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君の記憶を無くして、君を僕の婚約者にしちゃおう
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「君はどうしたら僕のことを好きなってくれるんだい?」
「だから、絶対に好きならないって言ってるでしょ!!!それより早くこの手の縄ほどいてよ!!」
「まぁまぁ、落ち着いて。世の中に絶対なんてないから…きっといつか君も僕のことを好きなるよ」
「うるさい!!何回も言ってるでしょ!!あなたのことなんか好きならないって!!」
「まぁまぁ、そんな怒らないで……」
「うるさい!!このストーカーが」
「…………ストーカー?この僕が?この僕のことを言ってるのか?」
「そうよ!!ストーカー!!私の家まで着いてくるストーカー!」
次の瞬間僕は近くにあったガラスの花瓶を持って君の頭を全力で殴った。何度も何度も全力で。
何分ほどだった頃だろうか、君の体から赤い液体が流れてるのを見て、ふと我に戻った。
「どうしよう……彼女を殺してしまった」
その時彼女がゴソッと動いた。
「良かった……生きていたんだね、」
「…………………」
「どうしたんだい?そんなに僕のことを見つめて」
「あの……ここはどこで、私は誰ですか?」
「えっ…」
「自分の名前も思い出せないんです、もし私のことを知っていたら教えてくれませんか?」
僕は君のことなら世界中の誰よりも知っている。
「君の名前は川崎 結。年齢は25歳。3人兄妹の末っ子で、上には兄と姉が1人ずつ。
母親とは、仲が良く……月に1度は二人で買い物に行く仲。また兄と姉との中も良好。
大手IT系会社に務めていて、周りからの信頼も厚く、後輩からも慕われている。
好きな食べ物はパエリア、嫌いな食べ物はきのこ類全般と食パンの耳。
休日には近くのカフェに行って、お気に入りの作家さんの本を読むのが趣味。
2週間前に、都内の猫カフェに行ったことで、自分が猫アレルギーのことが発覚。しかし猫は大好き。
彼氏は高校時代に1度出来たが、その彼氏とは半年もせず別れ、それ以降彼氏はできたことがない。
そして最後に君は優しくて、世界で一番美しい」
「えっと………私のこと沢山知ってますね。あの失礼ですけど、私とあなたの関係って……」
「もちろん彼氏と彼女、カップルですよ!!」
「だから、絶対に好きならないって言ってるでしょ!!!それより早くこの手の縄ほどいてよ!!」
「まぁまぁ、落ち着いて。世の中に絶対なんてないから…きっといつか君も僕のことを好きなるよ」
「うるさい!!何回も言ってるでしょ!!あなたのことなんか好きならないって!!」
「まぁまぁ、そんな怒らないで……」
「うるさい!!このストーカーが」
「…………ストーカー?この僕が?この僕のことを言ってるのか?」
「そうよ!!ストーカー!!私の家まで着いてくるストーカー!」
次の瞬間僕は近くにあったガラスの花瓶を持って君の頭を全力で殴った。何度も何度も全力で。
何分ほどだった頃だろうか、君の体から赤い液体が流れてるのを見て、ふと我に戻った。
「どうしよう……彼女を殺してしまった」
その時彼女がゴソッと動いた。
「良かった……生きていたんだね、」
「…………………」
「どうしたんだい?そんなに僕のことを見つめて」
「あの……ここはどこで、私は誰ですか?」
「えっ…」
「自分の名前も思い出せないんです、もし私のことを知っていたら教えてくれませんか?」
僕は君のことなら世界中の誰よりも知っている。
「君の名前は川崎 結。年齢は25歳。3人兄妹の末っ子で、上には兄と姉が1人ずつ。
母親とは、仲が良く……月に1度は二人で買い物に行く仲。また兄と姉との中も良好。
大手IT系会社に務めていて、周りからの信頼も厚く、後輩からも慕われている。
好きな食べ物はパエリア、嫌いな食べ物はきのこ類全般と食パンの耳。
休日には近くのカフェに行って、お気に入りの作家さんの本を読むのが趣味。
2週間前に、都内の猫カフェに行ったことで、自分が猫アレルギーのことが発覚。しかし猫は大好き。
彼氏は高校時代に1度出来たが、その彼氏とは半年もせず別れ、それ以降彼氏はできたことがない。
そして最後に君は優しくて、世界で一番美しい」
「えっと………私のこと沢山知ってますね。あの失礼ですけど、私とあなたの関係って……」
「もちろん彼氏と彼女、カップルですよ!!」
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