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第43話 手がかり見つけた!
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気忙しく男たちが行き交う。
競りが終わった後の市場は競り落とされた品を荷馬車に運び込むために荷運びの男たちが大きな木箱を抱えてあちこちを走り回っていた。
アリアを探すのにフッタ伯爵家を飛び出したショーンはエレーナと再会をした4日後、久しぶりにフッタ伯爵家に戻ったのだが、門番が門の先には入れてくれなかった。
確かにショーンは騎士団にも解雇をされてしまい無職になったし、家にも金を入れる事は出来なくなった。それでも親子なのだから食うに困れば家に戻れば何とかしてくれると思っていたのに無情にも縁切りをされ、留守の間に廃籍よりもひどい除籍をされてしまっていたのだ。
両親はこれ以上迷惑を掛けられるのはごめんだとショーンの事を切って捨てたが、兄はショーンが門で入れろ、無理ですと言い合いをしていると聞いて両親には黙って出て来てくれた。
「すまない。もうお前を屋敷に入れる事は出来ないんだ」
「どうしてだよ。そんな簡単に切れるものなのか?!」
「気持ちは判る。だが状況が危ういんだ。お前、以前に付き合っていた女…えぇっとドレスの女だ。ドレスの支払いで係争課から手紙が届いた女」
「エレーナのこと?」
「そう、そのエレーナが妊娠をしているそうだ。ブーレ伯爵家はエストス侯爵家の当主が相手だと言っているが月数からしてショーン、お前ではないかと母上は疑っているんだ」
「妊娠・・・でもっ!」
相手は自分だけじゃない。そう言おうとした。ショーンはエレーナと組んでアリアを騙していた間もエレーナが他の男と楽しんでいる事は知っていた。
エレーナの事は好きだが、お互いの間で結婚をするまではお互いを束縛しないと取り決めがあった。だからショーンも色んな女の子を抱いたし、予定が合わない時は娼館にも行ったがエレーナは何も言わなかった。むしろエレーナが相手を出来ない時は「これで娼館でも行って来て」と金をくれたくらいだ。
男が妊娠をすることはないが、そんな事をしていれば女性は妊娠する可能性はある。
しかし、それと自分と何の関係がある?ショーンは首を傾げた。
「母上はブーレ伯爵家が托卵をするのでは?と考えている。女の勘なんだそうだ。父上はあの通りの性格だし…。万が一托卵だった、腹の子の父親がお前だった時に火の粉が飛ぶのを今から避けたんだ」
「そんな!!」
子供が生まれるのは順調でも明日、明後日ではないし、来月の話でもないが半年以内には生まれる。
まだエレーナの妊娠は非公式なのでほとんどの貴族が知っている公然の秘密状態なので、今のうちに怪しいと思うものは切り捨てておくのが一番だと両親はショーンをフッタ伯爵家で生まれて育った事すら抹消したのだ。
子供の父親がこの人だ!と確定をさせる事は今の技術では出来ないが、親に似てきた時にショーンとエレーナは付き合いがあったので、数年後にトバッチリを受ける可能性もある。
そうなるとフッタ伯爵家として、そしてショーン本人が托卵するなんて知らなかったと言っても聞き入れては貰えず、公的な罰は受けなくても相手はエストス侯爵家。私的な罰を受けるのは間違いない。
軍閥であり、滅多に発言はしないけれど軍事関係に置いては王家より発言権があり、南北東の辺境伯はエストス侯爵家に忠誠を誓っていることから、色んな方面で取引が停止され干されてしまう。
各家の取引は「他が良いから」と言われればそれまで。無理やりこの家と取引しなさいとは誰も言えない。
エストス侯爵家を怒らせた原因のあるフッタ伯爵家が逃げ切れるはずもないので、今から対応策を取っただけだ。
「私にはもうこれだけしかしてやれない。元気でやれよ」
ショーンの兄は少しの現金と市場の荷運び人の仕事を紹介してくれた。
ショーンは食べていくために、生きていくために兄の手土産に縋る以外に方法が無かった。
「おーい!こっちに白菜!3箱だ」
「はい!今行きます」
ショーンに声が掛かり、白菜の入った木箱を運んでいると持ち分の仕事が終わった荷運び人が汗を拭きながら、帰りに一杯やって行こう、そんな話が耳に入った。
格段に珍しい事ではなかったが、ショーンはあるワードに反応した。
「なんでも今日の晩餐会、偉い人が嫁さんを紹介するんだってさ」
「偉い人?未婚の王子っていたか?」
「いやいや、王子さんじゃなくて公爵家か侯爵家じゃねぇかな」
「へぇ。公爵家には3人だったか。侯爵家は1人未婚がいるな。綺麗な嫁さんなんだろうな」
「年齢差があるらしい。なんでも修復師って仕事してて見初められたらしいよ」
「まじめに仕事すると玉の輿が待ってるってやつだな。娘にも教えてやらねぇとな」
ショーンは修復師、その言葉に反応をした。修復師の仕事をしているものは要るけれど99%が男性だ。女性で修復師と言われるのはアリアくらい。
たったそれだけの情報でも、今までアリアかも知れない、期待の薄い情報も全く得られなかったのでショーンはその話に食いついた。
「その修復師、名前は解るのか?!」
「な、なんだぁ?びっくりするじゃねぇか」
「頼む!女の修復師なんだろう?」
「あぁ。聞いた話じゃ女みたいだが名前までは知らねぇなぁ」
「じゃ、じゃぁ晩餐会は何処で?何処でやるんだ?」
「何処って王宮だよ。俺らには雲の上の世界さ」
「王宮…王宮へ納品している商会の荷馬車ってもう出たかな?」
「何言ってんだよ。お前が今、白菜載せた荷馬車じゃねぇか」
ショーンが振り返ると白菜を運んだ荷馬車は煽り板を挙げて、積んだ荷が落ちないようにロープをかけている最中だった。
――アリアに会うにはこれしかない――
ショーンはロープをかけている荷馬車に走った。
「お願いです。荷下ろしを手伝わさせてくれませんか?」
「荷下ろし?頼みたいのは山々だが俺らじゃ勝手に誰かに頼むことは出来ないよ」
「お願いです。金は要りません。ただ荷下ろしを手伝わさせてください」
「変わったやつだな。あとで金をくれって言っても無駄だぞ」
「言いません。荷下ろしをさせてくれるならそれで良いんです」
「じゃぁ乗りな」
「ありがとうございます!!」
ショーンは逸る心を押さえ、荷馬車の荷台に飛び乗った。
★~★
今日はここまで\(^▽^)/
明日はいよいよ最終日。
エレーナは無事出産出来るのか?!
ショーン、決死の愛の告白と懺悔は出来るのか?!
ダリウスはどう出る?!
そしてアリアは美味しいものがいっぱい食べられるのか?!
明日も楽しんで頂けると嬉しいです(=^・^=)
競りが終わった後の市場は競り落とされた品を荷馬車に運び込むために荷運びの男たちが大きな木箱を抱えてあちこちを走り回っていた。
アリアを探すのにフッタ伯爵家を飛び出したショーンはエレーナと再会をした4日後、久しぶりにフッタ伯爵家に戻ったのだが、門番が門の先には入れてくれなかった。
確かにショーンは騎士団にも解雇をされてしまい無職になったし、家にも金を入れる事は出来なくなった。それでも親子なのだから食うに困れば家に戻れば何とかしてくれると思っていたのに無情にも縁切りをされ、留守の間に廃籍よりもひどい除籍をされてしまっていたのだ。
両親はこれ以上迷惑を掛けられるのはごめんだとショーンの事を切って捨てたが、兄はショーンが門で入れろ、無理ですと言い合いをしていると聞いて両親には黙って出て来てくれた。
「すまない。もうお前を屋敷に入れる事は出来ないんだ」
「どうしてだよ。そんな簡単に切れるものなのか?!」
「気持ちは判る。だが状況が危ういんだ。お前、以前に付き合っていた女…えぇっとドレスの女だ。ドレスの支払いで係争課から手紙が届いた女」
「エレーナのこと?」
「そう、そのエレーナが妊娠をしているそうだ。ブーレ伯爵家はエストス侯爵家の当主が相手だと言っているが月数からしてショーン、お前ではないかと母上は疑っているんだ」
「妊娠・・・でもっ!」
相手は自分だけじゃない。そう言おうとした。ショーンはエレーナと組んでアリアを騙していた間もエレーナが他の男と楽しんでいる事は知っていた。
エレーナの事は好きだが、お互いの間で結婚をするまではお互いを束縛しないと取り決めがあった。だからショーンも色んな女の子を抱いたし、予定が合わない時は娼館にも行ったがエレーナは何も言わなかった。むしろエレーナが相手を出来ない時は「これで娼館でも行って来て」と金をくれたくらいだ。
男が妊娠をすることはないが、そんな事をしていれば女性は妊娠する可能性はある。
しかし、それと自分と何の関係がある?ショーンは首を傾げた。
「母上はブーレ伯爵家が托卵をするのでは?と考えている。女の勘なんだそうだ。父上はあの通りの性格だし…。万が一托卵だった、腹の子の父親がお前だった時に火の粉が飛ぶのを今から避けたんだ」
「そんな!!」
子供が生まれるのは順調でも明日、明後日ではないし、来月の話でもないが半年以内には生まれる。
まだエレーナの妊娠は非公式なのでほとんどの貴族が知っている公然の秘密状態なので、今のうちに怪しいと思うものは切り捨てておくのが一番だと両親はショーンをフッタ伯爵家で生まれて育った事すら抹消したのだ。
子供の父親がこの人だ!と確定をさせる事は今の技術では出来ないが、親に似てきた時にショーンとエレーナは付き合いがあったので、数年後にトバッチリを受ける可能性もある。
そうなるとフッタ伯爵家として、そしてショーン本人が托卵するなんて知らなかったと言っても聞き入れては貰えず、公的な罰は受けなくても相手はエストス侯爵家。私的な罰を受けるのは間違いない。
軍閥であり、滅多に発言はしないけれど軍事関係に置いては王家より発言権があり、南北東の辺境伯はエストス侯爵家に忠誠を誓っていることから、色んな方面で取引が停止され干されてしまう。
各家の取引は「他が良いから」と言われればそれまで。無理やりこの家と取引しなさいとは誰も言えない。
エストス侯爵家を怒らせた原因のあるフッタ伯爵家が逃げ切れるはずもないので、今から対応策を取っただけだ。
「私にはもうこれだけしかしてやれない。元気でやれよ」
ショーンの兄は少しの現金と市場の荷運び人の仕事を紹介してくれた。
ショーンは食べていくために、生きていくために兄の手土産に縋る以外に方法が無かった。
「おーい!こっちに白菜!3箱だ」
「はい!今行きます」
ショーンに声が掛かり、白菜の入った木箱を運んでいると持ち分の仕事が終わった荷運び人が汗を拭きながら、帰りに一杯やって行こう、そんな話が耳に入った。
格段に珍しい事ではなかったが、ショーンはあるワードに反応した。
「なんでも今日の晩餐会、偉い人が嫁さんを紹介するんだってさ」
「偉い人?未婚の王子っていたか?」
「いやいや、王子さんじゃなくて公爵家か侯爵家じゃねぇかな」
「へぇ。公爵家には3人だったか。侯爵家は1人未婚がいるな。綺麗な嫁さんなんだろうな」
「年齢差があるらしい。なんでも修復師って仕事してて見初められたらしいよ」
「まじめに仕事すると玉の輿が待ってるってやつだな。娘にも教えてやらねぇとな」
ショーンは修復師、その言葉に反応をした。修復師の仕事をしているものは要るけれど99%が男性だ。女性で修復師と言われるのはアリアくらい。
たったそれだけの情報でも、今までアリアかも知れない、期待の薄い情報も全く得られなかったのでショーンはその話に食いついた。
「その修復師、名前は解るのか?!」
「な、なんだぁ?びっくりするじゃねぇか」
「頼む!女の修復師なんだろう?」
「あぁ。聞いた話じゃ女みたいだが名前までは知らねぇなぁ」
「じゃ、じゃぁ晩餐会は何処で?何処でやるんだ?」
「何処って王宮だよ。俺らには雲の上の世界さ」
「王宮…王宮へ納品している商会の荷馬車ってもう出たかな?」
「何言ってんだよ。お前が今、白菜載せた荷馬車じゃねぇか」
ショーンが振り返ると白菜を運んだ荷馬車は煽り板を挙げて、積んだ荷が落ちないようにロープをかけている最中だった。
――アリアに会うにはこれしかない――
ショーンはロープをかけている荷馬車に走った。
「お願いです。荷下ろしを手伝わさせてくれませんか?」
「荷下ろし?頼みたいのは山々だが俺らじゃ勝手に誰かに頼むことは出来ないよ」
「お願いです。金は要りません。ただ荷下ろしを手伝わさせてください」
「変わったやつだな。あとで金をくれって言っても無駄だぞ」
「言いません。荷下ろしをさせてくれるならそれで良いんです」
「じゃぁ乗りな」
「ありがとうございます!!」
ショーンは逸る心を押さえ、荷馬車の荷台に飛び乗った。
★~★
今日はここまで\(^▽^)/
明日はいよいよ最終日。
エレーナは無事出産出来るのか?!
ショーン、決死の愛の告白と懺悔は出来るのか?!
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