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四章
55-説教
しおりを挟む「―――あのザマは一体何なの? 圓」
「誠に申し訳ございませんっ……! 茉衣子様っ!」
ホロに映し出された喜久川茉衣子の前で、圓は深々と頭を下げていた。
茉衣子は目を細めて笑顔を作っているが、その口元がピクピクと痙攣している。
「作戦は順調だと聞いていたけど、さっきのアレは何?
どう見ても、貴女が彼に懐柔されているようにしか見えなかったけど?」
「ほ、本当に申し訳ありません……」
先程俺から一方的に犯されていた姿を責められ、圓は返す言葉もなく俯く。
「まさか貴女……自分だけ彼の愛を一身に味わって、作戦を放棄しようなんて考えていないわよね?」
「そ、そんな……滅相もございませんっ!
た、確かに彼のセックスは凄まじく……恥ずかしながら痴態を晒してしまいましたが、かの崇高な目的を果たす使命を忘れてなどおりませんっ!」
圓は恥ずかしそうに顔を赤らめつつも、茉衣子に対し忠誠の言葉を述べる。
「確かに彼は笛水様に選ばれたSランクの奴隷。
貴女が彼のセックスに惑うのも無理はないわ。
でも、貴女が屈服すべきは笛水様のご意思。それを忘れることは許されないわ。
もし貴女が役目を放棄し、自分だけが快楽を享受するなんていう裏切り行為に走ればどうなるか―――分かっているわよね?」
茉衣子が目を見開き、圓を鋭く睨みつける。
その視線に圓は『ブルルッ』と身を震わせた。
「も、勿論です……必ずや、どんな手を使ってでも彼が灰原乙音とセックスするよう、全力を尽くします」
「分かっているなら良いけど……
もし作戦に失敗したら―――貴女に恐ろしい処遇が待ち受けていることを、胸に刻みなさい」
茉衣子が最後の言葉を吐き捨てると、『プツリ』と目の前から姿を消した。
ようやくプレッシャーから解放されると、圓は大きく息を吐いた。
(作戦は上手く行っていた筈……
彼は私の虜となり、私を愛するまでに至った。私の言うことは逆らわず、全て実行に移した。
そして女を犯す快楽を覚え、初潮前の身体への渇望も抱いた……
なのに、どうして急に私に逆らったりなんて……)
圓はどれだけ思考しても、俺が乙音に手を掛けるのを思い留まった原因が分からないでいた。
『ポンッ』
『メッセージを受信しました』
すると突然、目の前にメッセージ受信のホロが表示された。
一体何かと、圓は空間をタップしてメッセージを開く。
するとそこには、『送信者:比留川游助』の文字が表示され、圓の心臓が『ドキリ』と鼓動を打つ。
恐る恐るメッセージを読み進めると―――
『次は昼休みにセックスしてあげますので、例の物置部屋に来てください』
内容は、俺が圓を誘う文面だった。
先程茉衣子から説教を食らったばかりの誘いに、圓は悩ましく眉を顰めるが―――
『ジュンッ』
圓の身体は快楽への期待に否応なく反応し、その股から一筋の液体を溢した―――
昼休み。
俺に言われた通り、圓は物置部屋へとやってきた。
(流されてはいけない……何とか茉衣子様に忠誠を示さないと……)
そう思いながらも扉を持つ手は震える。
乱暴に犯されるセックスを思い出し、身体から汗が滲み出る。
アレをまた味わえる―――
どうしても、その期待に胸が膨らんでしまう。
(ダメよ……! 私が優位に立たなきゃ……!
でなきゃ作戦は失敗し、私は……茉衣子様に―――)
その後に起こるであろう恐ろしい結末を想像し、全身が硬直する。
圓は意を決して扉を開いた。すると―――
『ジュプッジュブッジュポッ』
『レロレロッチュプッジュルルッ』
中では既に乙音との食事を終えた俺と茜が、二人で激しくサカり合っていた。
服を脱ぎ捨てた茜が俺の上に跨り、シックスナインの形で互いの陰部を慰める。
その光景に圓の思考が停止した。
つい先程名誉挽回を心に誓ったばかりだというのに、俺と茜の生々しい交わりをまざまざと見せ付けられ、劣情が掻き立てられる。
自分もその中に交ざりたい。
激しく責められたい。
あのセックスを味わいたい。
圓の思考が徐々に被凌辱欲求に支配され、股から止めどなく愛液が溢れる。
「あ、来ましたか圓先生。
服を全部脱いでこっちに来てください」
唇を噛みながら情欲に堪える圓に対し、俺は淫行に参加するよう命じた。
「えっと、その……は、はい……」
圓は一瞬躊躇う素振りを見せるが、素直に従って服を脱ぎ始めた。
そしてノソノソと俺の元へとやって来て、モジモジと後ろで手を組みながら次の指示を待っている。
俺の目前には今、クラスメイトと教育実習生の一糸纏わぬ姿が晒されている。
クラスメイトと教師―――その両方と同時にセックスするとは、実に贅沢な心地だ。
しかもどちらも飛び切り可愛い。
「それじゃあ圓先生も、お尻を俺の方に向けて覆い被さって下さい。
茜、先生にオチンチン分けてあげて」
「はぁい。先生、オチンチン半分こっ」
「あっ……あぁっ」
俺と茜に肉棒を差し出され、圓は目を潤ませながら俺の上に恐る恐る跨がる。
そして目の前に突き出たそれを見つめ―――
『ジュルルッレロッピチャッ』
いやらしく舌を這わせ始めた。
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