先輩は僕の××をご所望です

マイユニ

文字の大きさ
6 / 12

変化する気持ち*

しおりを挟む
 季節は夏になろうとしていた。
 先輩とは連絡先を交換して、週に何度かセックスをする関係が続いている。
 先輩の家だったり、誰もいない教室だったり。
 何度も味わう快感は例えようのないほどに甘美で、嵌ってしまって抜け出せない。

「先輩、声押さえて……」

 昼休み
 普段使わない教室で、パンパンと腰を打ち付けながら先輩に囁く。

「アァ……だって……はげしいから……ぁ……」

「後ろからするのやめますか?」

「アァッ、このままがいい」

「だってキスできないもん」

 僕は手で先輩の口を塞いだ。
 手の隙間から先輩の吐息が漏れる。
 これはこれでいいかもしれない。

「もう、イキそう……」
 
「ン~~~~~ッ……!!」

 勢いよく射精した。
 ズルリと僕のものを引き抜くと、先輩の体がビクリと揺れる。
 物足りない。

「先輩、今日家行っていいですか?」

 先輩の背中に抱きつきながら問いかける。

「んー?いいよー」

 気怠げに答えてくれる。
 僕は自分の性欲が強い事を知った。
 今だって1回じゃ足りないけど我慢する。

「ヤバい、先輩!
 昼休み終わっちゃう!
 ご飯食べなきゃ!」

 先輩はまだ動かない。

「もう知りませんよ」

 慌ただしくズボンを履いて、持ってきたパンにかぶりつく。
 ジュースでパンを流し込んで……よし、間に合う。

「僕行きますよ?
 先輩は?」

「サボる」

「もう、じゃあまた後で」

 僕は慌てて教室を出た。

「あの、山下くん!」

 呼び止められて振り返る。
 そこには見たことのない女の子が立っていた。

「これ、久保田先輩に渡してくれないかな?」

 頬を染める彼女はどこからどう見ても恋する乙女だ。
 自分で渡してほしい……と思いつつ、笑顔で受け取る。
 この子は僕が渡さない可能性を考えないのだろうか?
 まぁ、渡すんだけど。

「ありがとう、じゃあよろしく」

 彼女はパタパタと駈けていく。

「ハァ、また渡さなきゃいけないのか」

 僕が先輩に気に入られているという噂がどこからか広まっていて、こうして伝書鳩のようなことをさせられている。 
 関係を断ち切ってしまえばこんなに煩わしい思いをしなくてもいいと頭ではわかっているのに、できない。
 受け取った紙をポケットにしまい、僕も教室へと急いだ。

「ギリギリセーフだね」

「うん、危なかった」

 隣の席の白石さん。
 僕が唯一会話する女子だ。

「また久保田先輩に呼び出されてたの?」

「うん、まぁ……」

 曖昧に濁す。
 心配そうにこちらを見る白石さんに申し訳なくなってくる。
 あんなことをしてるなんて、絶対に言えない。

 授業を終えて、駐輪場で先輩を待つ。
 女の人と歩いている先輩が見えた。
 また違う人だ。
 先輩はモテるからいろんな人から狙われている。
 美男美女って感じだなー。
 胸が少しチクリとした。

「あお、おまたせ」

「また違う女の人でしたね
 先輩ってやっぱモテますよね」

「なに、やきもち?」

「ヤキモチ?なんですか、それ?」

「心配しなくても、あおだけだからな?」

「なっ、別に何にも思ってませんよ」

「ふーん?」

 あおだけだから。
 そんな事を言われて舞い上がってる自分がいる。
 先輩の特別になれているようで嬉しい。
 例え体だけの関係であっても。

 たくさんセックスをした後、先輩とシャワーを浴びて着替えているときに託されたメモの存在を思いだす。

「先輩、これ」

「また?」

「またですね」

「受け取らなくていいのに」

「そういうわけにもいきませんよ
 先輩に直接渡すのは緊張しちゃうだろうし」

「どこの誰だか分かんねーやつに連絡する訳ないじゃん」

「可愛らしい人でしたよ?」

「連絡してほしいわけ?」

「そうじゃないけど
 受け取ったんで、一応フォローをと思って」

「あおは何もわかってねーな」

「何がですか?」

「なんでもねーよ
 今日は何がいい?」

「パスタ!
 前に食べたやつ!!」

「オッケー、ちょっと待ってな」

 頭をくしゃくしゃっと撫でてキッチンへ向かった。
 セックスしたあとはお腹が空く。
 いつも先輩はご飯を作ってくれる。
 意外と家庭的な一面もある。

 先輩の背中をぼんやりと眺める。
 女の子に連絡してほしい訳じゃない。
 誰が好き好んでこんな事するんだよ。
 分かってないのは先輩の方だ。


「ハァ……」

 ため息をつく回数が増えた。
 今日は図書室に行こうかな……

 放課後、僕は図書室に向かっていた。
 外を見ると先輩が花壇の前に座っている。
 何してるんだろう?

 急いで図書室で本を借りて花壇へ向かう。
 先輩はまだいた。

「先輩、何やってるんですか?」

 先輩は僕の声に驚いた顔をして振り向いた。

「おー、あお
 部活中」

「部活?」

「園芸部」

 そんな部活があったのか。
 今日初めて知った。
 泥まみれになりながら先輩は花の世話をしていた。

「これ全部先輩が育てたんですか?」

「うん」

「知らなかった」

「俺が育てた花たちかわいいだろ?」

 クシャッと笑って自慢してきた。
 僕も釣られて笑う。

「そうですね、みんなかわいいです」

 いつも癒やされていた花たちをまさか先輩が育てていたなんて。
 咲いている花たちは先輩に愛情をもらっていると知ったからかよりキラキラして見えた。
 先輩から愛情をもらえていいな。
 
 うんうんと満足そうに笑っている姿がとてもかわいい。
 最近先輩が可愛く見えて仕方がない。
 かわいいとは言い難い見た目なのに。

「もう終わるから一緒に帰ろうぜ」

「はい!」

 笑顔で頷く。
 今日も新しい先輩を見るとこができた。
 でも、僕が見ているのはほんの一部分だけなんだろう。
 もっと色々なことを知りたい。
 
 今は一緒にいるけれど、きっとそのうちに僕は用済みになる。
 こんな僕とずっと関係を続ける訳がない。
 そう思うとズキリと心臓が痛くなった。

「どうした?何かあったか?」

 別にと笑顔を返す。

「何かあったら言えよ?
 誰かに何かされたとかならそいつのことぶん殴ってやるから」

「大丈夫です!何でもないですって!」

 たまに先輩は血の気が多い発言をする。
 前までは怖いと思っていたのに、今は困った時に助けてくれそうな気がして安心してしまう。

「今日は家くる?」

「すみません、今日は早く帰るって言っちゃったんで」

「そっか……」

 かわいい
 シュンとした先輩とってもかわいい……
 抱きしめてあげたいな……
 って何を考えているんだ!?

「明日はどうですか?」

「マジで?いいよ!」

 満面の笑みで喜んでくれる。
 かわいい。
 どうしてそんなにかわいいの!?
 頭を抱えたくなった。

 どんどん深みに嵌っている気がする。
 僕は先輩の隣にいられなくなったらどうなるんだろうか。
 前までは早く終われと思っていた時間が、今は終わらないでほしいと思う。
 先輩の横顔を見ながらこの時間がもっと続けばいいのにと心の中で願った。

 帰宅すると母親が心配そうな顔をして話しかけてきた。
 どうやら先輩と歩いてるのを近所の人が見たらしく、心配になって母に伝えたようだ。
 優しい人だから心配しないでと言うとホッとした顔になって安心する。
 僕たちは周りにどういう風に見えているんだろう。

 夕食を食べ終えて、少し勉強をする。
 将来何かしたいという明確な目標はないけれど、父親と同じ公務員になろうかなという漠然とした考えを持っている。
 先輩はどうするんだろうか。
 花に関わる仕事をするんだろうか。

 先輩の事を考えていると、スマホが鳴った。
 わっ、先輩だ!!

「もしもし?」

「あお?今平気?」

 先輩の低い声が耳を通り抜ける。
 声が聞きたくなったという予想外の言葉に嬉しくなった。
 先輩は寂しがりやなのかもしれない。

 他愛もない会話をする。
 こんなふうに電話越しに会話をするのは初めてだからなんだか嬉しい。

「じゃあ、そろそろ切るな
 また明日」

「あっ、待って」

「どうした?」

「いえ、何でもないです
 また明日
 おやすみなさい」

「おやすみ」

 もっと声を聞きたかった。
 言えなかったけれど。

 あれ、少し勃ってる……。
 声を聞いただけで勃つってどうかしてる。
 僕はベッドに移動してパンツの中に手を入れて自分で扱き始めた。
 想像するのは先輩の事。

「ンッ……ハァ……
 先輩……」

 気持ちよさそうに感じている先輩の顔を鮮明に思い出せる。
 
「アッ……ンッンッ」

 先輩の中に挿れたい。
 そして先輩を気持ちよくさせたい。
 もっともっと、先輩の事が欲しい。

 ビュルンと出た精液をティッシュで受け止める。
 一人じゃ全然足りない。
 先輩としたい……。

 先輩のせいだ。
 先輩に会わなければこんな感情知ることもなかったのに。
 先輩……。

 僕は先輩のことを好きになっている。

 先輩の心はどうすれば手に入る?
 誰も教えてくれない問の答えを探していたら、あっという間に朝になっていた。

 眠い目を擦りながら支度をする。
 昨日はあまり眠れなかった。
 今日は遅くなると伝えて家を出る。
 ペダルに足を掛けて踏み出す。
 太陽が眩しい。

 あくびを噛み殺して授業に集中しようとするが睡魔が襲ってくる。
 眠すぎる。

 昼休み。
 今日は先輩の家に行くから一緒ではない。

 重そうな資料を持って歩く女の人がいた。
 うーん、あれは重そうだ。

「あの、それどこに持っていけばいいですか?
 僕持っていきますよ」
 
 突然話しかけられて驚いていたが、ありがとうと言って場所を教えてくれた。
 託された資料は重く、これを運ばせるなんて鬼だななんて考えながら歩いていると、先輩に呼び止められた。

「また人助けしてんの?」

「また?」

「あの子ポーってなってたぞ」

「そんな訳ないじゃないですか」

 こんなモブのどこにポーっとなる要素があるというのか。

「そんなことあるから言ってんだよ」

「もう、持つの手伝ってくださいよ
 結構重いんですよ」

 先輩が半分持ってくれた。
 少し機嫌が悪い気がするのは気のせいだろうか。

「俺以外のやつに優しくすんな」

「そんな無茶なこと言わないでください」

「俺はあおにしか優しくしない」

「何を言ってるんですか
 みんなに優しくしてくださいよ」

「あおだけでいい」

 何か呟いたみたいだけれど、その声を聞き取ることはできなかった。

 ようやく1日が終わって一緒に先輩の家に向かう。

 玄関に入るなり先輩に強く抱きしめられた。

「先輩?」

「俺の名前知ってる?」

「久保田陽斗先輩……」

「覚えてたんだ」

「そりゃ、覚えてますよ」

「ふーん」

 そう言って顔をグリグリ押し付けてくる。
 なんだろう。
 ヨシヨシと頭を撫でたくなったから、撫でてみる。
 先輩は何も言わない。

「あの……ずっと我慢してるんですけど……
 入っていいですか?」

「あぁ、ごめん」

 先輩をベッドに押し倒す。
 驚いた表情を浮かべて僕を見ている

「今日はもうしてもいいですか?
 昨日の夜からずっと先輩としたくてしょうがないんです」

「うん、いいよ」

 キスをしながら制服を脱いでいく。
 回数を重ねて先輩がどうすれば悦ぶのか分かってきた。
 誰も知らない先輩の秘密。

 先輩はやってるとき口調が変わる。
 めちゃくちゃ甘えてきてかわいくなる。
 そこも僕が好きなところ。
 
 僕の下でめちゃくちゃに乱れる先輩が愛おしい。
 先輩はイキそうになると僕の名前を何度も呼ぶ。

「あお、あお……!!
 イ゛ク……!!!イっちゃう……」

「うん、いいですよ」

 僕はさらに攻めたてる。

 先輩が勢いよく精子を放出した。
 僕はまた律動を再開させる。
 先輩のもっと奥に入りたい。

「ア゛……アァッ……!!
 こわれぢゃ……」

 壊れればいい。
 僕でしかいけない体になって。
 先輩……僕を好きになって。
 狂おしい気持ちをぶつけるように腰を振る。

「グッ……」

 先輩の中に僕のものを出す。

「ハァハァ……」

「あお……」

 腕を伸ばして僕を抱き寄せようとする。
 そんなに甘い声で呼ばないで。
 期待させるようなことしないでよ。

 それでもその温もりに包まれたくて、先輩の体に自分の体を重ねる。

「今日はいつもより激しかった」

「我慢してたから……」

「そっか」

 僕がこの気持ちを伝えたら先輩はどんな反応をするだろうか?
 受け入れてくれる?
 それともそんなつもりないって拒絶する?

 怖いけれど、いつまでもこのままじゃいけない。
 いつか伝えるから、今はこのまま。
 もう少しだけ先輩の隣にいさせてほしい。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された

あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると… 「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」 気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 初めましてです。お手柔らかにお願いします。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中  二日に一度を目安に更新しております

後宮の男妃

紅林
BL
碧凌帝国には年老いた名君がいた。 もう間もなくその命尽きると噂される宮殿で皇帝の寵愛を一身に受けていると噂される男妃のお話。

アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました

あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」 穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン 攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?   攻め:深海霧矢 受け:清水奏 前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。 ハピエンです。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。 自己判断で消しますので、悪しからず。

処理中です...