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第3章 秘密の花園

第25話 夜明け

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 リリカは目を覚ますと、自身が身動きが取れない状態である事に気付いた。自分の周りに男のたくましい腕が回されていて、しっかり抱きとめられている。

(あれ、私裸だ!それにここ、私のベッドじゃない。えーと昨日は、3日目の魔力強化のトレーニングをやって、そうだ、ご主人様にお股を舐められて(///)、自分の身体じゃないみたいになって、その後を覚えてないなぁ。寝ちゃったみたい。)

 寝ぼけながらそんなことを考える。どうも今の状態は、いつぞやの抱き枕の刑に処された時と同じ状態だ。段々意識がはっきりしてきて気付いた。

(・・・なんてこと!私、トレーニングで疲れ果ててご主人様のベッドで眠っちゃったんだ。どうしよう・・・怒られるかなぁ。)

 でも、ご主人様にこれだけがっちり抱きしめられていると言うことは、お咎めを受けるような話にはならないかな、とも思った。窓はほの暗く、リリカはいつもより早く目が覚めたようだった。リアムのベッドで夜を明かすのは、初めてフェラチオをしたときに、下手だった罰として抱き枕にされたとき以来だったろうか?

 いつもより早い目覚めだというのにとてもすっきりしている。よほど昨晩の眠りが深かったのだろう。一方でリアムはまだ全く目覚める気配がない。

 彼は昨日なかなか寝付けなかった。昨晩はリリカをいじり倒したのだが、リアムは自身の欲望は全く解放しなかった。おまけに寝付こうとしたら、夢うつつのリリカに乳首をついばまれ、気になって目がさえてしまったのだ。

 スヤスヤと眠るリアムに包まれながら、リリカはちょっと得したなと思うのだった。・・・と、そういえば足に硬いものが押し付けられている。(ご主人様の・・・おっきくなってるんだ)そっとそれに手を伸ばし、指を這わせてみる。一本芯が通った逞しい存在感がある。

 リアムのそれを手の中に包みながら、リリカは昨日の「トレーニング」のことを反芻した。思えば、昨日は新しい発見が沢山あった。いつも胸を触られると濡れてしまう秘所が、実はとても気持ちのいい場所だったのだ。

 昨日は頭が沸騰してて状況がよくわからなかったが、あれは多分ご主人様が、その場所に指を入れていたようである。そこにやや深く沈められた指がもたらす小刻みな動きで、リリカはすっかり屈服させられていた。それだけではない。秘所の上にある突起もそれ以上に彼女を窮地に追いやった。そもそもそんな場所があること自体、リリカはあまり認識していなかったが、昨日はその存在を思い知らされたのだった。

(こんなに小さいのに・・・)

 そして、改めてご主人様がフェラチオを喜ぶ理由がわかるような気がした。(多分昨日のリリカが味わったようなのをご主人様も味わってるんだ。)リリカはそう理解した。そう考えると、リリカが咥えた時にとても喜んでくれる訳がよく分かる。

 (今、こんなになってるって事は、おフェラしたらご主人様気持ちいいんじゃないかなぁ。)リアムのそれは朝勃ちで大きくなっている。

 リリカはモゾモゾとリアムの腕の中から抜け出し布団の中に潜り込んで行った。今、ベッドの外側からはリアムが枕をして寝ている姿しかみえない。

「あぅっ!・・・はっ。」

 安らかに寝息を立てていたリアムの様子が急変した。口元をおぼつかなく開き、呼吸が乱れがちになっている。リアムの下半身あたりを包むかけ布団が激しく揺れている。いったい何が起きているのだろうか・・・。

 布団の中では、凄惨な捕食行為が繰り広げられていた。油断して睡眠をとっていた獲物は、あっさりと捕食者に食らいつかれていた。

 眠ったまま反射的にリアムは腰を引いたが、リリカの腕がお尻に回されていて逃げられない。なすすべなく避けようとした蠕動運動をそのまま受けるしかなくなってしまった。

「はぅ、ぅっ、はぁ・・・ぁ、ぁ・・・」

 うなされるようにリアムの口から声が漏れる。何度かの挑戦を経て、リリカはすっかり上手になっていた。筒の下半分に舌を這わせながら、口内を真空にして吸い付き、ほほの内側の肉が先端を撫でるように顔の角度を変え、しかも歯は全く触れない。前後運動をするリリカの顔に何度か球体が触った。

(あ、オチンチンと一緒にぶら下がってるのだ。)

前から、興味のあったそれに触れてみる。柔らかい袋に球体は二つ入っている。リリカは袋ごとそれをやわやわと握ってみた。

「・・・・・・!」

リアムの腰が暴れる。(もしかしてご主人様起きちゃった?)と思ったが、どうもまだ眠っているらしい。リリカが握ったのに反応して動いたみたいだ。(気持ちいいのかな?)
──リリカさん、それは乱暴に扱ってはいけませんよ。

 リリカが前後に動きながら、にぎにぎを続けると一気に筒の太さが増した。出る時の兆候と悟ったリリカは、口内に空間を作ってその瞬間に備えながら、動きを加速した。

びゅるっ、びゅるっ──

 熱い液塊が立て続けにリリカの粘膜をたたいた。栗の花を連想させる強い香りが口から鼻に広がっていく。液塊を打ち付けられた舌が苦みを訴える。リリカはそれをだ液と混ぜて滑りを良くし、ごくごくと飲み下していった。最後は尿道のやや柔らかい部分を根元から先端に向けて指で何度もこそぎ、残った液塊を絞り、鈴口を唇で挟み舌を何度も往復させて綺麗にしてあげた。

(ご主人様のミルク、苦いからちょっと飲みにくいな。あ、でも苦いのは「大人の味」なんだっけ?)

 リリカはコーヒーにはお砂糖を入れないと飲めない。以前、ストレートで飲むリアムに、苦くないかと聞いたら、「大人は苦いのが美味しいと感じるんだよ。そのうちお前も飲めるようになる。」と言われたことがあった。リリカは早く大人の味が分かるようになりたかったが、やっぱりお砂糖は手放せない。

(ご主人様のミルクで苦いのに慣れれば、お砂糖なしでコーヒーも飲めるようになるかもしれないなー。)

 呑気にそんなことを考えているとそろそろ起きる時間になっていた。のそのそとリリカはお布団から抜け出し、まだ起きてないことを確認してから、リアムの頬にチュッと唇を押し付け、そして着替えを取りに自室に向かっていった。

・・・・・・・・・

 リアムはいつもより少し寝坊をしてしまった。(とはいえまだ5時半だが。)「・・・?」どうもリリカを犯すような夢を見たような気がする。(嫌がるリリカを無理やりとか・・・、全く、俺は獣か?)などと思いつつ、やけにリアルな夢だったため、まさか夢精をしたのでは?リリカがいないのは、あきれて布団から出て行ったのでは?と思い確認するが、そこは大人しくしぼんでおり、全く何の汚れもない。(・・・気のせいか。なんかけだるい気がするし、やけに下半身がすっきりしてるんだけどな。)

 幾分、違和感を覚えつつも、着替えをして台所に出ると、すでにリリカは起きており、元気に朝食の用意をしていた。

「あ、ご主人様。おはようございまーす。」

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また、こんな内容を。。。
すみません。
これで3章終了です。
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