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3.祝日のお祭り

3-017

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□魔術
:魔術をメインで扱う者のことを『魔術師』と呼ぶ
:魔術師には、貴族に仕えたり、私立の学校で教職に就いていたりする『専属魔術師』、国立の研究所の学者や公立の学校で教職に就いている『国家魔術師』、さまざまなギルドに勤務し、魔法陣を制作・販売している『ギルド魔術師』、といったような職の分類がある
:魔法や魔導とは違い「陣術」と「借術」という二通りの発動方法があり、魔力をコントロールする能力を身に付ければ誰でも扱えるというメリットがあるものの、魔法陣は一つの現象を起こした後消えてなくなるため、非常にコスパが悪いといったデメリットがある
:同時に扱える数にも、一人が生涯で扱える種数にも上限があるものの、才能や適性が不要なため、魔法よりは使用者人口が多い


・陣術
:事前に用意した魔法陣に、発動させるタイミングで、使用者の魔力を流し込むことで、術を発動させることが出来る
:魔法陣は、魔力が浸透しやすい材質の台紙(魔紙)に、魔力が浸透しやすいインクで描くため、かなり高価になる
:発動までが非常に速いため、戦闘時には、先手を取りやすいが、手数と種数が少なくキリがあるため、使い方とタイミングを工夫する必要がある
:基本的には、目眩しなどの不意打ちで使用される


・借術
:魔法のように発動時に魔法陣を組み立てるが、自然界の魔力を使用して発動させるため、魔力消費は少ない
:魔法陣を組み立てながら、自然界の魔力を誘導することは非常に難しいため、一般的には、魔石に籠る魔力を引き出して使用する
:発動にかかる時間は魔法より僅かに速い程度だが、用意した魔石の種類と魔力量によっては、魔法以上に持久力にける場合もある
:基本的に、移動攻撃や簡易防御などを担当する


※魔術は、陣術・借術共に、コスパが非常に悪いため、戦闘時の支援や補助、その他、日常生活で使用されることは殆どない




□魔導
:魔導をメインで扱う者のことを『魔導師』と呼ぶ
:魔導師には、貴族に仕えたり、私立の学校で教職に就いていたりする『専属魔導師』、国立の研究所の学者や公立の学校で教職に就いている『国家魔導師』、魔道具の制作を活動をメインとして行っている『魔道具師』、といったような職の分類がある
:魔法や魔術と違い、発動させるまでの工程が多く、非常に複雑であるため、学ぶ者が最も少ない
:魔力に指向性を持たせる必要性があるため、一つの魔法陣では一種類の現象しか引き起こせないが、魔法陣が欠損するまでは、繰り返し同じ魔法陣を使用出来るため、コスパは良い
:発動過程に、特殊な工程が多く含まれるため、物などに魔法陣を刻み、魔力回路を調整することで、魔道具を制作することができる
:魔法陣の制作に必要な工程が多いため、魔道具制作以外の場面である、戦闘時などに使用されることは基本的に無いが、魔導を使用して作られた魔道具が活躍することはある
:年々魔導師の数が減っているため、世界各地で、魔導師の育成に力を入れているが、今のところ、大した成果は出ていない
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