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俺は自分のパソコンで動画編集をしながらイヤフォンで個人が分かるものを話してないか、最終確認をしていると明から暇電がかかってきた。
明『やほー。』
俺は傍に2個目のイヤフォンがなかったのでスピーカーにして電話を続けることにした。
一「寝ないの?」
明日から明と将は5泊6日の水泳サークルがあるはずなのにこんなことやってていいのか?
明『かーちゃんと一緒に旅行に行くって思うと寝られないんだよね!』
そういえばこの間の合宿もオールしたまま参加してたなと思い出す。
一「また酒乱パーティーでも開いてもらえば?もう3日経ったから栄美先生のポケットマネーはフルに戻ってるはず。」
明『でも、かーちゃん酔うとお気に入りの沙樹くんに構ってばっかでつまんない。』
そういえば海阪先生、沙樹のことが気に入ってるのかずっと話ししてたんだよな。
ピンポンちゃんぽんでは、ずっと沙樹とチーム組もうとして明と栄美先生と取り合いになってた。
一「なんであんなに気に入ってんだろな。」
明『知らないっ。でも雰囲気は栄美先生と似てるよね。』
2人の共通点といえば癖っ毛で三白眼で少し目つきが悪く感じるけど、関わってみると優しい。
けど、どっかにポカンと足りてない感があってそこが海阪先生の母性本能をくすぐるのかもしれない。
一「そうだなー。明もあの2人みたいにちょっと足りない感、出してみれば?」
明『足りない感…?単色あんまり好きじゃないんだよなぁ。』
と言いながら、タンスを漁る音が聞こえる。
そう言う意味で言ったわけじゃないが海阪先生に気に入られようと頑張る明が好きだ。
天「ひぃ兄、お風呂はー?」
と、2時間近く風呂に入っていた天が頭にタオルを巻いて出てきた。
一「作業終わったら入る。」
明『ん?天ちゃん?』
明の声に天が反応し、俺の目の前にあるテーブルに置かれた携帯に駆け寄る。
天「明くん!?」
明『天ちゃんじゃん!ほかえりぃ!』
天が明と話し始めたので俺は目の前の編集作業に集中していると、天が不思議そうにこっちを見てることに気づく。
天「ひぃ兄、何してるの?」
一「…動画編集。」
天「へー!どんなの?」
俺は妹には絶対見せたくない画面を閉じ、話をそらすことにした。
一「夢衣とのお遊びだ。それより先生好きな者同士で恋話すればいいじゃん。」
天「え!?明くんも先生好きなの?」
明『そうだよー。海阪先生って言って美人さん!』
天「私は尚春先生って言ってイケメンさんだよー!」
2人がキャッキャしながら恋話を始めたので、俺はベッドに座り壁を背にして手早く作業を終わらせてから明の夜更かしに付き合った。
→ Dance At The Moonlight
明『やほー。』
俺は傍に2個目のイヤフォンがなかったのでスピーカーにして電話を続けることにした。
一「寝ないの?」
明日から明と将は5泊6日の水泳サークルがあるはずなのにこんなことやってていいのか?
明『かーちゃんと一緒に旅行に行くって思うと寝られないんだよね!』
そういえばこの間の合宿もオールしたまま参加してたなと思い出す。
一「また酒乱パーティーでも開いてもらえば?もう3日経ったから栄美先生のポケットマネーはフルに戻ってるはず。」
明『でも、かーちゃん酔うとお気に入りの沙樹くんに構ってばっかでつまんない。』
そういえば海阪先生、沙樹のことが気に入ってるのかずっと話ししてたんだよな。
ピンポンちゃんぽんでは、ずっと沙樹とチーム組もうとして明と栄美先生と取り合いになってた。
一「なんであんなに気に入ってんだろな。」
明『知らないっ。でも雰囲気は栄美先生と似てるよね。』
2人の共通点といえば癖っ毛で三白眼で少し目つきが悪く感じるけど、関わってみると優しい。
けど、どっかにポカンと足りてない感があってそこが海阪先生の母性本能をくすぐるのかもしれない。
一「そうだなー。明もあの2人みたいにちょっと足りない感、出してみれば?」
明『足りない感…?単色あんまり好きじゃないんだよなぁ。』
と言いながら、タンスを漁る音が聞こえる。
そう言う意味で言ったわけじゃないが海阪先生に気に入られようと頑張る明が好きだ。
天「ひぃ兄、お風呂はー?」
と、2時間近く風呂に入っていた天が頭にタオルを巻いて出てきた。
一「作業終わったら入る。」
明『ん?天ちゃん?』
明の声に天が反応し、俺の目の前にあるテーブルに置かれた携帯に駆け寄る。
天「明くん!?」
明『天ちゃんじゃん!ほかえりぃ!』
天が明と話し始めたので俺は目の前の編集作業に集中していると、天が不思議そうにこっちを見てることに気づく。
天「ひぃ兄、何してるの?」
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天「私は尚春先生って言ってイケメンさんだよー!」
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