百鬼淫行

其の壱 念者蝦蟇（おやがま）

其の壱 念者蝦蟇（おやがま）の参

　……やがて、子供達の包皮が十分に広がって緩むと、突然つるりと其の子の包皮が裏返る様にして大きく剥（む）け、無垢で敏感な、小さな薔薇色の亀頭の粘膜が、無防備に剥き出しにされて仕舞った。
　……少年達は鋭く、幼い悲鳴を上げて、沼の蓮の葉の上で大きく裸身を退け反らせ、可愛（あい）いらしく身悶えながら喘ぎ続けたんだ。でも、蓮の花達は無情にも、更に雄しべ達で子供達の鋭敏な亀頭を丹念に愛撫し続け、雌しべの先端の小さな唇で子供の鋭敏な粘膜を何度も吸って、全裸の子供達を激しく責め苛んでいた。
　……更に、蓮の花達は、そんな花の中央の雌しべを少しずつ伸ばし、少年達の尿道口から挿入して、尿道の中を奥へと、少しずつ雌しべを入れて行ったんだ。
　……蓮の花達の雌しべは、発芽した種子から伸びる根の様に、少年達の尿道の中を押し通って奥へ奥へと伸びて行き、やがて雌しべの先端が子供達の膀胱の中に突き出した。

　……すると、雌しべの先端の小さな唇から、あの透明な粘液が勢い良く吹き出し始めたんだ。蓮の粘液は、子供達の小さな膀胱を内側から、風船の様に大きく膨らませて行った。
　……そして、蓮の花達は、そんな丸く膨らませた少年達の膀胱の中の粘液に、雌しべ先端の唇から無数の微細な種子を吹き出し始めたんだ。

　……勿論（もちろん）、蓮の花達は人間の少女達の膀胱内にも種付けを行っていた。巨大な丸い緑色の蓮の葉の上に、全裸で仰向けに大の字に磔（はりつけ）られた少女達の、大きく開かされた白い股間には、必ず一輪の美しい蓮の花が蛸かヒトデの様に張り付いていたんだ。蓮の花の花弁（はなびら）に覆われた少女達の幼い女陰（われめ）は、雄しべ達に大きく押し開かれ、淫らに愛撫され続けていた。少女達は、耳まで真っ赤に染めて淫らな快感に可愛らしく喘ぎ続け、雄しべ達に陰核（クリトリス）を丹念に嬲られて幼い性的絶頂（オーガスム）を繰り返していたんだ。
　……そして、そんな少女達の女陰の中では、蓮の花の雌しべの先端が乙女の尿道口に突き刺さり、尿道内を押し通って膀胱に向けて少しずつ、蓮の雌しべが伸びて行った。少年達の様に、少女達の膀胱も粘液で満たして風船の様に丸く膨らませ、蓮の種子を植え付ける為に。

　……やがて、蓮の葉の上に全裸で大の字に磔られた、人間の子供達の肛門の栓（せん）を押し破って、無数の御玉杓子達が蓮の葉から沼の淀んだ水の中に、次々と飛び込み始めた。そして、直腸内の御玉杓子達が全て沼に姿を消した頃、再び蝦蟇妖怪達が現れて、子供達を蓮の葉から解放したんだ。