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番外編
地位を失い年下の女の子たちに罵られる地獄(前編)
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魔王城での戦いの後、キラールは森の中を当てもなくさまよっていた。
(ま、負けた……! 魔王の奴……あんな反則的な呪いで、俺の魔法を封じるとは……! 瞬間移動の魔法をコピーして地上に戻って来てしまったが……)
キラールは魔王城でのことを振り返りながら歩いている。
(しかし……俺は一体、どこに移動したんだ? 森の中のようだが……。コピーの魔法は他人が使用した直後に1回使えるだけだ。もう瞬間移動の魔法は使えないから、自力でこの森を抜け出すしかない)
そろそろ日が落ちる時間であり、辺りは暗くなり始め、気温も下がってきている。
(夜は無闇に動けない。今日の移動はそろそろ限界か……)
キラールは寝れそうな場所を探し始めた。
(くっ! もう体力も魔力も尽きてきている……! もう……どのくらい歩いたのだろうか? うぅ……足が動かなくなってきた……い、意識が……)
彼の疲れはピークに達し、意識を失った。
---
キラールが目を覚ますと、天井が見えた。
(た、助かった……? 屋内で……暖かい。ベッドの上に寝かされているな。誰かに助けられたのか……!)
建物の中であることに気づき、安堵する。
「おや、目が覚めたのですね? すぐに国王様のところに案内します」
声のするほうを見ると、兵士らしき若い男がいた。
個室の入り口に姿勢を良くして立っている。
(ここは城内だったのか……。どこの国だ……? この兵士は見たことのある鎧を装備しているが、似たような鎧が多いので特定できないな。……敵国の可能性もある)
個室から出て、少し前を歩く兵士を見ながら推察するキラール。
しかし、たどり着いた国は思い出せない。
そうしている間に目的の場所に到着した。
連れて行かれた先には、兵士の言うとおり国王の姿があった。
玉座に座っている男が口を開く。
「我が国が管轄する森で倒れていた魔法使いだそうだな。……お主、スワン王国の勇者ボルハルトのパーティの1人で間違いないな? お主の顔は我が国で知られている。『魔王に負けた』と、うなされていたそうだな?」
国王が怪訝そうな表情でキラールを見つめている。
国王の周囲には美しい王女達と、大臣が数人そろっている。
キラールのまわりには兵士達が大勢いて、その雰囲気から警戒されていることがわかる。
(この男……【フォスフォラス王国】の国王だ! なんということだ……。せっかく助かったのに、行き着いた先はスワン王国の敵対国だ!)
自分がたどり着いた国が明らかになり、キラールが焦る。
「は、はい……そのとおりです……」
下手なことは言えないと判断し、正直に回答する。
「そうか……魔王討伐に失敗し、逃げて来たというわけだな。お主達が魔王ジュエリを討伐するため、魔界に向かったという情報が入っていたので、間違いなさそうだ。さて、お主をどうしたものか……」
国王の話が途切れると、まわりにいる大臣達が次々に喋り出す。
「国王様、スワン王国の魔法使いですぞ……。慎重なご決断を……」
「スワン王国と連絡を取りましょうかね?」
「これは交渉のカードになりますよ……」
大臣達はニヤニヤしながら話している。
「確かに、我が国としては都合の良いカードを手に入れたことになるな。お主は、なかなか価値の高い人質になるというのが正直なところだ。ところで、他の仲間達……とくに勇者はどうなった?」
「……わかりません」
再び正直に回答する。
嘘をついたら殺されてしまうのではないかと思われるほど、周りの空気は悪い。
そうなっても仕方がないほど、スワン王国とフォスフォラス王国は対立していた。
「そうか……お主1人で逃げ帰ってきたというわけか?」
「……」
「……答えづらいのか。1人で逃げて来たのであれば、自国でも立場が悪いだろう。……どうだ? 我が国で働くか?」
国王の提案にキラールが困惑する。
(なっ! そ、そんな裏切りはできない……! しかし、この国の奴ら……俺の発言次第で、何をしてくるかわからないな……。『人質になる』とも言ってはいたが、一歩間違えれば処刑になる可能性だってある。……どうなるか分からない。それでも、敵対国に協力などは……)
キラールが返答しかねていると、大臣と王女達が騒ぎ出した。
「こ、これは何だ!?」
「えっ!? な、なにごとなの……?」
「国王様! 大変です! 鏡をご覧ください!!」
この部屋に置かれていた大きな鏡に、魔王城でのキラールと魔王ジュエリの戦いが映っていた。
魔法四天王のミアリの魔法により投影された音声なしの映像である。
「か、鏡に映るのは……お主と……魔族!? まさか、あれが魔王ジュエリなのか!?」
「なっ!? こ、こんなことが……!? み、見ないでください! 見ないでくださいぃっ……!!」
その後の展開を思い出し、騒ぎ出すキラール。
あんなシーンを他人に見られると思うと、平常心を保ってはいられない。
周囲の兵士達が彼の動きを止めに駆け寄る。
大臣達は、映像を見ながら話し合っている。
「……尻尾があるので、相手が魔族であることは間違いないですね」
「魔王は……女なのか? いや、幹部クラスの魔族かもしれませんぞ」
「彼は高度な攻撃魔法を放っていますが、どうやら魔族には効いていないようですね……」
キラールによる魔法攻撃のシーンが終わり、殴り合いの場面に移る。
大臣達が次々に発言する。
「ボ、ボロ負けだ……!!」
「あの魔族は格闘技が強いのか!?」
「いや、この魔法使いが弱いだけかもしれん」
ジュエリに打撃で負け、ヒールを舐め、絞め技で気を失いそうになっているキラール。
圧倒的な敗北シーンに、大臣達だけではなく、兵士達、王女達もザワついている。
「み、見ないで……見ないでぇ……」
兵士に取り抑えられながらも、キラールは懇願している。
やがて場面は彼の自慰行為に移る。
美しい王女達の悲鳴と嘲笑が聞こえてくる。
「きゃっ! し、信じられない!!」
「キモいわ……!!」
「ぷぷっ。クスクス……」
「うぷぷっ」
王女達に続いて、大臣と兵士達も笑い始めた。
そして最後に、キラールが発情してジュエリに襲いかかるシーンが映った。
「え……!?」
「な、何をしているんだ……?」
「魔王を……凌辱する気か?」
そして突然、スカーレンが鏡に移り、刀を使った攻撃が仕掛けられた直後、キラールが消えた。
ここで映像が途絶えた。
何とも言えない雰囲気の中、国王が口を開く。
「なるほど……こうして魔法で逃げてきたわけだな。魔王軍が鏡に映し出したのだろうか? 鏡文字は聞いたことがあるが、場面も映せるとはな……。それにしても、これは……惨めな敗北だな、スワン王国の魔法使い。いま見たとおり、魔法の実力は相当なものだがな……。いま見た事実をスワン王国にバラされたくなかったら、うちの国に協力しないか?」
「う、うぅっ……。は、はい……協力……します……」
キラールが意気消沈している。
「ふっ。よく言った。……とは言っても、あの様子では魔王と再び戦うのは、もう無理だろう。お主には、我が国の若い魔法使いを育ててもらおう」
(え……はっ? 若い魔法使いを……育てる仕事!?)
絶望的な状況に追い込まれたキラールであったが、その魔法の実力は評価されている。
不安しかない中で、彼には仕事が与えられた。
---
キラールがフォスフォラス王国に来てから数日が経過した。
食事と睡眠を取り、体力と魔力が回復した上で、若い魔法使いを教育する仕事を任された。
今日は初めて、魔法使いを訓練する施設に出勤する。
(教育か……。俺は若者を教育したことはない。なんでこんな経験ゼロのことをしなきゃいけないんだ……。どんな魔法を教えるのかも明確になっていないぞ。しかも、支給されたのは布の服。これでは若者に威厳を示せない!)
出勤先の建物には、『第5魔法訓練場』と書かれていた。
とても大きな木造の建物である。
(『第5』……だと? この国には、こんな大きな訓練場が他にもたくさんあるのか! かなり魔法使いの育成が進んでいるな……)
建物の中は広く、床が木でできており、道場のようになっている。
そこでキラールを待っていたのは、5人の若い魔法使いだった。
「み、みなさん、こんにちは……」
5人の魔法使いを見て、キラールは驚く。
(全員……女か! そして、全員まだ若い! もしかして……十代後半だろうか?)
キラールを見て、若い魔法使い達が反応を示す。
「新しい先生? あ、知ってる! 魔王に負けた人でしょ?」
「情けなく誘惑されたあと、魔王とエッチしようとしたんでしょ? もう国全体に話が伝わってるよ」
「えぇ~。そんな人に教わりたくなーい。服装も布の服でショボいし」
「魔法はすごいらしいけど……元々は敵国の人だよね……」
若い子達が好き勝手に喋っている。
心ない言葉もあり、キラールの心に突き刺さる。
(く、国全体に話が伝わっている……だと!? な、なんてこった……この国にいたら絶望的な気持ちになってしまう!! ……かと言って、ここから脱走してスワン王国に戻ったら、この国の奴らが母国に噂を流してしまうだろう……!)
「まったく、やってられないわね……!」
「こんな先生にはボイコットよ、ボイコット!」
「ほんと、そうよ! 帰ろー!」
5人の魔法使いのうち、3人が建物から出て行ってしまった。
(この俺が……こんな若者たちに舐められるとは! かと言って、仕事を放棄するわけにはいかない! ちゃんと仕事をこなさないと、拘束されてしまうかもしれない。ある程度、自由にさせてもらっているだけ、まだマシか? くそうっ……! 俺の人生はどうなってしまうんだ……)
残った魔法使いは、可愛らしい2人のギャル。
(うっ……!? な、なんだ!?)
若い2人がニヤニヤしながらキラールのことを見ている。
彼にとって、屈辱の時間が始まる……。
(ま、負けた……! 魔王の奴……あんな反則的な呪いで、俺の魔法を封じるとは……! 瞬間移動の魔法をコピーして地上に戻って来てしまったが……)
キラールは魔王城でのことを振り返りながら歩いている。
(しかし……俺は一体、どこに移動したんだ? 森の中のようだが……。コピーの魔法は他人が使用した直後に1回使えるだけだ。もう瞬間移動の魔法は使えないから、自力でこの森を抜け出すしかない)
そろそろ日が落ちる時間であり、辺りは暗くなり始め、気温も下がってきている。
(夜は無闇に動けない。今日の移動はそろそろ限界か……)
キラールは寝れそうな場所を探し始めた。
(くっ! もう体力も魔力も尽きてきている……! もう……どのくらい歩いたのだろうか? うぅ……足が動かなくなってきた……い、意識が……)
彼の疲れはピークに達し、意識を失った。
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キラールが目を覚ますと、天井が見えた。
(た、助かった……? 屋内で……暖かい。ベッドの上に寝かされているな。誰かに助けられたのか……!)
建物の中であることに気づき、安堵する。
「おや、目が覚めたのですね? すぐに国王様のところに案内します」
声のするほうを見ると、兵士らしき若い男がいた。
個室の入り口に姿勢を良くして立っている。
(ここは城内だったのか……。どこの国だ……? この兵士は見たことのある鎧を装備しているが、似たような鎧が多いので特定できないな。……敵国の可能性もある)
個室から出て、少し前を歩く兵士を見ながら推察するキラール。
しかし、たどり着いた国は思い出せない。
そうしている間に目的の場所に到着した。
連れて行かれた先には、兵士の言うとおり国王の姿があった。
玉座に座っている男が口を開く。
「我が国が管轄する森で倒れていた魔法使いだそうだな。……お主、スワン王国の勇者ボルハルトのパーティの1人で間違いないな? お主の顔は我が国で知られている。『魔王に負けた』と、うなされていたそうだな?」
国王が怪訝そうな表情でキラールを見つめている。
国王の周囲には美しい王女達と、大臣が数人そろっている。
キラールのまわりには兵士達が大勢いて、その雰囲気から警戒されていることがわかる。
(この男……【フォスフォラス王国】の国王だ! なんということだ……。せっかく助かったのに、行き着いた先はスワン王国の敵対国だ!)
自分がたどり着いた国が明らかになり、キラールが焦る。
「は、はい……そのとおりです……」
下手なことは言えないと判断し、正直に回答する。
「そうか……魔王討伐に失敗し、逃げて来たというわけだな。お主達が魔王ジュエリを討伐するため、魔界に向かったという情報が入っていたので、間違いなさそうだ。さて、お主をどうしたものか……」
国王の話が途切れると、まわりにいる大臣達が次々に喋り出す。
「国王様、スワン王国の魔法使いですぞ……。慎重なご決断を……」
「スワン王国と連絡を取りましょうかね?」
「これは交渉のカードになりますよ……」
大臣達はニヤニヤしながら話している。
「確かに、我が国としては都合の良いカードを手に入れたことになるな。お主は、なかなか価値の高い人質になるというのが正直なところだ。ところで、他の仲間達……とくに勇者はどうなった?」
「……わかりません」
再び正直に回答する。
嘘をついたら殺されてしまうのではないかと思われるほど、周りの空気は悪い。
そうなっても仕方がないほど、スワン王国とフォスフォラス王国は対立していた。
「そうか……お主1人で逃げ帰ってきたというわけか?」
「……」
「……答えづらいのか。1人で逃げて来たのであれば、自国でも立場が悪いだろう。……どうだ? 我が国で働くか?」
国王の提案にキラールが困惑する。
(なっ! そ、そんな裏切りはできない……! しかし、この国の奴ら……俺の発言次第で、何をしてくるかわからないな……。『人質になる』とも言ってはいたが、一歩間違えれば処刑になる可能性だってある。……どうなるか分からない。それでも、敵対国に協力などは……)
キラールが返答しかねていると、大臣と王女達が騒ぎ出した。
「こ、これは何だ!?」
「えっ!? な、なにごとなの……?」
「国王様! 大変です! 鏡をご覧ください!!」
この部屋に置かれていた大きな鏡に、魔王城でのキラールと魔王ジュエリの戦いが映っていた。
魔法四天王のミアリの魔法により投影された音声なしの映像である。
「か、鏡に映るのは……お主と……魔族!? まさか、あれが魔王ジュエリなのか!?」
「なっ!? こ、こんなことが……!? み、見ないでください! 見ないでくださいぃっ……!!」
その後の展開を思い出し、騒ぎ出すキラール。
あんなシーンを他人に見られると思うと、平常心を保ってはいられない。
周囲の兵士達が彼の動きを止めに駆け寄る。
大臣達は、映像を見ながら話し合っている。
「……尻尾があるので、相手が魔族であることは間違いないですね」
「魔王は……女なのか? いや、幹部クラスの魔族かもしれませんぞ」
「彼は高度な攻撃魔法を放っていますが、どうやら魔族には効いていないようですね……」
キラールによる魔法攻撃のシーンが終わり、殴り合いの場面に移る。
大臣達が次々に発言する。
「ボ、ボロ負けだ……!!」
「あの魔族は格闘技が強いのか!?」
「いや、この魔法使いが弱いだけかもしれん」
ジュエリに打撃で負け、ヒールを舐め、絞め技で気を失いそうになっているキラール。
圧倒的な敗北シーンに、大臣達だけではなく、兵士達、王女達もザワついている。
「み、見ないで……見ないでぇ……」
兵士に取り抑えられながらも、キラールは懇願している。
やがて場面は彼の自慰行為に移る。
美しい王女達の悲鳴と嘲笑が聞こえてくる。
「きゃっ! し、信じられない!!」
「キモいわ……!!」
「ぷぷっ。クスクス……」
「うぷぷっ」
王女達に続いて、大臣と兵士達も笑い始めた。
そして最後に、キラールが発情してジュエリに襲いかかるシーンが映った。
「え……!?」
「な、何をしているんだ……?」
「魔王を……凌辱する気か?」
そして突然、スカーレンが鏡に移り、刀を使った攻撃が仕掛けられた直後、キラールが消えた。
ここで映像が途絶えた。
何とも言えない雰囲気の中、国王が口を開く。
「なるほど……こうして魔法で逃げてきたわけだな。魔王軍が鏡に映し出したのだろうか? 鏡文字は聞いたことがあるが、場面も映せるとはな……。それにしても、これは……惨めな敗北だな、スワン王国の魔法使い。いま見たとおり、魔法の実力は相当なものだがな……。いま見た事実をスワン王国にバラされたくなかったら、うちの国に協力しないか?」
「う、うぅっ……。は、はい……協力……します……」
キラールが意気消沈している。
「ふっ。よく言った。……とは言っても、あの様子では魔王と再び戦うのは、もう無理だろう。お主には、我が国の若い魔法使いを育ててもらおう」
(え……はっ? 若い魔法使いを……育てる仕事!?)
絶望的な状況に追い込まれたキラールであったが、その魔法の実力は評価されている。
不安しかない中で、彼には仕事が与えられた。
---
キラールがフォスフォラス王国に来てから数日が経過した。
食事と睡眠を取り、体力と魔力が回復した上で、若い魔法使いを教育する仕事を任された。
今日は初めて、魔法使いを訓練する施設に出勤する。
(教育か……。俺は若者を教育したことはない。なんでこんな経験ゼロのことをしなきゃいけないんだ……。どんな魔法を教えるのかも明確になっていないぞ。しかも、支給されたのは布の服。これでは若者に威厳を示せない!)
出勤先の建物には、『第5魔法訓練場』と書かれていた。
とても大きな木造の建物である。
(『第5』……だと? この国には、こんな大きな訓練場が他にもたくさんあるのか! かなり魔法使いの育成が進んでいるな……)
建物の中は広く、床が木でできており、道場のようになっている。
そこでキラールを待っていたのは、5人の若い魔法使いだった。
「み、みなさん、こんにちは……」
5人の魔法使いを見て、キラールは驚く。
(全員……女か! そして、全員まだ若い! もしかして……十代後半だろうか?)
キラールを見て、若い魔法使い達が反応を示す。
「新しい先生? あ、知ってる! 魔王に負けた人でしょ?」
「情けなく誘惑されたあと、魔王とエッチしようとしたんでしょ? もう国全体に話が伝わってるよ」
「えぇ~。そんな人に教わりたくなーい。服装も布の服でショボいし」
「魔法はすごいらしいけど……元々は敵国の人だよね……」
若い子達が好き勝手に喋っている。
心ない言葉もあり、キラールの心に突き刺さる。
(く、国全体に話が伝わっている……だと!? な、なんてこった……この国にいたら絶望的な気持ちになってしまう!! ……かと言って、ここから脱走してスワン王国に戻ったら、この国の奴らが母国に噂を流してしまうだろう……!)
「まったく、やってられないわね……!」
「こんな先生にはボイコットよ、ボイコット!」
「ほんと、そうよ! 帰ろー!」
5人の魔法使いのうち、3人が建物から出て行ってしまった。
(この俺が……こんな若者たちに舐められるとは! かと言って、仕事を放棄するわけにはいかない! ちゃんと仕事をこなさないと、拘束されてしまうかもしれない。ある程度、自由にさせてもらっているだけ、まだマシか? くそうっ……! 俺の人生はどうなってしまうんだ……)
残った魔法使いは、可愛らしい2人のギャル。
(うっ……!? な、なんだ!?)
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