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第三章 時空バイパス
36: 氏の由来
しおりを挟む「岩崎のオッサンよ。あんた、爺の真言を連れていくという案に乗ったが、本当はどう思っているんだ?」
旧ボシュロム美術館に向かう車の中で流騎冥が岩崎に話しかけていた。
岩崎は数時間後に、第一レベルを越え、異世界に飛び込もうというのに、最近にない和やかな表情を見せていた。
「親心という事で言えば連れていきたくないな。、、だがこの成り行きでは彼は必要だ。しかし強要は出来ない。私からは是非にとは思ってはいない。」
「真言は頼まなくても行くと言うだろうな。オッサンは奴のことをどれぐらい知っている?」
「そう言えば、あまり詳しくは知らないな。今度の件があってから、私なりに彼の父親の事は随分勉強した積もりだが、、。」
「長い旅になるんだぜ。教えといてやるよ。真言は扱いにくいんだ。」
岩崎は、この男はこの男なりに真言の事を心配しているのだと気がついた。
「真言の奴が、どうしてあんたのソラリスでの相棒、、イヌ?」
「、、イマヌェル君の事か。」
「そう。イマヌェルって奴みたいにプラグなしで深くまでいっちまえるか判るか?」
「NEOHOKAIシステムが優れているか、調整官であるハートランドさんのお陰か、まあ二つともだろう。」
「それもあるが、秘密は奴の家系にあるのさ。保海家は今の世の中じゃ、珍しいほど血が混じっていない。そのお陰でかなり遠くまで、奴の家系をさかのぼる事ができるんだ。」
「彼の先祖に魔術師でもいるのかね?」
「ビンゴだ。魔術師とは言わないで、陰陽道士と呼ばれていたらしい。主に海魔を操っていたらしいぜ。」
それで氏が保海か?単純なものだな。と岩崎は思った。
「それにもう一つは奴の母親の家系だ。そっちの方は巫女筋だって話だ。忍の方は現役だそうだ。彼女は保海源三郎に厄介になっているように見えてるが、真言の『闇の左手』にかかる費用以外の生活費は、彼女の妙な占いで稼ぎ出していたようだぜ。それがまた良く当たるらしい。」
「その辺りの下りは、保海源次郎の著書の中にもでてくるな。彼がCUVR・W3の開発者でありながら民族学などに傾倒していった一つの原因としてね。つまり、君は、真言君が純粋培養の超能力者だと言いたい訳か。」
「信用してねぇ口振りだな。今、話した事がグェンダナヤンの爺の受け売りだと聞いてもまだ信じねえか?」
「、、、。君こそ、自分で言っておいて、信じていないように聞こえるぞ。」
「家系の話はな。俺にとっちゃどうでも良いことだ。ただ奴と組み合ってみて、判ることが一つある。確かに、奴は相手の動きを先に読んでいる節がある。先過ぎるんだ。それは体術の修練なんかじゃ得れない領域なんだ。」
岩崎は、CUVR・W3の中で、何度も彼の危機を助けてくれた忍・ハートランドの舞うような戦いぶりを思い出していた。
「なあ流君。私は、現在の我々の任務をこう考えている。我々はビッグマザーの中に発生したとんでもないバグの在処を確定し、消去する、ただそれだけだと。それ以上のものでも、それ以下のものでもない。神秘的な話は沢山だ。」
「本当にそうかな?あんたは今でも、みんながビッグマザーと呼ぶ時に、それをブキャナンと呼んでいるぜ。本部の説明じゃ、ブキャナンの疑似仮想人格は、俺達人間にビッグマザーが分かりやすい形でこさえたメッセンジャーみたいなもんだと言うじゃねぇか。ならブキャナンの奥にいる本当のビッグマザーは、もっと飛んでもねぇ事を、考えているはずだ。俺達がやっている事は、否応もなく日常から、かけ離れた戦いなんだよ。」
実は岩崎自身、流が指摘した通りの事を考えていた。
しかしその事を思案したところで、彼らには力の及ばない領域である事実も知っていた。
人智の及ばぬ、コンピュータの演算の果てを考えて、何の意味がある。
要は、目の前にある問題に対する、一人一人の割り切りかたの問題だ。
岩崎は長年の刑事生活の中で、それをいやという程味わってきた。
とにかく岩崎の中では、ガタナ殺しの犯人はまだ逮捕できていない。
ただそれだけの事だった。
・・・・・・・・・
旧ボシュロム美術館の一区画を借り切ってのナイト仮設支部は、一人の女帝によって仕切られていた。
女帝ことハートランドは、接続開始十分前に現れた岩崎警部を睨み付けて言った。
「まったくもう、よくもこれだけのガラクタ共をかき集めたものね。みんな頭はいいけど、浮き世離れした連中ばかりじゃないの。こんな連中に三日三晩付き合わされた私の身にもなってよ!」
開口一番の憎まれ口を叩き終えると、ハートランドは室内に高く響きわたる声を出して、ナイトからかり出された実働部隊達を所定の位置に座らせた。
「真言はどうした?」
流が室内を見渡してハートランドに尋ねた。
「決まってるじゃないの椅子の中よ、彼はもうスタンバイしているわ。岩崎警部。貴方も早く着替えて頂戴。」
「まいったな、おっさん。これが現実ってもんかも知れないな。俺達はここに、女帝がいることをすっかり忘れていた。」
岩崎は苦笑いしたが、内心まんざらでもなさそうで、黙ってハートランドの指示に従い、彼の椅子に歩き出していった。
どこか寂しげな老人の背中を見ながら、ハートランドは流に尋ねた。
「あなた方、随分、仲が良くなったみたいね。なんの悪巧みしてて、そうなったの?正直におっしゃい。」
「真言のことだ。やつを今度の接続に参加させるかどうか、結構、長い間、二人で迷っていたんだ。」
「下らないわね。あなた方に私や真言抜きで、今度のことがなんとか出来るとでも思っているの?」
「少なくとも本部は、あんたらの事を最初は部外者だと捉えていた。」
「あなたも、そうなの?」
「俺はバカだからよく判らない。」
「ふん。いつまでもバカのふりをしてると良いわ。保海で起こった事は、保海家の者がケリをつけるのよ。部外者はあんたたちや、ビッグマザーの方だわ。」
「俺が気にしているのはただ一つだ。奴と岩崎のおっさんが無事に帰ってこれるか。ただそれだけだ。奴とはまだケリがついていない。」
「帰ってくるわ。保海源次郎の息子だもの。岩崎刑事は、ごめん、なんとも言えない。でも仕事だからね、、。さあ、ついていらっしゃい。あなたには特別席が用意してある。この私の隣の席よ。嬉しいでしょ?多少は彼らの様子がモニター出来る筈よ。」
「有り難いことで、涙が出てくるよ。」
こうして、この虎の様な大男は、グラナマスな女帝の後に付き従っていった。
・・・・・・・・・
「真言君。聞こえているか?」
真言がいるカプセルの闇の中で、隣のカプセルにいる筈の岩崎の声が響いた。
接続五分前の会話である。
「ええ。どうしました?」
「出発前に、二つばかり質問に答えてくれないか?」
「僕に答えられる事は多くはありませんが、なんなりと。」
「私たちは、又、あの森にたどり着けるのだろうか?君はあの時、私の暴発した怒りが、第一レベルから我々をあの森に押し上げたと言った。私にはもう、あんな怒りは湧いてこない。」
岩崎が、諦めや弱気でそう言ったのではない事を、真言は理解していた。
場合によれば真言は、出来のよい息子の役割も果たせるのだ。
「僕たちがCUVR・W3の中で瞬間的な移動が出来るのは何故だと思います。行き先には、それぞれ番地があるからなんですよ。だから一度目の訪問は、手間が掛かるが、番地を手に入れた二度目は早い。あの森の番地を手に入れるのは苦労しましたけどね。しれに警部は、イマヌェルさんという水先案内人がいたから、この実感は湧かないでしょうが。」
「番地か、、。無限に有限を与えるものだな。私も少しはあれから勉強をしたつもりだ。だが、あの森に君のいう様な形での確実な番地はあるのだろうか?」
「僕は、今、あれの事をこう考えています。CUVR・W3はバーチャル界上で異なる世界を形成しているコンピュータ同士を繋ぎ、それぞれが持つデータの境界を実質上なくしてしまった。問題は『異なる世界を持つコンピュータ』を何処まで繋ぎ、拡大出来るかという事だと思うんです。それがΩウェブの特性だ。」
真言はこの数ヶ月の間に、ハートランドからΩウェブ全般の特別個人授業を受けていた。
その授業を受けた真言の成長ぶりは、ハートランドに少なからぬ驚きを与えていた。
やはり真言は、保海源次郎の血を受け継いでいたのである。
「あの森の正体は解らないが、もしかすると今言った見方で、その在り方ぐらいは把握できるのではないかと思うんですよ。番地が終わる場所、そんな風にハートランドさんはあの森を確定したんでしょう。、、その広がりのずっと先に、我々人間が知らないコンピュータ仮想世界が、あるのかも知れない。、、『恐怖や死の苦悶』は、『異なる世界』に繋ぐためのプロトコルの一側面じゃないかな?僕らがかろうじて認識できる番地はあるんだ、、、まあいずれにしても行って見れば判りますよ。駄目なら、ハートランドさんが回収してくれる。で、二つ目の質問はなんです?」
この青年は、彼等が訪れたあの森を一種の電脳空間に見立てた上で、更にその背後にある『異なる世界』、つまり独立した異界のネットワーク上にある、コンピュータのようなものを想定しているのだ。
だとしたら、その人間の知らないコンピュータ群とは一体、何なのか?
おおよそビッグマザーが、その内に取り込んでいないコンピュータ群など、岩崎達が属している組織のモノ以外には有り得ない筈なのに。
・・それにブキャナンは、あの森に行きたがっている。
この成り行きには、自分の知らない、何かもっと違うものが潜んでいるのだ。
岩崎は改めて、その身の内に戦慄を覚えた。
「二つ目の質問は、この前に逢った時と同じ内容になる。だから角度を変えよう。君は又、その、女性の格好をしてあちらに出かけるのかね。」
「そうしなければならない訳があるんですよ。いずれその訳を話せる時が、来るかも知れない。さあ警部、話はお仕舞いです。もうそろそろ、接続の時間だ。」
彼ら二人に暫くの暗転が訪れた。
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