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1.サイドストーリー
1-005.7
しおりを挟むセ:「確かに、グラン義兄様であれば、何か、理解することができる部分があるのかもしれませんね。・・・・・・・・・私には、理解出来ませんが。」
リ:「アハハ。確かに、グラン義兄様自体は、軍人に多いような剛毅な性格ではないよね。だけど、代々、軍部総帥を輩出している家柄だからか、ラティ姉様と気が合う、というか、性格が好ましい、的なことは言っていたよ。」
ロ:「成程なぁ。確かに、そう言われると、そうかもしれないなぁ。グランの奴は、そんなところがあったな。」
ソ:「グランは、なんつーか、ぽわぽわとした穏やかな性格の奴だったからなぁ。でも、彼奴が軍のトップに立ってくれているから、俺は楽できるからいいんだけどな。」
セ:「そう言えば、グラン義兄様と兄様は学園の同期でしたね。あまり、その印象が無いので、忘れるところでした。」
シ:「サーシャもよく、グラン君のことを「軍部の名家、ネーヴァ家の長男とは思えないほどに、穏やかな性格をした男だ。だが、それでいて、武闘派とも気の合う良い奴だ。」って、言ってたんだよねぇ。サーシャがあんな感じで、他者を褒めるような言い方をするなんて、本当に珍しいなぁ、って思ったからかな?10年以上経った今でも、その言葉だけはよく覚えているよ。」
エ:「・・・・・・ところで、今の話題の出発地点は何だったのでしょうか?」
シ「さあ、何っだったんだろうねぇ。でも、ラティちゃんの報告はきちんと確認しないとね。内容が、国際婚姻法の違反スレスレだからさ、間違いとかがあると、いろいろと大変なことになっちゃうからね。」
セ:「そうですね。ラティは早とちりと独断専行が多いですから、情報をきちんと確認しないで鵜呑みにするには、危険が多すぎる相手ですから。全く、公的書類の内容すら信用出来ないなんて、通常では、有り得ることすら許されないのですが。」
リ:「いつもは、ラティ姉様のあの適当な性格を支えてくれているグラン義兄様も、流石に国外派遣の場に付いて回ることとか、ましてや、公的書類の作成を手伝うこととかはできないからね。不安になってしまうよ。」
オ:「まぁ、確認に関しては手伝う余裕が有る者が、無理のない範囲で手伝えばいいだけの話だ。僕やロナウド殿が手伝えるのだから手伝う。それで良さそうか?シェルネオン。」
シ:「うん、ありがとう。それじゃあ、その方向で話をまとめておくよ。急ぎ目に行動を開始しないと、ベレブレイドに行くのは難しいし、かなり時間も掛かっちゃうからねぇ。」
_____________________
ソ:ソルトラルド 内政派閥
リ:リズベルト 財務派閥
コ:コーナウド 魔法師派閥
セ:セルシェーダ 司法派閥
エ:エルネイン 宗教派閥
ロ:ロナウド 騎士団派閥
オ:オルフェリオス 商業派閥
シ:シェルネオン 外交派閥
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