風の傷 9v 短篇

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宮本 と わたし

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飲み会で、わたしを、隣にして
交通課の谷川と飲む
ジョージと わたし


コーヒーなので、喫茶店である

たまにビールというおしゃれな
バーデンのある喫茶店。

「すいません、死にます」

宮本という得意体質者が、
飛び込んでくる

宮本とは、出会って二か月の
飲み仲間である

あと週五日の給料のように
自殺するらしい。

新芽が、熱い季節で、
ニュースのおかげで、
彼の得意体質が、叶い

ニュースの死神に就職が、決まる

自殺してニュースの余白を稼ぐ仕事

しょうがなく自殺して金を稼ぐという
五万の給料で、生活してゆく。

多くのものは、この生活に慣れず
精神的な病になるものまで、いる

バディ制度が、きつい交通課は、
わたしにまた連れてきたのですが、
依頼だと訂正する

宮本は、交通事故で、今日も
死んだ

ニュースの表沙汰では自殺しているのに
表沙汰で、食事するとは、
いかんせん馬鹿なやつだ。

こちんとわたしは、拳骨を入れる。

シュッ術をする 足元に術式をする

息の荒い 宮本に黙ってくれと
LINEをする

試みる必要は、ない
宮本は、ニュースの裏側では、
自殺のプロの記者だ。

とにかく自殺を試みる

こんどは、経済の格式の高い
50…階の高いビルからの
自殺だ。

義母さんが、泣き叫ぶ
今度は、ほんとだと
醤油をぶつまけて

親の不幸のない子と義母は、言った。
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