単純な俺たちのありふれた恋の話

みーくん

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単純に幸せを感じる

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 そして今、ベッドの上で向かい合ってお互いに正座をしている。

何か、改めて今からヤります。みたいな雰囲気がとてつもなく恥ずかしい。



「直樹。本当に大好き。」



 圭一郎に優しく押し倒されてキスを受ける。

最初は触れるだけの優しいキス。それが次第にどんどん深くなり、絡み合う舌の感触に再び幸せを感じて思考もストップする。くちゅくちゅと部屋に響く水音と快楽だけを拾っていく。



 大きな手が身体を優しく撫でていく。触れたら壊れてしまう宝物を扱うような優しい手つきだ。



「あぁっん・・・やぁぁ・・・。」



思いのほか甘ったるい声が出てしまい、慌てて口を塞いだ。



「直樹、だーめ。いっぱい声聞かせて。直樹の声さいこー。」

「や・・・だ・・。恥ずかしいから・・・。」

「大丈夫。可愛いよ。直樹の乳首かわいい。気持ちいい?」

「わ・・・かんない。けど。声が出ちゃうっ・・・」

「直樹、可愛い、可愛い、大好き大好きだよ。」



 圭一郎の優しく色っぽい声が腰に響く。



 時間の感覚すらも分からなくなる程に体中を愛撫され、夢の中なんじゃないかと思う程にふわふわした感覚に落ちていく。圭一郎の熱い吐息と俺の喘ぐ声だけが響いている。



「ひっ!!な、なにぃ????」

「ローション。・・・ここ、触るよ。」



 いきなり襲ってきたヒヤッとした物の正体はローションだった。

 俺は今、凄く恥ずかしい。何が恥ずかしいかって、うつ伏せにさせられ膝を立てて尻を突き出す体勢になっているのだ。



「圭一郎、これ恥ずかしいからヤダ。」

「大丈夫。こっちの方が直樹の負担にならないから。」



 そ、そうなの?俺の事を考えてくれてるの?でも恥ずかしいよ。



「ゆっくりするから、力抜いて。」



 力抜く?俺力入ってる??



 まずは1本、指が入ってきて中をじっくりとかき回される。

最初は違和感しかなかったけど、何か体の奥深くがギュッてなってきた。

いつの間にか、指は2本、3本と増えていった。



 あぁ、何だろう。もっと奥に入ってきて欲しいようなムズムズした感覚。気持ち良いようなむず痒いような・・・と感じていた時



「あぁぁ!!!! なに?なに今の!」

「ここが直樹の気持ち良いところか・・・」

「あぁ!ダメ!そこダメ!!何か怖い!!!」

「怖くないよ。気持ち良いんだよ。」



 圭一郎が同じ場所を何回も何度も擦るから、身体の奥底からブワーっと凄いのが湧き上がってくる。



「はぁぁぁ・・・だめ!!何かくる!凄いのくるから!やだ!」

「直樹・・・イって。」

「はぁぁぁ・・・ああああ。」



 イってしまった。

圭一郎は、手についた俺の吐き出した白濁をペロッと舐める。

・・・舐めるなよ。



「直樹のイク時の顔、最高に色っぽい。・・・じゃあ入れるね。」



 振り向くと圭一郎の欲情した瞳に体が疼く。

圭一郎のいきり勃ったものが俺の中にゆっくりと入ってくる感触にブルッと震える。



「う・・・はぁ~・・・。くるしっ・・・。」

「痛い?大丈夫?」

「痛くは・・・ない。大丈夫。」

「やっばい。直樹の中、気持ち良すぎる。」



 ゆっくりと俺の中が馴染むまで動かずに待ってくれて、その間も背中に沢山のキスを降らせる。

奥の方がムズムズと疼いてきた俺は、また考えるより先に気付いたら言葉を発していた。



「けぃいちろぉ・・・うごいて・・・おく、いっぱい突いて・・・」



 それから圭一郎は理性を飛ばしたように腰を振り、俺のイイ場所を執着に突くから押し寄せる快楽の渦の中で何度も果て意識を飛ばした。



もっとチューして。

ギュッてして。

離れたくない。



 なんて甘えた事を散々口走ってしまった記憶も薄っすらあるけど・・・まぁいいか。



 目覚めてから確認すると、圭一郎は結局のところ五回も俺の中にぶち込んだらしい。まあコンドームを着けてたから中には出してないんだけど・・・・絶倫か!



 俺は足腰バッキバキで声もガラガラだぜ。立てないぜ。



 でも、それ以上に幸せを感じている。凄く優しくて、たくさん甘やかしてくれた。



 圭一郎に後ろから抱きしめられ、とてつもない幸せを感じている。こんなに幸せを感じるエッチは初めてかもしれない。動けないけど。



「直樹。無茶し過ぎた。ごめんな無理させて。」

「は?何言ってんの!俺、今めちゃくちゃ幸せ感じてる。」



 満面の笑みで答えると「その可愛さは凶器だな」と言って何度もキスをされた。



いや、俺を可愛いなんて言うのはお前だけだろ。



「圭一郎。俺もちゃんと好きだよ。」



 気持ちは言葉にしないといけない時もあると思う。俺たちはもう一線を越えてしまったのだから、自分の気持ちに素直になればいいのだ。



「直樹。言ってなかったね。」

「何を?」



「俺は直樹が大好きです。俺と付き合ってください。」

「はい!喜んで!!」

「・・・お前、居酒屋かよ!」



 この日、圭一郎と恋人同士になりました。

 俺の優しくてカッコいい彼氏。これからよろしく!



 余談だけど、俺はそのまま泊まることになり、結局寝る前にもう一度イタしてしまった。次の日休みで良かった。





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