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五章
81-ロストバージン
しおりを挟む『ドクッドクッ! ビュルッ!』
初めて男根を迎え入れたばかりの膣内に、大量の精液が吸い込まれていく。
「すっ……凄いっ……!
いっ一杯流れ込んでっくる……!」
「はっ……はへっ」
初めて味わう中出しの感触に、乙音は気持ち良さそうに顔を蕩けさせ、感動に目を輝かせる。
対する俺は、いきなり襲い掛かった快感の波に、言葉を発することすら出来ずに呆けていた。
「私っ……バカみたいっ……
オチンチンがっこんなに気持ちいいなんてっ……!
こんなに気持ちいいこと避けてた自分がっ……バカみたいっ」
乙音はまるで生まれ変わったように、性の悦びを堪能している。
今までの自分を後悔する程に。
「游子っ……游子もっ、気持ちいいっ?」
『グチュッヌチュッ』
「はっ……はひっ……ちょ、ちょっと……待っ―――」
今までと比較にならない快感に悶えながら動けない俺を他所に、乙音は艶めかしく身体を寄せ、俺の上に覆い被さる。
そして自ら腰を振りながら、初めてのセックスを愉しみ始めた。
『パンッパンッパンッ』
『ドピュッドピュルッ! ピュルルッ』
乙音の騎乗位によって俺の股間はイキッぱなしの状態となり、腰を振るたびに精液が飛び出す。
「出てるっ……すっごい出てるっ!
気持ちいいのね、游子! 游子も気持ちいいのね!?」
「あっあああっ! うぎぃっ!」
乙音は俺と同じ感覚を共有していることに喜び、どんどん興奮を高めていく。
「あぁああっ! きっ気持ちいい、けどぉお!
ちょ、ちょっと待っ……!」
「嬉しいっ! 游子と一緒で私っ! 嬉しいっ!」
『パンパンパンパンッ!』
乙音は喜びと興奮に、無我夢中で腰を振りまくった。
「あぁあーーーっ! スッゴい! スゴいよ游子っ! こっこんなに幸せな世界があったなんてぇえーーー!
ここここんなにきもちいいの!? セックス!! セックスってすっごぉおおーーーーーい!!」
最早性を嫌う乙音の姿など何処にもない。
男女の交わりにヨガり狂う、雌の姿だけがそこにあった。
「あぁああんっ! あはっ! んぁああーーーっ! きもちいぃいいいーーーっ! ぎんもぢいぃいいよぉおおおおーーー!
セックスッ……! スッッッゴいよぉおおーーーっ!」
『バチュンッバチュンッバチュンッ』
『ドビュルルッ! ビュルルルッ!』
「いぃいいひひっ! しゅごっ! しゅんごぃっ! これっすんごいぃよぉおおっ!
こんなっこんなのっ! 絶対ハマッちゃうわっ!
わたっわたひっ! 変態になっちゃうっ!
あぁああああこれっぜっ絶対変態になったっ! 今なったぁ!
わたしっ皆みたいなっ! ドスケベ女になっちゃったぁああーー!」
『ズチュンッ! ドチュンッ! グリュグリュグリュッ!!』
『ビュグッ! ビュルルッ! ドクッ!』
「ぎんもぢぃぃい……ぎもっっっぢいぃい……!
游子ぉおっ! 腰止まんないぃぃい~~~っ! バカになっでる……! あたし壊れでるっ!
ごわれるのっ……っっっきもぢいいぃーーーーー!! 」
『パンパンパンパンパンパンパンパンッッ!! パンパンパンパンパンパンパンパンッッ!!』
『ビュルルルルルーーーッ! ドビュルルーーーッ!』
「あぁああんっ! あはぁあああんっ!
すっごいエッチ……! すっごいエッチなことしてるっ……!
エッチなことっし、しあわせええーーーっ!」
『ズチュズチュズチュズチュッ! ズチュンッ! ヌチュッ!』
『ビュグルッビュルッ』
「もっと! もっとぉおお!! もっときもちいいのっ!!
もっと、きっ、きもちいいぃいいいーーーっ!」
ここまで貪欲に、狂気のように女が乱れる姿をみるのは初めてかもしれない。
悶える俺のことなど構うこともなく、ただひたすらに快楽をむさぼる乙音。
人生で最も気持ちいい初めてのセックスを、どんな女もよがり狂う俺の巨根で最大限に味わっているのだ。
しかも人生で初めて肉体に刻み込まれる、性の興奮と快感。
乙音は今、誰も味わったことのない、究極の快楽をその身に受けているのだ。
その狂いようは、他の女達のそれと比較になるはずもない。
今まで真面目に、周りに流されずに生きてきたからこそ得られた究極のご褒美を、乙音は盛大に楽しんでいるのだ。
これ以上に気持ちいいことなど、最早何処にもない。
そのような快楽に、喜ばないはずがない。
潔癖主義や禁欲主義など、一瞬で消し飛ぶ程の気持ちよさ。
乙音の人生観が今、大きく書き換えられようとしていた。
「ぁぁあああきてる……すっごいのきてるっ!
くっくるっ! なっなんかくるっ……!
――――ぁぁああああああああーーーーーっ!!!」
突如、乙音は天井を見上げ、ビクビクと身体を痙攣させた。
初めての絶頂に達したのだ。
そしてその間俺は―――
「あっ……はっ……ふぎっ……」
強制的に何度も絶頂を味わわされ、息も絶え絶えとなり、どんどん視界がぼやけていく。
(き、きもち……よ……すぎ……た)
限界を超える射精の連続に、全身から力が失われていく。
霞む視界の向こうで、乙音は大粒の涙を流しながら絶頂に浸り、ボソボソと何かを呟いていた。
「ヒル……男……」
随分と懐かしいその呼び名に、俺は口元が緩む。
(お前まで……そのあだ名で呼ぶなよ……乙音)
その名に懐かしい姿を脳裏に浮かばせながら、俺の意識は遠のいていった―――
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