【完結】元荷物持ちの最強ダンジョン配信譚 ~僕は探索者PTを追放されたことで真の力を取り戻し、美少女配信者を助けたことで神バズりしました〜

ともボン

文字の大きさ
62 / 78
第六章   元荷物持ち、やがて伝説となる無双配信をする ②

第六十二話  草薙数馬の破滅への言動 ⑮

しおりを挟む
【聖気練武】。

 確かにニーズヘッドはそう言った。

「おい、ニーズヘッド。その【聖気練武】って何なんだ?」

 俺はマーラ・カーンを見据えながらニーズヘッドにたずねる。

 ――〈聖気〉の持つ本来の力に、人間の体術を組み合わせた武術の総称だ。そして、その【聖気練武】の源となる〈聖気〉の力は矮小な人間にしか使えない。神のクソが己の眷族である人間という種を憐れんだ末に与えた力なのだろうな。ただし、その力を自由自在に使いこなせる人間は稀だ。ゆえに【聖気練武】の使い手は見つけ次第殺さなければならない。それほど【聖気練武】の使い手は厄介なのだ。特に人間から魔族へと転生した者にとってはな

「あんたも向こうの世界で色々とあったんだな」

 ――今となってはせんないことよ。それに人間を捨てたことで我は魔族となり、魔法を極めた末に魔族の王――魔王となった。悔いなどあろうはずもない。しかし、それ以外のことでは悔いがある

 直後、ニーズヘッドの声色がガラリと変わった。

 ――あいつさえ、ケン・ジーク・ブラフマンさえいなければ我は人間どもを滅ぼし、アースガルドを支配できたのだ。ああ、憎きケン・ジーク・ブラフマン。あやつにとどめを刺される間際、己の魂魄に溜めていた最後の〈魔力〉を放出して危機を乗り越えたまではよかったが、あやつの尋常ならざる〈聖気〉の力と衝突したことで、まさかこんな異世界に飛ばされることになるとは……

 ケン・ジーク・ブラフマン。

 アースガルドとかいう異世界の人間の名前だろう。

「ケン・ジーク・ブラフマン」

 俺はその名前を口に出してみた。

「ケン・ジーク・ブラフマン……ケン・ジーク・ブラフマン……ケン・ジーク……ケンジ」

 拳児。

 俺は眉間に深くしわを寄せた。

 なぜ、こんなときにあの荷物持ちの名前を連想させたのだろう。

 人間だった頃、美咲と正嗣と一緒にボコボコにしてパーティーから追放した足手まといのクズ。

 先ほどの無力なダルマの肉体で、背中に死神の気配を感じていたときは恨みの対象の1人だった。

 だが、今はもう何の感情も持ち合わせていない。

 視界に入ったのなら容赦なくブチ殺すが、そうでなければ生きてようが死んでようが別にどうでもよかった。

 たとえるならコバエだ。

 生きている分には何の感情も持たないが、そのコバエが自分の肉体に接触するほど近づいてきたり、プライベート空間で飛んでいたら無意識に殺そうとする。

 それと同じだ。

 自分の邪魔をしない状態ならば放っておくだけの話である。

 まあ、よく考えたら拳児の奴はもうどこかで野垂れ死んでいるだろうが。

 などと一瞬だけ拳児のことを思い出していると、マーラ・カーンの全身を覆っていた黄金色の光はどんどん勢いと強さを増していく。

 それはさながら紅蓮の炎のようだ。

「人間だけが使える……いや、厳密には人間の中でも正確な知識と修練を積んだ末に覚醒する力か」

 ――そうだ。あの力に目覚めた人間は、それこそ人間を超えた存在になる。まさに超人の域だな

「くくく」

 俺は白い歯をむき出しにした。

「その超人であるあのクソ野郎と、魔人である俺はどっちのほうが強い?」

 正直なところ、訊かなくてもわかっていた。

 けれども、今の俺はどうしても魔王からの返答を聞きたくてたまらない。

 ――知れたこと。無論、魔人である貴様のほうが圧倒的に強い

「だよな」

 それは俺も本能で理解していた。

 確かに〈聖気〉という力を放出したマーラ・カーンからは並々ならぬ力を感じる。

 しかし、それはあくまでも普通の人間と比べてだ。

 魔人となった俺からしてみれば、普通の人間に少しばかり毛の生えた程度。

 その気になれば簡単に殺せる。

 ――何度も言うが殺すなよ。あいつらはまだ使い道がある

「わかったよ。お前の言う通り殺しはしねえ……ただ、少し遊ぶぐらいは構わねえだろ? 人間だった頃に味わった苦痛を返すぐらいにはな」

 ――ああ、それぐらいは構わんぞ

 魔王ニーズヘッドから許可をもらったことで、俺は首を左右に振ってゴキゴキと骨を鳴らす。

「おい、そういうわけだチ〇コタトゥー野郎! 殺しはしねえが、それなりの苦痛を与えてやるから覚悟しな!」

 俺が言い放つと、マーラ・カーンはキョトンとしたあとに「むはははははは」と快活に笑った。

「何という威勢のよいイレギュラーなのであ~るか! よし、決めたのであ~る! 貴様の四肢を切り落として人間の女と交わせるのであ~る! それを配信して大儲けするのであ~る!」

 そう言うとマーラ・カーンは、地面を滑るような歩法で俺に向かってくる。

 言葉遣いこそふざけた物言いだが、マーラ・カーンは相当な武術の使い手らしい。

 常人よりもはるかに速く滑らかな動きだったからだ。

【聖気練武】という技を使えることもそうだが、おそらく日常的に肉体鍛錬も欠かしていないのだろう。

 ゆえに素手でもかなり強いことは動きだけでも十二分にわかった。

 それこそ、イレギュラーを殺さずに捕まえるぐらいは余裕かもしれない。

「まあ、魔人となった俺とイレギュラー程度を比べられても困るがな」

 俺がつぶやくと同時に、間合いを詰めてきたマーラ・カーンが攻撃してくる。

「我が【魔力練武】の秘技の数々を食らえ!」

 マーラ・カーンは疾風怒濤の突きの連打を放ってきた。

 くくく……

 俺はほくそ笑みながらマーラ・カーンの猛攻をすべて避けた。

 顔面や喉元、心臓や水月に飛んできた突きを紙一重で避けてみせる。

「ぐぬぬぬ」

 顔を歪めたマーラ・カーンは、続いて丸太のような足で蹴りを繰り出してきた。

 左の軸足を返し、腰の捻転の力も加えて右の回し蹴りを放ってくる。

 狙いは俺の側頭部だ。

 遅え……

 俺は半円を描いて飛んできた回し蹴りをバックステップして躱した。

 目の前を暴風が通過し、俺の前髪の何本かが空中に舞う。

「ちょえい!」

 回し蹴りを躱されたマーラ・カーンは、その右足の勢いを殺さずに追撃を放ってきた。

 素早く右足を地面につけるや否や、すかさず左足での後ろ回し蹴りに繋げてきたのである。

 遅すぎる……

 我慢できなくなった俺は、スローモーションのように見えていたマーラ・カーンの後ろ回し蹴りに対応した。

 避けたのではない。

 俺はマーラ・カーンの足首に軽く手刀をお見舞いしたのだ。

 ベギンッ!

 俺の手刀はマーラ・カーンの足首を叩き折った。

「ほぐあッ!」

 当然ながらマーラ・カーンは絶叫した。

 常人ならここでうずくまって戦意喪失しただろう。

 しかし、そこはカルト教団の教祖。

 手下の見ている手前もあってか、無傷の右足で床を蹴って俺から距離を取った。

「ほう」

 俺は感嘆の声を漏らした。

 右足一本で跳躍したマーラ・カーンは、その場から数メートルも一気に遠ざかったのだ。

 あれも【聖気練武】という特殊な技のおかげだろうか。

 などと思ったとき、俺はふとマーラ・カーンが口にした言葉を思い出した。

「なあ、ニーズヘッド。あいつはさっき【聖気練武】じゃなくて【魔力練武】って言ってなかったか」

 ――言ったな。【聖気練武】ではなく【魔力練武】と

「どっちが本当の名前なんだ? それとも【魔力練武】なんていう技もあるのか?」

 ――そんなものはない。【聖気練武】は【聖気練武】だ。そしてあの者が使っているのは間違いなく〈聖気〉を力の源とする【聖気練武】

「となると、あいつは勝手に【聖気練武】を【魔力練武】って言ってんのか? 何のために?」

 ――聞いてみればよいではないか。当の本人にもっと苦痛を与えながらな

 そりゃそうだな、と俺が納得したときだ。

「お、おのれええええええええええええええ」

 マーラ・カーンがうずくまりながら俺を睨みつけていた。

「たかがイレギュラーの分際でよくも吾輩の身体を傷つけてくれたのであ~るな!」

 直後、マーラ・カーンは折れていた自分の右足に両手をかざした。

 そして――。

「〈魔力・大回復〉ッ!」

 と高らかに言い放った。

 するとどうだろう。

 マーラ・カーンの右足に〈聖気〉が集まっていく。

 時間にして10秒ほどだろうか。

「むはははははははッ!」

 マーラ・カーンは2本の足で立ち上がり、万歳をするように大きく両手を広げた。

「おいおい、完全にぶち折った足が治ったぞ。あれも【聖気練武】という技なのか?」

 ――そうだ、〈聖気〉の集中によって自身の自己治癒力を強化する技だな

 へえ、と俺は感心した。

「つまり、骨折ぐらいの傷ならすぐに自分で治せるってことか……だったら、ある程度まで痛めつけても死ぬことはないってことだな」

 ――脳みそや心臓、内臓を一瞬で潰さなければ大抵の怪我は治せるだろう

「いいね。実にいい」

 俺がニヤリと笑うと、マーラ・カーンは俺に人差し指を突きつけてくる。

「見たか、イレギュラー! これが吾輩の力なのであ~る! この聖気練……もとい【魔力練武】を使う吾輩は無敵なのであ~る!」

 俺は鼻で笑った。

「そうか。じゃあ、本当にお前が無敵なのか俺が確かめてやるよ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

【収納】スキルでダンジョン無双 ~地味スキルと馬鹿にされた窓際サラリーマン、実はアイテム無限収納&即時出し入れ可能で最強探索者になる~

夏見ナイ
ファンタジー
佐藤健太、32歳。会社ではリストラ寸前の窓際サラリーマン。彼は人生逆転を賭け『探索者』になるも、与えられたのは戦闘に役立たない地味スキル【無限収納】だった。 「倉庫番がお似合いだ」と馬鹿にされ、初ダンジョンでは荷物持ちとして追放される始末。 だが彼は気づいてしまう。このスキルが、思考一つでアイテムや武器を無限に取り出し、敵の魔法すら『収納』できる規格外のチート能力であることに! サラリーマン時代の知恵と誰も思いつかない応用力で、地味スキルは最強スキルへと変貌する。訳ありの美少女剣士や仲間と共に、不遇だった男の痛快な成り上がり無双が今、始まる!

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

処理中です...