのも煬鳳ヤンフォンのため。

 目の前にいる凰黎ホワンリィ
 彼もまた、煬鳳ヤンフォンのためにいままでずっと付き添ってくれていた。
 鸞快子らんかいしと名前を偽り、仮面で己を偽り。
 ずっと煬鳳ヤンフォンたちのことを助けてくれたのだ。

 全てのことは――煬鳳ヤンフォンのため。
 自分はそんな凰黎ホワンリィのために、何一つしてやることができないのか?
 凰黎ホワンリィを助けることさえできないのか?
 堪らず煬鳳ヤンフォン凰黎ホワンリィに縋りつき、訴えた。

「なら凰黎ホワンリィは……俺が凰黎ホワンリィを見捨てるような奴でいいのか!? 恋人が死んでも自分が助かればそれでいい。……もし、そんな俺だったら、凰黎ホワンリィは俺のこと好きになったのか!?」

 好きな人を助けたい。
 好きな人を守りたい。
 好きな人に会いたい。

 なんということはない。
 凰黎ホワンリィがそうであるように、煬鳳ヤンフォンも同じ気持ちというだけ。
 ただ、それだけのことなのだ。

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