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淀川 乱歩

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「教義を初めて聞いた」高市早苗氏 旧統一教会について“知らない”連発 2025年10/3(金)

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「教義を初めて聞いた」高市早苗氏 旧統一教会について“知らない”連発…オリラジ中田は「一切調べてなかったのが驚き」と追及
2025年10/3(金) 18:35配信 
女性自身
(写真:時事通信)
10月4日開票の自民党総裁選。“ポスト石破”に、小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安全保障相(50)、高市早苗前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)、茂木敏充前幹事長(69)の5名が名乗りをあげているが、終盤情勢は小泉氏、高市氏、林氏の混戦となっていることが各紙で報じられている。
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そんななか高市氏は、9月30日、500万人以上の登録者を抱えるお笑いコンビのオリエンタルラジオ・中田敦彦(43)のYouTubeチャンネルの対談動画に出演した。
中田は動画冒頭、自民党に対する世論の不信感の発端は、’22年7月に安倍晋三元首相(享年67)が銃撃され亡くなったことにより、党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題が明るみになったこと、そして、同年に「しんぶん赤旗」で裏金問題が報じられたことだと指摘。そのうえで、中田は、旧統一教会と「清和政策研究会」(旧安倍派)の関係が「深かった」と話した。
続けて、中田は「(清和会をはじめとする)保守派と言われる人たちが懇意にしていたわけですよね。この保守派の人たちの考え方と、統一教会の教義というものが、整合性が取れないと思う」と指摘すると、高市氏はこう返した。
「いや、教義というのは、私はわからないんですけども」
この発言を受けて、中田は教団の教義を解説書『原理講論』にもとづき、「日本と韓国の関係は、韓国が『アダム側』で日本が『エヴァ側』。これはよく報道されていたんですが、要するに、日本は先の大戦で非常に韓国に支配的な対応をしていたことがあり、それを贖罪するために日本は存在している、という教義が基本教義になっている」と説明し、「日本は韓国にお金をどんどん納めなければいけないと正当化して、国富が流れている。国民のお金が韓国の支部に流れ、吸い上げられている。これは愛国者からすると許しがたいことだと思う」と主張した。
これを受け高市氏は『原理講論』の内容を、「はじめて聞いた」と返答した上で、教義について許しがたいかと問われると「私は思います」と返答。

そして、安倍氏の死後、旧統一教会をめぐる問題が取り沙汰されていた頃、高市氏も’01年に教団と関係が深いとされる、「世界日報社」が発刊する雑誌の対談に登場していたことが問題視されていたが、今回の動画でも従来の主張通り「(教団との関連は)知らなかった」と話しつつ、「(対談内容は)宗教の話ではなく、国際情勢や外交とか、そのような話だった気がする」とも振り返っていた。
高市氏は、自身を「勉強不足」と反省する様子で、中田は「大問題になって、すでに数年経ちました。安倍晋三さんの銃撃事件の原因ともなった統一教会について、とっても勉強家の高市さんが一切調べていなかったというのが非常に驚きなんですよ」とコメント。さらに、「(高市氏が)最も敬愛していた安倍さんの死に関わる統一教会について、一切ご自身でリサーチされないのは、何か原因はあるんですか?」と問いかけた。
これに対し、高市氏は「ないです。もう、いっぱいいっぱいでした。当時、政調会長を務めていました。安倍さんが亡くなったこともショックでした。その犯行に及んだ人が、統一教会の信者の2世ということが徐々に報道でわかるけれども、当時は政調会長として仕事に没頭しなければいけませんから」と返答。
ただ、中田としては、やはり教団について“知らない”高市氏が気がかりなようだ。高市氏は昨年の総裁選に立候補した際、自民党と教団の接点について、今後の再調査に否定的な構えを見せていたが、中田はこれについて「高市さんは再調査は必要ないと表明された。私の中で相当リサーチした上で、統一教会の問題をしっかり吟味した上で、再調査は必要ないとおっしゃったと思ったものですから」と言及。さらに、「原理講論を知らない。教祖の名前はご存じですか?」と迫った。
旧統一教会の教祖は文鮮明(ムン・ソンミョン)氏であるが、高市氏は「すみません……」と一言。またしても“知らない”高市氏に、中田は「あ、文鮮明という方で。では、文鮮明が亡くなった後、現在のトップはご存じですか?」と再度質問するも、高市氏はすぐに答えることができなかった。
現在の教団トップは、文氏の妻、韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏。中田が同氏の名前を明かすと、高市氏は「あ~あの。“ツルコ”って言っちゃダメなんですよね」と思い出した様子だった。
安倍氏は過去、韓氏をはじめとする教団関係者に「敬愛を表します」と話したビデオメッセージを送っており、中田は「安倍さんが(メッセージ)を送っていた、というところが、一個の契機になり、(銃撃)事件が起こっているわけですから、この韓鶴子さんがどういう人か…」と再び何か見解を求めようとしたのだが、高市氏はこれを遮るように、以下のように熱を込めて話した。
「いや、何があっても、人を殺すのはいかんですよ。何があってもいかんですよ。(安倍氏を銃撃した山上徹也被告は)とても不幸な身の上だったと思いますよ、親が信仰でお金を使い、自分も苦労して。それは不幸だったと思いますよ。でも、世の中には本当に恵まれない、努力の機会にも恵まれない人もたくさんいますよ。で、どんな理由があっても人を殺しちゃいかんです」
中田は、「その通りですよ。絶対にいけない」と応じつつ、「これを生んでしまったのが、単純に新興宗教の2世問題ではなく、その宗教に政権がお墨付きを与えていたというところが、犯人の、犯行への理由だということじゃないですか。ここが、政治と宗教の癒着の恐ろしさだと思っているんです。政治と宗教が癒着することによって、救いがたい立ち位置に立たされる国民が現れる」と主張し、安倍氏と関わりが深かった高市氏こそが、教団の問題に“切り込める”とエールを送った。
高市氏は「厳しいご指摘」と受け止めつつ、旧統一教会以外の宗教団体でも問題は起きているとし、「これからは消費者保護という意味で、さらに規制を厳しくしていくことは考えられると思います」と締めくくった。
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最終更新:10/3(金) 19:09
女性自身「教義を初めて聞いた」高市早苗氏 旧統一教会について“知らない”連発…オリラジ中田は「一切調べてなかったのが驚き」と追及
10/3(金) 18:35配信
女性自身
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