57 / 60
第三章 平民の実習期間
56 今後の予定と急
しおりを挟む
「総教会に戻るのは明後日にしよう。
僕達の仕事は一段落ついたよ。ドリムイ様に報告しないといけない。
サラさんは、名付けの儀式、魔力の再測定、今後の受け入れ先の確認ってところだね」
ヨーイ君たちに割り当てられた部屋で、今後の予定を告げられた。
「了解しました」
び、と敬礼の形をとる。
外は暗く、部屋の明かりも最低限だ。とはいえ、台所と違って白い光が隅々まで渡っている。魔石を使っているんだ。
「にしても、サラさんに魔力があったなんてね」
「私も驚きました」
「教会の選定の儀式には参加したんだよね?」
頷く。
しましたとも。そこで「魔力なし」の判定受けて朝に冷たい水かけられたり、食事制限されたり、一晩中女神様に祈るために部屋に閉じ込められたりしたよ、総教会で。
今はしてないだよね、あれは虐待だと思うから、その方がいい。
「年齢を経て発露、って言う可能性もあるのか……」
「いいえ。あの頃から私の魔力は変わっていないと思います」
母親の精霊の加護と言う名の束縛から逃れて、確かにスムーズにはなったけれど、その前から初級の魔法は使えました。
言い切ったら、微妙な沈黙が流れる。ヨーイ君、スタ君、テル君、みんな苦い顔をしている。
私の主張は、「教会が間違えたんじゃないですかね?」ということだから、修道士三人組が苦い顔をするのは当たり前だろう。
「五歳の頃、半年ほど教会で身を清める生活を送りました」
「――ふうん。
その時、どういう人が対応したか覚えてる?」
スタ君の、少年故に高い声が低く響く。丁寧に聞くその様子がちょっと怖い。
「白髪のお年を召した女の方、だったのは憶えていますけれど……名前までは」
ふう、とため息の後、スタ君は顎をつき、ヨーイ君は頭を抱えた。
「嫌な予感が……」
「俺も」
テル君はテーブルを見つめている。
「スタ?」
「なんで、かばったんだ?」
目も合わさないまま、そう急に言われて理解できなかった。
かばった?
「ネネル……ちゃん?」
午前中の図書館の時だろうか。
思い当たることがそれしかないけれど、なぜ、と理由を求められることじゃない。戸惑って他の二人を見るけれど、二人も困惑してテル君を見ている。
「……獣人、だろ」
その言葉にカチンとくる。
「それがなんだって言うの。
あんな言い方酷いわ。
テル君だって、傍にいたら同じことをしたでしょう」
と、同時に図書館の職員に警吏を呼ぶよう連絡したはずだ。
「それは……そう、だけど」
テル君は、テーブルを見たまま目を泳がせる。ふるふると首を小さく振るので、ふわふわの癖っ毛が揺れた。眼鏡に光が反射する。
「獣人については、書籍や講義でしか触れたことはなかったから、意識しなかったけれど、『差別』が根強いのね。ネネルちゃんと仲のいい子どもたちですら、時々特徴をからかうもの」
私の周囲にいたのは獣人オネエの最低野郎だし、――もう一人っていうかグループの人たちは、何も言わなかった。きっと、無意識で繰り返した私の無礼を許してくれたんだろう。孤児院の訪問で出会わなかったのは、今思えば隠されていたのかもしれない。
「あんなことしても、好きな子の気は引けないのに」
よくよく見ていると、からかっている子どもたちは、ネネルちゃんのこと気にかけてるんだよね。ネネルちゃんは外見はまんま獣人だけど、お母さんは人族だったらしい。本来、獣人は筋力・体力に秀でているはずなんだけど、ネネルちゃんはまだ、なのか本来、なのか人族の要素が強いのかあまり運動が得意じゃないという。洗濯物が持てなかったり、皆で作業する時も一人だけ遅かったりする。そういう時に、絶対フォローに入ってくれはするんだよね、で、照れ隠しにからかっちゃう、って感じ。
「暴言を」
ぽつり、テル君の口が動いた。
「深淵の森の領主に、暴言を、言ったって」
『やだぁ、そんなに怒ると皺だらけになっちゃうわよぉ』
深淵の森の領主は、攻略対象の一人だ。
女の子たちに囲まれて、おしゃれ談義に花を咲かせる。キャットファイトの仲裁をしては、耳をピンとさせてニコニコと微笑んで――獣人で、オネエのあいつ。茶色に黄色メッシュ、金色の目の、ルジェルガ。
思い出すだけで腹が立つ。
と、同時にそれが筋違いだとも、今は思っている。
「もしあいつが」
少女の中に、見知った顔を思い出す。
戸惑って、それでも最後には優しく微笑んだ。
泣きはらして、倒れ込んだあの子。
『ユーフェミア様、私――私は、どうすればよいのでしょう。
どうすれば』
消え入りそうに、それでも前を向いたあの子。
「アレが、人族でも、婚約者でも、教師でも、――王様だって、私は許さないわ」
絶対に、許さない。
誰に許されても――あの子が、私を裏切ることで、何を得たとしても。
『貴方は最低の人間よ、獣だわ』
憤りにまかせて睨みつけて叫んだ。落ち着けばそんな言葉言わなかったのかもしれない。でも色々うまく行っていない中で、起こったことだったから。
「言ったことは取り消さないわ」
全ては秘密になったんだろう。
当事者同士が納得した以上、私はもう何も言わない。そもそも言う資格があったのかもわからない。
ただ、あいつへの憤りだけは、ちゃんと胸に持っていく。
それが私の、決着の付け方だ。
「テル君は、私が何を言ったか知っているのね」
びく、と体が動いた。
ま、なんだかんだ浸透しつつある『爆誕平民の星アリアたんとうつくしの王子様――スパイスは悪役令嬢』だからね。ここ一週間は子どもたちのままごとにも取り入れられている。悪役令嬢役も、もちろんルーティーンで回ってくる。とりあえず地響きを起こして『ワタクシを倒すなら、奥義・回転真技を身に着けてからにしていらっしゃい!』とか言ってチャンバラごっこに移行させてたら、悪役令嬢が魔王っていう独自の設定が加わってしまった。冒険に出たり、アリア役の子が不治の病に陥ったりして大筋からズレにズレて、私もダメージを受けることなく、楽しく参加してます。ありがとう教会の子どもたち。
そもそも最初に会った時の『童話の魔女』の発言からしても、テル君をはじめ総教会の人には状況が漏れていたみたいだし、テル君が学園内の私の言動を知っているのは仕方がない。
ユーフェミアの言葉や、行動の一部分を切り取れば――そしてアリアを擁護するために物語を作り上げるつもりならば――立派に悪役になる要素を持っている。
そういう意味で、私に敵意を向けてたのかな、と思うと悲しい。でも、今のテル君は私の荷物も持ってくれるし、心配してくれる。なら、嬉しい。
それでいいかな、とのんきに納得して笑顔を向けると。
「ごめんなさい」
急にテルくんが謝った。
僕達の仕事は一段落ついたよ。ドリムイ様に報告しないといけない。
サラさんは、名付けの儀式、魔力の再測定、今後の受け入れ先の確認ってところだね」
ヨーイ君たちに割り当てられた部屋で、今後の予定を告げられた。
「了解しました」
び、と敬礼の形をとる。
外は暗く、部屋の明かりも最低限だ。とはいえ、台所と違って白い光が隅々まで渡っている。魔石を使っているんだ。
「にしても、サラさんに魔力があったなんてね」
「私も驚きました」
「教会の選定の儀式には参加したんだよね?」
頷く。
しましたとも。そこで「魔力なし」の判定受けて朝に冷たい水かけられたり、食事制限されたり、一晩中女神様に祈るために部屋に閉じ込められたりしたよ、総教会で。
今はしてないだよね、あれは虐待だと思うから、その方がいい。
「年齢を経て発露、って言う可能性もあるのか……」
「いいえ。あの頃から私の魔力は変わっていないと思います」
母親の精霊の加護と言う名の束縛から逃れて、確かにスムーズにはなったけれど、その前から初級の魔法は使えました。
言い切ったら、微妙な沈黙が流れる。ヨーイ君、スタ君、テル君、みんな苦い顔をしている。
私の主張は、「教会が間違えたんじゃないですかね?」ということだから、修道士三人組が苦い顔をするのは当たり前だろう。
「五歳の頃、半年ほど教会で身を清める生活を送りました」
「――ふうん。
その時、どういう人が対応したか覚えてる?」
スタ君の、少年故に高い声が低く響く。丁寧に聞くその様子がちょっと怖い。
「白髪のお年を召した女の方、だったのは憶えていますけれど……名前までは」
ふう、とため息の後、スタ君は顎をつき、ヨーイ君は頭を抱えた。
「嫌な予感が……」
「俺も」
テル君はテーブルを見つめている。
「スタ?」
「なんで、かばったんだ?」
目も合わさないまま、そう急に言われて理解できなかった。
かばった?
「ネネル……ちゃん?」
午前中の図書館の時だろうか。
思い当たることがそれしかないけれど、なぜ、と理由を求められることじゃない。戸惑って他の二人を見るけれど、二人も困惑してテル君を見ている。
「……獣人、だろ」
その言葉にカチンとくる。
「それがなんだって言うの。
あんな言い方酷いわ。
テル君だって、傍にいたら同じことをしたでしょう」
と、同時に図書館の職員に警吏を呼ぶよう連絡したはずだ。
「それは……そう、だけど」
テル君は、テーブルを見たまま目を泳がせる。ふるふると首を小さく振るので、ふわふわの癖っ毛が揺れた。眼鏡に光が反射する。
「獣人については、書籍や講義でしか触れたことはなかったから、意識しなかったけれど、『差別』が根強いのね。ネネルちゃんと仲のいい子どもたちですら、時々特徴をからかうもの」
私の周囲にいたのは獣人オネエの最低野郎だし、――もう一人っていうかグループの人たちは、何も言わなかった。きっと、無意識で繰り返した私の無礼を許してくれたんだろう。孤児院の訪問で出会わなかったのは、今思えば隠されていたのかもしれない。
「あんなことしても、好きな子の気は引けないのに」
よくよく見ていると、からかっている子どもたちは、ネネルちゃんのこと気にかけてるんだよね。ネネルちゃんは外見はまんま獣人だけど、お母さんは人族だったらしい。本来、獣人は筋力・体力に秀でているはずなんだけど、ネネルちゃんはまだ、なのか本来、なのか人族の要素が強いのかあまり運動が得意じゃないという。洗濯物が持てなかったり、皆で作業する時も一人だけ遅かったりする。そういう時に、絶対フォローに入ってくれはするんだよね、で、照れ隠しにからかっちゃう、って感じ。
「暴言を」
ぽつり、テル君の口が動いた。
「深淵の森の領主に、暴言を、言ったって」
『やだぁ、そんなに怒ると皺だらけになっちゃうわよぉ』
深淵の森の領主は、攻略対象の一人だ。
女の子たちに囲まれて、おしゃれ談義に花を咲かせる。キャットファイトの仲裁をしては、耳をピンとさせてニコニコと微笑んで――獣人で、オネエのあいつ。茶色に黄色メッシュ、金色の目の、ルジェルガ。
思い出すだけで腹が立つ。
と、同時にそれが筋違いだとも、今は思っている。
「もしあいつが」
少女の中に、見知った顔を思い出す。
戸惑って、それでも最後には優しく微笑んだ。
泣きはらして、倒れ込んだあの子。
『ユーフェミア様、私――私は、どうすればよいのでしょう。
どうすれば』
消え入りそうに、それでも前を向いたあの子。
「アレが、人族でも、婚約者でも、教師でも、――王様だって、私は許さないわ」
絶対に、許さない。
誰に許されても――あの子が、私を裏切ることで、何を得たとしても。
『貴方は最低の人間よ、獣だわ』
憤りにまかせて睨みつけて叫んだ。落ち着けばそんな言葉言わなかったのかもしれない。でも色々うまく行っていない中で、起こったことだったから。
「言ったことは取り消さないわ」
全ては秘密になったんだろう。
当事者同士が納得した以上、私はもう何も言わない。そもそも言う資格があったのかもわからない。
ただ、あいつへの憤りだけは、ちゃんと胸に持っていく。
それが私の、決着の付け方だ。
「テル君は、私が何を言ったか知っているのね」
びく、と体が動いた。
ま、なんだかんだ浸透しつつある『爆誕平民の星アリアたんとうつくしの王子様――スパイスは悪役令嬢』だからね。ここ一週間は子どもたちのままごとにも取り入れられている。悪役令嬢役も、もちろんルーティーンで回ってくる。とりあえず地響きを起こして『ワタクシを倒すなら、奥義・回転真技を身に着けてからにしていらっしゃい!』とか言ってチャンバラごっこに移行させてたら、悪役令嬢が魔王っていう独自の設定が加わってしまった。冒険に出たり、アリア役の子が不治の病に陥ったりして大筋からズレにズレて、私もダメージを受けることなく、楽しく参加してます。ありがとう教会の子どもたち。
そもそも最初に会った時の『童話の魔女』の発言からしても、テル君をはじめ総教会の人には状況が漏れていたみたいだし、テル君が学園内の私の言動を知っているのは仕方がない。
ユーフェミアの言葉や、行動の一部分を切り取れば――そしてアリアを擁護するために物語を作り上げるつもりならば――立派に悪役になる要素を持っている。
そういう意味で、私に敵意を向けてたのかな、と思うと悲しい。でも、今のテル君は私の荷物も持ってくれるし、心配してくれる。なら、嬉しい。
それでいいかな、とのんきに納得して笑顔を向けると。
「ごめんなさい」
急にテルくんが謝った。
10
あなたにおすすめの小説
無事にバッドエンドは回避できたので、これからは自由に楽しく生きていきます。
木山楽斗
恋愛
悪役令嬢ラナトゥーリ・ウェルリグルに転生した私は、無事にゲームのエンディングである魔法学校の卒業式の日を迎えていた。
本来であれば、ラナトゥーリはこの時点で断罪されており、良くて国外追放になっているのだが、私は大人しく生活を送ったおかげでそれを回避することができていた。
しかしながら、思い返してみると私の今までの人生というものは、それ程面白いものではなかったように感じられる。
特に友達も作らず勉強ばかりしてきたこの人生は、悪いとは言えないが少々彩りに欠けているような気がしたのだ。
せっかく掴んだ二度目の人生を、このまま終わらせていいはずはない。
そう思った私は、これからの人生を楽しいものにすることを決意した。
幸いにも、私はそれ程貴族としてのしがらみに縛られている訳でもない。多少のわがままも許してもらえるはずだ。
こうして私は、改めてゲームの世界で新たな人生を送る決意をするのだった。
※一部キャラクターの名前を変更しました。(リウェルド→リベルト)
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
『悪役』のイメージが違うことで起きた悲しい事故
ラララキヲ
ファンタジー
ある男爵が手を出していたメイドが密かに娘を産んでいた。それを知った男爵は平民として生きていた娘を探し出して養子とした。
娘の名前はルーニー。
とても可愛い外見をしていた。
彼女は人を惹き付ける特別な外見をしていたが、特別なのはそれだけではなかった。
彼女は前世の記憶を持っていたのだ。
そして彼女はこの世界が前世で遊んだ乙女ゲームが舞台なのだと気付く。
格好良い攻略対象たちに意地悪な悪役令嬢。
しかしその悪役令嬢がどうもおかしい。何もしてこないどころか性格さえも設定と違うようだ。
乙女ゲームのヒロインであるルーニーは腹を立てた。
“悪役令嬢が悪役をちゃんとしないからゲームのストーリーが進まないじゃない!”と。
怒ったルーニーは悪役令嬢を責める。
そして物語は動き出した…………──
※!!※細かい描写などはありませんが女性が酷い目に遭った展開となるので嫌な方はお気をつけ下さい。
※!!※『子供が絵本のシンデレラ読んでと頼んだらヤバイ方のシンデレラを読まれた』みたいな話です。
◇テンプレ乙女ゲームの世界。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げる予定です。
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
どうやら悪役令嬢のようですが、興味が無いので錬金術師を目指します(旧:公爵令嬢ですが錬金術師を兼業します)
水神瑠架
ファンタジー
――悪役令嬢だったようですが私は今、自由に楽しく生きています! ――
乙女ゲームに酷似した世界に転生? けど私、このゲームの本筋よりも寄り道のミニゲームにはまっていたんですけど? 基本的に攻略者達の顔もうろ覚えなんですけど?! けど転生してしまったら仕方無いですよね。攻略者を助けるなんて面倒い事するような性格でも無いし好きに生きてもいいですよね? 運が良いのか悪いのか好きな事出来そうな環境に産まれたようですしヒロイン役でも無いようですので。という事で私、顔もうろ覚えのキャラの救済よりも好きな事をして生きて行きます! ……極めろ【錬金術師】! 目指せ【錬金術マスター】!
★★
乙女ゲームの本筋の恋愛じゃない所にはまっていた女性の前世が蘇った公爵令嬢が自分がゲームの中での悪役令嬢だという事も知らず大好きな【錬金術】を極めるため邁進します。流石に途中で気づきますし、相手役も出てきますが、しばらく出てこないと思います。好きに生きた結果攻略者達の悲惨なフラグを折ったりするかも? 基本的に主人公は「攻略者の救済<自分が自由に生きる事」ですので薄情に見える事もあるかもしれません。そんな主人公が生きる世界をとくと御覧あれ!
★★
この話の中での【錬金術】は学問というよりも何かを「創作」する事の出来る手段の意味合いが大きいです。ですので本来の錬金術の学術的な論理は出てきません。この世界での独自の力が【錬金術】となります。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる