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8.初お泊り!
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とりあえず2日分の食材を買ってきた俺達は、軽く昼食も済ませ、夕食までBLを読みながら寛いでいる。
快斗のベッドで寝転んで読んでいた俺は、いつの間にか寝てしまっていたようで、ふと香ってきた美味しそうな匂いに意識が浮上する。
「・・き、樹、起きた?ご飯出来たよ?」
「・・んっ・・ん~・・・食べる~・・・」
眠い目を擦りながら体を起こすと、目の前に快斗がいて、一気に目が覚めた。
「っ!!あっ、ご、ごめん!俺、寝ちゃってた!」
恥ずかしくて、顔が赤くなる。
「気にしないで。きっと昨日の引っ越しで疲れてたんだよ。寝起きだけど食べられる?」
「うん、食べれる。あ、明日はちゃんと手伝うからな!」
「うん、よろしくね。さ、冷めないうちに食べよ」
目の前のテーブルには、美味しそうなオムライスとサラダとスープが用意されていた。
「うわっ!めっちゃ美味しそう!」
「見た目はキレイに出来たんだけどね。さ、食べてみて」
「うん!いっただきま~す!」
スプーンでオムライスを一口食べる。
「美味しい~!!」
卵もフワフワで、中のチキンライスとのバランスも絶妙だった。快斗、ほんとに初心者?!
「ほんと?良かった~、樹に喜んでもらえて」
快斗の笑顔に、ドキッとした。イケメンの笑顔は心臓に悪いな・・・。
「「ごちそうさま~!」」
「あ、快斗は座ってて!片付けは俺がするから」
「えっ、一緒にするよ」
「だ~め!作るの手伝えなかったんだから、片付けくらいさせて!」
快斗の肩を押えて、無理矢理座らせる。
「じゃあ、お願いします」
「任せとけ!」
・・・お皿を洗い終わった俺は、何故か服がびしょびしょになっていた・・・。
「・・先にお風呂入る?」
「・・・悪い・・・」
俺は着替えを持ってお風呂場に行った。
あ~情けない!完璧に終わらす予定だったのに~~~!!
「お先~。あ、シャンプー借りた~」
タオルで頭を拭きながら部屋に戻ると、快斗がアイスティーを用意してくれていた。どこまで気が利くんだろう!
「じゃ、俺も風呂入ってくるね」
「うん」
風呂上がりのアイスティー、美味しい~!後で、俺も快斗の為にアイスコーヒーを用意しておこう。
30分程して、快斗がお風呂から上がってきた。
「お待たせ」
「ううん。はい、アイスコーヒー!」
「ありがとう」
濡れた前髪をかき上げながら、コップを受け取り一口飲む快斗。
風呂上がりのせいか、少し上気した顔が妙に色っぽい!!
世の女子には悪いが、この快斗は親友特権だな!
快斗のベッドで寝転んで読んでいた俺は、いつの間にか寝てしまっていたようで、ふと香ってきた美味しそうな匂いに意識が浮上する。
「・・き、樹、起きた?ご飯出来たよ?」
「・・んっ・・ん~・・・食べる~・・・」
眠い目を擦りながら体を起こすと、目の前に快斗がいて、一気に目が覚めた。
「っ!!あっ、ご、ごめん!俺、寝ちゃってた!」
恥ずかしくて、顔が赤くなる。
「気にしないで。きっと昨日の引っ越しで疲れてたんだよ。寝起きだけど食べられる?」
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「うん!いっただきま~す!」
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「えっ、一緒にするよ」
「だ~め!作るの手伝えなかったんだから、片付けくらいさせて!」
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「じゃあ、お願いします」
「任せとけ!」
・・・お皿を洗い終わった俺は、何故か服がびしょびしょになっていた・・・。
「・・先にお風呂入る?」
「・・・悪い・・・」
俺は着替えを持ってお風呂場に行った。
あ~情けない!完璧に終わらす予定だったのに~~~!!
「お先~。あ、シャンプー借りた~」
タオルで頭を拭きながら部屋に戻ると、快斗がアイスティーを用意してくれていた。どこまで気が利くんだろう!
「じゃ、俺も風呂入ってくるね」
「うん」
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30分程して、快斗がお風呂から上がってきた。
「お待たせ」
「ううん。はい、アイスコーヒー!」
「ありがとう」
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