百鬼淫行

淀川 乱歩

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其の四 恥肉(ちにく)

其の四 恥肉(ちにく)の二十四

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 ……胡座(あぐら)をかいて座った鬼は、向かい合って立たせた全裸の美少年を、自分の組んだ両足の上に仰向(あおむ)けに寝かせると、子供の両足を大きく開かせて少年の白い柳腰(こし)を左右から両手で鷲掴(わしづか)みにした。
 ……そして、自分の勃起させた男根の先端を少年の小さな肛門に押し付けると、鬼は陰茎(ペニス)の表皮から弱い電流を流して子供の肛門の筋肉を弛緩(しかん)させて、少年の直腸の中へ自分の勃起させた巨根をずぶずぶと捻込(ねじこ)んで行った。
 ……やがて、美少年の幼い肛門に雷神の勃起した巨根が深々と挿入されると、鬼は少年の体内で巨大な陰茎(ペニス)から弱くパシッと放電して、男の幼い息子を責(せ)め苛(さいな)み始めたのだ。
 ……全裸の美少年が、快感の悲鳴を上げて白い裸身を大きく反り返らせ、身悶える度(たび)に巨大な鬼は嬉(うれ)しそうに目を細め、少年の肛門に挿入したまま、固く勃起した子供の小さな陰茎(おちんちん)を太い指先で摘(つ)まんで、優しく扱(しご)いて性的絶頂(オルガズム)させてやっていたのだった。
 ……実は、男は飼育機で作った自分の息子の脳と精神を調整して、全ての苦痛を性的な快感として感じる様に強化し、改造していたのだ。
 ……だから、彼の息子の娼童(ちごく)は、自分の肛門への雷神の放電を性的愛撫と感じ、巨大な鬼を実の兄の様に慕(した)っていたのだった。
 ……全裸の美少年は、地下実験室の石床に胡座(あぐら)をかいて座って、実験器具の電線に放電し続けている全裸の雷神の股間に四つん這いで近付くと、白い幼い指と舌で鬼の男根に悪戯して鬼の巨根を哀願(おねだり)していた。
 ……其れは、都の若衆宿で、半裸の幼い稚児達が、年上の念者に甘えているかの様な光景だった。

 ……そして、そんな兄弟の様子(さま)を横目に見て楽しみながら、男は戦鬼シリーズの弐号鬼、風神の開発を進めていたのだ。
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