イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)

こたろう文庫

文字の大きさ
95 / 201

聖女のランク

しおりを挟む
お姉ちゃんとダンジョンに入ることになった。
今はその為にギルドに向かっている。
ダンジョンに入る時はギルドに一声掛けるように言われているからだ。

ギルドに向かいながら僕は気になっていた事をお姉ちゃんに聞く。

「お姉ちゃんは自分の力が化け物みたいに思えて塞ぎ込んだんだよね?どうやって立ち直ったの?言いたくなければいいけど……」

「そんなに大した話じゃないわよ。エルクは覚えてないかな?私が村で病気になったこと」

「覚えてない」

「私も微かに覚えてるくらいだからエルクは忘れててもしょうがないか…。私の病気は神父様が治してくれたの。その時に私は神父様みたいに誰かを助けれるようになりたいって思ったの。ずっと忘れてたけどね…。たまたま重症の人を治すことになってね。その時にお礼を言われて思い出したのよ。それからはせっかく力があるんだから誰かの役に立つように使おうって思ったってだけ。教会のお手伝いをしているのもそういう理由よ」

「そうたったんだ。やっぱりお姉ちゃんはスゴイね」

「そんな事ないよ。まだ見習いだし、学ぶ事もまだまだいっぱいあるからね」

「そっか、頑張ってね」

話しながら歩いていたらギルドに着いた

「僕はクラリスさんっていう受付の人が担当なんだけど、お姉ちゃんは?」

「私は担当はいないから、そのクラリスさんに会いに行きましょ」

「うん」
僕達はクラリスさんがいる列に並び、少しして順番が回ってきた

「クラリスさん、お久しぶりです」

「エルクくん久しぶりね。そっちの子は……せ、聖女様!……え?なんでエルクくんが水の聖女様と一緒にいるの?」

「水の聖女?」
僕は呟きながらお姉ちゃんを見る

「忘れて。勝手に誰かが呼び始めただけだから」

「そうなんだ。クラリスさん、この人は僕のお姉ちゃんだよ」

「え…!そうなの?」

「うん、それで今日はお姉ちゃんとダンジョンに潜ることにしたから報告に来たんだ」

「そうなのね。どこのダンジョンに行くの?」
僕は知らないので、お姉ちゃんを見る

「ルインダンジョンに行くわ」
お姉ちゃんが答える。

「……奥の部屋で待っててくれる?ギルマスを呼んでくるわ」
クラリスさんには許可が出せないらしい。危険なダンジョンなのだろうか……
お姉ちゃんは僕の力を試しにいく的な事を言ってたけど、わざわざ危険を冒したいわけではない

奥の部屋で待っているとギルドマスターとカッシュさんが入ってきた

「エレナちゃん、久しぶりだね。ギルドとしてはEランクの冒険者をあのダンジョンに行かせるわけにはいかないんだが…?」

「エルクなら大丈夫よ。それに私も一緒に行くから危険はないわ。そんなに深くにいくつもりもないし」
お姉ちゃんが答える

「……そういうことでいいのかな?」
ギルドマスターが確認するように言った

「はい、エルクにはさっき話しました。エルクが力試しに行くだけです」
この感じだとギルドマスター達も僕の魔力の事には気づいていたってことか

「それなら行かせてもいいか。エレナちゃんがいれば危険もないしな」
ギルドマスターはすんなりと許可を出した

「それじゃあ行ってくるわね。エルク行くわよ」

「う、うん」
なんだかカッシュさんの視線が気になったけど、僕はお姉ちゃんに連れられて外に出る

「ルインダンジョンってどんな所なの?」
僕はお姉ちゃんに聞く

「20階層までしか攻略出来ていないダンジョンよ。1階層降りるごとに、他のダンジョンだと5階くらい降りるくらい敵が一気に強くなるのが特徴よ」
なんだかやばそうなダンジョンに聞こえる

「それって大丈夫なの?」

「大丈夫よ。とりあえず20階層まで降りましょう」
そんなに深くまで行くつもりはないって言ったのに攻略されている最深部までいくつもりのようだ

「う、うん。とりあえず支援魔法掛けとくね」
僕は自分とお姉ちゃんに支援魔法を色々と掛ける

「何したの?急に体が軽くなったのは分かったけど」

「えっと、防護魔法と身体強化、魔法威力強化。後は脚力強化と腕力強化、それから思考加速に隠密だよ」

「やりすぎよ。何を相手にするつもり?1人で国を相手にするわけでもないのに……」

「そんなこと言っても、急に僕の魔力は桁違いって言われても不安ではあるよ」

「まあ、いいわ。それよりも魔法の発動がいくらなんでも早すぎない?」

「えっとストックってスキルと複合ってスキルがあってね。前もってストックのスキルに、さっき言った支援魔法を複合スキルで同時に効果が出るようにしたやつを入れておいたんだよ。そうすると実際に使う時はストックのスキルを使うだけでいいから楽なんだ。何個かパターンを作ってあって、いつもは防護魔法と身体強化だけのやつを使うよ。暇な時にストックを貯めてるんだ」
僕は説明する

「エルク、簡単そうに言ってるけど、普通はこんな事出来ないわよ」

「それはわかってるよ。ストックも複合も創造で創ったスキルだからね。他の人は持ってないスキルかもね」

「聞いたことないし、獲得してる人がいたとしても、両方とも獲得してるなんてことはないよ」

「創造のスキルはみんなに隠してるからね。使う時はバレないように気をつけるよ」

「スキルがつくれるスキルなんて知られたらどうなるかわからないわ。他のスキルも気をつけた方がいいけど、そのスキルだけは絶対に知られたら駄目よ」

「うん、わかった」
お姉ちゃんの認識でもこのスキルはヤバいらしい。

「ダンジョンまではどうやって行くの?近いの?」

「馬車で行くわよ。2時間くらいで着くからそこまで遠くはないわよ」

「乗り合い馬車?」

「ルインダンジョンに行く乗り合い馬車はないから、馬車を借りるわよ」

「そうなんだね。僕そんなにお金持ってないよ」

「大丈夫よ、ギルド証を見せればタダで貸してくれるから」

「そうなの?僕そんな説明聞かなかったけど……」

「エルクはまだEランクでしょ?上位ランクには特典が色々とあるのよ。そのひとつが馬車よ」

「そうなんだ。ちなみにお姉ちゃんのランクって?」

「Bランクよ。ギルドマスターからAランクの昇格試験は受けて良いって言われてるけど、試験内容が私1人だと辛いから放置してるの」
お姉ちゃんはBランクだった。しかもAランクに近いBランクだ

「スゴいね。Bランクだと馬車がタダなの?」

「制限があるけどね。1月に5日まて借りる事が出来るのよ。Aランクなら10日、Sランクなら制限なしに借りれるわね」

「お得だね。僕もランク上げようかな…」

「ランクを上げても、下のランクの依頼は受けることが出来るから、上げれるなら上げた方がいいわよ。こういう時に便利だから」

「少しずつ上げることにするよ」

僕達は馬車を借りてルインダンジョンに向かった
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様

コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」  ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。  幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。  早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると―― 「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」  やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。  一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、 「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」  悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。  なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?  でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。  というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク 普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。 だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。 洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。 ------ この子のおかげで作家デビューできました ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが

クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。 ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。 だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。 クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。 まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。 閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。 追伸、 雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。 気になった方は是非読んでみてください。

スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~

みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった! 無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。 追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。

処理中です...