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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(近畿編) 】
08: 京都 ①海老芋でコマネチ!
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相方の新規事業の立ち上げもいよいよ間近に迫り、彼女と一緒に外出すればほとんど、素人が与り知らない台所裏企業巡りばかり。
それも「お水系」しか知らないアンには結構刺激的なんだけど、京都なんてゆー観光スポットに訪れながら、朱雀やらがメインだとちょっと寂しい。
そんなアンに気を遣ってか珍しく相方が「錦にでも寄ってみようか?」の一言、開店間近の一分一秒でも欲しい彼女の事だから錦市場の珍しい京都の食材探しもあるんだろうけど、これは錦市場ってものが、未だによく判っていないアンにとっては嬉しいお誘いでした。
錦市場は個人的に(京都でのお仕事も含めて)三回ほど行ったことがあるんだけど、いずれも事のついでにこの通りをそそくさと通過してるだけで、じっくり見て回った事がないのです。
相方は、ここも随分感じが変わったって言うんですけど、残念ながらアンには観光地としての錦市場のイメージしかないので、まあこんなものなのかなという感じで、「変わった」感が判らないのです。
金沢の近江市場よりは、すこし垢抜けているってか、同じ観光スポットを兼ねる人気市場であっても、京都の方がオシャレな感じがするんだけど、、基本的に相方とは見立てが違うのかも?
少なくとも金沢にはオシャレな雑貨店が商店街に入り込む余地はなく、おそらく相方が言う「錦も変わった」は、その辺りを指しているのでしょう。
錦市場って年々、観光比率が高くなって行ってるんでしょうね。
京の台所たって、実際は大手スーパーマーケットが台所なんだろうし。
それに外人さんの多いこと、あんまり外人さんが多いんで、こっちが東南アジアに旅行をしてて、外人さんと混じって現地のマーケットで観光ショッピングしてるんじゃないかと錯覚に陥ってしまう程。
(外人さんって言う表現、問題アリ?愛着を込めてのニュアンスで使ってます)
でも今回じっくり錦市場を訪れてビックリしたのは、店先に並ぶ魚介類の鮮度の高さ。
猛暑日が続いている露店で、昔ながらの氷をひいての魚の店ざらしで、あれだけ魚の目が黒いのは何故なんだろう?
勿論、肌もキトキト!
へたすると冷蔵設備が整ってるスーパーなんかより鮮度がいいように見える。
この辺りが鮮魚店400年の歴史なのかなぁと妙に感心したり。
で結局、アンは錦市場の和菓子屋さんでギボウシってゆーアンコの超詰まったモナカをお勤め先のおみやげ用に買って帰りました。
海老芋を買って帰って、タケシさんの「コマネチ!」のりで、股間にあてて「祇園ペニクリっ!」とか、やってみようかとか一瞬考えたんですが(汗)。
オゲフィンしすぎですよね、失礼しました。
それも「お水系」しか知らないアンには結構刺激的なんだけど、京都なんてゆー観光スポットに訪れながら、朱雀やらがメインだとちょっと寂しい。
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