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第四.五話:悪夢
4.5-1:再び夢
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地面に足をつけている筈なのに、ふわふわとして不思議な感覚を覚える。
辺りは暗く、目を凝らしても何一つ見つけることが叶わない。
恐らく僕は――また夢を見ているのだろう。
耳鳴りのように、潮騒のように、遠くから何かが聞こえてくる。
――せ。
――んだ。
何を言っているのか聞き取れない。けれど誰かが僕に何かを呼び掛けているのだと、それだけは何故だか理解することができた。
耳を澄ましてもう一度その声に耳を傾ける。
――せ。
――を、――ろせ。
その声は徐々に大きくなってゆき、だんだんと何を言っているのか聞こえるようになってきた。
でもどうしてだろう。声が大きくなってゆく度に僕の心はざわついて、ここから離れたほうがいいのではないかと、そんな不安にかられてしまう。
離れたい。
それなのに、足が動かない。
声も出すことができない。
――ころせ。
――あいつを。
その言葉を聞いた瞬間に、僕の心臓は跳ね上がる。
そのまま息が止まってしまうかと思った。
逃げなきゃ、ここから。
そう思って動かない足を引きずろうとすると、目の前に気配を感じた。
誰だ、そう言いたいけれどやはり声が出ない。
僕の前に誰かが立っている。
それはきっと、前にも夢で見たあの人に違いない。
「あいつを、ころせ」
無理だ。僕は首を振って拒否の意志を示す。
足が動くのなら今すぐこの場から逃げるのに。
声が出るのなら大声で嫌だと叫ぶのに。
顔の見えないその人は一歩進みよると僕の顔をまた掴む。……前の夢と同じように。
「あいつを――あのヴァンパイアを」
「アインハルト・フォン・ヴェルシュタインをころせ」
今度ははっきりと、言葉になってそれは聞こえた。
「むり……だ。そんなの、できない」
血を吐くほどの気力を振り絞って、僕はようやく声を吐き出す。
「やれ」
「嫌だ、そんなの……嫌だ!」
僕は必死にその相手の襟首を掴むと、そのまま突飛ばそうと試みる。
けれど目を開いた瞬間に、僕は自分の目を疑った。
「うそ……」
僕の手は、アインさんの首を絞めている。
そして僕に締められるアインさんの表情は絶望の色に染まっていた。
嘘だ。
そんな事ってあるわけがない。
だって、僕がアインさんを殺そうとするわけなんかない。
こんなのはうそだ。
夢だから、全部うそだ。
嘘だ、早く夢から覚めて欲しい。
嫌だ!
「うわああああああああああああああああああっ!!」
飛び起きた自分の声で、正直僕は驚いた。
勢いあまって、ベッドから落ちそうになる。僕は慌ててベッドのヘッドボードにしがみ付き、なんとか体を支えた。
不自然な態勢を立て直そうとすると、ぽつりと絨毯にシミが滲む。
それは流れ落ちた僕の涙だった。
暫く息を整えた後、自分の手をまず確認する。
首を絞めた夢の感覚が残っているような気がして、手が震えて止まらなかった。首からは冷たい汗が流れ落ちる。そこで我に返ってみると、思いのほか僕は汗びっしょりになっていた。
多分、とても夢見が悪かったからだろう。
大丈夫、夢だった筈だ。絶対夢の筈だ。
部屋を見回しても何ら変わったところはない、いつもの僕の部屋だ。
はたはたという布音に振り返ると、半分だけ開けた窓から風が入ってカーテンをはためかせていた。
疲労と眠気のあまり、布団もかけずにベッドの上で寝ていたから変な夢を見てしまったのかもしれない。
きっと、そうに違いない。
でも……。
僕はもう一度あの夢を思い出す。
自分の顔を掴んだあの手と、あの声。この前みた夢と同じ人だ。
僕が見たのは夢に違いない。
でも……。
僕の戻らない記憶の中にその答えがもしもあるのなら。
僕はこれから、どうなってしまうんだろう。恐ろしくて考えたくなかった。
◇ ◇ ◇ ◇
シャワーを浴びて、ようやくざわつく気持ちは落ち着いた。
とにかく汗で服はびっしょり濡れていたし、夢見も酷く悪かったのですっきりしたかったのだ。
「ふう……」
それでも拭いきれない不安を吐き出すように、僕は大きく息を吐く。
さっき思い切り叫んだから、喉が少し痛む。水でも一口飲もうかと思って、僕は流しへと向かった。
(大丈夫、ただの夢だ。それ以上何かあるわけなんかない)
自分に言い聞かせるように心の中で呟く。
まだ早朝には遠い時間だ。コップ一杯の水を飲みほした後で通りがかりに厨房を覗くと、真っ暗で静かなものだった。
こんな不安な顔を誰かに見られたくはない。ある意味、誰も起きていないことに、僕は少し安心した。
「きょっぴー……?」
「ひっ……!」
安心した瞬間に背後から声がしたので、僕は声にならないような悲鳴をあげて振り返る。
「あ、アインさん……」
そこに居たのはアインさんだった。明かりも持たずにこの暗がりを歩いているのは流石ヴァンパイアと言うべきか。
「こんな時間に明かりもつけないで……一体どうしたんだい?」
「その、少し喉が渇いて起きてしまったんです。それで」
夢の事は伏せて、僕は取り繕いながらアインさんに話した。
だって、アインさんの首を絞める夢を見たなんて、とても言える訳がない。
「そうかい? それなら良いんだけど……いや、ちょっと待って」
少し納得いかない顔をしながら僕の顔を見ていたアインさんは、僕の手を引いて厨房の横の休憩室に入ると、部屋の明かりをつけた。
「あの……?」
アインさんは僕の顔をまじまじと見た後でひどく驚いた顔をする。
「どうしたんだい、酷く顔色が悪いじゃないか。……何か不安な事でもあったのかい?」
暗がりだからばれないだろうと思っていた。
どうやらアインさんにはしっかりと見抜かれてしまったようだ。
「ええとその……」
何と言おうか悩む。
「その、凄く嫌な夢を見てしまったんです。それで凄く怖くなって……でも、もう大丈夫です」
躊躇いがちに、俯きながら僕は答える。目を見たら嘘だとばれてしまいそうで怖かった。
勿論、夢の内容については触れない。
「そうか……本当に大丈夫なのかい?」
アインさんは心配そうに僕の顔を覗き込む。
「はい、大丈夫です。ただの夢ですから」
そう、ただの夢なのだ。それ以上でもそれ以下でもない。
アインさんはまだ心配そうな顔で僕の事を見ていたけれど、暫く後で大きく溜息をついた。
「――もしも困ったことがあったら迷わず私に相談して欲しい。どんな事でも必ず君の助けになるから。……いいね?」
夢についてそれ以上の事は聞かれなかった。でも僕に言ってくれたその言葉は、本当は全部分かっているのではないかなんて思えてしまう。
夢の内容があれではなかったのなら、今すぐにでも僕はアインさんに相談していただろう、そう思う。
「はい、有難うございます」
僕が頷いて、アインさんはようやく少し安堵した顔をした。
アインさんは心配だからと、僕を部屋までわざわざ送ってくれた。
同じ家の中だから心配し過ぎだとも思う。けれど断る理由もないので僕はアインさんと部屋までの短い距離を無言で歩く。
「あの……」
もうそこが部屋という所だった。
大分悩んで、僕はアインさんに向けて呼びかける。
「どうしたんだい? 聖弘君」
珍しく名前の方で呼ばれたから、逆に僕の方が驚いた。――もっとも、聖弘が本当の名前かは分からない。
「アインさんは、誰かを殺したいほど憎いと思った事はありますか?」
迷っていた質問を、思い切って言葉にする。
一瞬、アインさんがごくりと息を呑み、そして微かに笑ったのが分かった。
「そうだね……全くのゼロではない。……でも、もうずっとずっと、昔の事だよ」
その笑いはどの感情から来たものだったのかは分からない。
「何か君の中に不安な事でもあったのかい?」
心配そうにまた訊ねられた。
「いえ……それが自分の感情なのか分からない事があって。ちょっと心配になってしまっただけなんです」
僕は慌てて誤魔化すように答える。流石に本当の事は言えない。少なくとも今は。
「じゃあ、お休みなさい」
ドアの前で僕はアインさんにお礼を言った。
「お休み。――それから」
ドアを開けようとする僕の後ろからアインさんの声がする。
「君は優しい。誰かを傷つけようなんて絶対に考えるような子じゃない」
「アインさん……」
振り返った先に、優しく微笑む人がいる。
「だから、安心しておやすみ」
僕が扉を閉じきる最後の最後の瞬間まで、アインさんの眼差しが僕を見つめていた。
辺りは暗く、目を凝らしても何一つ見つけることが叶わない。
恐らく僕は――また夢を見ているのだろう。
耳鳴りのように、潮騒のように、遠くから何かが聞こえてくる。
――せ。
――んだ。
何を言っているのか聞き取れない。けれど誰かが僕に何かを呼び掛けているのだと、それだけは何故だか理解することができた。
耳を澄ましてもう一度その声に耳を傾ける。
――せ。
――を、――ろせ。
その声は徐々に大きくなってゆき、だんだんと何を言っているのか聞こえるようになってきた。
でもどうしてだろう。声が大きくなってゆく度に僕の心はざわついて、ここから離れたほうがいいのではないかと、そんな不安にかられてしまう。
離れたい。
それなのに、足が動かない。
声も出すことができない。
――ころせ。
――あいつを。
その言葉を聞いた瞬間に、僕の心臓は跳ね上がる。
そのまま息が止まってしまうかと思った。
逃げなきゃ、ここから。
そう思って動かない足を引きずろうとすると、目の前に気配を感じた。
誰だ、そう言いたいけれどやはり声が出ない。
僕の前に誰かが立っている。
それはきっと、前にも夢で見たあの人に違いない。
「あいつを、ころせ」
無理だ。僕は首を振って拒否の意志を示す。
足が動くのなら今すぐこの場から逃げるのに。
声が出るのなら大声で嫌だと叫ぶのに。
顔の見えないその人は一歩進みよると僕の顔をまた掴む。……前の夢と同じように。
「あいつを――あのヴァンパイアを」
「アインハルト・フォン・ヴェルシュタインをころせ」
今度ははっきりと、言葉になってそれは聞こえた。
「むり……だ。そんなの、できない」
血を吐くほどの気力を振り絞って、僕はようやく声を吐き出す。
「やれ」
「嫌だ、そんなの……嫌だ!」
僕は必死にその相手の襟首を掴むと、そのまま突飛ばそうと試みる。
けれど目を開いた瞬間に、僕は自分の目を疑った。
「うそ……」
僕の手は、アインさんの首を絞めている。
そして僕に締められるアインさんの表情は絶望の色に染まっていた。
嘘だ。
そんな事ってあるわけがない。
だって、僕がアインさんを殺そうとするわけなんかない。
こんなのはうそだ。
夢だから、全部うそだ。
嘘だ、早く夢から覚めて欲しい。
嫌だ!
「うわああああああああああああああああああっ!!」
飛び起きた自分の声で、正直僕は驚いた。
勢いあまって、ベッドから落ちそうになる。僕は慌ててベッドのヘッドボードにしがみ付き、なんとか体を支えた。
不自然な態勢を立て直そうとすると、ぽつりと絨毯にシミが滲む。
それは流れ落ちた僕の涙だった。
暫く息を整えた後、自分の手をまず確認する。
首を絞めた夢の感覚が残っているような気がして、手が震えて止まらなかった。首からは冷たい汗が流れ落ちる。そこで我に返ってみると、思いのほか僕は汗びっしょりになっていた。
多分、とても夢見が悪かったからだろう。
大丈夫、夢だった筈だ。絶対夢の筈だ。
部屋を見回しても何ら変わったところはない、いつもの僕の部屋だ。
はたはたという布音に振り返ると、半分だけ開けた窓から風が入ってカーテンをはためかせていた。
疲労と眠気のあまり、布団もかけずにベッドの上で寝ていたから変な夢を見てしまったのかもしれない。
きっと、そうに違いない。
でも……。
僕はもう一度あの夢を思い出す。
自分の顔を掴んだあの手と、あの声。この前みた夢と同じ人だ。
僕が見たのは夢に違いない。
でも……。
僕の戻らない記憶の中にその答えがもしもあるのなら。
僕はこれから、どうなってしまうんだろう。恐ろしくて考えたくなかった。
◇ ◇ ◇ ◇
シャワーを浴びて、ようやくざわつく気持ちは落ち着いた。
とにかく汗で服はびっしょり濡れていたし、夢見も酷く悪かったのですっきりしたかったのだ。
「ふう……」
それでも拭いきれない不安を吐き出すように、僕は大きく息を吐く。
さっき思い切り叫んだから、喉が少し痛む。水でも一口飲もうかと思って、僕は流しへと向かった。
(大丈夫、ただの夢だ。それ以上何かあるわけなんかない)
自分に言い聞かせるように心の中で呟く。
まだ早朝には遠い時間だ。コップ一杯の水を飲みほした後で通りがかりに厨房を覗くと、真っ暗で静かなものだった。
こんな不安な顔を誰かに見られたくはない。ある意味、誰も起きていないことに、僕は少し安心した。
「きょっぴー……?」
「ひっ……!」
安心した瞬間に背後から声がしたので、僕は声にならないような悲鳴をあげて振り返る。
「あ、アインさん……」
そこに居たのはアインさんだった。明かりも持たずにこの暗がりを歩いているのは流石ヴァンパイアと言うべきか。
「こんな時間に明かりもつけないで……一体どうしたんだい?」
「その、少し喉が渇いて起きてしまったんです。それで」
夢の事は伏せて、僕は取り繕いながらアインさんに話した。
だって、アインさんの首を絞める夢を見たなんて、とても言える訳がない。
「そうかい? それなら良いんだけど……いや、ちょっと待って」
少し納得いかない顔をしながら僕の顔を見ていたアインさんは、僕の手を引いて厨房の横の休憩室に入ると、部屋の明かりをつけた。
「あの……?」
アインさんは僕の顔をまじまじと見た後でひどく驚いた顔をする。
「どうしたんだい、酷く顔色が悪いじゃないか。……何か不安な事でもあったのかい?」
暗がりだからばれないだろうと思っていた。
どうやらアインさんにはしっかりと見抜かれてしまったようだ。
「ええとその……」
何と言おうか悩む。
「その、凄く嫌な夢を見てしまったんです。それで凄く怖くなって……でも、もう大丈夫です」
躊躇いがちに、俯きながら僕は答える。目を見たら嘘だとばれてしまいそうで怖かった。
勿論、夢の内容については触れない。
「そうか……本当に大丈夫なのかい?」
アインさんは心配そうに僕の顔を覗き込む。
「はい、大丈夫です。ただの夢ですから」
そう、ただの夢なのだ。それ以上でもそれ以下でもない。
アインさんはまだ心配そうな顔で僕の事を見ていたけれど、暫く後で大きく溜息をついた。
「――もしも困ったことがあったら迷わず私に相談して欲しい。どんな事でも必ず君の助けになるから。……いいね?」
夢についてそれ以上の事は聞かれなかった。でも僕に言ってくれたその言葉は、本当は全部分かっているのではないかなんて思えてしまう。
夢の内容があれではなかったのなら、今すぐにでも僕はアインさんに相談していただろう、そう思う。
「はい、有難うございます」
僕が頷いて、アインさんはようやく少し安堵した顔をした。
アインさんは心配だからと、僕を部屋までわざわざ送ってくれた。
同じ家の中だから心配し過ぎだとも思う。けれど断る理由もないので僕はアインさんと部屋までの短い距離を無言で歩く。
「あの……」
もうそこが部屋という所だった。
大分悩んで、僕はアインさんに向けて呼びかける。
「どうしたんだい? 聖弘君」
珍しく名前の方で呼ばれたから、逆に僕の方が驚いた。――もっとも、聖弘が本当の名前かは分からない。
「アインさんは、誰かを殺したいほど憎いと思った事はありますか?」
迷っていた質問を、思い切って言葉にする。
一瞬、アインさんがごくりと息を呑み、そして微かに笑ったのが分かった。
「そうだね……全くのゼロではない。……でも、もうずっとずっと、昔の事だよ」
その笑いはどの感情から来たものだったのかは分からない。
「何か君の中に不安な事でもあったのかい?」
心配そうにまた訊ねられた。
「いえ……それが自分の感情なのか分からない事があって。ちょっと心配になってしまっただけなんです」
僕は慌てて誤魔化すように答える。流石に本当の事は言えない。少なくとも今は。
「じゃあ、お休みなさい」
ドアの前で僕はアインさんにお礼を言った。
「お休み。――それから」
ドアを開けようとする僕の後ろからアインさんの声がする。
「君は優しい。誰かを傷つけようなんて絶対に考えるような子じゃない」
「アインさん……」
振り返った先に、優しく微笑む人がいる。
「だから、安心しておやすみ」
僕が扉を閉じきる最後の最後の瞬間まで、アインさんの眼差しが僕を見つめていた。
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