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第2部 第1章 アロン島の物語再び
第5話 最近のお勉強
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読み書きを覚えてすぐに魔道書のとんでも教育を受けてきたリリカ。しかし、最近はそんな勉強の毎日も日常のこととなった。
リアムの教える魔術学の難易度は超スパルタだったが、リリカは苦労しながらもなんとかついてきたのだった。
というか勉強後の余った時間で「ご褒美」としてしてもらうエッチなことにリリカは夢中で、今や一日の頑張りの目的は寝る前のご褒美のためと言っても過言ではない。
勉強は魔導書を目標のページ分読み進める方式で、早く読めて時間が余ればそこから先は「ご褒美」だ。
魔術のお勉強以上に下半身のお勉強に熱心なリリカを見て、モチベーション向上になるかなとリアムが考えたそのルールは、完璧にツボにはまっている。
少しでもご褒美時間を長くとりたいリリカは、毎日わずかでも暇があれば勉強中の魔導書を広げ、熱心に予習するのだ。狙い通りとはいえ、リリカのモチベーションにはリアムも驚いている。
(リリカ・・・。どんだけ、エッチが好きなんだお前は。。)
そんなことを考えると男の欲望がムラムラと湧き上がるリアムだが、そこはいつも自重して、ご褒美を与える時間まで我慢するようにしている。
リリカは性奴隷なんだし、やろうと思えばいつでもやってしまっても構わないはずだが、そうすると黒魔術の勉強をさせる原動力がなくなってしまうし、二人してエッチに耽り、どこまでも自堕落な生活になりかねない。(別にいいんだけど、リアムがきちんとしたいのだ。)
高いモチベーションで日々努力を積み重ねてきた結果、リリカは今や高位魔術にランク付けされる術式もマスターしてきている。普通の高等技術は一通り押さえてしまったので、最近読んでいる魔導書はブラックドラゴンフレアという暗黒系高等魔術の書だ。
この魔術は、「魔界」で発生すると言われる黒い炎を現世に召喚し、対象を焼き尽くす黒魔術の中でも禁忌度の高い危険な魔術だ(どこぞの邪王炎●拳に似ているが気のせいである)。
「魔界の炎を召喚」というのは、魔導書にそういう言葉で書かれているのであって、リアム自身「魔界」というものが本当に存在するかどうかは知らない。
ただ、少なくとも通常の自然現象では起こりえない炎を出現させる術であることは確認している。
基本的にこの術で生み出す黒い炎は、熱と光で構成される普通の炎とは異なり、温度という概念がない。
対象の生命活動に甚大な被害を及ぼす炎の形をした別の何かであるため、水魔術などで防ぐことができなく、またこの術で負った傷を治療することも難しい。
「・・・という訳だ。この魔術の術理は理解できたか?」
「はい。・・・でもリリカには、これ使えない気がします。」
「ほう。どうしてそう思う?」
「136ページ目からの章で、一通りの術式を立ち上げた後、術が成功する条件が書いてありましたけど、必要魔力がすごく高かったです。」
「おお、だいぶ前のページの内容だが、ちゃんと覚えているようだな。」
「8000MS(マグヌス)も魔力が要るって書いてましたけど、そんなに強い魔力ないですもん。」
「マグヌス」は魔力の強さを表す単位だ。厳密な定義は(作者が考えるのがめんどいので)省くが、常人の魔力は60MS程度、専門の訓練を積んだ魔術師で数百MS程度である。
ちなみに測り方が分からないので二人とも自分の魔力のほどは知らないが、多分リアムが訓練を積んだ魔術師と同程度なのではないかと思ってる。
「そうだな。そういう場合は、自分の精神力の集中だけで魔力を高めようとしないことだ。例えば、魔法陣の技術を併用する。」
「魔法陣?」
リリカは先日の魔術合戦の時にリアムが使った魔方陣を思い出した。
「魔法陣はいろいろな型式があるが、基本的には術師が精神集中した魔力を魔法陣に込めることで、体外に魔力を保有することができる。」
「そっか、それでもう一回魔力の集中をすれば、魔法陣にためた魔力と合わせて。」
「そうだ、繰り返せば8000MSの魔力集中は可能になる。」
ここで、なぜかリリカが何かをひらめいたような表情を一瞬した。「?(←リアム)」
「ご主人様は、この術使ってみたことはあるんですか?」
「ないな・・・。なかなか大掛かりな術だし、他にも読みたい魔導書がたくさんあったからな。」
「折角覚えたし、見てみたいです。リリカも使えるようになりたいし。明日とか!」
「いや、また今度にしような。今日は昼間の魔術基礎トレで、お互いかなり消耗しただろ?こういう大掛かりなのは万全を期すために、数日身体を休めてからの方が。」
パク──
「あぅっ!なっ!!リリカ。」
何が「パク」なのか、リアムが気付いた時には、リリカの頭は彼の股間に沈み込んでいた。そのまま舌を絡めながら、一気にお口の中を真空にする。
「ふっ、ぅぅぅうっ、ちょっと。」
「プハぁ。ご主人様!食欲とせーよくと睡眠をしっかりとれば、魔力は完ぺきに回復するじゃないですか。だから明日のために、今からたっぷり交尾しましょう!」
「たっぷりって、リリカ。今日はあと15分で就寝の時間だぞ。」
「いえ、リリカ。こんばんは明日の魔術演習のためにご褒美諦めます。その代わり今日はこれから明日の演習の準備をしましょう!」
リアムは、リリカのセリフの「!」のところにギラギラとした強力な意思を感じた。
「お、お前。これ、いつものご褒美と同じ・・・あぅっ(気持ちいい)」
「ご、ご褒美じゃないです!リリカ、ご褒美してもらえないのは残念ですけど、今日は我慢して(迫真)、魔術のお勉強の時間を延長して、明日の演習頑張ることに決めました。ね!?だから!ね!!?」
そ、そんなの屁理屈じゃないか──と言おうとしたリアムだったが、バキュームがすごく、下半身の準備はすっかり整ってしまっている。(さっきのひらめきってこれかよ・・・)
「リリカ、明日魔力を完全に回復するために、2回くらいミルクを飲みたいです!下のお口で!!」
リリカは、はじけるような笑顔でリアムのそれに頬ずりをして、期待の目でリアムを見る。
結局、リリカの気迫に押し切られるリアムであった。
────────
若干筆の進みが悪かったです。面白い内容になってるかな・・・。
リアムの教える魔術学の難易度は超スパルタだったが、リリカは苦労しながらもなんとかついてきたのだった。
というか勉強後の余った時間で「ご褒美」としてしてもらうエッチなことにリリカは夢中で、今や一日の頑張りの目的は寝る前のご褒美のためと言っても過言ではない。
勉強は魔導書を目標のページ分読み進める方式で、早く読めて時間が余ればそこから先は「ご褒美」だ。
魔術のお勉強以上に下半身のお勉強に熱心なリリカを見て、モチベーション向上になるかなとリアムが考えたそのルールは、完璧にツボにはまっている。
少しでもご褒美時間を長くとりたいリリカは、毎日わずかでも暇があれば勉強中の魔導書を広げ、熱心に予習するのだ。狙い通りとはいえ、リリカのモチベーションにはリアムも驚いている。
(リリカ・・・。どんだけ、エッチが好きなんだお前は。。)
そんなことを考えると男の欲望がムラムラと湧き上がるリアムだが、そこはいつも自重して、ご褒美を与える時間まで我慢するようにしている。
リリカは性奴隷なんだし、やろうと思えばいつでもやってしまっても構わないはずだが、そうすると黒魔術の勉強をさせる原動力がなくなってしまうし、二人してエッチに耽り、どこまでも自堕落な生活になりかねない。(別にいいんだけど、リアムがきちんとしたいのだ。)
高いモチベーションで日々努力を積み重ねてきた結果、リリカは今や高位魔術にランク付けされる術式もマスターしてきている。普通の高等技術は一通り押さえてしまったので、最近読んでいる魔導書はブラックドラゴンフレアという暗黒系高等魔術の書だ。
この魔術は、「魔界」で発生すると言われる黒い炎を現世に召喚し、対象を焼き尽くす黒魔術の中でも禁忌度の高い危険な魔術だ(どこぞの邪王炎●拳に似ているが気のせいである)。
「魔界の炎を召喚」というのは、魔導書にそういう言葉で書かれているのであって、リアム自身「魔界」というものが本当に存在するかどうかは知らない。
ただ、少なくとも通常の自然現象では起こりえない炎を出現させる術であることは確認している。
基本的にこの術で生み出す黒い炎は、熱と光で構成される普通の炎とは異なり、温度という概念がない。
対象の生命活動に甚大な被害を及ぼす炎の形をした別の何かであるため、水魔術などで防ぐことができなく、またこの術で負った傷を治療することも難しい。
「・・・という訳だ。この魔術の術理は理解できたか?」
「はい。・・・でもリリカには、これ使えない気がします。」
「ほう。どうしてそう思う?」
「136ページ目からの章で、一通りの術式を立ち上げた後、術が成功する条件が書いてありましたけど、必要魔力がすごく高かったです。」
「おお、だいぶ前のページの内容だが、ちゃんと覚えているようだな。」
「8000MS(マグヌス)も魔力が要るって書いてましたけど、そんなに強い魔力ないですもん。」
「マグヌス」は魔力の強さを表す単位だ。厳密な定義は(作者が考えるのがめんどいので)省くが、常人の魔力は60MS程度、専門の訓練を積んだ魔術師で数百MS程度である。
ちなみに測り方が分からないので二人とも自分の魔力のほどは知らないが、多分リアムが訓練を積んだ魔術師と同程度なのではないかと思ってる。
「そうだな。そういう場合は、自分の精神力の集中だけで魔力を高めようとしないことだ。例えば、魔法陣の技術を併用する。」
「魔法陣?」
リリカは先日の魔術合戦の時にリアムが使った魔方陣を思い出した。
「魔法陣はいろいろな型式があるが、基本的には術師が精神集中した魔力を魔法陣に込めることで、体外に魔力を保有することができる。」
「そっか、それでもう一回魔力の集中をすれば、魔法陣にためた魔力と合わせて。」
「そうだ、繰り返せば8000MSの魔力集中は可能になる。」
ここで、なぜかリリカが何かをひらめいたような表情を一瞬した。「?(←リアム)」
「ご主人様は、この術使ってみたことはあるんですか?」
「ないな・・・。なかなか大掛かりな術だし、他にも読みたい魔導書がたくさんあったからな。」
「折角覚えたし、見てみたいです。リリカも使えるようになりたいし。明日とか!」
「いや、また今度にしような。今日は昼間の魔術基礎トレで、お互いかなり消耗しただろ?こういう大掛かりなのは万全を期すために、数日身体を休めてからの方が。」
パク──
「あぅっ!なっ!!リリカ。」
何が「パク」なのか、リアムが気付いた時には、リリカの頭は彼の股間に沈み込んでいた。そのまま舌を絡めながら、一気にお口の中を真空にする。
「ふっ、ぅぅぅうっ、ちょっと。」
「プハぁ。ご主人様!食欲とせーよくと睡眠をしっかりとれば、魔力は完ぺきに回復するじゃないですか。だから明日のために、今からたっぷり交尾しましょう!」
「たっぷりって、リリカ。今日はあと15分で就寝の時間だぞ。」
「いえ、リリカ。こんばんは明日の魔術演習のためにご褒美諦めます。その代わり今日はこれから明日の演習の準備をしましょう!」
リアムは、リリカのセリフの「!」のところにギラギラとした強力な意思を感じた。
「お、お前。これ、いつものご褒美と同じ・・・あぅっ(気持ちいい)」
「ご、ご褒美じゃないです!リリカ、ご褒美してもらえないのは残念ですけど、今日は我慢して(迫真)、魔術のお勉強の時間を延長して、明日の演習頑張ることに決めました。ね!?だから!ね!!?」
そ、そんなの屁理屈じゃないか──と言おうとしたリアムだったが、バキュームがすごく、下半身の準備はすっかり整ってしまっている。(さっきのひらめきってこれかよ・・・)
「リリカ、明日魔力を完全に回復するために、2回くらいミルクを飲みたいです!下のお口で!!」
リリカは、はじけるような笑顔でリアムのそれに頬ずりをして、期待の目でリアムを見る。
結局、リリカの気迫に押し切られるリアムであった。
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若干筆の進みが悪かったです。面白い内容になってるかな・・・。
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