16 / 27
心掛け
しおりを挟む
今日は1月17日。
毎月17日は〝い~な〟の語呂合わせから〝稲荷の日〟と
長野県長野市に本社がある「株式会社みすずコーポレーション」が制定した記念日。
稲荷の皮の味付けも、詰めるご飯も、稲荷寿司の形も、
地域性や、ご家庭の味があって、様々ですね。
確か、関東では俵形、関西では三角形の稲荷寿司に、分れていたように記憶して
います。
時々、食べたくなって作ってしまう稲荷寿司。
私の中では季節に左右されない、心和む一品です。
本日も、どうぞよしなに。
今時の言葉に、違和感を覚えたり、聞き馴染むまでに時間が掛かるのは、
歳のせいなのでしょうね。
子供達が、初めて会話の中で〝それな。〟と使った時の、何とも言えない
モヤっと感は今でも覚えています。
子供達は、友達との会話の中で、単なる共感として使っていたのでしょうが、
上から言われているような感覚がした事を覚えています。
今回は、別のモヤっと感です。
ワクチン接種の為、子供を車で送り迎えしていた頃の話です。
サービスエリアに入り、トイレの個室から出て、手を洗おうと思ったら、
幾つもある手洗いの一番端の壁際で、若い方と重なってしまったんです。
私は、壁際だった為、避けようもなく、見合ってしまいました。
偶然ですが、そういう事ってありますよね。
私が
「すみません。」
と口にすると、その方は手洗い場の洗面ボウルを、人差し指で指し示しながら、
「いいですよ。」
そう仰って、別の場所へ移動してくれたんです。
譲って貰ったので、
「すみません。ありがとうございます。」
と言うと、
「いえ。」
その方と交わした会話は、コレだけです。
この会話が、私の中で何となくモヤっとしていたんです。
でも、そのモヤっとした理由が分かりませんでした。
その数か月後、近くのスーパーへ買い物に行き、二階から屋上駐車場へ移動する為、エレベーターに乗ろうと待っていたんです。
一階から上がって来たエレベーターの扉が開いた時、中央に寄り添っている
二人だけが乗っていました。
何となく、お二人の空気感が甘くて、立ち入れずに居ると、
「いいですよ。」
と言っては貰ったのですが…。6人乗りのエレベーター中央に寄り添うお二人。
「すみません。ありがとうございます。」
とは言ったものの、近すぎて、正直、乗り難い。
荷物を持った私だけ〝独り満員電車状態〟扉ギリギリに立つ事になりました。
やはり腑に落ちなくて、モヤっとしていたんです。
その時、サービスエリアでの会話が思い出されました。
このモヤっと感が何なのか、何日間か、引っ掛かったまま過ごしてみて
やっと分かりました。
二つに共通するのは、〝公共の場〟だという事です。
特別な使い方をしない限り、公共の場は、誰が使っても良い場所で、
誰もが使える場所なんです。
それが、どちらのケースも〝いいですよ〟と言われた事で、
私の中では、許可して貰ったような感覚がしていたんです。
このような時に〝いいですよ〟と言われたら、
必然的に〝すみません〟か〝ありがとうございます〟という返しになります。
そういう返しをする事で、尚更〝許しを得て感謝した〟ような雰囲気を
私が感じていたのだと思います。
あの時、洗面ボウルを人差し指で指し示しながら〝いいですよ〟ではなく、
指を揃えた掌が、相手に見えるように向けた状態で、洗面ボールに腕を伸ばした仕草
での会話だったら…。
もし、エレベーターでお二人が、僅かでもスペースを空けてくれていたら。
同じ〝いいですよ〟でも、印象は大きく違ったかも知れません。
私はこれを機に、言葉と仕草には気を付けるように、心掛けています。
毎月17日は〝い~な〟の語呂合わせから〝稲荷の日〟と
長野県長野市に本社がある「株式会社みすずコーポレーション」が制定した記念日。
稲荷の皮の味付けも、詰めるご飯も、稲荷寿司の形も、
地域性や、ご家庭の味があって、様々ですね。
確か、関東では俵形、関西では三角形の稲荷寿司に、分れていたように記憶して
います。
時々、食べたくなって作ってしまう稲荷寿司。
私の中では季節に左右されない、心和む一品です。
本日も、どうぞよしなに。
今時の言葉に、違和感を覚えたり、聞き馴染むまでに時間が掛かるのは、
歳のせいなのでしょうね。
子供達が、初めて会話の中で〝それな。〟と使った時の、何とも言えない
モヤっと感は今でも覚えています。
子供達は、友達との会話の中で、単なる共感として使っていたのでしょうが、
上から言われているような感覚がした事を覚えています。
今回は、別のモヤっと感です。
ワクチン接種の為、子供を車で送り迎えしていた頃の話です。
サービスエリアに入り、トイレの個室から出て、手を洗おうと思ったら、
幾つもある手洗いの一番端の壁際で、若い方と重なってしまったんです。
私は、壁際だった為、避けようもなく、見合ってしまいました。
偶然ですが、そういう事ってありますよね。
私が
「すみません。」
と口にすると、その方は手洗い場の洗面ボウルを、人差し指で指し示しながら、
「いいですよ。」
そう仰って、別の場所へ移動してくれたんです。
譲って貰ったので、
「すみません。ありがとうございます。」
と言うと、
「いえ。」
その方と交わした会話は、コレだけです。
この会話が、私の中で何となくモヤっとしていたんです。
でも、そのモヤっとした理由が分かりませんでした。
その数か月後、近くのスーパーへ買い物に行き、二階から屋上駐車場へ移動する為、エレベーターに乗ろうと待っていたんです。
一階から上がって来たエレベーターの扉が開いた時、中央に寄り添っている
二人だけが乗っていました。
何となく、お二人の空気感が甘くて、立ち入れずに居ると、
「いいですよ。」
と言っては貰ったのですが…。6人乗りのエレベーター中央に寄り添うお二人。
「すみません。ありがとうございます。」
とは言ったものの、近すぎて、正直、乗り難い。
荷物を持った私だけ〝独り満員電車状態〟扉ギリギリに立つ事になりました。
やはり腑に落ちなくて、モヤっとしていたんです。
その時、サービスエリアでの会話が思い出されました。
このモヤっと感が何なのか、何日間か、引っ掛かったまま過ごしてみて
やっと分かりました。
二つに共通するのは、〝公共の場〟だという事です。
特別な使い方をしない限り、公共の場は、誰が使っても良い場所で、
誰もが使える場所なんです。
それが、どちらのケースも〝いいですよ〟と言われた事で、
私の中では、許可して貰ったような感覚がしていたんです。
このような時に〝いいですよ〟と言われたら、
必然的に〝すみません〟か〝ありがとうございます〟という返しになります。
そういう返しをする事で、尚更〝許しを得て感謝した〟ような雰囲気を
私が感じていたのだと思います。
あの時、洗面ボウルを人差し指で指し示しながら〝いいですよ〟ではなく、
指を揃えた掌が、相手に見えるように向けた状態で、洗面ボールに腕を伸ばした仕草
での会話だったら…。
もし、エレベーターでお二人が、僅かでもスペースを空けてくれていたら。
同じ〝いいですよ〟でも、印象は大きく違ったかも知れません。
私はこれを機に、言葉と仕草には気を付けるように、心掛けています。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための25の技
MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。
私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。
すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。
そんな方に言いたいです。
アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。
あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。
アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。
書いたまま放ったらかしではいけません。
自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる