ロリストーカー 【百合】

わまり

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62 変態少女の恋のため

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じっと待つこと更に1時間、時間は10時になってしまっていた。
「あんたいつまでここにいるの?」
委員長もそろそろ帰って欲しそうに私を見ている。

「もうすぐしたら帰るから…」
私は和室でずっと座って、その時を待っていた。

「私もうそろそろ寝るんだけど」
「帰ってよ、布団ないんだから」
委員長が私の前に立つ。
みかちゃんがこっちを見た。

「大丈夫、寝る前には帰るから」
寝る前にトイレに行けばの話だが、普通健康を気遣うなら行くはず。
それまでいないと…!

「本当でしょうね?」
委員長が私を睨む。
そう言って離れていき、洗面所で歯磨きを始める。

みかちゃんは歯磨きをした後、そのままひかれてある布団に潜り込んだ。
「おやすみ~」
と言うと、委員長も「おやすみ」と返す。

委員長は水を汲み、そのまま飲んだ。
よし、このまま待てばいつかトイレに行くはずだ。
「あんた何が目的で来たの?」
委員長は椅子に座ったまま私に言う。

「いやホント、遊びに来ただけだから…」
私は胸の前で手を振りながら答える

「じゃあもう帰っていいはずよね、目的があるんでしょ?私に何をして欲しいの?」
委員長がぐいっと私の元へ来て詰め寄ってきた。

「それは…」
「…じゃあ、トイレ行ってほしいな」
委員長は怪しむだろうけど…、でも深くは突いてこないはず。だから言ってみた。

「は?なんで」
「トイレに行けば帰ってくれるの?」
やはり委員長は怪しんだ。

「うん、帰るよ…」
私は頷く。

「トイレ行ってる間、変な事とかしないでよ?」そう言って委員長はトイレへ向かう。

ドアが閉まってから私は急いで通気口の蓋を開け、中の接着剤でブラブラと揺れている携帯を引っ張る。
ブチッという音がして、携帯が外れた。
そのまま慎重に隙間から携帯を取り出す。
蓋を閉めた。完了だ!
「良かった…」

少しして委員長が帰ってきた。
「さあ、帰って」

私は立ち上がり、ポケットに携帯を入れて玄関へ向かう。なるべく渋々帰っている様に見せながら。

「ほんと何しに来たのか…」
委員長は私の後ろで呟いた。


「さっちん終わったよ!」
家に帰り、さっちんにメールを送る。
「無事に取れた!」

「ほんと!ありがとうね」
「なにかお礼するから」
すぐに返信が来た。さっちんも心配だったのだろう。

「大変だったよ~」
「お礼してくれるの?」

「うん、大変だったでしょ」

お礼かー。どうしよう?
少し考えて、思い付いた。
「じゃあね、お礼は…」
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