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第五話:嵐がやってきた
5-1:台風がやってくる
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起きたらなんと、昼だった。
「嘘おおおお!?」
いつも必ず目覚ましが鳴る筈だ。毎日鳴るようにセットしてあるから、今日だけ鳴らないなんてそんなことは……。
「嘘……」
時計を手に取った僕は言葉を失った。
何故か目覚ましがオフになっている。
慌てて僕は服を着替えると、厨房の方へと走って行った。
「すみませんっ! 寝坊してしまって……」
地面に頭が着くかと思う程体を折り曲げて僕は謝罪する。
「おはようきょっぴー。体は大丈夫?」
「店長からきょっぴーの体調が悪いって聞いて、今日は休んでもらおうと思ったんですよ」
休憩室からヴィクターとジェドさんの声がして、僕は慌てて振り返った。
丁度ランチタイムが終わって、二人は一息ついていたところだったらしい。
「じゃあ、目覚ましが鳴らなかったのは……?」
「ああ、余が消しておきましたよ」
なるほど、オフにした記憶が無いと思っていたら。
消した人が居たから鳴らなかったのか。
本当に心臓が泊まるほど驚いた。僕はへなへなと地面にへたりこんでしまった。
「ちょっと、きょっぴー!? まだ体調が悪いんじゃない!?」
慌ててヴィクターが僕を助け起こしてくれた。
「いや、そういうわけじゃ……」
そう言いかけたところに
「よぉ、きょっぴー! 具合大丈夫か?」
「エミリオさん!」
なんと、ビストロ・ノクターンの制服姿のエミリオさんが立っていた。
「その恰好は!?」
何が何だか分からずに、制服を指差して目を白黒させる僕。
エミリオさんはよくぞ聞いてくれたとばかりにドヤ顔で胸を張る。どうやら制服を見せびらかしたいらしい。
「どや! 似合うやろ! きょっぴーが具合悪い聞いたからな。今日は臨時の従業員や!」
「えええ……いや、エミリオさんパン屋さんの店長さんでしょ、大丈夫なんですか……」
「今日は臨時休業にしたんでな、気にせんといてや!」
驚きで声が出ない。そんなのありなの。
「勝手に休みにしてしまったけど、すまないね。きょっぴー」
エミリオさんの後ろから、アインさんが顔を出す。
なんとアインさんも今日はコックコートを着ていない。従業員の制服姿だ。
「もしかしてアインさんも?」
「ははは、そうなんだ。今日の厨房はジェドとスペクターさん達に任せることにして、私とエミリオがホールスタッフで頑張ることにしたんだよ」
まさかの、アインさんまでホールスタッフとは。一体何がどういう風の吹き回しなんだろう。
エミリオさんはともかく、ホールスタッフならヴィクターもいるだろうに。
「ヴィクターにはお使いをこの後頼む予定なんだ」
僕の考えていることが分かったのか、アインさんが付け加えた。でもアインさんがホールスタッフをやってまでヴィクターに頼む買い物って一体なんだろう?
「ひやっ!?」
急にアインさんが僕のおでこに手を当てたので、僕は思わず声をあげてしまった。不意打ちは卑怯だと思う、一言事前に言って欲しい。
「うーん、熱はない……顔色は……」
今度は人の顔をぺたぺた触り始めた。なすが儘にされているけれど、正直恥ずかしくて死にそうだ。その辺でやめて欲しい。
「顔が少し赤いけど、昨日よりは顔色が良いみたいだね。良かった」
一通り僕の顔をチェックした後で、真正面からにこりと笑われた。
正面からのイケメンオーラは眩しすぎて目に毒だ。慌てて僕は一歩後ずさりして顔を腕で隠す。
それと同時に、夜中はよくあんな至近距離だったのに眩しさに耐えられたものだと自分で感心してしまった。
……多分、昨日はそんな事考えている余裕もなかったからだろう。
「ひとまず体調は落ち着いているようだから、きょっぴーはヴィクターと一緒に買い物に行ってみないかい? 気分転換にもなるだろうし」
アインさんのその言葉で、アインさんがホールスタッフを代わる理由を理解した。
僕の事を気遣って、ヴィクターと買い物という名分で気分転換に出したかったのか。
回りくどいというか、その優しさが有難いというか。
思っている以上に心配させてしまっている事にも多少申し訳なく感じてしまった。
「きょっぴー、いいよね? せっかくだからボクと一緒に行こう?」
ヴィクターもその辺は察しているんだろう。僕を気にさせないよう、ことさら明るい声で僕に言った。
「……はい、じゃあぜひ」
そこまで心配されているのに意固地になるのは申し訳ない。僕は素直にヴィクターと買い物に出ることにした。
それに、確かに気分転換をするのもいいかもしれない。
気持ちが楽になったら、あんな夢を見ないで済むかもしれないし。
◇ ◇ ◇ ◇
遅い朝食を済ませた後で、僕はヴィクターと一緒に買い物に出発した。
外に出て初めて気づいたのだけれど、今日は風が強い。空を見上げるとびっくりするほど雲の動きが早かった。
「なんか、台風来てるらしいよ。だから今夜はウチもディナータイムはやらないんだって」
「台風? こんなに晴れてるのに?」
さらりと言ったヴィクターの言葉に僕は驚いて訊き返す。
だって、こんなに青空で太陽も出ているというのに。
「風強くて、雲の動き早いでしょ? じきに天気が変わってくると思う。夜になるころにはかなり近づいている筈だから」
スマホで天気予報を確認しながらヴィクターはもう一度言った。
言われてみれば、この風、ただの風じゃない。……少し湿気を含んだような、嫌な風だ。
「もしかして、買い物っていうのは」
料理で使うものなら業務中に散歩のついでになんか買いにはいかないだろう。
「そ。念のために台風対策で使うもの買ってきて欲しいって。……でも、遅くなると危ないから遅くなる前に帰ろうね。お店も今日は早仕舞いするって」
ぴらりとヴィクターがポケットから出した紙を広げてみせた。そこには『買うものリスト』が記載されている。
養生テープ、ブルーシート、非常用のライトや電池などなど……。
営業が終わるのを待って買い物に出ようとしたら、その前に台風がやってきてしまう。
「とはいっても、時間はまだ十分にあるはずだから安心して。せっかくだからさ、山下公園寄り道して行こうよ」
ヴィクターが気を遣って言ってくれているのを感じた。
この前エミリオさんと中華街に行ったときは横目でちらっと見ただけだったんだっけ。船が停泊していて格好良かったと思った記憶がある。
「……うん。そうですね。実は僕、前から公園の中を見たかったんです」
きっとアインさんもそうした方がいいと言うだろう。
僕はヴィクターの言葉に頷いて、笑った。
台風の予報が出ているからか、思いのほか公園には人が少ない。もっとも、まだ天気は青空のままなのでまだまだ気にするような時間でもないだろう。
公園の中をゆっくりと横切りながら耳を澄ますと、風の音に混じって噴水の静かな水音が聞こえてくる。
「うわあ、大きい船!」
公園の向こう側、海の見える場所に大きな船が停泊している。思わず僕は小走りに海の方へと駆け出した。
「きょっぴーは船見るの、初めてなんだっけ?」
後から追いかけてきたヴィクターが、船を見上げる僕に訊いた。
白くて大きい船は、遠目で見るよりも近くで見ると、思った以上に大きくて、言いようもないくらいの感動を覚える。
「分からないです……。でも多分、初めてかも」
記憶がないから自信はない。けれど実物の船を見てこんなに心が踊っているのだから、きっとよほどの船好きか、初めて見たに違いない。
「かっこいいね、きょっぴー」
「中とかどうなってるんでしょうね。これだけ大きな船だから、きっと内装も凄い豪華なのかな……」
「確かに! 映画とかで見るような感じかもしれないね!」
「えっ!? ヴィクターって映画観るんですか!?」
「観るよ! ボクを何だと思ってるのかな!?」
「す、すみません……」
そんな他愛もない話を暫くかわした後で、そろそろ買い物に向かおうかという話になった。
なにせ夜には台風がやってくる。時間に余裕はあった方がいいだろう。
背中越しに聞こえる汽笛の音を聞きながら、僕たちは公園を後にした。
「嘘おおおお!?」
いつも必ず目覚ましが鳴る筈だ。毎日鳴るようにセットしてあるから、今日だけ鳴らないなんてそんなことは……。
「嘘……」
時計を手に取った僕は言葉を失った。
何故か目覚ましがオフになっている。
慌てて僕は服を着替えると、厨房の方へと走って行った。
「すみませんっ! 寝坊してしまって……」
地面に頭が着くかと思う程体を折り曲げて僕は謝罪する。
「おはようきょっぴー。体は大丈夫?」
「店長からきょっぴーの体調が悪いって聞いて、今日は休んでもらおうと思ったんですよ」
休憩室からヴィクターとジェドさんの声がして、僕は慌てて振り返った。
丁度ランチタイムが終わって、二人は一息ついていたところだったらしい。
「じゃあ、目覚ましが鳴らなかったのは……?」
「ああ、余が消しておきましたよ」
なるほど、オフにした記憶が無いと思っていたら。
消した人が居たから鳴らなかったのか。
本当に心臓が泊まるほど驚いた。僕はへなへなと地面にへたりこんでしまった。
「ちょっと、きょっぴー!? まだ体調が悪いんじゃない!?」
慌ててヴィクターが僕を助け起こしてくれた。
「いや、そういうわけじゃ……」
そう言いかけたところに
「よぉ、きょっぴー! 具合大丈夫か?」
「エミリオさん!」
なんと、ビストロ・ノクターンの制服姿のエミリオさんが立っていた。
「その恰好は!?」
何が何だか分からずに、制服を指差して目を白黒させる僕。
エミリオさんはよくぞ聞いてくれたとばかりにドヤ顔で胸を張る。どうやら制服を見せびらかしたいらしい。
「どや! 似合うやろ! きょっぴーが具合悪い聞いたからな。今日は臨時の従業員や!」
「えええ……いや、エミリオさんパン屋さんの店長さんでしょ、大丈夫なんですか……」
「今日は臨時休業にしたんでな、気にせんといてや!」
驚きで声が出ない。そんなのありなの。
「勝手に休みにしてしまったけど、すまないね。きょっぴー」
エミリオさんの後ろから、アインさんが顔を出す。
なんとアインさんも今日はコックコートを着ていない。従業員の制服姿だ。
「もしかしてアインさんも?」
「ははは、そうなんだ。今日の厨房はジェドとスペクターさん達に任せることにして、私とエミリオがホールスタッフで頑張ることにしたんだよ」
まさかの、アインさんまでホールスタッフとは。一体何がどういう風の吹き回しなんだろう。
エミリオさんはともかく、ホールスタッフならヴィクターもいるだろうに。
「ヴィクターにはお使いをこの後頼む予定なんだ」
僕の考えていることが分かったのか、アインさんが付け加えた。でもアインさんがホールスタッフをやってまでヴィクターに頼む買い物って一体なんだろう?
「ひやっ!?」
急にアインさんが僕のおでこに手を当てたので、僕は思わず声をあげてしまった。不意打ちは卑怯だと思う、一言事前に言って欲しい。
「うーん、熱はない……顔色は……」
今度は人の顔をぺたぺた触り始めた。なすが儘にされているけれど、正直恥ずかしくて死にそうだ。その辺でやめて欲しい。
「顔が少し赤いけど、昨日よりは顔色が良いみたいだね。良かった」
一通り僕の顔をチェックした後で、真正面からにこりと笑われた。
正面からのイケメンオーラは眩しすぎて目に毒だ。慌てて僕は一歩後ずさりして顔を腕で隠す。
それと同時に、夜中はよくあんな至近距離だったのに眩しさに耐えられたものだと自分で感心してしまった。
……多分、昨日はそんな事考えている余裕もなかったからだろう。
「ひとまず体調は落ち着いているようだから、きょっぴーはヴィクターと一緒に買い物に行ってみないかい? 気分転換にもなるだろうし」
アインさんのその言葉で、アインさんがホールスタッフを代わる理由を理解した。
僕の事を気遣って、ヴィクターと買い物という名分で気分転換に出したかったのか。
回りくどいというか、その優しさが有難いというか。
思っている以上に心配させてしまっている事にも多少申し訳なく感じてしまった。
「きょっぴー、いいよね? せっかくだからボクと一緒に行こう?」
ヴィクターもその辺は察しているんだろう。僕を気にさせないよう、ことさら明るい声で僕に言った。
「……はい、じゃあぜひ」
そこまで心配されているのに意固地になるのは申し訳ない。僕は素直にヴィクターと買い物に出ることにした。
それに、確かに気分転換をするのもいいかもしれない。
気持ちが楽になったら、あんな夢を見ないで済むかもしれないし。
◇ ◇ ◇ ◇
遅い朝食を済ませた後で、僕はヴィクターと一緒に買い物に出発した。
外に出て初めて気づいたのだけれど、今日は風が強い。空を見上げるとびっくりするほど雲の動きが早かった。
「なんか、台風来てるらしいよ。だから今夜はウチもディナータイムはやらないんだって」
「台風? こんなに晴れてるのに?」
さらりと言ったヴィクターの言葉に僕は驚いて訊き返す。
だって、こんなに青空で太陽も出ているというのに。
「風強くて、雲の動き早いでしょ? じきに天気が変わってくると思う。夜になるころにはかなり近づいている筈だから」
スマホで天気予報を確認しながらヴィクターはもう一度言った。
言われてみれば、この風、ただの風じゃない。……少し湿気を含んだような、嫌な風だ。
「もしかして、買い物っていうのは」
料理で使うものなら業務中に散歩のついでになんか買いにはいかないだろう。
「そ。念のために台風対策で使うもの買ってきて欲しいって。……でも、遅くなると危ないから遅くなる前に帰ろうね。お店も今日は早仕舞いするって」
ぴらりとヴィクターがポケットから出した紙を広げてみせた。そこには『買うものリスト』が記載されている。
養生テープ、ブルーシート、非常用のライトや電池などなど……。
営業が終わるのを待って買い物に出ようとしたら、その前に台風がやってきてしまう。
「とはいっても、時間はまだ十分にあるはずだから安心して。せっかくだからさ、山下公園寄り道して行こうよ」
ヴィクターが気を遣って言ってくれているのを感じた。
この前エミリオさんと中華街に行ったときは横目でちらっと見ただけだったんだっけ。船が停泊していて格好良かったと思った記憶がある。
「……うん。そうですね。実は僕、前から公園の中を見たかったんです」
きっとアインさんもそうした方がいいと言うだろう。
僕はヴィクターの言葉に頷いて、笑った。
台風の予報が出ているからか、思いのほか公園には人が少ない。もっとも、まだ天気は青空のままなのでまだまだ気にするような時間でもないだろう。
公園の中をゆっくりと横切りながら耳を澄ますと、風の音に混じって噴水の静かな水音が聞こえてくる。
「うわあ、大きい船!」
公園の向こう側、海の見える場所に大きな船が停泊している。思わず僕は小走りに海の方へと駆け出した。
「きょっぴーは船見るの、初めてなんだっけ?」
後から追いかけてきたヴィクターが、船を見上げる僕に訊いた。
白くて大きい船は、遠目で見るよりも近くで見ると、思った以上に大きくて、言いようもないくらいの感動を覚える。
「分からないです……。でも多分、初めてかも」
記憶がないから自信はない。けれど実物の船を見てこんなに心が踊っているのだから、きっとよほどの船好きか、初めて見たに違いない。
「かっこいいね、きょっぴー」
「中とかどうなってるんでしょうね。これだけ大きな船だから、きっと内装も凄い豪華なのかな……」
「確かに! 映画とかで見るような感じかもしれないね!」
「えっ!? ヴィクターって映画観るんですか!?」
「観るよ! ボクを何だと思ってるのかな!?」
「す、すみません……」
そんな他愛もない話を暫くかわした後で、そろそろ買い物に向かおうかという話になった。
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