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第二部 学生時代回想編

第13話 目の当たりにした狂宴1(中里優華視点)

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定時で仕事を切り上げたその特別な金曜日、私は駅近のプリンスホテルに向かった。

落ち着かない・・心がはやる。今夜、一体どんな夜になるんだろう、そう思いを巡らせると、期待と不安で心臓がつぶれそうな気持ちになる。


ヤれるのか?

罠なのか?


アングラな臭いはぷんぷんする。ホテルの受付には足を運ばず、事前に連絡をもらった部屋番号を目指す。最上階だ。


高級ホテルの最上階のスウィートとか、今まで中を見たこともない。

インターホンを押してみる。


「どちら様ですか?」(女性の声)


事前に知らされていた問いかけだ。用意されている答えを返す。


「会合に出席予定のものです。」(私)
「お名前は?」(女性の声)
「中里優華です。」(私)

「・・・・・・」(女性の声)

「出席者名簿を確認できました。お入りください。」(女性の声)


ドアを開けたのは、眼鏡をかけた小柄なボブカットの女性だった。私より年下かな?でも、私もOG2年目だし、学生ではないなら歳の差はあっても1歳くらいだろう。

中には既にかなりの人数の人が待機していた。みんな20~30歳くらいの女性だ。


ルームサービスもテーブルに並べられている。


・・・ピザやパスタなどのイタリアンディッシュをメインにしたラインナップで、品数もかなり豊富。あ、ワインのボトルもあるね。


バイキング形式で、取り皿は紙とかじゃなく、ちゃんとした陶器の皿が用意されている。思った以上にしっかりしたメニューで、ちょっと驚いた。


「あの、これ好きに取っていいんですかね?」(私)
「ええ、みんな自由に始めてますよ。」(近くにいた女性)


・・・食べ放題、飲み放題か。あ、このピザ、生地がしっかりしてて美味しい。


うわー、結構不安があったけど、この食事みたらちょっと安心感ある。それに一応ここの人みんな、母校の同じ卒業生なわけよね。

ふー、ワインもなかなか。何なんだこのセレブ感。普通に食事会として満足感のある内容だよ、これ。・・・で、本題の圭太君はほんとに来るのかな。それが気になり始めてきた。


先ほど話しかけた近くに座っていた人は、横川玲奈さんという人。28歳で法律事務所に勤めているとのこと。やはり、後輩から圭太君のことを知り、2ヶ月前からこの会合に出席するようになったらしい。

ちょっと会話したのをきっかけに打ち解けたので、いろいろ聞いてみることにした。


「実のところ、今でもちょっと信じられない気分なんですけど。」(私)
「そうそう、始めはみんなそうなのよ。私もさ、いくら何でも話がうますぎるって思ったのよね。」(玲奈)
「一番気になってるのが、その、・・・本当に圭太君が来るのかとか、彼、身体大丈夫なのかとか。」(私)
「そうよね。わかるわかる。でも、ほんとに大丈夫よ。初参加でもきっちりできるから。私も最初、入会金払う時はかなり躊躇したけど、今はあの時思い切って良かったって、本気で思ってるわ。」(玲奈)


そ、そうか。新入りは当分見てるだけ、とかいう訳じゃなさそうだ。・・・でも、


「で、でも、ここに20人くらいいますよね?圭太君、一人なのに本当に大丈夫なのかしら。」(私)

(彼女の心配は当然のものといえます。男女逆転させて考えてみると、20~30代の社会人男性が飲み食いする密室に、一人のロリっ子少女が一晩中輪姦されるためにやってくる、という状況です。普通に考えて正気の沙汰ではありません。)


「それがね、信じられないことに大丈夫なのよ。圭くんの精力は本当に普通じゃ考えられない強さで、毎週2泊3日休まず頑張ってくれてるわ。」(玲奈)
「え、2泊3日?1泊ではなく?」(私)

「ああ、追加料金を払った人だけ、2泊目の参加もできるのよ。ただ、参加者は半分くらいになるので、追加料金の方が高いけどね。」(玲奈)


に、2泊3日輪姦され続けるショタっ子D2だと?これまでもいろいろ驚いてきたけど、まだ序の口だったってのか。


私の表情を読み取ってか、玲奈さんが言葉をつないだ。


「信じられないって顔してるけど、圭くんに関しては、もう普通の常識は度外視しておかないときりがないよ。私は、ともかく、こんなに都合のいい男の子が近くにいてくれたってことを素直に喜ぶようにしてるわ♪」(玲奈)

「・・・私も1回だけ、後輩に圭太君を紹介された時に出来たんですけど・・・、」(私)
「フフッ、すごかったでしょ。」(玲奈)
「ポルチオにモロあたりで・・、マジイキで・・」(私)
「それそれ!もうね、ここに出席出来たら、一週間分の性欲を全部解放できちゃうし、もう風俗にお世話になる必要はないなって、心底思えるよ。」(玲奈)

「ちょっと気になってたんですけど、圭太君はこれに出ていくらかもらってるんですかね。」(私)
「それがね・・、ボランティアらしいよ。」(玲奈)


え・・・?マジで?そんなことってある?


いや、確かに実咲たちと一緒に圭太君のうちに行った時も、実咲たちからは紹介料をせびられたけど、圭太君には何も払っていない。

今回の会合も、スウィートルームとルームサービスの費用は、確かに会費で賄えそうだけど、圭太君にいくらか渡すとなるとちょっと計算が合わなくなってくる。


「そんな男子って、存在するんですか?ただでエッチOKって、しかも複数回を二晩無制限とか、風俗のお兄さんだってそんなことする人聞いたことないですよ。」(私)
「だから、さっきも言ったけど、圭くんに関しては、常識で考えちゃ駄目なのよ。」(玲奈)


釈然としない私の顔を見て、玲奈さんはさらに言葉を重ねてきた。


「いい?圭くんはきっとエッチが大好きな男の子なのよ。で、沢山気持ち良くなれて嬉しいから、お姉さん達と会うのにお金とか特にいらない、ていうふうに理解すればいいのよ?」(玲奈)


いやいやいや、そんなご都合主義があり得ないって思ってるから、いろいろ不安にかられるんですが。

(もし、先ほどの男女逆転したシチュエーションを想定したロリっ子が、「お兄さんたちとエッチできるの気持ち良くて嬉しいので、いくらでも中出ししてください。気持ち良くなるために来てるので、お金とかいらないです!」とかいわれたら、普通は何か裏があるだろうと疑うと思います。彼女の今の気持はそんな感じです。)


そんな・・・、本当にエッチが好きでお姉さんたちとするためにここに来てるなんて、そんな都合のよい展開だとしたら・・・。やばい、想像しただけで、今パンツに染みができた。


ガチャッ


突如、スウィートルームの出入口が開いた。


「さあみんな、お待ちかね!圭くんを連れてきたよー!」(紗良)


あ、あれは会合の取り仕切りをしていた砂村さんだ。後ろに男の子、そう、圭太君もいる。

ほ、本当に来た!


みんなの歓声が湧きかけた瞬間、一人の女の人が圭太君の前に走り寄った。

「圭くーん♪もう勃ってるー!?」(OGの女性の一人)
「え?・・・あ、は、はい?」(圭太君)


こんな会合自体、とても現実味のないものだと思っていたんだけど、ことは始まったそばから意表を突いた形になった。

白の開襟シャツにパステルピンクのロングスカートという清楚な服装をした女性が、間髪入れずに圭太君をソファー押し倒し、「いただきます」というと同時にフェラを始めたのだ。


マジか・・!ダマしもジラしも何もない、正真正銘のそういう会合なんだ。


「あ、基本的にはおチンチン入れたら邪魔しないってのが暗黙のルールだから、そこはしっかり守るようにね。後は早いもん勝ちだから、とにかくお互いうまく楽しみましょうね♪」(玲奈)


玲奈さんはそういいながら、手にしていたグラスのワインを一口飲んでテーブルに置き、スカートをたくし上げてパンツを脱ぎ始めた。

タイミングを見計らって、素早く割り込むのがコツということで、いつでも挿入れられるようにパンツは脱いでおいた方が有利なんだって。全裸になっておくのも悪くはないけど、食事をする間は格好が悪いので、深夜になるまではみんな服はある程度着ている人が多いらしい。


2ヶ月前から参加し、すでに8回目の出席の玲奈さんは、流石にかなり立ち回りに慣れていた。しょっぱなから押し倒しにかかった女性(沙奈枝さんというらしい)がイクのを確認すると、近くの人と協力して、脱力した沙奈枝さんを抱えて引き起こし、脇に横たえつつ、素早く圭太君の上にまたがっていた。


「ンァッ!・・クゥッ!!」(玲奈)


すごい、さっきまで私と談笑していたのに、すかさず圭太君と合体している。


分かった、私もアグレッシブに咥えこみに行かなきゃ。正直スカートで来ればよかったと後悔している部分もあるが、ヤれればそんなのは誤差だよね。私はスラックスとパンツを同時に脱ぎ、下半身をスッポンポンにして、次なる合体の機会を伺い始めた。
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