黒魔術と性奴隷と ~闇の治療魔術師奇譚~

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第2章 リリカの水魔術

第11話 今日も大事な魔力回復行為(リリカの思うつぼ)

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ようやくインフルが落ち着きました。
大変お待たせしてしまいましたが、創作を再開します。
─────────

 館裏の高台は、土煙がもうもうと立ち込めている。2メートルも離れれば人の姿が霞むような視界だ。だが、そのひどい土煙は、これでもまだ静まってきた方だ。

 つい30分ほど前まで、リアムとリリカがここで、魔術の実戦演習をしていたのだ。やはり技術的にも高く、魔力の容量が大きいリアムの方がいつも圧倒的に優位な攻勢を維持することになる。今日もリリカは防戦一方だった。

 しかし結果的には、そのおかげで身を守るための魔術の使い方については、リリカはかなりうまくなってきた。相手の攻撃を正面から受けない、かわす、逸らす、身体にあたる範囲のみ局所的に強力な防御壁を作って防ぐ、さらには躱しやすくするために敏捷性を上げる、局所防御壁の魔術属性を攻撃に対し有利なものを使用するなど、様々な対処方法を身に着けてきたのだ。

 そのため、近頃はリアムが特段戦術的な工夫(フェイントや状態異常魔法による間接攻撃など)をせず力押しをする分には、彼が手加減をしなくてもリリカはやり過ごせるまでになってきたのだ。

 もちろん、まともに受けたらひとたまりもない。しかし、躱した方が良いとか、逸らした方が良いとか、これはよけられないから防ぐとか、そういった対処方法を瞬時に判断し、自分の防御能力の限界を超えるような受け方をしないすべが身についたのだ。

 今日はリアムが地水火風に雷と光闇を加えた、全属性にわたる種々の魔術を全く手加減することなく、小一時間ほど絶え間なく打ち込み、リリカはそれをひたすら防いだ。それは、一羽のウサギに編隊を汲んだ爆撃機が一時間にわたって爆弾を落とすような恐ろしい状況であったが、結果的にはリリカはノーダメージだった。

「・・・リリカ。一度も反撃できませんでした。頑張りが足りないんでしょうか。」
「いや、今日は俺は本気で撃ってたからな。危なかったら止めるつもりだったが、最後まで危なげなかったのはすごいと思うぞ。」

 ノーダメージだったが、防戦一方だったことを反省するリリカとフォローするリアム。しかし、自身への戒めも含めて、リアムは釘も刺した。

「だが、俺程度の魔術攻撃を受けられるようになったからと言って、安心とは言えないからな。何度も言うが、俺だって、独学で黒魔術をかじったなんちゃってなんだから。本場の黒魔術師は見たことはないが、もっととんでもないはずだからな。」
「どのくらいレベルアップしたらいいんでしょうかね。」
「それが分かれば苦労はないが。うちには一冊のグリモワール(最高クラスの魔導書)もないから、どんなに頑張っても本場フォルセル王国の黒魔術師のレベルには到底及ばないと思っておいた方がいいぞ。」
「今できるベストの修業をするしかないってことですよね。」
「そうだ。それでだめなら仕方ないからな。」

 そんな会話をしながら、二人はふらふらと館に戻っていった。たった今二人が繰り広げた魔術の応酬は、神話の時代の神と魔王の直接対決に匹敵するレベルのものだったが、誰も見てないので二人は知らないままだ。入門者レベルが背伸びした戦いをした程度と思っている。


 それが冒頭に書いたように30分ほど前のことで、館に戻った二人は風呂に入り、トレーニング前に用意しておいた昼食を食べて、今は昼寝を始めている。

 数日前までは、午後にトレーニング時間を設けていたが、トレーニング後に食事をとって栄養を補給したほうが合理的であることに気付き、今は朝食の準備時に昼食もあわせて用意しておき、11時ころからトレーニングを行って、昼食をとるサイクルに変えている。

 トレーニング時間も以前は2~3時間かけていたが、やはり他のことがなかなか手につかなくなるので、いろいろ工夫し、時間を1時間に区切る代わりに、その1時間の間に全魔力を使い切るような魔術の応酬をするという、濃密なメニューに変えた。

 睡魔に耐えながらの食事が終わると、速攻でベッドに向かい二人で昼寝に入った。1時間程度経過したころ、今日はリアムが先に目を覚ました。自分の腕の中では、あどけない表情でリリカが寝息を立てている。目を閉じるといつも以上に長いまつげが目立つ。

(くっ・・・、こいつ、本当に可愛いな。)

 そんなこと思いつつ、バスローブ越しに胸の先端を撫でると、眠ったままリリカはピクンと反応を示した。(そういえばこいつには何度か寝込みを襲われていたんだった。)そこに思い至ると珍しくリアムに攻撃的な衝動がこみ上げてきた。

(ふふっ、よし。今日は性奴隷という立場を思い知らせてやるぜ!)

 リリカをうつぶせにし、その上に覆いかぶさると両手をリリカの下に潜り込ませて、両乳首をつまみコリコリいじり始める。リリカは眠ったまま息を荒くし始め、内股をこすり合わせるような動作をした。バスローブの中に手を入れて確認すると、彼女の秘所は入り口まで早くも潤っていた。何とも反応が早い。

ニュルリ──

 リアムは寝バックの形で容赦なく陽物をそこに挿し入れた。

「ひあっ、ん!・・・え?ご主人様?」

 突然の激しい快感を受けてリリカが目を覚ました。してやったりという様子で目を覚ましたばかりのリリカにリアムが話しかける。

「思い知ったか、リリカ?以前、お前はこういうことを俺にやったんだぞ。」

ギシギシギシッ

「ひどいだろ?これに懲りたら、今後こういうことは──」
「あっあっあっ♪」

 リアムに胎内をかき回され、リリカは切ない声をあげる。

「おい、聞いてるのか?リリカ!」

 『寝ているところを襲われたらいやだろ?だから今後こういうことはするなよ。』的なことを言おうとしたリアムだったが、リリカは目を閉じて、口を半開きにし、あまり聞いてない様子だ。

「ちゃんと話を聞きなさい!リリカ。」

ズンズンズンッ

「ひァッ、あっ、あっ♡ご、ご主人様♪それ♪
 それ気持ちいいです♡」

 そういうとリリカはうつぶせのまま上体を少し反らし、胸の前に隙間を作ると両手でリアムの両手をつかんで自分の胸に抱え込んだ。おっぱいも一緒にいじってという意思表示だ。

「・・・・・・」

 ちっとも嫌そうなところがないリリカに、これ以上話を続けても説得力が全くなさそうだ。

キュン──

 リリカの中が侵入してきたリアムの部分を熱く抱擁した。

「くそ、こんなはずじゃ(やっぱりこのパターンか)。ああもう!気持ちいい。リリカ、こっちを向いて!」

 リリカが顔を上げるとリアムが顔を寄せて舌を絡ませる。そのまま腰の動きを加速させていく。

「ああ!あぁん!ご主人様ぁ♡」
「あぁ、で、出る!」

 二人して頬ずりをしあい、リアムがひときわ激しく腰を打ち付けたのち、二人はガクガクと所在なく痙攣し、やがてぐったりを沈み込んだのだった。

「ミルク、出てますね♡」
「(はあはあ)あ、ああ。」

 リアムの頬にチュッと唇を落として微笑むリリカを見てリアムは、「目には目を」の作戦で、寝込みを襲うことはだめだぞということを身をもって思い知らせようというリアムの作戦は完全に失敗だったと悟った。

 ちなみにすっからかんになった魔力は夕方には見事に全回復した。


───────
 健康には気を付けます。
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