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第09話 誰もが貝になった
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「陛下、本当の事をお伝えになればよろしいのでは?」
静かな執務室でシュルタスに問い掛けるのは幼馴染でもあり、側近の中の側近、宰相職を任されているグランド。
隣国の第3王子がフランソワーノ王女に求婚をするまではフランソワーノ王女の婚約者でもあったが、グランドは男性でありながら恋愛対象は男性でどうしてもフランソワーノ王女を「妻」として受け入れる事が出来なかった。
それでも王家と家が結んだ婚約。
受け入れねばと考えれば考えるほどに心は蝕まれ塞ぎ込んでいった。
隣国の第3王子に横取りされる形になったが、ホッとしたのが正直な気持ち。
子を授かるかどうかは神の御心次第なのに公爵家の出自でもあるグランドはフランソワーノ王女と婚姻をした場合に王家の血筋を残すという意味でどうしても関係は持たなくてはならなかったので回避できたことに安堵した。
だが、神様は無情。
婚約が白紙になると同時にシュルタスに「禁じられた愛」を告げられた。
自身と王女が婚約中にも?問題ではあるがそれはどうでも良かった。
兄が妹を、妹が兄を家族愛を超えて愛し合ってしまうなど聞いた日は恐ろしくて、教会の懺悔室で無言のまま一夜を明かした。
10歳からは個別に宮住まいとなる事や、フランソワーノ王女の側付はグランドの家である公爵家から成婚迄の期間に使用人を送っていた事から、グランドは懐妊してしまったと相談を受け、悩んだ挙句・・・乗ってしまった。
フランソワーノ王女の腹があまり目立たなかった事や、当時流行っていたドレスが胸元のすぐ下から大きく膨らみを持たせる風船のような形だった事もあって、なんと臨月近くまでフランソワーノ王女の妊娠は気付かれなかった。
勿論グランドが信用に足る者しか王女の側につけさせなかった事も原因。月経の報告も勿論誤魔化した。
懐妊が判った時、グランドの家も処罰は免れないと思ったが、絶対に隠さねばならない秘密となり、処罰する理由を公にする事も出来なかったので御咎めなしだった。
子供に命を引き継ぐようにフランソワーノ王女が亡くなった後、シュルタスは荒れに荒れた。
「一目でいい。メリルに会いたい。叶うならばこの手に抱きたい」
シュルタスの願いはグランドももう叶えてやることは出来なかった。
嫁いできた公爵令嬢との間には出生順に1女3男という子供にも恵まれたが、王妃となった公爵令嬢も心に思う男性がいて、シュルタスは王妃に対し愛人を持つことを許可した。
王子や王女は可愛いのだが、シュルタスとフランソワーノ王女の事があったからか、まだ王太子時代のこと。国王と王妃は徹底的に親子、そして姉兄弟を分離して生活をさせたこともあり、親子でありながら他人程の気持ちの距離感。
メリルに対しては申し訳ない気持ちも強かったのもあった。
「運命は非情だな。折角会えたのに来月には隣国に嫁がせねばならん」
謁見の間では面影を感じる程度だったが、磨かれた後で鏡越しに見た顔はフランソワーノ王女かと息を飲んだ。皮肉にもシュルタスの子の中でシュルタスの色を受け浮いでいるのはメリルのみ。尤もフランソワーノ王女もシュルタスと持って生まれた色は同じだったのでシュルタスの物とは言い切れない。
王妃との間に生まれた王子や王女にも自分に似た部分はある。
それでも着飾ったメリルにシュルタスはフランソワーノ王女を重ねてしまった。
キュリアナ王女が失態を犯さなければ一生会う事もなかった娘は愛した女性が天に召された年齢と同じ。父親だと名乗る事も出来ず「姪」だとせねば生まれて来た事も否定される。
初日から暴走しそうになったシュルタス。
翌日以降も暇をわざわざ作ってはメリルの元に出向いたが、1週間目には細い目になり、2週間目には「(暇をつぶすのに)忙しいので」と面会を断られた。
育児をする事がないのが王族だが、着替えをしているところに「構わん」と入室し「私が構うんです!」と叱られ、追い出されてしまった。
「娘とは難しいものだ。マイケルは妹の子を預かった時に湯殿を共にしたらしいが、誘ったら断られた」
「当たり前です。それ。10年以上前の事ですよ。何歳の時だと思ってるんですか」
「私にはまだ生後3週間だ」
メリルが来ると聞いてすっかり「父」の顔になってしまった。
「会えない間は会いたいと、会えば欲が出る。そんなものですよ」
「そうなんだが・・・あまりにも似ていて・・・はぁ~」
「悩むくらいなら本当の事を伝えれば良いのでは?」
「無理だ・・・嫌われるくらいなら、このままでいい」
「そうですかね。例え嫌悪されても父であると知ってもらった方が良い気もしますが・・・私は結局のところ他人ですからそんな風に考えるのかも知れません」
ちなみにメリルが城にやって来て3週間目。
女官はもとより、誰もシュルタスに「お勧めの菓子」を教える者はいなくなった。
女官にもリサーチし、フランソワーノ王女が好きだったからと到着した日にアップルパイを170個も用意させて使用人達もデザートがあると大喜びだったのはいいのだが・・・。
「グランド。お前のノルマだ」
差し出されたのはアップルパイがホールで3台。3切ではなく切れ目が入る前のアップルパイが3台である。
娘が可愛い。それは判るがどう考えても食べきれる量ではない。
いつものシュルタスなら考えられなかった失態。
――こういうのを親馬鹿‥いや馬鹿親っていうのかな――
そう思いつつもシュルタスが担当するノルマの1切をシャクっと食べたグランド。
「美味しっ」
「だろ?どんどん手が伸びるだろ?」
「2切・・・3切まではね。ですが夜中のデザートはプラスもう1切ですね」
「夜中に美味いと感じるのは何故なんだろうな?」
「さぁ?屋敷に戻ったらオリジンに聞いてみます」
グランドは「夫」のオリジンにとノルマのアップルパイ3台を丁寧に包んで持ち帰ったが、暫くはアップルパイを見ると目を逸らしてしまう日が続いた。
その後もレアチーズケーキ、たっぷり生クリームのミルフィーユ、こってりバタークリームのサンドクッキー。
美味しいのだ。美味しいのは間違いないが量が半端ない。
酪農を営む農家はシュルタスの発注で在庫切れを起こしているし、菓子屋は依頼を受けた菓子を作るので一般へ販売する菓子の製造にまで手が回らない。
メリルだってそんなに食べられないので、使用人にも配られるのだが考えてみても欲しい。
「お土産だ。ケーキだよ!」
「わーい!ケーキだぁ」
と家族が喜ぶのも2、3日。せいぜい1週間だ。3週間の間、毎日ケーキをホールで土産だと持ち帰られるとありがたみが半減の半減。うっかり口にすれば「発案者」だとノルマで持ち帰るケーキの数が増える。誰もが貝になるのは当然のことだった。
メリルがぽろっと溢した「甘納豆」も「コンテナ10個」で発注しそうになったシュルタスをグランドは必死で止めた。
「甘納豆の到着よりメリル様の辺境到着が先ですよ!」
親馬鹿全開のシュルタス。
会えたばかりの愛娘メリルとの別れはすぐそこに近づいていた。
静かな執務室でシュルタスに問い掛けるのは幼馴染でもあり、側近の中の側近、宰相職を任されているグランド。
隣国の第3王子がフランソワーノ王女に求婚をするまではフランソワーノ王女の婚約者でもあったが、グランドは男性でありながら恋愛対象は男性でどうしてもフランソワーノ王女を「妻」として受け入れる事が出来なかった。
それでも王家と家が結んだ婚約。
受け入れねばと考えれば考えるほどに心は蝕まれ塞ぎ込んでいった。
隣国の第3王子に横取りされる形になったが、ホッとしたのが正直な気持ち。
子を授かるかどうかは神の御心次第なのに公爵家の出自でもあるグランドはフランソワーノ王女と婚姻をした場合に王家の血筋を残すという意味でどうしても関係は持たなくてはならなかったので回避できたことに安堵した。
だが、神様は無情。
婚約が白紙になると同時にシュルタスに「禁じられた愛」を告げられた。
自身と王女が婚約中にも?問題ではあるがそれはどうでも良かった。
兄が妹を、妹が兄を家族愛を超えて愛し合ってしまうなど聞いた日は恐ろしくて、教会の懺悔室で無言のまま一夜を明かした。
10歳からは個別に宮住まいとなる事や、フランソワーノ王女の側付はグランドの家である公爵家から成婚迄の期間に使用人を送っていた事から、グランドは懐妊してしまったと相談を受け、悩んだ挙句・・・乗ってしまった。
フランソワーノ王女の腹があまり目立たなかった事や、当時流行っていたドレスが胸元のすぐ下から大きく膨らみを持たせる風船のような形だった事もあって、なんと臨月近くまでフランソワーノ王女の妊娠は気付かれなかった。
勿論グランドが信用に足る者しか王女の側につけさせなかった事も原因。月経の報告も勿論誤魔化した。
懐妊が判った時、グランドの家も処罰は免れないと思ったが、絶対に隠さねばならない秘密となり、処罰する理由を公にする事も出来なかったので御咎めなしだった。
子供に命を引き継ぐようにフランソワーノ王女が亡くなった後、シュルタスは荒れに荒れた。
「一目でいい。メリルに会いたい。叶うならばこの手に抱きたい」
シュルタスの願いはグランドももう叶えてやることは出来なかった。
嫁いできた公爵令嬢との間には出生順に1女3男という子供にも恵まれたが、王妃となった公爵令嬢も心に思う男性がいて、シュルタスは王妃に対し愛人を持つことを許可した。
王子や王女は可愛いのだが、シュルタスとフランソワーノ王女の事があったからか、まだ王太子時代のこと。国王と王妃は徹底的に親子、そして姉兄弟を分離して生活をさせたこともあり、親子でありながら他人程の気持ちの距離感。
メリルに対しては申し訳ない気持ちも強かったのもあった。
「運命は非情だな。折角会えたのに来月には隣国に嫁がせねばならん」
謁見の間では面影を感じる程度だったが、磨かれた後で鏡越しに見た顔はフランソワーノ王女かと息を飲んだ。皮肉にもシュルタスの子の中でシュルタスの色を受け浮いでいるのはメリルのみ。尤もフランソワーノ王女もシュルタスと持って生まれた色は同じだったのでシュルタスの物とは言い切れない。
王妃との間に生まれた王子や王女にも自分に似た部分はある。
それでも着飾ったメリルにシュルタスはフランソワーノ王女を重ねてしまった。
キュリアナ王女が失態を犯さなければ一生会う事もなかった娘は愛した女性が天に召された年齢と同じ。父親だと名乗る事も出来ず「姪」だとせねば生まれて来た事も否定される。
初日から暴走しそうになったシュルタス。
翌日以降も暇をわざわざ作ってはメリルの元に出向いたが、1週間目には細い目になり、2週間目には「(暇をつぶすのに)忙しいので」と面会を断られた。
育児をする事がないのが王族だが、着替えをしているところに「構わん」と入室し「私が構うんです!」と叱られ、追い出されてしまった。
「娘とは難しいものだ。マイケルは妹の子を預かった時に湯殿を共にしたらしいが、誘ったら断られた」
「当たり前です。それ。10年以上前の事ですよ。何歳の時だと思ってるんですか」
「私にはまだ生後3週間だ」
メリルが来ると聞いてすっかり「父」の顔になってしまった。
「会えない間は会いたいと、会えば欲が出る。そんなものですよ」
「そうなんだが・・・あまりにも似ていて・・・はぁ~」
「悩むくらいなら本当の事を伝えれば良いのでは?」
「無理だ・・・嫌われるくらいなら、このままでいい」
「そうですかね。例え嫌悪されても父であると知ってもらった方が良い気もしますが・・・私は結局のところ他人ですからそんな風に考えるのかも知れません」
ちなみにメリルが城にやって来て3週間目。
女官はもとより、誰もシュルタスに「お勧めの菓子」を教える者はいなくなった。
女官にもリサーチし、フランソワーノ王女が好きだったからと到着した日にアップルパイを170個も用意させて使用人達もデザートがあると大喜びだったのはいいのだが・・・。
「グランド。お前のノルマだ」
差し出されたのはアップルパイがホールで3台。3切ではなく切れ目が入る前のアップルパイが3台である。
娘が可愛い。それは判るがどう考えても食べきれる量ではない。
いつものシュルタスなら考えられなかった失態。
――こういうのを親馬鹿‥いや馬鹿親っていうのかな――
そう思いつつもシュルタスが担当するノルマの1切をシャクっと食べたグランド。
「美味しっ」
「だろ?どんどん手が伸びるだろ?」
「2切・・・3切まではね。ですが夜中のデザートはプラスもう1切ですね」
「夜中に美味いと感じるのは何故なんだろうな?」
「さぁ?屋敷に戻ったらオリジンに聞いてみます」
グランドは「夫」のオリジンにとノルマのアップルパイ3台を丁寧に包んで持ち帰ったが、暫くはアップルパイを見ると目を逸らしてしまう日が続いた。
その後もレアチーズケーキ、たっぷり生クリームのミルフィーユ、こってりバタークリームのサンドクッキー。
美味しいのだ。美味しいのは間違いないが量が半端ない。
酪農を営む農家はシュルタスの発注で在庫切れを起こしているし、菓子屋は依頼を受けた菓子を作るので一般へ販売する菓子の製造にまで手が回らない。
メリルだってそんなに食べられないので、使用人にも配られるのだが考えてみても欲しい。
「お土産だ。ケーキだよ!」
「わーい!ケーキだぁ」
と家族が喜ぶのも2、3日。せいぜい1週間だ。3週間の間、毎日ケーキをホールで土産だと持ち帰られるとありがたみが半減の半減。うっかり口にすれば「発案者」だとノルマで持ち帰るケーキの数が増える。誰もが貝になるのは当然のことだった。
メリルがぽろっと溢した「甘納豆」も「コンテナ10個」で発注しそうになったシュルタスをグランドは必死で止めた。
「甘納豆の到着よりメリル様の辺境到着が先ですよ!」
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