閨係の恋~高貴な方の閨係に選ばれた僕は、愛する人と幸せになります~

まんまる

文字の大きさ
6 / 20
第三夜 姉の代わりに女装して第二王子の閨係を断りに来たのに、何故かそのまま捕まってしまいました

おまけ 危ない扉の向こう側 ※R18

しおりを挟む
「あぁっ、ライード様ぁ」
「はぁはぁ、エミル、学園時代、制服の中でいつもこんなに胸を尖らせていたのかい?」
「ち、違います、あぁん、ライード様がずっとそこばっかり触るからぁ」
「はぁはぁ、文官の制服の中で、いつもここをこんなに膨らませているのかい?」
「あぁっ、そんな所、擦らないでぇ」
「はぁはぁ、エミル、学園の制服と文官の制服を用意してあるんだ。後で着てみないか?」
「⋯⋯」
「⋯冗談だよ、エミル」
「ライード様、初めては、生まれたままの姿で愛し合いたいです」
「ああ、もちろんだ、私のエミル、愛してるよ」

ライード様は、何やらいやらしい妄想を口走りながら、僕の体を隅々まで味わい尽くした。

お互い初めてのまぐわいは、何もかも不慣れで、もどかしい事ばかりだったけど、やっと繋がる事ができた時は、嬉しくて二人とも泣いてしまった。



「ライード様っ!」
「エミル!」
「ライード様、今日も会いに来てくれたんですね。嬉しいです。でも、こんなに毎日職場まで来ていただくの、何だか申し訳ないです」
「何を言うんだ。エミルが気にする事はないよ。私が会いたくて来てるんだからね。もういっそ、エミルの椅子になりたいくらいだよ」
「⋯⋯」
「エミル、冗談だよ。ところでエミル、今日も私の部屋に来るだろう?」
「はい、ライード様」

ライード様は僕の赤く色付いた頬を、愛おしそうにそっと撫でた。



「あぁっ、ライード様っ、だめですっ、制服が汚れてしまいます」
「替えの制服は用意してあるから大丈夫だよ。文官の制服だけではなく、学園の制ふ⋯」
「ライード様、分かりました」
「⋯エミル?」
「もう、全部着ます。持ってきてください」
「本当か?」
「はい」

ライード様は嬉々として学園の制服を持ってくると、鼻歌を歌いながら僕を着替えさせた。

そして何故か自分も制服に着替えたライード様と今までで一番盛り上がってしまった。


「はぁはぁ、エミル、その⋯、今度、ドレスも着てくれないか?あの時のエミルの強烈な印象が忘れられないんだ」
「ライード様、その扉を開けてしまったら、もう引き返せませんよ」

ゴクッ

「そ、そうだな、では、止めておこうか」

「ふふっ、でも一度試してみたいかも」

「エミル!!」


二人で扉をくぐるのも悪くないかも。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

婚約破棄をしようとしたら、パパになりました

ミクリ21
BL
婚約破棄をしようとしたら、パパになった話です。

陛下の前で婚約破棄!………でも実は……(笑)

ミクリ21
BL
陛下を祝う誕生パーティーにて。 僕の婚約者のセレンが、僕に婚約破棄だと言い出した。 隣には、婚約者の僕ではなく元平民少女のアイルがいる。 僕を断罪するセレンに、僕は涙を流す。 でも、実はこれには訳がある。 知らないのは、アイルだけ………。 さぁ、楽しい楽しい劇の始まりさ〜♪

不遇聖女様(男)は、国を捨てて闇落ちする覚悟を決めました!

ミクリ21
BL
聖女様(男)は、理不尽な不遇を受けていました。 その不遇は、聖女になった7歳から始まり、現在の15歳まで続きました。 しかし、聖女ラウロはとうとう国を捨てるようです。 何故なら、この世界の成人年齢は15歳だから。 聖女ラウロは、これからは闇落ちをして自由に生きるのだ!!(闇落ちは自称)

美形×平凡の子供の話

めちゅう
BL
 美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか? ────────────────── お読みくださりありがとうございます。 お楽しみいただけましたら幸いです。 お話を追加いたしました。

30歳まで独身だったので男と結婚することになった

あかべこ
BL
※未完 4年前、酒の席で学生時代からの友人のオリヴァーと「30歳まで独身だったら結婚するか?」と持ちかけた冒険者のエドウィン。そして4年後のオリヴァーの誕生日、エドウィンはその約束の履行を求められてしまう。 キラキラしくて頭いいイケメン貴族×ちょっと薄暗い過去持ち平凡冒険者

別れの夜に

大島Q太
BL
不義理な恋人を待つことに疲れた青年が、その恋人との別れを決意する。しかし、その別れは思わぬ方向へ。

出戻り王子が幸せになるまで

あきたいぬ大好き(深凪雪花)
BL
初恋の相手と政略結婚した主人公セフィラだが、相手には愛人ながら本命がいたことを知る。追及した結果、離縁されることになり、母国に出戻ることに。けれど、バツイチになったせいか父王に厄介払いされ、後宮から追い出されてしまう。王都の下町で暮らし始めるが、ふと訪れた先の母校で幼馴染であるフレンシスと再会。事情を話すと、突然求婚される。 一途な幼馴染×強がり出戻り王子のお話です。 ※他サイトにも掲載しております。

ゆい
BL
涙が落ちる。 涙は彼に届くことはない。 彼を想うことは、これでやめよう。 何をどうしても、彼の気持ちは僕に向くことはない。 僕は、その場から音を立てずに立ち去った。 僕はアシェル=オルスト。 侯爵家の嫡男として生まれ、10歳の時にエドガー=ハルミトンと婚約した。 彼には、他に愛する人がいた。 世界観は、【夜空と暁と】と同じです。 アルサス達がでます。 【夜空と暁と】を知らなくても、これだけで読めます。 2025.4.28 ムーンライトノベルに投稿しました。

処理中です...