177 / 196
3.祝日のお祭り
3-014
しおりを挟む取り敢えず、先に、アルスさんからもらえた回答をまとめて記録しておこう。
_____________________
○魔法の難易度について
・魔法には、初級・下級・中級・上級・最上級の5段階が存在している
・初級魔法
:体内の魔力の循環によって発動させることが可能な魔法
:魔力のコントロール力は不要だが、その分、魔法としては殆ど無価値
:攻撃力は無く、日常生活で使うことも無い程度
:魔法を学ぶ上で、最初に身につける技術に割り当てられた難易度
・下級魔法
:体内の魔力を循環させながら、僅かに魔力をコントロールすることで発動させる魔法
:最低限の魔力コントロールが出来れば発動させられるが、魔力のコントロール力が低い内は失敗したり、途中で霧散してしまったりすることがよく起こる
:攻撃力は低いものが殆どで、一般的に日常生活で使用される魔法が多い
:魔法を扱う上で、コントロール力を磨くための技術に割り当てられた難易度
・中級魔法
:体内の魔力を意識して動かしながら、一点に集めて発動させる魔法
:魔力のコントロール能力を身に付けていることの証明でもある、スキル《魔力操作》などがないと、魔法を発動させることが出来ない
:攻撃力がそこそこあるものの、手軽で扱いやすく、戦闘で主軸として使用される魔法の多くは、中級魔法である
:魔法師として活動するために最低限必要な技術を要する魔法に割り当てられた難易度
・上級魔法
:魔力を自在に操り、魔力を目的の属性に変換させることで、より威力を高めた状態で発動させる魔法
:スキル《魔力操作》のレベルを高めており、尚且つ、発動させたい魔法の属性のスキルを保有していないと、発動させることが出来ない上に、魔力を暴発させてしまう危険性がある
:攻撃力が高いものや、日常生活水準を大きく引き上げることができるものが多く存在する
:一流の魔法師としての登竜門であり、宮廷魔法師としての最低限必要な要素を含む魔法に割り当てられた難易度
・最上級魔法
:上級魔法を深く理解し、自身がより扱いやすく、より効果を高めるために研究して生み出す固有性の高い魔法
:スキル《魔法操作》並びに、発動させたい魔法の属性スキルを最大にまで上げていないと、魔法を発動させることが出来ない
:上級魔法をより便利で、扱いやすくなるようにと、自身に合わせてカスタマイズするもので、他者の生み出した魔法を扱うことは、基本的に出来ない
:宮廷魔法師団の大隊長選出の指標として定められた技術と努力と研鑽を必要とする魔法に割り当てられた難易度
:正式な魔法剣士とそうでない魔法剣士の最大の差が、最上級魔法を扱えるかどうかである
:正式な魔法剣士が戦闘時に扱う魔法の多くは、最上級魔法に該当する
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
167
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる