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第6話 免許取得と幼馴染
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私の教習所通いは順調だった。仮免許もスムーズに取得できそして卒業試験も難なくクリア出来た。
実は教習所側から提案があり、自動二輪だけでなくフォークリフトの免許まで取得してしまったが……
真理ちゃんにコレで就職に関してまた一つ有利になりますよと言われて勧められたのでつい取得してしまった。
そして、免許試験場でもちゃんと合格して、晴れて私は運転免許証を手に入れる事が出来た。しかし取得して分かったのだがいわゆる中型車は運転出来ないようだ。それは不便になるかも知れないと思い、私はまた教習所に通う事にした。
あの逆恨みをしていた男は未だにタケシに恨みを持っているようなので魔法の解除はしていない。今はアメリカの有名な研究施設で研究されている。奇病として色々と検査をされているそうだ。その内に誰かが論文を出すんだろうな……
男には私の魔力を固定してあるので、何時でもたとえ何処にいても私には居場所が分かるから、転移で出かけては思考チェックをしている。
けれども私の言葉が徐々に男に染み入っているのか、男の心はそろそろ折れそうだ。もう少し様子を見よう。
私は無事に免許が取得出来た事を教習所に伝えにきた。そし真理ちゃんに中型車の運転が出来るようにまた教習所に通う事を伝えた。
「合格、おめでとうございます! でもそうでした。最初にお伝えしておけば良かったですね、ごめんなさい。でも、それじゃまた手続きをしますね」
合格した事を祝ってくれ、直ぐに手続きを開始してくれる優秀な真理ちゃん。考えて見ると私は高校受験を受けてないので何かに合格してお祝いを言ってもらった事が無かったな。
「そうだ、タケフミさん。父が明日は非番で家に居ますから顔を出してやってくれますか? 父も非番の時は家でゴロゴロしてばかりなので」
真理ちゃんからそう言われ明日は土曜日だったなと思った私は、
「分かったよ、真理ちゃん。何処かに出掛けようと私が言ってたタケシに伝えておいてくれるかな」
「はい、伝えておきますね。よろしくお願いします」
そして翌日、私はタケシの家に向かおうと家を出た。そしたら、何時もは人の気配の無い隣家からとても美しい女性が出てきた。そして、その女性が私を見て固まる。
「う、うそ! ひょっとして、タケ兄?」
うん? 私をそう呼んでいたのは隣家に住んでいた棚機弥生だけだが? え、ひょっとしてこの美しい女性が弥生なのか!?
「えっと…… ひょっとして弥生さんかな?」
私の言葉にその美しい女性が瞳にみるみる涙をためて、そして叫んだ。
「もうーっ!! 帰ってきたなら帰ってきたって、ちゃんと教えてよーっ!! タケ兄のバカッ!!」
そう言って私に抱きついてきたのだ。どうやら本当に弥生のようだ。しかし、こんなにも美しくなってるなんて…… 私は大いに戸惑ってしまった。
「あの、弥生さん…… 自宅前とはいえ公道でもあるから…… その、何て言うか……」
私が困りながらそう言うと、弥生は首を横に振りながら言う。
「ダメッ! 離したらまた居なくなるかも知れないからっ!」
いや、私も何回も召喚されたくは無いし、強制送還させられた身だからそれはありえ無いよ、弥生。
「と、とりあえず落ち着こうか…… ほら、お互いにもう大人になってるんだし……」
「なってない! 私とタケ兄はあの時から時間が進んでないのっ!! だから私はまだ小学生なのっ!!」
弥生がそう叫んで私に更に強くしがみつく。それを見ていた通りがかりの人たちが足を止めて喋るのを私の超絶良い耳がとらえてしまった。
「おい、アレ…… 女優のヤヨイじゃね?」
「オッサンにしがみついて叫んでるぞ?」
「おい、スクープだっ!! 写真撮って送ろうぜっ!」
ま、不味い…… まさか弥生が女優をしてるとは…… 私はしがみつく弥生の顔を隠して急いで強引に抱き寄せ、持ち上げ、私の家に連れ込んだのだった。
「ん? タケ兄、隠れるなら私の家でも良かったのに。でも私も久しぶりにタケ兄の家に入ったわ。オジサン、オバサンが居た頃には良くお邪魔させて貰ったんだけど。そうだ、お仏壇にお線香をあげさせてね」
弥生がそう言ってくれたので私たちは仏間に移動した。弥生が仏壇に線香をあげて拝み終わってから私は話しかけた。
「弥生さん、女優になったんだね。とても綺麗になってたからビックリしたよ」
そう言う私に不満そうな目をしながら弥生が喋りだした。
「そんな事はどうでもいいの! タケ兄、今まで何処で何をしていたの? オジさんもオバさんも心配して、そのまま亡くなってしまって…… 私だってずっと心配してたんだよ。それなのに帰ったっていう連絡もくれないなんて……」
いや、弥生が女優になってるなんて私にしてみればビッグニュースなんだが…… それよりも今日はもうタケシの家には行けそうもないな。断りの電話を入れよう。私は弥生にちゃんと説明するから少し待って欲しいと伝えた。そして、タケシに電話をする。
「おう! タケフミ、どうした? まだ来ないのか?」
電話に出るなりそう聞いてくるタケシに心苦しいと思いながらも私は言った。
「すまない、タケシ。ちょっとどうしても外せない用事が出来てしまってな…… 今日は行けそうにないんだ……」
「おお、そうなのか…… 真理が掃除が出来なくなったって残念がるな…… まっ、用事が出来たんならしょうがないな。分かった、遊びに出掛けるのはまたの機会にしよう」
タケシはそう言ってくれたので私はまた今度、よろしく頼むと言って電話を切った。
それから弥生に向き直った私は、今までの経緯を話したんだが、中々信じて貰えない。まあそれはそうたろうなとは思う。異世界に拉致されて、その世界を救った途端に地球に強制送還されましたって話をしても日本人ならば素直に信じる筈もない。私だって当事者じゃなければ信じはしないだろう。
そこで私は、弥生に魔法を見せる事にした。
「コレを見て欲しいんだ。【着火】」
私の力ある言葉と同時に私の指先に火が宿った。それを見て固まる弥生。
「ウソ…… 本当に魔法? 手品じゃなくて? それじゃタケ兄がさっき言った事も本当なの? 異世界に拉致されていたって……」
そこまでブツブツ独り言を言っていた弥生だが、唐突にキッと私を見てこう言った。
「それで、タケ兄! どれだけヤッてきたのっ!? エロフとは? 獣耳とは? 魔法少女とは? もしや魔物なんかともヤッたの?」
私は内心でこう思った。おい弥生よっ! お前もかっ!!
お前までタケシみたいな事を確認するのかっ!?
私の心の中のツッコミを無視して、答えるまでは許さないという目つきの弥生が目の前に居た……
実は教習所側から提案があり、自動二輪だけでなくフォークリフトの免許まで取得してしまったが……
真理ちゃんにコレで就職に関してまた一つ有利になりますよと言われて勧められたのでつい取得してしまった。
そして、免許試験場でもちゃんと合格して、晴れて私は運転免許証を手に入れる事が出来た。しかし取得して分かったのだがいわゆる中型車は運転出来ないようだ。それは不便になるかも知れないと思い、私はまた教習所に通う事にした。
あの逆恨みをしていた男は未だにタケシに恨みを持っているようなので魔法の解除はしていない。今はアメリカの有名な研究施設で研究されている。奇病として色々と検査をされているそうだ。その内に誰かが論文を出すんだろうな……
男には私の魔力を固定してあるので、何時でもたとえ何処にいても私には居場所が分かるから、転移で出かけては思考チェックをしている。
けれども私の言葉が徐々に男に染み入っているのか、男の心はそろそろ折れそうだ。もう少し様子を見よう。
私は無事に免許が取得出来た事を教習所に伝えにきた。そし真理ちゃんに中型車の運転が出来るようにまた教習所に通う事を伝えた。
「合格、おめでとうございます! でもそうでした。最初にお伝えしておけば良かったですね、ごめんなさい。でも、それじゃまた手続きをしますね」
合格した事を祝ってくれ、直ぐに手続きを開始してくれる優秀な真理ちゃん。考えて見ると私は高校受験を受けてないので何かに合格してお祝いを言ってもらった事が無かったな。
「そうだ、タケフミさん。父が明日は非番で家に居ますから顔を出してやってくれますか? 父も非番の時は家でゴロゴロしてばかりなので」
真理ちゃんからそう言われ明日は土曜日だったなと思った私は、
「分かったよ、真理ちゃん。何処かに出掛けようと私が言ってたタケシに伝えておいてくれるかな」
「はい、伝えておきますね。よろしくお願いします」
そして翌日、私はタケシの家に向かおうと家を出た。そしたら、何時もは人の気配の無い隣家からとても美しい女性が出てきた。そして、その女性が私を見て固まる。
「う、うそ! ひょっとして、タケ兄?」
うん? 私をそう呼んでいたのは隣家に住んでいた棚機弥生だけだが? え、ひょっとしてこの美しい女性が弥生なのか!?
「えっと…… ひょっとして弥生さんかな?」
私の言葉にその美しい女性が瞳にみるみる涙をためて、そして叫んだ。
「もうーっ!! 帰ってきたなら帰ってきたって、ちゃんと教えてよーっ!! タケ兄のバカッ!!」
そう言って私に抱きついてきたのだ。どうやら本当に弥生のようだ。しかし、こんなにも美しくなってるなんて…… 私は大いに戸惑ってしまった。
「あの、弥生さん…… 自宅前とはいえ公道でもあるから…… その、何て言うか……」
私が困りながらそう言うと、弥生は首を横に振りながら言う。
「ダメッ! 離したらまた居なくなるかも知れないからっ!」
いや、私も何回も召喚されたくは無いし、強制送還させられた身だからそれはありえ無いよ、弥生。
「と、とりあえず落ち着こうか…… ほら、お互いにもう大人になってるんだし……」
「なってない! 私とタケ兄はあの時から時間が進んでないのっ!! だから私はまだ小学生なのっ!!」
弥生がそう叫んで私に更に強くしがみつく。それを見ていた通りがかりの人たちが足を止めて喋るのを私の超絶良い耳がとらえてしまった。
「おい、アレ…… 女優のヤヨイじゃね?」
「オッサンにしがみついて叫んでるぞ?」
「おい、スクープだっ!! 写真撮って送ろうぜっ!」
ま、不味い…… まさか弥生が女優をしてるとは…… 私はしがみつく弥生の顔を隠して急いで強引に抱き寄せ、持ち上げ、私の家に連れ込んだのだった。
「ん? タケ兄、隠れるなら私の家でも良かったのに。でも私も久しぶりにタケ兄の家に入ったわ。オジサン、オバサンが居た頃には良くお邪魔させて貰ったんだけど。そうだ、お仏壇にお線香をあげさせてね」
弥生がそう言ってくれたので私たちは仏間に移動した。弥生が仏壇に線香をあげて拝み終わってから私は話しかけた。
「弥生さん、女優になったんだね。とても綺麗になってたからビックリしたよ」
そう言う私に不満そうな目をしながら弥生が喋りだした。
「そんな事はどうでもいいの! タケ兄、今まで何処で何をしていたの? オジさんもオバさんも心配して、そのまま亡くなってしまって…… 私だってずっと心配してたんだよ。それなのに帰ったっていう連絡もくれないなんて……」
いや、弥生が女優になってるなんて私にしてみればビッグニュースなんだが…… それよりも今日はもうタケシの家には行けそうもないな。断りの電話を入れよう。私は弥生にちゃんと説明するから少し待って欲しいと伝えた。そして、タケシに電話をする。
「おう! タケフミ、どうした? まだ来ないのか?」
電話に出るなりそう聞いてくるタケシに心苦しいと思いながらも私は言った。
「すまない、タケシ。ちょっとどうしても外せない用事が出来てしまってな…… 今日は行けそうにないんだ……」
「おお、そうなのか…… 真理が掃除が出来なくなったって残念がるな…… まっ、用事が出来たんならしょうがないな。分かった、遊びに出掛けるのはまたの機会にしよう」
タケシはそう言ってくれたので私はまた今度、よろしく頼むと言って電話を切った。
それから弥生に向き直った私は、今までの経緯を話したんだが、中々信じて貰えない。まあそれはそうたろうなとは思う。異世界に拉致されて、その世界を救った途端に地球に強制送還されましたって話をしても日本人ならば素直に信じる筈もない。私だって当事者じゃなければ信じはしないだろう。
そこで私は、弥生に魔法を見せる事にした。
「コレを見て欲しいんだ。【着火】」
私の力ある言葉と同時に私の指先に火が宿った。それを見て固まる弥生。
「ウソ…… 本当に魔法? 手品じゃなくて? それじゃタケ兄がさっき言った事も本当なの? 異世界に拉致されていたって……」
そこまでブツブツ独り言を言っていた弥生だが、唐突にキッと私を見てこう言った。
「それで、タケ兄! どれだけヤッてきたのっ!? エロフとは? 獣耳とは? 魔法少女とは? もしや魔物なんかともヤッたの?」
私は内心でこう思った。おい弥生よっ! お前もかっ!!
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