仮 参

淀川 乱歩

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其の九 淫獄転生 其の参 稚児愛玩 其の後獣指(新)+

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 ……そして、やがて、其の彩淫紋章師の舌先は、子供の膀胱(ぼうこう)の内壁へ、一面に、魔族書体(カリグラフィー)で起動術式の紋章を描いたのです。
 ……舌で、八っつの彩淫紋を、全て描き終えた其の彩淫紋章師は、強烈な性的快感に激しく喘(あえ)ぎ続けている、全裸少年の尿道から、舌を一気に引き抜くと、次に少年の隣の、全裸の幼い男児の施術台(せじゅつだい)へと移動したのでした。

 ……所(ところ)で、そんな娼童(ちご)や性愛童(ドール)や性稚児達(ペット)は、常に全裸で、魔物達の指や舌や触手で、幼い裸身(ぜんしん)を淫(みだ)らに愛撫され続けては、性的絶頂(オルガスムス)を一日に何度も、繰り返し続けていたのです。
 ……すると、そんな人間族の全裸の少年少女達は、やがて裸身(ぜんしん)への性的刺激に慣れて仕舞って、性的感受性が徐々に低下して行ったのでした。

 ……また、全ての童娼窟(おきや)では、人間族の全裸の子供達が、常に新鮮な性的反応を見せる様にと、毎日交代で、刻淫室(アトリエ)や施術室(キッチン)に連れて行ったのです。
 ……そして、彩淫紋章師達に、少年少女達の全裸(ぜんしん)へ、繰り返し彩淫紋章を上書きさせて、子供達の性的感度を常に、最高に鋭敏に維持し続けていたのでした。
 ……また、そんな童娼窟の、人間族の娼童達や性愛童達や性稚児達の、少年達が射精(しゃせい)を完全に封じられていたのは、一般の魔物達が子供が射精して、人間族の精液(ザーメン)で汚れるのを嫌がったからなのです。

 ……やがて、そんな室内に、人間族の全裸の少年達の裸身(ぜんしん)へ塑体術(モデリング)を施(ほどこ)す為に、塑体師(モデラー)が入って来たのでした。
 ……其の、魔物の塑体師は、全裸少年の包皮が完全に剥(む)けて、亀頭の露出した、勃起(ぼっき)した陰茎を片手の指で摘(つま)み、ゆっくりと大きく扱(しご)いてやりながら、其の子供の陰茎の先端を唇に含んで、激しく吸い、舌先で子供の鋭敏な亀頭を、チロチロ愛撫し始めたのです。
 ……全裸の少年が、其の快感に身悶え、ゆっくりと少しずつ、子供の陰茎(おちんちん)は風船の様に膨(ふく)らんで行き、やがて胡瓜(きゅうり)の様な巨根に為って、固く勃起(ぼっき)し続けたのでした。

 ……すると、其の塑体師は、決して射精する事が出来無い少年の、巨根の先端の亀頭冠と呼ばれる、亀頭の括(くび)れた首の部分を指先で摘み、柔らかく扱いて、包皮を少しずつ再生させ始めたのです。
 ……そして、やがて、少年の包皮は完全に再建されて、鋭敏な亀頭を完全に覆い隠し、幼い子供の様な、包茎の陰茎(おちんちん)にされて仕舞ったのでした。

 ……所(ところ)で、そんな人間族の野良稚児の、全裸の少年少女達の肛門(アヌス)の粘膜は、常に水に濡れた様に、ぬるぬると光っていたのです。
 ……其れは、実は、人間界の白癬菌(みずむし)の様に、子供達の直腸粘膜を無数の透明な菌糸で、一面に覆う、油蟲や菊黴と呼ばれる、妖魔界の白癬菌に寄生されていたからでした。

 ……其の、菊黴は粘魔族(スライム)の亜種の、半物質の透明な黴(カビ)の魔物達で、元々は、安達ヶ原の草原に棲む、狼の獣人族(ライカンスロープ)の腐乱族(ゾンビ)の、体表(ひふ)に寄生して、腐敗を停止させている菌魔だったのです。
 ……そんな菊黴達を、カミラ公国の、淫魔族の遊郭都市や秋津茜国に有る、童娼窟が全裸の野良稚児達に寄生させる為に、人間族の直腸と膣の粘膜にのみ、ぬるぬると寄生する様に、慎重に品種改良したのでした。

 ……そして、そんなカミラ公国内の、淫魔族の遊郭都市や、秋津茜国に有る童娼窟では、唾液や精液や愛液を使う彩淫術(マントラー)の、一派の催淫師達(サテュリオ)が禿(かむろ)、つまり蜜壺稚児(アナご)にされる、新入りの人間族の全裸の幼女や少女達に、毎夜、膣マッサージを繰り返し続けていたのです。
 ……例えば、秋津茜国に有る童娼窟の極楽亭では、今日も、稚児狩り商人から購入した人間族の、幼女や少女達が全裸で、幼い膣に、妖怪の垢嘗族の催淫師達の、細長く変形させた指を挿入されて、膣の粘膜を愛撫(あいぶ)されて喘(あえ)ぎ続け、幼い性的絶頂(オルガスムス)を繰り返させられていたのでした。

 ……極楽亭の、催淫師達の彩淫術師達(マントラー)のうち、彩淫紋章師達の多くは垢嘗達(あかなめ)で、自分の唾液を使う涎派(よだれ)と、精液(ザーメン)や愛液を使う滴派(しずく)とに分かれていたのです。
 ……そして、そんな彩淫紋章師の垢嘗達は、涎派は自分の舌先を使い、滴派は自身の指先を筆として使っていたのでした。

 ……極楽亭の広い施術室の中では、今も、人間族の幼女や少女達が施術台の上に、全裸で仰向(あおむ)けに寝かされ、幼い膣の粘膜へ彩淫術の催淫紋を描かれる、順番を待っていたのです。
 ……其の、施術台には、人間族の産婦人科の診察台の様な支脚器(あしのせ)が左右に有り、全裸の幼女や少女達は、両足を大きくMの字に開かされて、両足首を支脚器へ夫々(それぞれ)に固定されて、幼い恥部を丸見えにされていたのでした。
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