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第二部 宰相閣下の謹慎事情
482 狐火灯る夜(中) ☆
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右手にティーポットとカップの乗るトレイ。
左手には何かしらの毛皮だろうと思しきブランケット。
いや、ブランケットにしてもちょっと大きいような……それはともかく。
「エ…ドヴァルド様……何で、そんな……」
背筋のピンと伸びた、隙のない佇まいもさることながら、手にしているのがティーセットとブランケット。
一瞬どこのコスプレ執事が来たのかと思ってしまった。
と言うか、天下の宰相閣下が何でそんな用意を!
私が慌てて代わりに持とうと立ち上がったけれど、エドヴァルドは「ああ、気にするな」と、ブランケットを持つ手で私を軽く制して、トレイをティーテーブルの上に静かに置いた。
「シ…イオタだったか。ここへ運んで来る途中だった物を代わりに受け取っただけだ。私が貴女と〝狐火〟を見たいのだと言ったら、快く代わってくれた」
ココロヨク、のところだけちょっと違う響きがした様な気がしたけど、きっとそれは気が付かない方が良いんだろうな……。
うん、ゴメンねシーグ。
「どうやら〝狐火〟は、まだみたいだな」
「あ、そ、そうですね。と言うか、必ず毎日出現する訳でもないって聞いてますし……あくまで確率は高いだろう、と言う話で……」
「なるほど。だから、暖を確保して待つ体制なのか」
そう言ったエドヴァルドは、椅子の近くまで来ると、大判なブランケットを自らに羽織らせる様にして、優雅に腰を下ろした。
何だか……ただ椅子に座るだけの仕種さえ、流れる様なスマートさだ。
さすが幼い頃から礼儀作法を叩きこまれた大貴族は、この辺りからして違う。
――などと、うっかり感心していた所為か、エドヴァルドがその一連の動作の延長線上でこちらに差し出して来た手を、うっかりと取ってしまった。
「ふえっ⁉」
自分でもおかしいと思える声を上げたのは、分かっていた。
だけど気が付いた時には、エドヴァルドの長い足の間に挟まれるようにして座っているなどと、他にどうリアクションのしようがあったと言うのか……‼
「えええ、エドヴァルド様……っ⁉」
そのうえ、出て来る言葉も嚙みまくりだ。
「この方が温かいだろう」
いえ、違う意味でアタマが沸騰しそうです……‼
「イオタもこれ一つしか、羽織る物を持って来なかった事だしな」
それはきっと、自分には必要ないと思っていたからだろう、と思いながらも、色々と動揺していて、それが口に出る事はなかった。
だって、所詮はアイアンチェア。
椅子の幅から言って、座っていると言うよりは、エドヴァルドの上に乗ってしまっていると言った方が、限りなく正しいのだ。
「だ、ダメですって…っ、これ、絶対後でエドヴァルド様の足が痺れますって!わ…私だってそこまで軽くは……っ」
重い、などと言うとちょっと悲しくなるので、せめて「軽くない」と言い換えてみたけれど、エドヴァルドはと言えば、そんな事は気にも留めていないようだった。
「心配しなくて良い。貴女はこちらが不安になるほど華奢だ。慣れない北の地で風邪を引かれるのも困る。これくらいで、ちょうど良い」
「え…や…でも…っ」
「私の足が痺れる心配をしてくれるのなら、むしろ暴れずに大人しくしていてくれ。……それとも、まだ寒いか?」
もう私は、これでもかと言うくらいに首を横に振ってしまった。
ブランケットどころかエドヴァルドに包まれているかの様なこの状況で、一体誰が「寒い」などと言えるのか……‼
自分で自分の心臓の音が聞こえるくらいに動揺している私の耳元で、相も変わらず腰砕けになりそうな囁き声が、止む事なく耳に届く。
「フェドート卿によれば、紫や緑、赤と言った色が夜空に散るらしい。どれか一色の日もあれば、複数の色が混ざり合うように見える日もある、と。貴女の国でも、そんな風に?」
頭の片隅で「やっぱり完璧、オーロラだよねそれ……」と思いながらも、思った事がすぐさま声になったかと言えば、そうでもない。
返事のない私を、さすがにエドヴァルドも訝しんだのか、後ろから私を支える腕に少し力が入って――こちらを覗き込もうとしているのが横目に見えた。
「レイナ?」
「はいっ⁉ああっ、えっと、そうですね、私も直接は見た事がないんですけど、写真――絵とかで見たのは、そんな感じ…だった、かも……?」
写真だの旅番組だのと、当たり前だけど説明が出来ずに、結局「絵」としか言えずじまい。
ただ、私が上手く説明出来る語彙を持たなかったのだと、察したエドヴァルドは、それ以上の細かい事は聞いては来なかった。
やっぱり、察しの良い人だと思う。
思う…けど!
「レイナ、俯いたままだと、せっかく〝狐火〟が顕れても見えないんじゃないか?」
「こっ…こんな姿勢で見るとか…思わなかったので…っ」
だから普通に座りたいと言う私の無言のアピールは、今度は分かっていて無視された。
「日が暮れてしまったから、良くは分からないが……さぞ、貴女の顔は赤くなっているんだろうな……もったいない」
「もっ…⁉」
「今、ここには私しかいない。他の誰にも見られる事はないのは良いとして、肝心の私ですらそれを見る事が出来ないとはな」
「……っ」
そんなモノは見なくても良いです――‼
また、ジタバタと動きかけたところ、ダメだとでも言うように、エドヴァルドの腕に力が入った。
「貴女のいた世界に、私の知らない貴女がいるのは仕方がない。そこは妥協をする」
うん?妥協?
「だが」
聞き捨てならない言葉を振り返る間もなく、言葉が次々と耳元をすり抜けていく。
「今は――私が貴女と言う存在を知った今は、喜怒哀楽における、貴女の表情の全てを、私は知りたい。私しか知らない表情を見せてくれればそれが最良だが、少なくともその逆は、許容出来そうにない」
「⁉」
もう、何を言っているのか理解が及びません――‼
「ああ……それだ」
蕩けるような、色気二割増の声が聞こえた気がした。
「その表情、他の誰にも見せないでくれるか……」
「……っ」
エドヴァルドの右手が私の左頬にかかり、あまりに自然な仕種で斜め上を向かせられてしまった。
「ん…んっ」
ここ、他人ん家――‼︎
なかなか止まないどころか、どんどんと深くなる口づけに、抗議の意味もこめてペシペシと頬に触れられたままの手を叩いてみたけれど、まるで効いた様子がなかった。
そう言えば、宰相室と言いラハデ公爵邸と言い、考えてみれば気にする人じゃなかった!
「……ああ、すまない」
呼吸困難寸前のタイミングで、ようやくエドヴァルドの整った顔が少しだけ視界から外れた。
「これでは〝狐火〟が顕れても見えないな」
さも、今思い出したかの様に言っているけれど、口元に愉悦の笑みが浮かんでいるからには、明らかに、わざとだ。
私は「怒ってます」と主張するつもりで軽く睨んでみたら、何故かエドヴァルドには「レイナ……」と、盛大なため息を零されてしまった。
「確かに、そんな表情をさせてしまった私にも非はあるが、そのまま睨もうとしないでくれ。私には、煽られているとしか見えなくなってしまう」
「⁉︎」
「今すぐ寝台に連れて行きたくなってしまうから、やめてくれ」
「……ハイ」
どんな表情だとか、煽るって何、とか思うところはあれど、とりあえずワカリマシタ。
ここは「はい」一択だと言う事だけは、理解しました。
今の拍子にずり落ちかけていたブランケットを羽織り直すように、体制を元――と言っても、ブランケットとエドヴァルドに包まれた状態――に戻したエドヴァルドが、そこでふと視線を前に向けて、目を細めた。
「始まる……のか?」
何が、とは今は聞くまでもないだろう。
私も慌てて同じように、エドヴァルドが見ている方角に視線を投げた。
左手には何かしらの毛皮だろうと思しきブランケット。
いや、ブランケットにしてもちょっと大きいような……それはともかく。
「エ…ドヴァルド様……何で、そんな……」
背筋のピンと伸びた、隙のない佇まいもさることながら、手にしているのがティーセットとブランケット。
一瞬どこのコスプレ執事が来たのかと思ってしまった。
と言うか、天下の宰相閣下が何でそんな用意を!
私が慌てて代わりに持とうと立ち上がったけれど、エドヴァルドは「ああ、気にするな」と、ブランケットを持つ手で私を軽く制して、トレイをティーテーブルの上に静かに置いた。
「シ…イオタだったか。ここへ運んで来る途中だった物を代わりに受け取っただけだ。私が貴女と〝狐火〟を見たいのだと言ったら、快く代わってくれた」
ココロヨク、のところだけちょっと違う響きがした様な気がしたけど、きっとそれは気が付かない方が良いんだろうな……。
うん、ゴメンねシーグ。
「どうやら〝狐火〟は、まだみたいだな」
「あ、そ、そうですね。と言うか、必ず毎日出現する訳でもないって聞いてますし……あくまで確率は高いだろう、と言う話で……」
「なるほど。だから、暖を確保して待つ体制なのか」
そう言ったエドヴァルドは、椅子の近くまで来ると、大判なブランケットを自らに羽織らせる様にして、優雅に腰を下ろした。
何だか……ただ椅子に座るだけの仕種さえ、流れる様なスマートさだ。
さすが幼い頃から礼儀作法を叩きこまれた大貴族は、この辺りからして違う。
――などと、うっかり感心していた所為か、エドヴァルドがその一連の動作の延長線上でこちらに差し出して来た手を、うっかりと取ってしまった。
「ふえっ⁉」
自分でもおかしいと思える声を上げたのは、分かっていた。
だけど気が付いた時には、エドヴァルドの長い足の間に挟まれるようにして座っているなどと、他にどうリアクションのしようがあったと言うのか……‼
「えええ、エドヴァルド様……っ⁉」
そのうえ、出て来る言葉も嚙みまくりだ。
「この方が温かいだろう」
いえ、違う意味でアタマが沸騰しそうです……‼
「イオタもこれ一つしか、羽織る物を持って来なかった事だしな」
それはきっと、自分には必要ないと思っていたからだろう、と思いながらも、色々と動揺していて、それが口に出る事はなかった。
だって、所詮はアイアンチェア。
椅子の幅から言って、座っていると言うよりは、エドヴァルドの上に乗ってしまっていると言った方が、限りなく正しいのだ。
「だ、ダメですって…っ、これ、絶対後でエドヴァルド様の足が痺れますって!わ…私だってそこまで軽くは……っ」
重い、などと言うとちょっと悲しくなるので、せめて「軽くない」と言い換えてみたけれど、エドヴァルドはと言えば、そんな事は気にも留めていないようだった。
「心配しなくて良い。貴女はこちらが不安になるほど華奢だ。慣れない北の地で風邪を引かれるのも困る。これくらいで、ちょうど良い」
「え…や…でも…っ」
「私の足が痺れる心配をしてくれるのなら、むしろ暴れずに大人しくしていてくれ。……それとも、まだ寒いか?」
もう私は、これでもかと言うくらいに首を横に振ってしまった。
ブランケットどころかエドヴァルドに包まれているかの様なこの状況で、一体誰が「寒い」などと言えるのか……‼
自分で自分の心臓の音が聞こえるくらいに動揺している私の耳元で、相も変わらず腰砕けになりそうな囁き声が、止む事なく耳に届く。
「フェドート卿によれば、紫や緑、赤と言った色が夜空に散るらしい。どれか一色の日もあれば、複数の色が混ざり合うように見える日もある、と。貴女の国でも、そんな風に?」
頭の片隅で「やっぱり完璧、オーロラだよねそれ……」と思いながらも、思った事がすぐさま声になったかと言えば、そうでもない。
返事のない私を、さすがにエドヴァルドも訝しんだのか、後ろから私を支える腕に少し力が入って――こちらを覗き込もうとしているのが横目に見えた。
「レイナ?」
「はいっ⁉ああっ、えっと、そうですね、私も直接は見た事がないんですけど、写真――絵とかで見たのは、そんな感じ…だった、かも……?」
写真だの旅番組だのと、当たり前だけど説明が出来ずに、結局「絵」としか言えずじまい。
ただ、私が上手く説明出来る語彙を持たなかったのだと、察したエドヴァルドは、それ以上の細かい事は聞いては来なかった。
やっぱり、察しの良い人だと思う。
思う…けど!
「レイナ、俯いたままだと、せっかく〝狐火〟が顕れても見えないんじゃないか?」
「こっ…こんな姿勢で見るとか…思わなかったので…っ」
だから普通に座りたいと言う私の無言のアピールは、今度は分かっていて無視された。
「日が暮れてしまったから、良くは分からないが……さぞ、貴女の顔は赤くなっているんだろうな……もったいない」
「もっ…⁉」
「今、ここには私しかいない。他の誰にも見られる事はないのは良いとして、肝心の私ですらそれを見る事が出来ないとはな」
「……っ」
そんなモノは見なくても良いです――‼
また、ジタバタと動きかけたところ、ダメだとでも言うように、エドヴァルドの腕に力が入った。
「貴女のいた世界に、私の知らない貴女がいるのは仕方がない。そこは妥協をする」
うん?妥協?
「だが」
聞き捨てならない言葉を振り返る間もなく、言葉が次々と耳元をすり抜けていく。
「今は――私が貴女と言う存在を知った今は、喜怒哀楽における、貴女の表情の全てを、私は知りたい。私しか知らない表情を見せてくれればそれが最良だが、少なくともその逆は、許容出来そうにない」
「⁉」
もう、何を言っているのか理解が及びません――‼
「ああ……それだ」
蕩けるような、色気二割増の声が聞こえた気がした。
「その表情、他の誰にも見せないでくれるか……」
「……っ」
エドヴァルドの右手が私の左頬にかかり、あまりに自然な仕種で斜め上を向かせられてしまった。
「ん…んっ」
ここ、他人ん家――‼︎
なかなか止まないどころか、どんどんと深くなる口づけに、抗議の意味もこめてペシペシと頬に触れられたままの手を叩いてみたけれど、まるで効いた様子がなかった。
そう言えば、宰相室と言いラハデ公爵邸と言い、考えてみれば気にする人じゃなかった!
「……ああ、すまない」
呼吸困難寸前のタイミングで、ようやくエドヴァルドの整った顔が少しだけ視界から外れた。
「これでは〝狐火〟が顕れても見えないな」
さも、今思い出したかの様に言っているけれど、口元に愉悦の笑みが浮かんでいるからには、明らかに、わざとだ。
私は「怒ってます」と主張するつもりで軽く睨んでみたら、何故かエドヴァルドには「レイナ……」と、盛大なため息を零されてしまった。
「確かに、そんな表情をさせてしまった私にも非はあるが、そのまま睨もうとしないでくれ。私には、煽られているとしか見えなくなってしまう」
「⁉︎」
「今すぐ寝台に連れて行きたくなってしまうから、やめてくれ」
「……ハイ」
どんな表情だとか、煽るって何、とか思うところはあれど、とりあえずワカリマシタ。
ここは「はい」一択だと言う事だけは、理解しました。
今の拍子にずり落ちかけていたブランケットを羽織り直すように、体制を元――と言っても、ブランケットとエドヴァルドに包まれた状態――に戻したエドヴァルドが、そこでふと視線を前に向けて、目を細めた。
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