ロリストーカー 【百合】

わまり

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94 ハツヒノデの怪 裏

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「驚かせるって」
「ウチには佐々木がビクビクして委員長がそれをなだめながら平然と歩いているのしか想像出来ないんだが」

「うん、普通そうだろうけどね」
「委員長暗闇が苦手でね、暗闇にいると判断力がすっごい落ちるの」
トイレの電気消した時、「ドアが無い!ドアが無い!」なんて言ってたなぁ。

「怖がるのか?」

「それなりに」
「さっちんは勿論怖がるよ、もうそれは新品ローターの如く震え上がるよ」

「へー、何それ」
みさちゃんは少し驚かすのに興味を持っているようだ。

「ローター…知らない?」
えっ、この子そういう知識ない系のキャラだっけ?

「知らないが…なんなんだ?」
隠している風もなく首を傾げる。

「うわっマジモンだ、意外…」
「それはともかく、そういうわけで驚かせようってわけ」

「ああ、いいぞ」
案外あっさりと了承した。
「面白そうじゃん」

「おー!良かったよ」
「寒いけど大丈夫?」
笑顔で尋ねる。

「えっ…寒いのか…」
急に表情が変わった。

「いやでも防寒着をしっかりしてれば大丈夫!行こうよ楽しいよ!」

「まあ、それなら…」
「それで、具体的には?」

「うん、ちゃんと案はあるんだ」
地図の上あたりを指さす。水色の線の下に緑色の太線がくねくねと書いてあり、その下は大きさがバラバラの長方形が書いてある。
「この川の土手で見る予定なんだけどね、ここ真っ暗なんだ」
街灯は無かったはず。
「ここを2人が通る時、色々な仕掛けで驚かすってわけ」

「その仕掛けも用意してるのか?」

「うん、あるよ」
「その仕掛けはね…」
そうして大体の内容を話していると、時間は2時を過ぎていた。
みさちゃんも乗り気で話は進み、少し追加もしてから作戦は立て終わった。

「じゃあ3時に校門前に集合ねー!」
私はみさちゃんに手を振って家から出ていく。

「ああ、遅れるなよ」
みさちゃんも手を振り返した。
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