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第2章 「左巻き虫」の街
23: クロスロード
しおりを挟む「大沢ジムの親父、今日は協力してくれますかね。」
47番街の南向き交差点で、車は赤の信号に引っかかった。
ここの信号待ちは長い。
それを意識した訳でもないだろうが、響児が隣の香坂に話しかけた。
「さあな、大沢はこの街じゃ、丹治さんに尻尾を振らない少数派の一人だからな、、大沢が、お前さんのことを気に入ってるのが唯一の望みだ。今日も掴みの所で、お前さんが丹治批判をぶちあげれば、親父の気持ちも少しは緩むかも知れないぞ。」
香坂と響児は、今日、四件目の聞き込みに向かっている途中だ。
車の運転は響児が受け持っている。
今、碇の街に新しい麻薬販売ルートが芽生えつつある。
そこから派生した殺人事件が一件。香坂らは、表向きそれを追っている。
表向きとは、こういう事だ。
碇の裏の世界のパワーバランスは、この事件が起こるまでは、刑事の丹治を「裁定者」とすることで辛うじて保たれて来た。
良くも悪くも、それが碇という街の擬似的な「平和」だった。
その状況に変化をもたらすもの、つまり新興麻薬販売組織の勢力を排除することが、香坂がこの任務に感じる本質だったからである。
香坂の真意を聞けば、純粋な響児は怒り狂うだろうから、香坂はこの事に一切触れない。
第一、実際のところ、香坂は丹治からそういった趣旨の命令は一切受けていないのだ。
あくまで香坂のこの裏の目的は、彼自身の「意志」である。
香坂というより、碇で長く警官を勤めている者なら、この裏表の仕組みと意図は十分理解できる筈だ。
それに今のところ、香坂の動きは、警官としての表の目的となんら矛盾を引き起こしていない。
だが、今の所はだ、、、。
と、香坂は己の腹をもう一度くくりなおした。
そんな香坂の表情を、響児は何を勘違いしたのか頼もしげに見ている。
「おい。警視様だぞ。」
気だるげに座席のバックレストに背中を預けていた香坂が、急に身体を起こした。
響児が意識を車の前方に戻した時、目の前の交差点を見覚えのある丹治の車が横断しかかろうとしていた。
「本当だ。やれやれ、大変ですね、警視殿も。碇に着いた早々から視察ですか、しかもエスコート役が丹治警部とは。」
「いや、警視様は視察じゃなくて、研修に来ているんだよ。現場の刑事のなんたるかを学ぶには、丹治さんは最高の教師だ。出来れば、お前も俺なんかより丹治さんに付くべきだったんだが、、、。」
「怒りますよ香坂さん。俺、香坂さんでほんとに良かったって思ってるんだから、第一、あんな悪徳刑事。側にいるだけで、こっちの魂がくさっちまう。」
「なあ響児、刑事の魂ってのは汚れているか光っているかじゃないんだよ。それがあるかないかだ。みんなは当たり前のように自分が刑事の魂を持ってると信じている。・・違うんだよ、それは、、、。有るか無いかを、ギリギリの所で試された事がないから、そう思ってるだけなんだ。」
「・・・っ。は。ははは、嫌だなぁもう、香坂さん、冗談きついすよ。」
響児は一瞬ひきつった己の顔を元に戻そうと笑いで誤魔化し、その時、丁度切り替わった信号に、アクセルを踏み込んだ。
二台の警察の車が、碇の交差点で出会ったのは、まったくの偶然というわけではなかった。
彼らが出会った交差点は、碇の中でも最も犯罪発生率の高いブロックへの入り口だったからだ。
丹治の車は、その中心地へ、香坂の車はこのブロックのやや外れに位置する大沢ジムに向かっていたのだ。
このブロックは碇の開発当初、アミューズメントを中心に据えた箱物が何個か立てられようとしていた。
実際、二つほどの大型施設が稼働したのだが、すぐに経営不振に陥り、閉鎖された。
それらが復活したのは、勿論、特異点が引き起こしたゴールドラッシュのせいだ。
ただし、ゴールドラッシュ当初のこのブロックの市場価格は、ほとんど投げ売りのような土地価格や建物の居抜き転売価格が付けられていて、早い時期に、ここに食い込んできた企業家達は、先見の明がある分、山師的な要素が強い、相当怪しげな人間が多かったようである。
「今日はついてるな。まったく街中が警視殿の着任を歓迎してるみたいだ。」
丹治は歩道に沿ってゆっくり車を流しながら、鼻歌を歌うように言った。
その日の丹治は、本当に「ついていた」のだが、護がそのことを知るのはもっと後のことだ。
護は丹治の視線の先を追った。
丹治の視線は、その浮かれた調子の言葉に反して、獲物を見つけた野獣のもののようにぎらぎらしていたからだ。
反対車線の歩道で、二人の若者が煙草の火の貸し借りをしているのが見えた。
煙草と言っても、おおかた大麻の類だろう。
大麻はこの国では一応、法律で禁止されている。
しかし現実では自家製大麻など珍しくもない、公社が販売している煙草のパッケージの方がよほど高価で手に入りにくいのだ。
煙草の類を一切やらない、護でもそれくらいの事は知っていた。
「さあ、ここでクイズだ。警視殿、あの二人、どっちが売人だと思う?」
「売人って、たかが大麻だろ?」
その言葉を聞いて、丹治は少し驚いたようだった。
署を出る間際に、護が見せた拳銃の扱いから、丹治は少し護の実力を買いかぶってしまっていたのだ。
だが丹治は護の素人同然の発言を嗤いはしなかった。
「風もないのにライターの火を手で覆っているだろう。それにあの長髪のほう、ポケットからシガーケースを取り出した。」
長髪男は火を借りたお礼に「あんたもどうだ」と大麻を勧めているのだろう。
大麻の価格はその程度のものだ。
護はそう考えていた。
「いちいちハッパを巻くのが面倒だから、巻いたのをケースに入れて持ち歩いてるんだろ。いいじゃないか、そんなので目くじら立てるのが、碇署流なのかい。」
「いいから黙ってみてろ。もう一人のほうはハッパを貰っても、火をつけないぜ。」
確かに短髪の若い男は、一旦はハッパを口にくわえたものの、さも気が変わったというようにそれを胸ポケットにしまいこんで、長髪の男と別れた。
「、、、クイズの答は判った。売人は長髪の男だ。金は男がライターを差し出したときに受け取ったんだ。・・そして。」
「そして?」
丹治が楽しそうに次を催促する。
「・・そして、あのハッパ巻の中身は大麻じゃない。、、なのか?」
「ようやく正解だな。大胆不敵な偽装工作だが、こんな街では、ああいった取引の方が意外に人目に付きにくい。しかし、どうやら警視殿はクイズが苦手なようだ。だから次は実習といこう。まずは、お手本を示さないとな。」
そう言い終わると、丹治はグンとアクセルを踏み込んだ。
車は反対車線を、もの凄い勢いで斜め横断する。
周りにいた車が数台急ブレーキを踏んだ。
奇跡が起こったかのように丹治の車はどの車にも接触せず反対車線に乗り入れ、尚かつ、長髪の男が歩いている歩道にそのフロントを突っ込んでピタリと止まった。
勿論、それらは奇跡ではない。
丹治という男の観察力と運動神経が成しえた結果だった。
歩道に急に飛び込んできた車に当てられそうになった長髪の男は、一瞬その場に立ちすくんだのだが、敏感にも自分が置かれた立場を察知し、その場を走って逃げ出そうとした。
だが遅かったのだ。
その時には既に丹治の長身が男の退路の上にあった。
男はあわてて自分の背後を見る。
突っ込んできた車と、歩道の反対側にある建物の壁との間に少し隙間があった筈だ。
いや、隙間でなくても、その車のボンネットを駆け上がって逃げてもいい。
そう思ったのだが、そこには新しい人影があった。
長身の男よりはずっと若そうだったが、俊敏な顔つきをしていて、手強さは長身の男とあまり変わらないように思えた。
「警察だ。これ以上、じたばたするともっと損をするぞ。」
長身の男が革コートの胸ポケットから警察バッジを出して見せた。
「氏名と所属を名乗るのがあんたらのルールだろうが!バッジ見せて警察だ、だけじゃ信用できないんだよ!」
「すまんな、最近、私はこの街で自分の名を名乗った事がないんだ。悪党どもは、ちんぴらを含めて、全員、私の名前を知っているからな。」
この頃には、騒ぎを聞きつけて丹治達の周辺は黒山の人だかりが出来ていた。
だがこの警察権力に対して、囃し立てたり野次を飛ばす街の者は一人もいない。
みんな、この男が誰であるのか知っているのだ。
「碇署の丹治だ。それで気が済んだのなら、そこの壁に両手を付いてもらおう。」
「丹治?!何の容疑だ。俺は何もしてない!」
「容疑じゃない、現行犯逮捕だ。お前、さっき薬を売りつけただろう。あれはウチの刑事だ。まぬけめ。」
護の表情が変わった。
さっきの短髪の男が刑事であるはずがない。
長髪男の顔が青ざめ、渋々彼は壁に両手を付く。
「足をもっと開くんだ。」
丹治が自分の足先で男の足を押しながら命令する。
長髪男に、何をするにもワンテンポ遅れる姿勢を取らせたのを確認して、丹治は男のズボンの裾から念入りに身体検査を始めた。
丹治は、この男が自分の胸ポケットにシガーケースを直し込んだのを知っている筈なのだが、、。
丹治は男のポケットからバタフライナイフを見つけだすと「いかにも素人さんの持ち物だな」と言って、それを護に投げて寄越した。
次に財布を抜き出して中身を点検する。
丹治が執拗に見ているのは、男の持っている種々のカードや身分証明書だった。
「ほう大学生か、、ひょっとすると、こいつはビンゴか?」と小さく呟く。
最後の最後に、丹治はシガーケースを取り出して、それを開け、その中の一本を取り出し吟味し始めた。
「ほう、ビターシュガーじゃないか。坊や、私みたいな優しい叔父さんに見つかってよかったな。こんなものを持って売人まがいのことをやってるのを、街の他の悪党どもに知られて見ろ。速攻であの世行きだぜ。」
「はったりはよせ。俺にはバックがいるんだ。サツに捕まってもすぐに釈放さ。」
「ほう、バックね、そいつは誰だ?」
そこから先のやりとりを、周りを取り囲む群衆に聞かれたくないのか、丹治は長髪男の身耳元で囁いた。
「誰が言うか、このくそったれが。」
「くそったれか、、天下の立教清明大で、そんな言葉使いを教えてもらっているのか?」
「くそ、痛てぇ。」
丹治は壁に突き出されている長髪男の前腕外側の肘から3センチずれた所の痛点を、彼の桁外れの握力を持つ指先で締め上げているのだ。
「痛い?私は何もしておらんよ。」
丹治は周りを取り囲んでいる群衆に見せつけるように、自分の身体を彼らに向けて大きく開いてみせる。
確かに見た目では、丹治は自分の右手を長髪男の右腕に軽く触れているだけで、彼の身体は長髪男のどこにも接触していない。
長髪男は痛みに耐えかねてその腕を振り払った。
そして振り払ったその腕の先の手が、丹治の頬を軽く殴打した。
「公務執行妨害!小僧、私に手を掛けるとはいい度胸だ。」
一応は打たれた頬をさするような動作をした後、丹治は魔法のような早さで、腰に吊ってあった手錠を抜き取り、ねじり上げた長髪男の手首にそれを打ち込んでしまった。
「これでおまえはもう完全にアウトだ。どんな後ろ盾がついているのか知らないが、いくら世間知らずのおまえでも、こういったブロックでの警官に対する暴行が、どう対処されるかぐらいは知っているよな。」
それは、つい最近可決された特別立法だった。
特に犯罪率が高いと指定されている地域では、警察官に対する暴力、公務執行妨害については各現場裁量の特別に厳しい処罰・対応が可能になっている。
そこまでの特例を認めなければ、警察官自身の権威と生命が保証されない為だ。
碇は勿論、その指定区域だった。
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