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第2章 リリカの水魔術
第18話 お風呂と水魔術練習
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小川で水の粘度を操作する術の試しを終え、夜二人は久しぶりに二人してお風呂に入った。以前にも二人で入ったことはないわけではないが、普通は別々に入ることにしている。
いつも風呂に入るのはリアムが先だ。リアムは一日ずつ入る順番を入れ替えるのでいいのではないかと言っていたが、リリカはかたくなにリアムを先に入れた。「奴隷の私がご主人様より先にお風呂に入るなんてもってのほか」ということだった。
確かに立場的にはそうなる。だが、実際のところこの島には二人しかいない。リアムが気にしないのであれば、そこまで厳格に奴隷・ご主人様をわきまえる必要はないというのに、なぜかお風呂についてはリリカはリアムを立てていた。
実は普段のリリカのお風呂の様子はこんな感じである。リアムが上がるとすぐにお風呂に入り、、(クンカクンカ・・・、まだご主人様の臭いが残ってる!スゥーハー(深呼吸))湯船に入ると水面を目を凝らして見つめ、(あっ、金髪の縮れ毛発見!長さからしてこれはきっとご主人様の陰毛じゃないかな!)などとやっている。
女の子なのでリリカは入浴がもちろん大好きだが、リアムの入った後のお風呂は楽しいことがいっぱいなのだ。そして、いつもピカピカに湯舟を掃除して出るのだった。この事実をリアムが知ったら、後からお風呂に入りたがるようになるかもしれない。
今夜は久しぶりの二人でのお風呂。言ってみるもんだとリリカはウキウキだ。リアムも平常心を保とうとしているようだが、脱衣所で脱衣するリリカの姿が気になってしまうようだった。眩しい肌が晒されていくにつれて、視線を這わさざるを得ない。
(くっ・・・、いつもベッドで見ているはずなのに、服を脱ぐ動作って、何でつい目がいってしまうのだろうか。)
身体を洗って湯船に浸かる二人。
「で、どうするんだ、リリカ?何か練習をしようと思ってなんだろ?」
「そうです。お風呂のお湯でいろいろ試してみたいなと思いまして。」
「まあ、そうだろうと思ってたけど、川でも充分練習できるだろうにどうしてお風呂なんだ?」
「川の水だと冷たいんで、段々身体が冷えてきちゃうんで、お風呂のがいいなと思いました。」
「それに、お風呂で試してみたいこともあったので。」
「そうか。」
「・・・・・・」
「・・・・・・どうしたんだ、リリカ。」
話が途切れてもリリカがじっと何かを凝視し続けているのが気になり、リアムがきいた。
「ご主人様。今、ちょっとおっきくなりかけですよね?」
「(慌てて手で隠そうとしながら)そ、そんなものを見ていたのか(汗) 恥ずかしいからそんなところばかり見るのはやめなさい。」
「え?ご主人様恥しいんですか?」
「あ、当たり前だろ?そんなにじっと見られたら。」
「リリカは、ご主人様のここいつも見たり舐めたりしてるのに。」
「そういうのはいつもベッドで部屋を暗くしてしてるじゃないか。お前こそ、そこを見られたら恥ずかしいだろ?というか、恥ずかしがれよ。女の子の秘密の場所なんだから。」
「ご、ご主人様に見つめられるとリリカは下のお口からよだれが出ちゃいますね。。」
「な、何て(・・・はしたないことを!)」
青年と少女がお風呂に入っているシチュエーション。普通なら恥ずかしがるのは少女の側であるのは間違いないのだが、リアムの方がたじたじだ。以前にお風呂で致したこともある二人なので今更なのだが、リリカが肝心な部位をガン見するのがリアムの羞恥心を掻き立てるようだ。
「で、ご主人様。リリカ、水魔術でちょっとやってみたいことがあるんです。」
「おぉ、早速実験するんだな。よし、やってみなさい。」
「エヘへ、じゃ!」
魔術の話に話題が移ったので、リアムは油断した。リリカの眩しい肢体で膨らみかけた股間も、まじめな話題になり落ち着きかけたところだった。魔術の話をするというのに「エヘへ」などと笑うリリカをリアムはもう少し警戒すべきだった。
不意にリリカの両手が伸び、リアムの股間を包み込んだのだ。
「ヒぉッ!ちょっっ・・・リ、リリカ。何を!?」
厳密にはリリカの手はリアムのそれには触れていなかった。しかし、包まれたリアムの方は、かなりの圧力をそれに感じていた。(ど、どうなっているんだ?ま、まさかこれ、水魔術?)
リリカは、両手に集中させた魔力でゼリー状に固めたお湯でリアムのそれを包み込み、その外側から両手で握っているのだ。不意を突かれ、大事な部分を敵の手中にされてしまったリアムは身動きができない立場になってしまった。
「や、やめなさい、リリカ!高尚な黒魔術で何ということをするん・・・アォッ!」
リリカが両手を前後に動かしたため、最後まで言葉を発せなくなってしまった。(な、・・・なんだこれ。少しヒダヒダをつけているのか?密着しているのにまとわりついてものすごい刺激が・・・ォワッ、ぁあ)
「ご主人様、これどうですか?」
「・・・・!・・・・!!」
声を出す余裕もなくなってしまったリアムは数分後、あえなく身体を痙攣させてしまうのだった。
──ビクッびゅるっ
「あ、ご主人様のミルク!」
両手で包み込んだ水の塊の中に白い液塊が溜まる。リリカは、そおっとリアムの中心部から握りこんだ水を抜き取るとそれを口元にもっていった。
「はぁはぁ。・・・!!お、お前まさか!」
快感が身体を走り抜け脱力しかけたリアムが驚いて声をかけた。リリカは、水の袋に封じ込めたリアムのミルクをごくごくと飲み始めたのだ。
「・・・・・・(あぁっ、何だろう。なんか命を吸い取られているような錯覚に陥る。)」
「(ゴクゴク)プハァ!最近下のお口でばかり飲んでたので、久しぶりの味わいでした♪」
「・・・そ、そう。」
「あのね。今、水をドロドロにする逆の魔術をご主人様のミルクにかけて飲んでみたら、サラサラでのど越しすっきりでした。はちみつみたいなのをサラサラにことも結構簡単にできるんですね!」
(教えてもいないのに、術の応用を自分で身に着けるとは。。)粘度を上げることができるのなら逆に下げることもできないわけではない。しかし、水魔術を使えるようになったその日に、そのような応用まで身に着けるというのはかなり非凡な才能といえる。だが・・・
「でもやっぱりご主人様のミルクは、ちょっとのどに引っかかるくらいの粘り気があった方がいいかなー」などとつぶやくリリカを目にし、どうしても素直に喜べないリアムであった。
いつも風呂に入るのはリアムが先だ。リアムは一日ずつ入る順番を入れ替えるのでいいのではないかと言っていたが、リリカはかたくなにリアムを先に入れた。「奴隷の私がご主人様より先にお風呂に入るなんてもってのほか」ということだった。
確かに立場的にはそうなる。だが、実際のところこの島には二人しかいない。リアムが気にしないのであれば、そこまで厳格に奴隷・ご主人様をわきまえる必要はないというのに、なぜかお風呂についてはリリカはリアムを立てていた。
実は普段のリリカのお風呂の様子はこんな感じである。リアムが上がるとすぐにお風呂に入り、、(クンカクンカ・・・、まだご主人様の臭いが残ってる!スゥーハー(深呼吸))湯船に入ると水面を目を凝らして見つめ、(あっ、金髪の縮れ毛発見!長さからしてこれはきっとご主人様の陰毛じゃないかな!)などとやっている。
女の子なのでリリカは入浴がもちろん大好きだが、リアムの入った後のお風呂は楽しいことがいっぱいなのだ。そして、いつもピカピカに湯舟を掃除して出るのだった。この事実をリアムが知ったら、後からお風呂に入りたがるようになるかもしれない。
今夜は久しぶりの二人でのお風呂。言ってみるもんだとリリカはウキウキだ。リアムも平常心を保とうとしているようだが、脱衣所で脱衣するリリカの姿が気になってしまうようだった。眩しい肌が晒されていくにつれて、視線を這わさざるを得ない。
(くっ・・・、いつもベッドで見ているはずなのに、服を脱ぐ動作って、何でつい目がいってしまうのだろうか。)
身体を洗って湯船に浸かる二人。
「で、どうするんだ、リリカ?何か練習をしようと思ってなんだろ?」
「そうです。お風呂のお湯でいろいろ試してみたいなと思いまして。」
「まあ、そうだろうと思ってたけど、川でも充分練習できるだろうにどうしてお風呂なんだ?」
「川の水だと冷たいんで、段々身体が冷えてきちゃうんで、お風呂のがいいなと思いました。」
「それに、お風呂で試してみたいこともあったので。」
「そうか。」
「・・・・・・」
「・・・・・・どうしたんだ、リリカ。」
話が途切れてもリリカがじっと何かを凝視し続けているのが気になり、リアムがきいた。
「ご主人様。今、ちょっとおっきくなりかけですよね?」
「(慌てて手で隠そうとしながら)そ、そんなものを見ていたのか(汗) 恥ずかしいからそんなところばかり見るのはやめなさい。」
「え?ご主人様恥しいんですか?」
「あ、当たり前だろ?そんなにじっと見られたら。」
「リリカは、ご主人様のここいつも見たり舐めたりしてるのに。」
「そういうのはいつもベッドで部屋を暗くしてしてるじゃないか。お前こそ、そこを見られたら恥ずかしいだろ?というか、恥ずかしがれよ。女の子の秘密の場所なんだから。」
「ご、ご主人様に見つめられるとリリカは下のお口からよだれが出ちゃいますね。。」
「な、何て(・・・はしたないことを!)」
青年と少女がお風呂に入っているシチュエーション。普通なら恥ずかしがるのは少女の側であるのは間違いないのだが、リアムの方がたじたじだ。以前にお風呂で致したこともある二人なので今更なのだが、リリカが肝心な部位をガン見するのがリアムの羞恥心を掻き立てるようだ。
「で、ご主人様。リリカ、水魔術でちょっとやってみたいことがあるんです。」
「おぉ、早速実験するんだな。よし、やってみなさい。」
「エヘへ、じゃ!」
魔術の話に話題が移ったので、リアムは油断した。リリカの眩しい肢体で膨らみかけた股間も、まじめな話題になり落ち着きかけたところだった。魔術の話をするというのに「エヘへ」などと笑うリリカをリアムはもう少し警戒すべきだった。
不意にリリカの両手が伸び、リアムの股間を包み込んだのだ。
「ヒぉッ!ちょっっ・・・リ、リリカ。何を!?」
厳密にはリリカの手はリアムのそれには触れていなかった。しかし、包まれたリアムの方は、かなりの圧力をそれに感じていた。(ど、どうなっているんだ?ま、まさかこれ、水魔術?)
リリカは、両手に集中させた魔力でゼリー状に固めたお湯でリアムのそれを包み込み、その外側から両手で握っているのだ。不意を突かれ、大事な部分を敵の手中にされてしまったリアムは身動きができない立場になってしまった。
「や、やめなさい、リリカ!高尚な黒魔術で何ということをするん・・・アォッ!」
リリカが両手を前後に動かしたため、最後まで言葉を発せなくなってしまった。(な、・・・なんだこれ。少しヒダヒダをつけているのか?密着しているのにまとわりついてものすごい刺激が・・・ォワッ、ぁあ)
「ご主人様、これどうですか?」
「・・・・!・・・・!!」
声を出す余裕もなくなってしまったリアムは数分後、あえなく身体を痙攣させてしまうのだった。
──ビクッびゅるっ
「あ、ご主人様のミルク!」
両手で包み込んだ水の塊の中に白い液塊が溜まる。リリカは、そおっとリアムの中心部から握りこんだ水を抜き取るとそれを口元にもっていった。
「はぁはぁ。・・・!!お、お前まさか!」
快感が身体を走り抜け脱力しかけたリアムが驚いて声をかけた。リリカは、水の袋に封じ込めたリアムのミルクをごくごくと飲み始めたのだ。
「・・・・・・(あぁっ、何だろう。なんか命を吸い取られているような錯覚に陥る。)」
「(ゴクゴク)プハァ!最近下のお口でばかり飲んでたので、久しぶりの味わいでした♪」
「・・・そ、そう。」
「あのね。今、水をドロドロにする逆の魔術をご主人様のミルクにかけて飲んでみたら、サラサラでのど越しすっきりでした。はちみつみたいなのをサラサラにことも結構簡単にできるんですね!」
(教えてもいないのに、術の応用を自分で身に着けるとは。。)粘度を上げることができるのなら逆に下げることもできないわけではない。しかし、水魔術を使えるようになったその日に、そのような応用まで身に着けるというのはかなり非凡な才能といえる。だが・・・
「でもやっぱりご主人様のミルクは、ちょっとのどに引っかかるくらいの粘り気があった方がいいかなー」などとつぶやくリリカを目にし、どうしても素直に喜べないリアムであった。
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