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おっと、最終話の後なのでうっかりと開いてしまったレィディース&ジェントルメェン。
安心召されよ!
地球防衛軍、第12太陽系外周空母機動部隊、空間騎兵隊第1機甲師団中隊長という恐ろしく長い肩書を持つ男、斎藤●氏が、全国理系の技術屋の巨星、真●技師長に言っている!
慌てず、急いで、正確に。
作者は思うのだ。
きっと自己紹介する時に噛まずに言わねばならないプレッシャーから、端的に言える名言を生み出したのだと。
画面の左上、若しくは左下にある左向きの「←」若しくは画面右上にある「×」をぽちっとすれば問題は解決。
あとは記憶から消す事が出来ればモゥマンタイ!
この先は既に2つ出ている「●」が転々と点在する世界。
創作話の中にあっちもこっちもと欲張った時代設定です。
本編と共通するのはキャラ名と関係性くらいです。
例えるならスマホなのにドット表示的な破綻した内容となっています。
ボーイズグループと聞いて
Bはバック●トリートボーイズ
Oはワン●イレクション
そしてZは伝説の ずうとる● で山●君の座布団を連想するくらいでないと内容が解らない!
更に
キリ●ア・ザビの24歳
シャリ●・ブルの28歳
ブライ●・ノアの19歳?!
名前を聞いて「燃え上が●~燃えあ●れガン●ァム」と歌いつつ「君よ、走●~」と走ったら数メートルで息切れし、体力の限界がかなり早い段階で来ることを自覚しながらも、自身とキャラの年齢設定に違和感を感じない方だけがこの先の時代的違和感を乗り越えられます。
しかし!!
「伏字なのに伏字に見えない?!」「どこからかBGMが再生されてる?」となってしまう世界が広がりますので、やっぱり閉じるのが一番です。
作者が言っているので間違いありません。
閉じましょう。
この先は自己責任の世界ですので、そこんとこ夜露四区ゥ!
「S」な閑話。タイトル【電気】
「カーマカマカマ♪カマカメレ●~ン」
竈に薪を放り込むプロテウス。
何をしているかといえば湯を沸かしているのだ。
最近、とても便利なキッチングッズが発売をされた。
その名も「魔法瓶」である。
内部は二重構造になっていて、覗き込むと銀色の内壁がキラキラ。
ただ、扱いは慎重に行わねばならない。
落としてしまうと内部が割れてしまうのだ。
外は傷がつくだけで済むが内部は粉砕されてしまうので、もう使えなくなってしまう。
散々にオネダリし、水筒タイプを買ってもらったのに初日で落として「お母ちゃんになんて言おうか」言い訳を考える小学生が海の向こうの国には多数いると言う噂もある。
内部を覗いた時に粉砕された欠片に移る自分の顔。
想像するだけで辛い。
プロテウスは思う。
「まるで男の心を具現化したようだ」
屈強な外面に反し、内部は20代でも30代でも、壊れそうなものばかり●めてしまうガラ●の10代を彷彿させる。
男心はとっても繊細なのだ。
魔法を使ってないのに魔法瓶!とはこれ如何に!
魔法使いのプロテウスも魔法瓶に一目置く。
にゃーんとお湯が暫く「お湯」として使えるのだ。
時間が経つとヌルめのお湯になってしまうし、翌朝は水になってしまうが2,3時間なら熱いお湯のままでお茶が楽しめる逸品だ。
外側は白地に花の模様があしらわれていてとってもオサレ。
お湯を注ぐときは上部の蓋をちょっとだけ回転させて魔法瓶を持ち上げ注ぐ。
うっかり倒してしまっても蓋に付いているポッチを「しめる」にしていれば零れない!
購入する時にちょっとだけ迷った。
お湯を注ぐときに上の蓋部分をシュコシュコと押すとお湯が出て来るタイプもあった。
「裏技がありまして、満杯時にゆっくり押すと何度も押さなくていいんです。お客さんの前でカシュカシュって音をさせるのは恥ずかしいですからね」
「でも戻す時はゴゴーって音がしますよね」
「まぁ…そこは…紙パック飲料を一気飲みしたと同じですから」
それを裏ワザと言うかどうかは人それぞれ。
便利そうに見えるが押すタイプはお湯が注ぎ口から落ちる範囲は非常に限定的。
「注ぎ口にカップなどを添えて頂ければ」
と売り子は言うのだが、コーディリアにスプーンより重いものは持たせたくない!といい加減「アナタの気持ちが重いの」と言われていたプロテウスはポットを持ち上げて注ぐタイプにしたのだ。
これこれ、そこの淑女!
ボタン1つで何段階かの温度が選べる沸騰(再沸騰)、クエン酸洗浄、そして注ぐことが出来るのはかなり後の時代の話である。それが当たり前と思っていた君は‥‥。
さぁ両手を上に広げて「Y」
頭頂部にお猿さんの真似をして「M」
輪っかを作り体もまげて「C」
もう一度手を上に、指先を合わせて「A」
そう!Y~●CAッ!ヤング●ン!
話を戻そう。
持って注ぐタイプの魔法瓶を購入した2人。
他にもないかな?と売り場を歩くと「あった!」
花柄のキッチンお役立ちグッズが沢山売られていた。
結果的に購入を見送ったが一番欲しいなと2人が思ったのは「炊飯器」である。
数十年後には「何合炊き」や「固さ」なども選べるし炊き込みご飯まで作れる便利機能が搭載されて行くが、画期的発明品として売り出された「ジャー」と呼ばれる炊飯器。
永遠のお子様名探偵は真実は1つ!と言うが、売られている炊飯器もスイッチは1つ!
そのスイッチは小さなレバーになっていて下部にカチリと押すとオレンジのランプが点灯し炊飯が始まる。
それ以外に機能はない。
収納する時はコードと呼ばれる長いケーブルの先をコンセントに差し込めばいいし、長いケーブルはスッキリ納めるコツがある。
限界まで引っ張り出し、最後にちょっと力を入れ引っ張って手を放すとガガガガー!っと自動で巻き取ってくれる「半自動」機能を搭載しているのだ。
巻き取る時の目印は最終地点付近にチョコンと巻かれている黄色と赤のテープだ。
少しだけ巻き取れなかったコードは手動で押し込む。
上手く入らない時はもう一度引っ張り出しまた巻き取らせる。
これは初期の掃除機にも共通している機能である。
ほら?君もした事があるだろう?
決してボタン1つでコードが巻き取られるわけではない。
それは更に後の世に売り出される製品にしかない。
しかし買えなかった。炊飯器は買えなかったのだ。
何故ならウーラヌス領にはまだ電気が来ていなかった。
予算は十分にあったが「電気が来てない」というのは悲劇。
「タイ●ー炊飯ジャァァー、炊っきたて♪」
買いたい、買いたいが買えない事情がある買い物のBGMは心を揺さぶる。
プロテウスの大いなる願望と言う名の野望でウーラヌス領に電気がやってくるのはこの後の事件がきっかけになった。
さて、同じ日に購入したお役立ちグッズがもう1つあった。
その名も!!
ラジ●カセットレコーダー!通称ラ●カセだ。
ラジカ●を見た時、プロテウスは運命の出会いだと思った。
これは非常に便利。アンテナを伸ばしチューナーで電波をキャッチするとAMラジオが聴ける。
そしてなんと!カセットテープを聞く事も出来る逸品である。
カセットテープは既に音が録音をされている物しか聞くことが出来なかったが、購入したラジ●セは最新式。なんと録音機能を搭載していたのだ。
「ディアの声を録音していれば、いつでもどこでもディアの声が聴けるじゃないか!素晴らしい!」
目を輝かせたプロテウスにコーディリアは拒否を示す。
==何が嬉しくて自分の声を聴かねばならないのよ!==
録音した自分の声を聴く。それが歌声だったりした日には!
軽く羞恥で死ねそうだ。
「やめて」
色っぽく辺見●リ様の経●を思わせる一言。
プロテウスに変なスイッチが入ったのは仕方ないだろう。
愛するコーディリアの声を収めるのだ。テープ1つでも迷うのは当然。
録音できる時間は色々とあってメーカーも色々。
マク●ルにするかソ●ーにするか。いやいやナショ●ルも捨てがたいぞ。
ケースも本体も透明クリアカラーのアク●アも目を引いてしまう。
「インデックスで隠れるから一緒でしょ?」
コーディリアはそう言うのだが、プロテウスはインデックスにも拘りたい。
レタリングシートで1文字1文字コシコシ。
「O」が無くなれば「Q」の飛び出した部分を削って代用できる。
全てに拘りたかった。
そんな時、売り子がそっとプロテウスに耳打ちをした。
「男性の方はムード歌謡を好む方が多いですよ」
「ム、ムード歌謡…」
店員から見ると録音する真っ新のテープを選んでいるのではなく、既に音楽が録音されている「カセットテープLP」を探していると思ったのだ。
残念だがプロテウスはあまり音楽ジャンルには詳しくなかった。
ムード歌謡。なんてエッチィ響き。
これはきっと夜の夫婦生活を盛り上げる音楽に違いない!
イケナイ事を考えてしまい、買ったテープは46分のムード歌謡。
片面23分。
23分もあれば盛り上がるには十分すぎる。それを超える持久力を持ち合わせている男性は少ない。
プロテウスも任務を完遂している長さだからである。
何が完遂しているかの想像はお任せする。
ラジ●セを購入し、数日後。拘り過ぎたプロテウスを悲劇が襲った。
領主はオベロンだが、2人は結構忙しい。
執務もだが領内の端から端まで行ったり来たりでゆっくりと過ごせる夜は月に1、2回。
明日は昼まで寝ても大丈夫!
「今夜こそは!」プロテウスは準備のためにテープをセットしたのだがうんともすんとも言わない。
カチっ!「あれ?」
カチッ!「なんでだ?」
原因が解らずカセットテープのA面ではなくB面だったか?
録音する前の真っ新なテープだったのか?
いやいや、カセットテープには「愛のムード歌謡全集」と書かれている。
悪戦苦闘しているとコーディリアが帰宅してきた。
「どうしたの?」
「動かないんだ。おかしいな。故障かな」
「電気、来てないもの」
「電池でも行けるタイプを買ったんだ。予備の電池もたくさん買ってる」
そこにはサイズは単1のラベルが赤、そして黒のマンガン電池がゴロゴロ転がっている。きっと電池の入れ替えも何度も試したのだろうと思うとコーディリアは居た堪れなくなった。
隠すつもりはなかったが、事実を告白した。
「ごめんなさい。領の子供たちと使っちゃって…全部電池切れなの」
現在ウーラヌス領では子供もだが、腰が痛い、膝が痛いと痛いから動かず運動不足に陥りがちな高齢者と一緒にダンス運動をする取り組みを行っている。
確か簡単に踊れるマイムマイムなどフォークダンスだったはずだ。
「チェッチェコリ、チェ●コリだろ?」
フォークダンスの中でも段々と歌詞を早く歌っていくチェッコ●かと思ったら違った。
「違うわ、スキー場も作ろうって話もあったから…チューチュー●レインでFANFANなの」
「はっ?皆で手をぐるぐる回して、縦に並んで体もグルグル?」
ユルいフォークダンスかと思ったらかなり激しいまさかのZ●●だった!
――高齢者が腰をイワすぞ?――
心配をしてしまうではないか。
「私も踊れるようになったのよ?」
そう言ってキレッキレのダンスを踊ってくれるコーディリア。
ここまで踊れるようになったとすればそりゃ電池も無くなるはずだ。
思い返せば領内のあちこちにキャンプファイヤーが出来るよう木を櫓のように組んでいたのを思い出す。
――くっ!!J●東●本とは提携してないのに!――
項垂れるプロテウスにコーディリアが言う。
「大丈夫。スキーでファンファンが終わってもヤイヤイヤイイエェーイ急げ~●イドオンタイム!って踊れるから!」
「どっちかというとシンデレ●エクス●レスの方が女性受けするのにな」
そして更なる悲劇がプロテウスを襲う。
ムード歌謡はファンファンなステップで上書きされていた。
「爪を折らなかった俺の敗北‥」
「あら?爪を折ってもテープを張りつければ問題ないわ」
――いつの間に対処法まで習得?――
電池切れでは録音も出来ないが再生も出来ない。
プロテウスはウーラヌス領に電気を引くことを決意したのだった。
更にその後。
電気がやってきた。
やっと聞けるようになったカセットテープだが、棚にズラリをと並ぶカセットテープのインデックスに共通しているのは「ボーイ」という文字。全てコーディリアのコレクションである。
デヴィッ●・ボゥイ
ボーイ・ジョー●
ボーイズ・トゥ・●ン
ビーチ・ボーイ●
ひと際目を引くのが何故か中央だけ変わった文字を使った「BO●WY」
「うぅ~ハイウィ●に乗るッまッえッにっ!」
ファンファンなダンスミュージックからロックに移行した妻コーディリアがそこにいた。
安心召されよ!
地球防衛軍、第12太陽系外周空母機動部隊、空間騎兵隊第1機甲師団中隊長という恐ろしく長い肩書を持つ男、斎藤●氏が、全国理系の技術屋の巨星、真●技師長に言っている!
慌てず、急いで、正確に。
作者は思うのだ。
きっと自己紹介する時に噛まずに言わねばならないプレッシャーから、端的に言える名言を生み出したのだと。
画面の左上、若しくは左下にある左向きの「←」若しくは画面右上にある「×」をぽちっとすれば問題は解決。
あとは記憶から消す事が出来ればモゥマンタイ!
この先は既に2つ出ている「●」が転々と点在する世界。
創作話の中にあっちもこっちもと欲張った時代設定です。
本編と共通するのはキャラ名と関係性くらいです。
例えるならスマホなのにドット表示的な破綻した内容となっています。
ボーイズグループと聞いて
Bはバック●トリートボーイズ
Oはワン●イレクション
そしてZは伝説の ずうとる● で山●君の座布団を連想するくらいでないと内容が解らない!
更に
キリ●ア・ザビの24歳
シャリ●・ブルの28歳
ブライ●・ノアの19歳?!
名前を聞いて「燃え上が●~燃えあ●れガン●ァム」と歌いつつ「君よ、走●~」と走ったら数メートルで息切れし、体力の限界がかなり早い段階で来ることを自覚しながらも、自身とキャラの年齢設定に違和感を感じない方だけがこの先の時代的違和感を乗り越えられます。
しかし!!
「伏字なのに伏字に見えない?!」「どこからかBGMが再生されてる?」となってしまう世界が広がりますので、やっぱり閉じるのが一番です。
作者が言っているので間違いありません。
閉じましょう。
この先は自己責任の世界ですので、そこんとこ夜露四区ゥ!
「S」な閑話。タイトル【電気】
「カーマカマカマ♪カマカメレ●~ン」
竈に薪を放り込むプロテウス。
何をしているかといえば湯を沸かしているのだ。
最近、とても便利なキッチングッズが発売をされた。
その名も「魔法瓶」である。
内部は二重構造になっていて、覗き込むと銀色の内壁がキラキラ。
ただ、扱いは慎重に行わねばならない。
落としてしまうと内部が割れてしまうのだ。
外は傷がつくだけで済むが内部は粉砕されてしまうので、もう使えなくなってしまう。
散々にオネダリし、水筒タイプを買ってもらったのに初日で落として「お母ちゃんになんて言おうか」言い訳を考える小学生が海の向こうの国には多数いると言う噂もある。
内部を覗いた時に粉砕された欠片に移る自分の顔。
想像するだけで辛い。
プロテウスは思う。
「まるで男の心を具現化したようだ」
屈強な外面に反し、内部は20代でも30代でも、壊れそうなものばかり●めてしまうガラ●の10代を彷彿させる。
男心はとっても繊細なのだ。
魔法を使ってないのに魔法瓶!とはこれ如何に!
魔法使いのプロテウスも魔法瓶に一目置く。
にゃーんとお湯が暫く「お湯」として使えるのだ。
時間が経つとヌルめのお湯になってしまうし、翌朝は水になってしまうが2,3時間なら熱いお湯のままでお茶が楽しめる逸品だ。
外側は白地に花の模様があしらわれていてとってもオサレ。
お湯を注ぐときは上部の蓋をちょっとだけ回転させて魔法瓶を持ち上げ注ぐ。
うっかり倒してしまっても蓋に付いているポッチを「しめる」にしていれば零れない!
購入する時にちょっとだけ迷った。
お湯を注ぐときに上の蓋部分をシュコシュコと押すとお湯が出て来るタイプもあった。
「裏技がありまして、満杯時にゆっくり押すと何度も押さなくていいんです。お客さんの前でカシュカシュって音をさせるのは恥ずかしいですからね」
「でも戻す時はゴゴーって音がしますよね」
「まぁ…そこは…紙パック飲料を一気飲みしたと同じですから」
それを裏ワザと言うかどうかは人それぞれ。
便利そうに見えるが押すタイプはお湯が注ぎ口から落ちる範囲は非常に限定的。
「注ぎ口にカップなどを添えて頂ければ」
と売り子は言うのだが、コーディリアにスプーンより重いものは持たせたくない!といい加減「アナタの気持ちが重いの」と言われていたプロテウスはポットを持ち上げて注ぐタイプにしたのだ。
これこれ、そこの淑女!
ボタン1つで何段階かの温度が選べる沸騰(再沸騰)、クエン酸洗浄、そして注ぐことが出来るのはかなり後の時代の話である。それが当たり前と思っていた君は‥‥。
さぁ両手を上に広げて「Y」
頭頂部にお猿さんの真似をして「M」
輪っかを作り体もまげて「C」
もう一度手を上に、指先を合わせて「A」
そう!Y~●CAッ!ヤング●ン!
話を戻そう。
持って注ぐタイプの魔法瓶を購入した2人。
他にもないかな?と売り場を歩くと「あった!」
花柄のキッチンお役立ちグッズが沢山売られていた。
結果的に購入を見送ったが一番欲しいなと2人が思ったのは「炊飯器」である。
数十年後には「何合炊き」や「固さ」なども選べるし炊き込みご飯まで作れる便利機能が搭載されて行くが、画期的発明品として売り出された「ジャー」と呼ばれる炊飯器。
永遠のお子様名探偵は真実は1つ!と言うが、売られている炊飯器もスイッチは1つ!
そのスイッチは小さなレバーになっていて下部にカチリと押すとオレンジのランプが点灯し炊飯が始まる。
それ以外に機能はない。
収納する時はコードと呼ばれる長いケーブルの先をコンセントに差し込めばいいし、長いケーブルはスッキリ納めるコツがある。
限界まで引っ張り出し、最後にちょっと力を入れ引っ張って手を放すとガガガガー!っと自動で巻き取ってくれる「半自動」機能を搭載しているのだ。
巻き取る時の目印は最終地点付近にチョコンと巻かれている黄色と赤のテープだ。
少しだけ巻き取れなかったコードは手動で押し込む。
上手く入らない時はもう一度引っ張り出しまた巻き取らせる。
これは初期の掃除機にも共通している機能である。
ほら?君もした事があるだろう?
決してボタン1つでコードが巻き取られるわけではない。
それは更に後の世に売り出される製品にしかない。
しかし買えなかった。炊飯器は買えなかったのだ。
何故ならウーラヌス領にはまだ電気が来ていなかった。
予算は十分にあったが「電気が来てない」というのは悲劇。
「タイ●ー炊飯ジャァァー、炊っきたて♪」
買いたい、買いたいが買えない事情がある買い物のBGMは心を揺さぶる。
プロテウスの大いなる願望と言う名の野望でウーラヌス領に電気がやってくるのはこの後の事件がきっかけになった。
さて、同じ日に購入したお役立ちグッズがもう1つあった。
その名も!!
ラジ●カセットレコーダー!通称ラ●カセだ。
ラジカ●を見た時、プロテウスは運命の出会いだと思った。
これは非常に便利。アンテナを伸ばしチューナーで電波をキャッチするとAMラジオが聴ける。
そしてなんと!カセットテープを聞く事も出来る逸品である。
カセットテープは既に音が録音をされている物しか聞くことが出来なかったが、購入したラジ●セは最新式。なんと録音機能を搭載していたのだ。
「ディアの声を録音していれば、いつでもどこでもディアの声が聴けるじゃないか!素晴らしい!」
目を輝かせたプロテウスにコーディリアは拒否を示す。
==何が嬉しくて自分の声を聴かねばならないのよ!==
録音した自分の声を聴く。それが歌声だったりした日には!
軽く羞恥で死ねそうだ。
「やめて」
色っぽく辺見●リ様の経●を思わせる一言。
プロテウスに変なスイッチが入ったのは仕方ないだろう。
愛するコーディリアの声を収めるのだ。テープ1つでも迷うのは当然。
録音できる時間は色々とあってメーカーも色々。
マク●ルにするかソ●ーにするか。いやいやナショ●ルも捨てがたいぞ。
ケースも本体も透明クリアカラーのアク●アも目を引いてしまう。
「インデックスで隠れるから一緒でしょ?」
コーディリアはそう言うのだが、プロテウスはインデックスにも拘りたい。
レタリングシートで1文字1文字コシコシ。
「O」が無くなれば「Q」の飛び出した部分を削って代用できる。
全てに拘りたかった。
そんな時、売り子がそっとプロテウスに耳打ちをした。
「男性の方はムード歌謡を好む方が多いですよ」
「ム、ムード歌謡…」
店員から見ると録音する真っ新のテープを選んでいるのではなく、既に音楽が録音されている「カセットテープLP」を探していると思ったのだ。
残念だがプロテウスはあまり音楽ジャンルには詳しくなかった。
ムード歌謡。なんてエッチィ響き。
これはきっと夜の夫婦生活を盛り上げる音楽に違いない!
イケナイ事を考えてしまい、買ったテープは46分のムード歌謡。
片面23分。
23分もあれば盛り上がるには十分すぎる。それを超える持久力を持ち合わせている男性は少ない。
プロテウスも任務を完遂している長さだからである。
何が完遂しているかの想像はお任せする。
ラジ●セを購入し、数日後。拘り過ぎたプロテウスを悲劇が襲った。
領主はオベロンだが、2人は結構忙しい。
執務もだが領内の端から端まで行ったり来たりでゆっくりと過ごせる夜は月に1、2回。
明日は昼まで寝ても大丈夫!
「今夜こそは!」プロテウスは準備のためにテープをセットしたのだがうんともすんとも言わない。
カチっ!「あれ?」
カチッ!「なんでだ?」
原因が解らずカセットテープのA面ではなくB面だったか?
録音する前の真っ新なテープだったのか?
いやいや、カセットテープには「愛のムード歌謡全集」と書かれている。
悪戦苦闘しているとコーディリアが帰宅してきた。
「どうしたの?」
「動かないんだ。おかしいな。故障かな」
「電気、来てないもの」
「電池でも行けるタイプを買ったんだ。予備の電池もたくさん買ってる」
そこにはサイズは単1のラベルが赤、そして黒のマンガン電池がゴロゴロ転がっている。きっと電池の入れ替えも何度も試したのだろうと思うとコーディリアは居た堪れなくなった。
隠すつもりはなかったが、事実を告白した。
「ごめんなさい。領の子供たちと使っちゃって…全部電池切れなの」
現在ウーラヌス領では子供もだが、腰が痛い、膝が痛いと痛いから動かず運動不足に陥りがちな高齢者と一緒にダンス運動をする取り組みを行っている。
確か簡単に踊れるマイムマイムなどフォークダンスだったはずだ。
「チェッチェコリ、チェ●コリだろ?」
フォークダンスの中でも段々と歌詞を早く歌っていくチェッコ●かと思ったら違った。
「違うわ、スキー場も作ろうって話もあったから…チューチュー●レインでFANFANなの」
「はっ?皆で手をぐるぐる回して、縦に並んで体もグルグル?」
ユルいフォークダンスかと思ったらかなり激しいまさかのZ●●だった!
――高齢者が腰をイワすぞ?――
心配をしてしまうではないか。
「私も踊れるようになったのよ?」
そう言ってキレッキレのダンスを踊ってくれるコーディリア。
ここまで踊れるようになったとすればそりゃ電池も無くなるはずだ。
思い返せば領内のあちこちにキャンプファイヤーが出来るよう木を櫓のように組んでいたのを思い出す。
――くっ!!J●東●本とは提携してないのに!――
項垂れるプロテウスにコーディリアが言う。
「大丈夫。スキーでファンファンが終わってもヤイヤイヤイイエェーイ急げ~●イドオンタイム!って踊れるから!」
「どっちかというとシンデレ●エクス●レスの方が女性受けするのにな」
そして更なる悲劇がプロテウスを襲う。
ムード歌謡はファンファンなステップで上書きされていた。
「爪を折らなかった俺の敗北‥」
「あら?爪を折ってもテープを張りつければ問題ないわ」
――いつの間に対処法まで習得?――
電池切れでは録音も出来ないが再生も出来ない。
プロテウスはウーラヌス領に電気を引くことを決意したのだった。
更にその後。
電気がやってきた。
やっと聞けるようになったカセットテープだが、棚にズラリをと並ぶカセットテープのインデックスに共通しているのは「ボーイ」という文字。全てコーディリアのコレクションである。
デヴィッ●・ボゥイ
ボーイ・ジョー●
ボーイズ・トゥ・●ン
ビーチ・ボーイ●
ひと際目を引くのが何故か中央だけ変わった文字を使った「BO●WY」
「うぅ~ハイウィ●に乗るッまッえッにっ!」
ファンファンなダンスミュージックからロックに移行した妻コーディリアがそこにいた。
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遅くて申し訳ないんですけど、ジェラ師とかいう儚いケムンパスに全部持って行かれました。
身の回りでケムンパスに遭遇したら優しくしたいと思います。
今回のお話も大変楽しめました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。<(_ _)>
ケムンパ●とは!!モーレツ●太郎で御座いますか!
赤塚不●夫先生のキャラって濃いのが多いんですけども、どれもが存在感を放っているんですよねぇ(*^_^*)
ジャラ師をケムン●スに見立てて頂いたとは!嬉しい限り!ありがとうございます~(*´▽`*人)
フワフワのモフモフって見るだけでも癒されるんですよねぇ♡
ワンコのサモエドもなんですけども、モフっているワンコ!堪りません!猫様も短毛も好きなんですけども、長毛種も萌える!!
ワシは時折変態になる(え?いつも??)んですけども、肉球の間からもモフっている毛。ストッパーにならずに滑るワンコにニャンコを見ると悶えてしまうのです(;^_^A
幼い頃はたんぽぽの「吹き頃」な綿毛をついつい吹き飛ばし、風上も風下も考えす、兎に角吹き飛ばし…綿毛だらけで帰ってきてオカンに叱られましたけどもね(笑) でもフワフワ、モフモフは癒しなのです(=^・^=)
あ!コメントは頂けるだけでとても嬉しいです(=^・^=)
なので公開している話はコメントを全て受け付けておりますよ♡
読んだその時がナウオンタイムでリアルタイム!でございますよ~\(^▽^)/
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
キシリアだもん!(違うそうじゃない)
世代ぶっささり最終話最高でした
まことにありがとうございます(笑)
コメントありがとうございます。<(_ _)>
●ビ家ですから(=^・^=)
●ビ家は知れば知るほど奥深い。何と言いますか複雑すぎる関係性と感情が冷酷な中にも「情」を思わせるのですにゃ~。思うのです。こんな複雑怪奇な人間性っていうか、人間の本質の部分をお子様向けアニメで片付けていいのか?!っと。
ガンダ●はワシ的に、どこを切り取っても1つの長編ドラマが出来上がる作品で御座いますよ(=^・^=)
ちなみにワシ、農作業をする時はすっぽり帽子を被り、口元をタオルで覆うんですけどもナメクジとかがレタスについてると「おふざけでない」と塩を振ります(笑)
ですが、政治にも長けているキリ●アのような女性。ニャッポンの政治家にもいたら世界の脅威だろうなぁと。だって24歳ですよ?24歳であの重鎮を思わせる風格!そうそうにいませんもん(;^_^A
どこか1つでも刺さって頂ければ本望!!これで今夜も晩酌が進む!
ありがとぉぉ~♡
楽しんで頂けて良かったです。
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
★欄を拝借★
今回も46件(内、非承認ご希望3件、ダブル送信2件は非公開♡)と沢山のコメントありがとうございました(=^・^=)
ニャンの日なので2222文字に拘った話ですけども、読んで頂いて感謝!!
次回はちょっと趣向を変えた(変わってるか?)な話ですけども楽しんで頂けると嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました (=・ω・=)にゃ~♥
完結、おめでとうございます!&お疲れ様でした!
当初はロベルトは拗らせているだけで反省して改心したものだと思っていました。
……拗らせているのではなく根っこからドクズと前半で判明し、今後の行動を生温かく見守るモードに早めに移行できました。
プロテウスの突然の登場に、この人一体何処に出て来ていたっけ……?となりましたが、事故の際コーディリア救助した騎士と判明した時には、
「そういうことか!てか片思い6年て相当でしょー!?」
とリアルに声に出てしまっていました。
(プロテウス脳筋寄りですけど貴族の筈なのに生活力あるし筋肉質の巨漢っぽい感じなのでかなり好みです……これでイケボだったらかなり好みがメッチャ好みに格上げしそうです。)
反省しなかったのはレティシアだけというのはなかなか珍しいと思いました。
あ、Sな話はいつも通り9割方ネタが理解できました(笑)
もう一つ投稿しますが、ある種の愚痴なので承認不要です。
コメントありがとうございます。<(_ _)>
ロベルトは的外れな反省で御座いました。謝罪をすれば相手は許してくれるっていうのが前提にある謝罪で、ないよりはましですけども相手となるコーディリアが「あれは事故なのだ」と告げる言葉の裏側を知ろうともしないのです。
結局は快楽を求める生き方しかできず。その点に於いてはレティシアと同じなので類は友を呼ぶ。
なのに。無意識にレティシアの事を見下しているところもあり、三つ子の魂百まで、って感じでベースにあるものが結局変わらないなら口先で「変わる」と言ったところで人は変われるものではない‥と(=^・^=)
演技で変わったように見せる事は出来ても、クズであることは変わらない(笑)
プロテウスはかなり早い段階で登場していたんですけども、どんなに恋焦がれても叶わぬ思いと諦めていたところに、降ってわいた婚約話。放っておくと両親が無理やりにコーディリアを取り込むでしょうから、先触れでは伝えていますが断られるにしても自分が話をしようとウーラヌス領に向かうのです(=^・^=)
プロテウスにはコーディリアがどうであっても女神に見えたでしょうけども、外から見るだけではなく実際のコーディリアの孤独と言いますか、頼る人の居ない生き方を支えようと思うのです(=^・^=)
ロベルトは最後はもう背水の陣。変わらない自分が変わらない国に送られてしまいます。
長くじっと待ってくれたユーミル女王とこれからサータン王国が変わる礎になります。もう会う事もないでしょうけどもコーディリアに変わろうとした自分を認められる日がくればロベルトも本望かな。
もう1つは非承認にしているんですけども…リ・・・って(*ノωノ)イヤン
いやいや、ありがとうございます。ですけども何と言いましょうかね。ワシとしては「先ずは自分が楽しいかどうか」が大事かなと。勉強と同じで数学するのに疲れたらお菓子作る(家庭科)、体動かす(体育)、星見て癒される(理科)とかいっぱい抓んでみるとか(笑)
応援しておりますよ\(^0^)/フレーフレー そっと影から見ておりますニャ♡
楽しんで頂けて良かったです。
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>