異世界物語 ~転生チート王子と愉快なスローライフ?~

星鹿カナン

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2.計画実行と兄妹登場

2-008

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  おっと、読みふけりすぎたみたい。
  もう、お昼がきたらしい。昼食が終わったら、続きを読もうかな。

_____________________


  今日は何故か、僕とお母さんの2人きりでの昼食みたい。
  哺乳瓶抱えた赤ちゃんと不貞腐れたような顔でサンドイッチをつまむ女性が二人っきりで食事とか、シュールすぎない?


  あっ、お母さんがメイドさんにお父さんのサンドイッチ用に野菜と魚の追加を注文してる。
  あの目は、・・・・・・・・・もしかして、嫌がらせでもしてるのかな?

  サーシャさんのサンドイッチから、お肉を・・・・・・・・・盗るのは止めたみたい。
  今、ほんの一瞬だけ、だけど僕と目が合ったから、かな。


_____________________



  ようやく、部屋へ連れ帰ってくれるみたい。
  遅いよ、もう。







  あっ、ティファニアさんだ。
  あれ、どうしたんだろう?早歩きだし、急いでいるのかな?
  走っていないところが、お父さんとの違いを感じさせられるなぁ。

  そういえば、今気付いたけど、ティファニアさんって、ヘテロクロミアだったんだ。
  さっきは外だったからかな?似たような色にしか見えなかったし、ちょっと落ち着きの無い状態だったのもあって、気付かなかったなぁ。


  ん?ティファニアさんが、誰かと喋ってる。あの人と喋るために急いでいたのかな。



「・・・・・・・・・それで、ソルト兄様が、朝の7刻よりも前に起きて、中庭に居るのを見掛けてしまったのですわ。」

「なんて間が悪いのでしょうか。いえ、確か、その系統の隠しスキルを持っている可能性が高いとのことでしたね。ですが、今の情勢下では、かなり面倒なことに・・・・・・・・・」

「でしたら、誰か協力者を・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・リーナに確認してみましょう。何か知っているかもしれませんので。」


  かなり離れているせいで、少ししか聞こえないけど、もしかして僕、余計なことをしたのかもしれない。
  どうしよう。二人ともこの世の終わりのような表情を浮かべている。
  なんだか、申し訳なくなってきた。


「どうされましたか?」

  あっ、リーナさんだ。
  お願いします、リーナさん。二人の誤解を解いてください。

「あぁ、リーナですか。実は、・・・・・・・・・」

「その件でしたら・・・・・・・・・」

「そ、それは、本当ですの!?リーナ。」

「えぇ、そうですが。それにですね・・・・・・・・・」

「それはそれは、私の予想を大きく超えて来ましたね。これは間違いなく・・・・・・・・・」

わたくしの考えは間違っていませんでしたわ。もしかすると、彼ならば、・・・・・・・・・」


  なんだろう、あの反応。
  すごく気になるんだけど。
  もっと近くには・・・・・・・・・寄ってくれませんよねぇ。
  今まで立ち止まってたのも、僕を抱えていることに気付いていなかった上司さんに怒られていたからだもんね。


  あぁ、気になる。

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