百鬼淫行

其の八 百壱鬼夜行

其の八 百壱鬼夜行の十八 桜桃梅の弐

　……そして、そんな人間の子供の全裸の恥部を、長男の鴉天狗が淫らに嬲（なぶ）り続けていたのでした。
　……処が、両手首と足首の四カ所だけで、竹に縛り付けられていた其の子の裸身は、次第に大きく弓形（ゆみなり）に仰（の）け反（ぞ）って行ったのです。
　……そして、其の子が少年ならば、勃起させた子供の陰茎（ペニス）が遥か真下の大地を指して、風に嬲（なぶ）られ続けていたのでした。

　……やがて、妖怪達の村で目覚めた其の子供は、人間の世界で暮らしていた時の記憶を全て完全に消されており、一年中常に全裸で、妖怪達の家畜として使役され始めたのです。
　……其処では、人間の子供達は不老不死で、老いる事も、病む事も無く、飲食も排泄もせずに、少年も少女も真冬の雪の中でも全裸で、妖怪達に働かされていたのでした。
　……また、子供達は精力絶倫の疲れ知らずで、更に、常に発情状態で恍惚（こうこつ）とした表情（かお）を赤らめて働いていたのです。
　……人間の子供達は常に、男の子も女の子も全身を熱く火照らせ、湯上がりの様な美しい桜色の裸身全身を、玉の汗が流れ落ち続けていたのでした。
　……そして、そんな子供達は全裸の乳首を尖らせ、下腹部の陰茎（ペニス）や陰核（クリトリス）を常に、固く勃起させ続けていたのです。
　……妖怪達は、そんな人間の子供達を、桃裸稚児（あかご）と呼んで可愛（かわい）がっていたのでした。

　……実は、其れは一年中、妖怪村に咲き乱れている、梅桃桜の花粉が常に空中を漂い、其の甘い芳香のする花粉には、人間達に強力な催淫剤の効果を与え続けたからなのです。
　……更に、妖怪達は、そんな花粉から塗り薬を作り、毎朝、桃裸稚児（あかご）の子供達に命じて、目覚めた全裸の子供達を四つん這いの横一列に並ばせ、其の幼い肛門の中に媚薬を深々と、指先で塗り込んでやっていたのでした。

　……そして、一日が終わり、やがて夜に為ると、人間の子供達は妖怪達の家で全裸で酌（しゃく）をさせられ、酒宴の余興に妖怪達の見ている前で、子供達同士、全裸で交尾させられ続けたのです。
　……素っ裸の人間の少年少女達は、異性や同性で淫らに裸身を絡ませて愛し合い、舐め合ったり、愛撫し合って可愛（あい）らしく妖怪達の前で、幼い性的絶頂（オルガスムス）を繰り返したのでした。
　……そして、最後には酔った妖怪達に抱かれて、子供達は一晩中、繰り返し深々と犯され続けたのです。