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キミを見つけるその日まで
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僕は毎日電車に乗る
同じ駅で乗り
同じ駅で降り
同じ道を歩き
同じ仕事をする
電車を待つ時も
僕は周りを観察する
老若男女
色んな人がいる
それぞれに
物語があるのだろう
僕はそんな周りに
興味はない
僕が周りを観察する理由
それは僕の視界に
キミが現れた時に
見失わない為
通過してしまう駅のホーム
改札前の人だかり
向かいの車両から降りる人
会社までの一本道
いつの日か
僕の視界に
キミが入る事を
逃したくない
僕が生まれ
キミを失った
その間と同じ時間が過ぎた
それでも
僕はキミへの想いが
消える事はなかった
消えるどころか
あの日と同じ気持ちが
再び蘇っている
偽る事はやめる
何度も何度も
キミへの想いを止めようとした
衰えゆく自分を
ありのままにと
言い訳して
でもそうじゃない
キミが現れた時
僕に気付いてもらえる為に
あの日の僕の
面影を残したい
僕はキミが
どんなに変わっていても
気付く自信がある
キミは多分気付かない
だから
僕は抵抗する
あの時のように
自信に満ち溢れた姿を
どこかに漂わせ
キミに気付かせたい
僕の中身は変わった
それだけは
自信がある
でもキミは変わっていないはず
僕は変えてもらった
キミより何倍も同じ時を過ごし
僕をある意味調教した
そんな人がいるから
でもキミには
そんな人はいない
僕程度の人と
安易に別れを選んだキミが
キミの弱さを強さに変える
そんな人と
出会えるはずがないから
例え出会っていたとして
愛されたとして
キミはそれに気付かずに
再び逃げる道を選ぶから
だから僕は
僕を変え
そんなキミを
いつでも受け入れるために
修行のような日々を重ねた
遠くない未来に
キミは僕の視界に現れる
初めて会った
あの時と同じように
怯えた目をして
自らに付けた傷を増やして
再び僕に言われる
「今でも大好きです」と
キミは再び僕に従う
でも僕は柔らかくなった
キミがどんなに
同じ過ちを繰り返そうとしても
僕はそれを包み込み
多くを語らず
キミに笑顔を見せるだろう
そう
あの時突き放した僕は変わり
それから逃げたキミは変わらない
だから
僕はキミを再び手に入れ
キミは僕に守られる
その為に
キミは
いつも通過する無人駅の
ホームに立って
通り過ぎる電車から
僕に見つけられるまで
たたずみ続ける
もしくは
都会の雑踏の中を
堂々と真ん中を歩く僕を
物陰から眺め
声をかけられるのを待つ
そんなキミを
僕はいつでも見つけられるように
キミの顔を思い出し
今日も電車にのる
同じ駅で乗り
同じ駅で降り
同じ道を歩き
同じ仕事をする
電車を待つ時も
僕は周りを観察する
老若男女
色んな人がいる
それぞれに
物語があるのだろう
僕はそんな周りに
興味はない
僕が周りを観察する理由
それは僕の視界に
キミが現れた時に
見失わない為
通過してしまう駅のホーム
改札前の人だかり
向かいの車両から降りる人
会社までの一本道
いつの日か
僕の視界に
キミが入る事を
逃したくない
僕が生まれ
キミを失った
その間と同じ時間が過ぎた
それでも
僕はキミへの想いが
消える事はなかった
消えるどころか
あの日と同じ気持ちが
再び蘇っている
偽る事はやめる
何度も何度も
キミへの想いを止めようとした
衰えゆく自分を
ありのままにと
言い訳して
でもそうじゃない
キミが現れた時
僕に気付いてもらえる為に
あの日の僕の
面影を残したい
僕はキミが
どんなに変わっていても
気付く自信がある
キミは多分気付かない
だから
僕は抵抗する
あの時のように
自信に満ち溢れた姿を
どこかに漂わせ
キミに気付かせたい
僕の中身は変わった
それだけは
自信がある
でもキミは変わっていないはず
僕は変えてもらった
キミより何倍も同じ時を過ごし
僕をある意味調教した
そんな人がいるから
でもキミには
そんな人はいない
僕程度の人と
安易に別れを選んだキミが
キミの弱さを強さに変える
そんな人と
出会えるはずがないから
例え出会っていたとして
愛されたとして
キミはそれに気付かずに
再び逃げる道を選ぶから
だから僕は
僕を変え
そんなキミを
いつでも受け入れるために
修行のような日々を重ねた
遠くない未来に
キミは僕の視界に現れる
初めて会った
あの時と同じように
怯えた目をして
自らに付けた傷を増やして
再び僕に言われる
「今でも大好きです」と
キミは再び僕に従う
でも僕は柔らかくなった
キミがどんなに
同じ過ちを繰り返そうとしても
僕はそれを包み込み
多くを語らず
キミに笑顔を見せるだろう
そう
あの時突き放した僕は変わり
それから逃げたキミは変わらない
だから
僕はキミを再び手に入れ
キミは僕に守られる
その為に
キミは
いつも通過する無人駅の
ホームに立って
通り過ぎる電車から
僕に見つけられるまで
たたずみ続ける
もしくは
都会の雑踏の中を
堂々と真ん中を歩く僕を
物陰から眺め
声をかけられるのを待つ
そんなキミを
僕はいつでも見つけられるように
キミの顔を思い出し
今日も電車にのる
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