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侯爵の弱み
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屋敷に戻ったエンヴィーは父の侯爵に噂の真偽を確かめようと父の部屋に向かった。
「お父様ぁ。聞きたい事があるんだけど」
「エンヴィー。何度言ったら判るんだ。部屋に入る前はノック。入室していいかどうかを確認してから入るんだ。いきなり入ってきて聞きたい事がある?常識の順番も判らないのに聞いて判るのか?」
「失礼ね。判るわよ。これでも王子妃教育に参加した事もあるんだから」
「日数にして6日。時間にしてトータル2時間半だがな。あぁ面倒だ。何が聞きたい。さっさと言ってくれ。忙しくて時間がないんだ」
まだ何も話をしていないのに、もう出ていけと言わんばかりの父親。
だがここでも邪魔者が入る。ひっきりなしに父の執務室には執事たちが出たり入ったりをしているのだ。
「エンヴィー。菓子でも食べて少し待ってくれ」
父の言葉に語尾を伸ばした返事をするとエンヴィーはソファに腰を下ろした。
そしてテーブルに置かれた菓子を頬張り始めた。
ここのところ急激に侯爵家の事業の数が減って、事業で雇い入れていた従業員を解雇せねばならず退職金を上乗せして人員整理を続ける父の顔色は悪い。
いきなり解雇をしてしまえば、不当解雇だと国に労働者たちが陳情をしてしまう。
陳情のあった家は監査が入るため、あまり周りからは良く思われなくなる。
業績低下をなんとか打開しようと流行の商品を取り扱い始めたのだがこれが不味かった。
レイリオス公爵家が突然短期の事業停止命令が下された事で大量の買い付けを行ったにも関わらず国境で荷物が留め置かれてしまった。
レイリオス公爵領を経由して輸入する場合、他の領ではコンテナ1つに対して関税がかかる。
しかし、レイリオス公爵領は荷馬車1台当たりであるため、荷馬車にはコンテナが6つ載せられる。その分安く売る事が出来るのだ。
ただ問題はあった。他の領は荷受け先が同じであれば任意で幾つかの箱を検閲するのだが、レイリオス公爵領は1つ1つを検閲するのだ。全てが終わらないと同一荷受け先の荷物は通過できない。
――数日の差だろう――
安易に考えたスミルナ侯爵は日数よりも金を選んだ。それが失敗だった。
中身はこの半年間で入荷すれば即完売という子供向けの人形なのだが、こういう物は足が速いのだ。ブームが過ぎ去ってしまった頃に買う者は居らず、倉庫に置いても場所はとるし廃棄するにも金がかかる。
スミルナ侯爵は色違いバージョンで1つの人形に対し12のパターンで大量に発注し入荷を待っていた。あまりに量が多すぎて検閲に時間がかかりあと4、5日で通過すると言う時にレイリオス公爵家に短期の事業停止命令。
スミルナ侯爵は後日いくらかはレイリオス公爵家から補填して貰えると聞いたが、念のためにと王宮に確認をしたらほとんどが【対象外】だと言われてしまった。
その店舗では同時にスミルナ侯爵領の特産品である野菜なども販売する予定で、国境からの途中にスミルナ侯爵領があるため途中で野菜を積み込むのだ。
人形を売るのが主体だったため臨時に借りた大きな店舗家屋の家賃、そこで働くはずだった売り子は野菜だけなら3、4人で事足りるが、本来は人形を売るためだったので80人ほどを万引きなどの警備も兼ねて集めていた。
これらの支払いは補填の対象にはならなかった。人形や野菜を売ると売り子は説明を受けていたため線引きが出来なかったのだ。
国境から荷を運ぶ荷馬車も大量に依頼をしていたが、2台で足りた。しかし依頼をしたのは120台。40~50台は対象になるだろうが、残りはこれも線引きが難しいとされた。
1日でも早く人形を売らねばならないのに事業停止はあと2カ月は続く。そこから手続きが始まり人形が王都に入荷するのはどんなに早くても4、5か月後である。
執事が慌てているのは一旦支払いは全て行わないといけないのだ。
家賃に人件費、荷馬車代に商品を作った隣国の工場。あまりにも多く作ったため人形が売れるどころかまだ差し止められている状態で支払いが始まってしまったのだ。
全く払えない訳ではないが、手持ちの現金は全て支払いに回さねばならない上に、借り入れもしなくてはならなくなった。かなりの金額の借り入れだが人形さえ売れれば元は取れる。
侯爵領を担保に金を借りるための手続きにバタバタしているのだ。
やっと一区切りついて、エンヴィーは父親に手を出しながら聞いた。
欲しいのは問いに対する答えと小遣いだ。
「お父様ぁ。メングローザ公爵令嬢が病気って本当?」
「らしいな。詳しい病状などはわからんが殿下と婚約が解消になり1か月は床に伏せっていると聞いた。まぁ見たわけではないから屋敷から出てこないだけかも知れないが。それがどうした?」
「ううん。知らない人じゃないから病気ならお見舞いにと思って。ほら、婚約者候補で肩を並べた仲だから」
「肩を並べたって‥‥並べる前に居なくなったお前がいう言葉ではないだろう」
「早速お見舞いに行かなくちゃ。殿下も解消してすぐ寝込んだなんて聞いたら気を悪くするでしょう?カーメリア様はきっと皆に合わせる顔がないだけだわ。殿下から気にするなと言われたら出てくると思うし、ここは私が何とかする番だと思うのよ」
「行かない方が良い。お前も原因の一つだと言われているからな」
「どうして?なんで私が原因の一つなのよ。そんな事を言われているなら絶対に行かなくちゃ。本人にヴィーは関係ないって言ってもらわないと!」
「お前の頭は何が詰まっているんだ‥‥ところでその手はなんだ」
「お小遣い。頂戴♡」
「この前あげたばかりじゃないか‥‥使い過ぎだ」
「無くなったから貰ってるだけ。いいのよ?くれなくても。お母様に―――」
「あぁ判った。これで足りるか?」
テーブルの上に裸のままで置かれた数枚の札を指でピンと弾くとエンヴィーは笑顔になった。
「無くなったらまたよろしく♡」
入り婿であるスミルナ侯爵はエンヴィーに実家の両親と会っている場を見られてしまった。
エンヴィー自身、現スミルナ侯爵の実の娘ではない。
本当の父親はエンヴィーが9歳の時に心労で亡くなったのだ。
女一人で屋敷も領も切り盛りする事は難しく、エンヴィーの母は現スミルナ侯爵と再婚した。
言われるがままに口止め料という小遣いを渡す現スミルナ侯爵。
バラされれば【被害妄想の鬼女】とも二つ名のある妻に何をされるか判らない。
見た目は上の上。頭の中身も上の中。
だが出自は男爵家の5男坊。追い出されれば行く先もない。
エンヴィーの母は借金の支払いで困窮していた男爵家にやってきて両親の目の前に札束を積み実質【買った】のだ。
親と会っていたと何度言っても、親が手引きして女を連れ込み実家の一室で楽しんでいたと妄想を膨らまし浮気をされた可哀想な妻と何年もその妄想被害に付き合わされるのだ。
結婚当初にその妄想に付き合わされ辟易した。今でも事あるごとにそれを言い始める。
金で黙ってくれるなら安いものだ。
空になった財布をスミルナ侯爵はゴミ箱に捨てた。
「お父様ぁ。聞きたい事があるんだけど」
「エンヴィー。何度言ったら判るんだ。部屋に入る前はノック。入室していいかどうかを確認してから入るんだ。いきなり入ってきて聞きたい事がある?常識の順番も判らないのに聞いて判るのか?」
「失礼ね。判るわよ。これでも王子妃教育に参加した事もあるんだから」
「日数にして6日。時間にしてトータル2時間半だがな。あぁ面倒だ。何が聞きたい。さっさと言ってくれ。忙しくて時間がないんだ」
まだ何も話をしていないのに、もう出ていけと言わんばかりの父親。
だがここでも邪魔者が入る。ひっきりなしに父の執務室には執事たちが出たり入ったりをしているのだ。
「エンヴィー。菓子でも食べて少し待ってくれ」
父の言葉に語尾を伸ばした返事をするとエンヴィーはソファに腰を下ろした。
そしてテーブルに置かれた菓子を頬張り始めた。
ここのところ急激に侯爵家の事業の数が減って、事業で雇い入れていた従業員を解雇せねばならず退職金を上乗せして人員整理を続ける父の顔色は悪い。
いきなり解雇をしてしまえば、不当解雇だと国に労働者たちが陳情をしてしまう。
陳情のあった家は監査が入るため、あまり周りからは良く思われなくなる。
業績低下をなんとか打開しようと流行の商品を取り扱い始めたのだがこれが不味かった。
レイリオス公爵家が突然短期の事業停止命令が下された事で大量の買い付けを行ったにも関わらず国境で荷物が留め置かれてしまった。
レイリオス公爵領を経由して輸入する場合、他の領ではコンテナ1つに対して関税がかかる。
しかし、レイリオス公爵領は荷馬車1台当たりであるため、荷馬車にはコンテナが6つ載せられる。その分安く売る事が出来るのだ。
ただ問題はあった。他の領は荷受け先が同じであれば任意で幾つかの箱を検閲するのだが、レイリオス公爵領は1つ1つを検閲するのだ。全てが終わらないと同一荷受け先の荷物は通過できない。
――数日の差だろう――
安易に考えたスミルナ侯爵は日数よりも金を選んだ。それが失敗だった。
中身はこの半年間で入荷すれば即完売という子供向けの人形なのだが、こういう物は足が速いのだ。ブームが過ぎ去ってしまった頃に買う者は居らず、倉庫に置いても場所はとるし廃棄するにも金がかかる。
スミルナ侯爵は色違いバージョンで1つの人形に対し12のパターンで大量に発注し入荷を待っていた。あまりに量が多すぎて検閲に時間がかかりあと4、5日で通過すると言う時にレイリオス公爵家に短期の事業停止命令。
スミルナ侯爵は後日いくらかはレイリオス公爵家から補填して貰えると聞いたが、念のためにと王宮に確認をしたらほとんどが【対象外】だと言われてしまった。
その店舗では同時にスミルナ侯爵領の特産品である野菜なども販売する予定で、国境からの途中にスミルナ侯爵領があるため途中で野菜を積み込むのだ。
人形を売るのが主体だったため臨時に借りた大きな店舗家屋の家賃、そこで働くはずだった売り子は野菜だけなら3、4人で事足りるが、本来は人形を売るためだったので80人ほどを万引きなどの警備も兼ねて集めていた。
これらの支払いは補填の対象にはならなかった。人形や野菜を売ると売り子は説明を受けていたため線引きが出来なかったのだ。
国境から荷を運ぶ荷馬車も大量に依頼をしていたが、2台で足りた。しかし依頼をしたのは120台。40~50台は対象になるだろうが、残りはこれも線引きが難しいとされた。
1日でも早く人形を売らねばならないのに事業停止はあと2カ月は続く。そこから手続きが始まり人形が王都に入荷するのはどんなに早くても4、5か月後である。
執事が慌てているのは一旦支払いは全て行わないといけないのだ。
家賃に人件費、荷馬車代に商品を作った隣国の工場。あまりにも多く作ったため人形が売れるどころかまだ差し止められている状態で支払いが始まってしまったのだ。
全く払えない訳ではないが、手持ちの現金は全て支払いに回さねばならない上に、借り入れもしなくてはならなくなった。かなりの金額の借り入れだが人形さえ売れれば元は取れる。
侯爵領を担保に金を借りるための手続きにバタバタしているのだ。
やっと一区切りついて、エンヴィーは父親に手を出しながら聞いた。
欲しいのは問いに対する答えと小遣いだ。
「お父様ぁ。メングローザ公爵令嬢が病気って本当?」
「らしいな。詳しい病状などはわからんが殿下と婚約が解消になり1か月は床に伏せっていると聞いた。まぁ見たわけではないから屋敷から出てこないだけかも知れないが。それがどうした?」
「ううん。知らない人じゃないから病気ならお見舞いにと思って。ほら、婚約者候補で肩を並べた仲だから」
「肩を並べたって‥‥並べる前に居なくなったお前がいう言葉ではないだろう」
「早速お見舞いに行かなくちゃ。殿下も解消してすぐ寝込んだなんて聞いたら気を悪くするでしょう?カーメリア様はきっと皆に合わせる顔がないだけだわ。殿下から気にするなと言われたら出てくると思うし、ここは私が何とかする番だと思うのよ」
「行かない方が良い。お前も原因の一つだと言われているからな」
「どうして?なんで私が原因の一つなのよ。そんな事を言われているなら絶対に行かなくちゃ。本人にヴィーは関係ないって言ってもらわないと!」
「お前の頭は何が詰まっているんだ‥‥ところでその手はなんだ」
「お小遣い。頂戴♡」
「この前あげたばかりじゃないか‥‥使い過ぎだ」
「無くなったから貰ってるだけ。いいのよ?くれなくても。お母様に―――」
「あぁ判った。これで足りるか?」
テーブルの上に裸のままで置かれた数枚の札を指でピンと弾くとエンヴィーは笑顔になった。
「無くなったらまたよろしく♡」
入り婿であるスミルナ侯爵はエンヴィーに実家の両親と会っている場を見られてしまった。
エンヴィー自身、現スミルナ侯爵の実の娘ではない。
本当の父親はエンヴィーが9歳の時に心労で亡くなったのだ。
女一人で屋敷も領も切り盛りする事は難しく、エンヴィーの母は現スミルナ侯爵と再婚した。
言われるがままに口止め料という小遣いを渡す現スミルナ侯爵。
バラされれば【被害妄想の鬼女】とも二つ名のある妻に何をされるか判らない。
見た目は上の上。頭の中身も上の中。
だが出自は男爵家の5男坊。追い出されれば行く先もない。
エンヴィーの母は借金の支払いで困窮していた男爵家にやってきて両親の目の前に札束を積み実質【買った】のだ。
親と会っていたと何度言っても、親が手引きして女を連れ込み実家の一室で楽しんでいたと妄想を膨らまし浮気をされた可哀想な妻と何年もその妄想被害に付き合わされるのだ。
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